名の由来「藤沢秀行」さんの死

自分の名の由来である人物で有名な棋士(囲碁)の藤沢秀行さんが09年年5月に亡くなりました。

父親が大の囲碁ファンで、自分にその想いを託したのでしょう。ちなみに自分は三人兄弟の二男。兄は祖母から一字をもらい命名され、二男の自分の時には父親の意思で命名できたのがその理由ではないかと推測します。しかし少年時代の自分は囲碁には全く興味を持たず、大人になるまでこの人物には無関心でした。父親は落胆したでしょうね。30歳を過ぎた頃から、少し気になり始め、彼が題材のテレビ番組などは見るようになった気がします。

この「藤沢秀行」なる囲碁界の巨星を表現した言葉として…

「天才と狂気」「破天荒」「問題行動」「破滅的」「ギャンブル狂」「借金王」「囲碁界最悪の酔っ払い」など。かなり型破りな人生を送ってきたと思われます。
しかしその反面後進の育成に力を注ぎ、彼を「秀行(しゅうこう)先生」と慕い師と仰ぐ棋士は数えきれません。固くて手厚い囲碁を目指した棋風と、精神性を強く求めた後進育成。それでいて人生は真似しちゃいけないことだらけ。
そんなことを1963年に自分が生まれた時点で、父親がどれほど意識していたかは不明ですが、この方のお言葉は、やはり自分の心に響くのです。

▼藤沢秀行先生の残したお言葉
戦って戦って戦い抜けと言っている。
戦いを避ける技は、
後になってからでも身につく。
体調のいいときに戦うのは当たり前の話で、
戦えないような状態でも戦える男にならないといけない。
計算のできる人生なんておもしろくもなんともない。
危険な芽を摘むことは、可能性の芽も摘むことでもある。

▼これは死の直前に書かれました。もう喋れなくなってからのことだそうです。
「強烈な努力」
この言葉は重いです。シンプルですが限りない可能性を求める言葉だと感じます。とんでもないパワーですね。「まだまだ死ねんよ、君は。」と言われた気がしました。
以上、自分の名前の由来である人物のお話でした。