風が吹くとき…を思い出す。

風が吹くとき
 
風が吹くとき「When The Wind Blows」は同名の原作および1986年に映画化されたフィルム作品。イギリスの片田舎に住む年老いた夫婦「ジム」と「ヒルダ」は平穏な年金生活を送っている。ある日、ラジオニュースで「核戦争が近づいている」ことを知り、政府から配られたガイドパンフレットに従い、手製のシェルターをこしらえ身を隠す。敵国の攻撃…もの凄い光とともに風…シェルターで難を逃れ、日常を取り戻したかに思えた二人。でも、放射能の風を浴びた二人の身体は次第に弱ってゆく…。
 
日本において戦争や原爆のことを考えれば、このような「のんびりした」作風では描ききれない悲惨さだったことは間違いない。でも2012年の日本で現在進行している原発問題についても、なにか相通じるものを感じます。国家政府や州当局をただただ信じ続ける老夫婦の姿に、身近な人の姿がダブらないだろうか。
 
原作・脚本:レイモンド・ブリッグズ(スノーマン等で知られる世界的絵本作家)
音楽:ロジャー・ウォーターズ(元ピンク・フロイド)
主題歌:デヴィッド・ボウイ
日本語版監督:大島渚
声:森繁久彌 加藤治子
 

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