1991年に日産自動車が発売した「フィガロ(Figaro )」は、コロンボ警部の愛車「プジョー・403コンバーチブル」の可愛さに通じるものです。専門的には「ハードトップ」と「ソフトトップ」の違いなどはあるでしょうが。
日産自動車は1980年代後半から、「Be-1」「パオ」「フィガロ」と立て続けにユニークな車を発売していました。その中でもこの「フィガロ」のデザインは特に好きでした。「フィガロ」という車名は、イタリアやフランスを連想させます。モーツァルトのオペラ「フィガロの結婚」の主人公の男性の名前でもあります。
さてこの日産自動車「フィガロ」は現在も中古車市場で見つけることができ、およそ100万円代後半〜買うことができるようです。状態の良い個体やレアなものは300万円〜500万円の高値をつけていました。これはすごいことだと思います
2021年はちょうど発売から30年を迎えるわけですね!この先もずっと残って欲しい車だと思います。刑事コロンボもそうですが、ファンを持つということは素敵です。
失礼ながらフィガロとプジョー403カブリオレではデザイン・開発コンセプト、立ち位置が全く違います。フィガロは大衆車マーチをベースに特別な内外装、ペイントをあしらったバブル時代の高価なスペシャルティカーです。
かたやプジョー403カブリオレは普通量産車の屋根を切ってソフトトップをかぶせたバリエーションに過ぎません(ドイツでのビートルカブリオ、ゴルフカブリオのようなもの)。
日本車になぞらえたければ、マーチカブリオレやカルタスコンバーチブルのようなものですね。
ぼろんこ様のブログ本文は、
>・・・「フィガロ(Figaro )」は、コロンボ警部の愛車「プジョー・403コンバーチブル」の可愛さに通じるものです。専門的には「ハードトップ」と「ソフトトップ」の違いなどはあるでしょうが。・・・
であり、あくまでも私の感想では、間違ったことはおっしゃっておらず、まったく違和感ありません。
最近の若い世代の言い返し方の流行り言葉に、「それはあなたの感想ですよね」というのがありますが、そう問われれば、確かに私の感想に過ぎませんが・・・。
プジョー403はバリエーションの中にピックアップトラックもあり、オープントップ仕様は設計当初から想定されていたものと思われます。(量産ベルリーナの)屋根を切ってソフトトップをかぶせたバリエーションに過ぎない、というわけではないと思います。
日産「フィガロ」は、確かにコロンボの愛車であったプジョー・403と共通する雰囲気がありますよね。
モーツァルトの歌劇「フィガロの結婚」に因んだネーミングだそうですが、イタリアのセビリアが舞台のオペラですから、イタリア系設定のコロンボの愛車という意味でも似合っていますね。
エリック・クラプトンの愛車として有名でもあり、そのレトロなデザインが、今でもイギリス他、世界中で人気があるのも納得です。
この車とは直接関係ありませんが、私は若いころ、イタリアを代表する工業デザイナーであったジウジアーロ氏がデザイン担当した、いすゞの「ジェミニ」(オペル・カデットと同デザイン)や「117クーペ」の姿に心底惚れ込んで、両車種とも中古車を購入して乗っていたことがあり、日産「フィガロ」が初代「マーチ」(K10型)をベースとしていて、その初代「マーチ」のデザイン担当が他でもないジウジアーロ氏であったため、彼のDNAをしっかり引き継いでいる美しい姿だと、初めて「フィガロ」を見たとき、瞬時に感じたものです。
日産「フィガロ」のコンセプトは、「日常の中の非日常」なんだそうで、その意味でもコロンボと相性ぴったりでしょう(笑)。
はじめまして。
刑事コロンボが好きすぎて、繰り返し観ています。
車もFIGAROに乗っています。
Mikaさん>な、何と嬉しいコメントでしょう!そうでしか、感激です。