12話「アリバイのダイヤル」

The Most Crucial Game / 1972

犯人ポール・ハンロンの殺害動機

スーザン・ホワードフットボール・チームのゼネラル・マネージャー、ポール・ハンロンがオーナーのエリック・ワグナーを殺害。私の考えでは「動機が不十分」。おそらくハンロンは、大金持ちで球団オーナーのエリックを殺害した後、エリックの妻シャーリー(スーザン・ホワード)と再婚し、お金とスポーツ施設の支配権の両方を手に入れるという壮大な未来像を描いていたのか…。とすれば頷けます。

俳優ロバート・カルプの魅力

ロバート・カルプこの「アリバイのダイヤル」という作品、フットボールスタジアムを背景に、大きなスケールで描かれていますが、何と言っても一番の魅力はゲストスターの「ロバート・カルプ Robert Culp」の演技。数多い刑事コロンボのゲストスターの中で、最も重要な俳優の一人です。

ロバート・カルプが毎回同じファッションをしている件

アリバイのダイヤルのロバート・カルプこれはかなり味の良いトリビアです。ゲストコメンテーターさんが発見してくれました。ロバート・カルプが犯人役を演じた3作品ですが、何といずれも「同じ服を着ているのです」。→詳しくは「ロバート・カルプが毎回同じファッションをしている件」をご覧ください。

刑事コロンボマップ:ポール・ハンロンのコロシアム

詳しくは知りませんが、このロバート・カルプを起用するという前提で、話が展開してゆくと言っても過言ではありません。作品の良し悪しとしては、秀作の4話「指輪の爪あと」を上回るかどうか判断できませんが、今回のカルプは「指輪の爪あと」を凌ぐ迫真の演技です。

「目で語る」演技の応酬

ピーター・フォーク話の流れや細かな点はさておき、今回の主題は「目で語る」演技でした。ハンロンが犯行後に、オフィスに戻り、冷や汗ものでコーチを利用したアリバイを完成させたときの目。コロンボ警部がハンロンのオフィスを初めて訪問するシーンで、警部から「矛盾をつかれた」後の目。

そして最後に、ハンロンの犯行を暴いたコロンボとハンロンの目での語り合い。これらの演技を発見できなければ、この作品の良さは理解できない気がします。

数々の布石

置時計の音がアリバイ崩しの決定打となりますが、「時計が壊れていた」と開き直ることも十分できたでしょう。しかし、もう逃げられない…。と観念させるシチュエーション作り、これがコロンボ警部の真骨頂なのです。それには、数々の布石が存在します。よく見ると、画面背景に何度も登場する置時計。「カルキ臭のしない不自然さ」から始まり、「インターフェアー後の電話」「アイスクリーム売りの車」の発見など。

犯人の「気がかり」を「手がかり」に

キャシー・ケリー・ウィジェットそして最も強烈だったのが二日でクビになった秘書をとの関係を突き止めたことでしょう。場面を振り返ると、何気なく新しい秘書(キャシー・ケリー・ウィジェット)とハンロンの会話「ロゴージンさんから何度も電話がかかって来ています」「今日は多忙を極め、電話には一切出ない」という些細な手がかりにしっかり聞き耳を立てていたのです。

一度見ただけでは気付きにくい、ピーターフォークのさりげない演技。

さらに、強烈な一打。これが最大の打撃です。ハンロンはどんな場面でも、フットボール中継のボリュームを消さないのに「カルキ臭のしない不自然さ」を見抜かれた時に、音を消した。それを初訪問で見破っているコロンボ警部。脱帽です。このシーンを見返すと一瞬コロンボの顔が変わって、「今は、これ以上お邪魔しません」と聴取を切り上げています。明らかにハンロンを犯人だと断定した瞬間だと思われます。

見事なエンディング描写

最後のシーンでは、このような今までに遭遇したことも無い程の頭脳と観察眼を持ったヨレヨレ刑事に、崖っぷちまで追い込まれ、その表情により「自分が犯人でございます」と言わされたハンロン=ロバート・カルプの演技が圧巻、というわけです。テープレコーダーが再生し終わり、空回りするエンディングは素晴らしかったですね。

ディーン・ストックウェル

ディーン・ストックウェル殺害されたエリック・ワグナーは、倒れ方が見事!演じた俳優はディーン・ストックウェルです。雰囲気が変わっていて気付きにくいのですが、29話「歌声の消えた海」(ゲスト俳優:ロバート・ヴォーン)で濡れ衣を着せられたバンドのピアニスト「ロイド・ハリントン」と同一人物です。

ヴァル・アヴェリー

ヴァル・アヴェリー盗聴器を仕掛けた探偵のラルフ・ダブス役は「ヴァル・アヴェリー」で、この他にも、5話「ホリスター将軍のコレクション」貸ヨット屋のオヤジ、25話「権力の墓穴」の前科者アーティ・ジェサップ、34話「仮面の男」のシンドバッドのオーナー「ローウィ」も演じました。

盗聴された場所について

ディーン・ジャガー盗聴されていた場所は「ワグナー邸」「ハンロンの事務所」の2箇所。ワグナー邸を盗聴させたのは弁護士のウォルター(ディーン・ジャガー)、ハンロンの事務所を盗聴させたのは誰かは言及されていないが、これもおそらくウォルター。ダブスが白状したと思われます。

勘違いしそうになりますが、スタジアム内の専用ボックス席は、盗聴されていません。ここは、ロケットの試合がある時だけ使われる部屋で、ハンロンのオフィスは別の場所です。

リゾコーチは

ジェームズ・グレゴリーフットボールチーム「ロケット」のリゾコーチは、8話「死の方程式」のバックナー社長も演じた、ジェームズ・グレゴリー。人間味が感じられるキャラクターです。派手な赤いジャケットがよく似合っていました。

ヴァレリー・ハーパー

ヴァレリー・ハーパーイブ・バブコップ(別名:ロゴージン)を演じたのは女優「ヴァレリー・ハーパー」です。軽いノリで楽しいシーンを作ってくれました。素敵な女優さんです。

旅行会社のフレモント氏

リチャード・スタルハンロンのモントリオール行きの旅行の予約を調べに行った旅行会社の場面。コロンボが靴擦れで足が痛いこともあって、活気のない会話になってます(笑)。面倒臭そうに接客する人は「リチャード・スタル」という俳優さんで、18話「毒のある花」でも旅行会社のボス、21話「意識の下の映像」にも登場しますので要チェックです!

クレメンス刑事はクリフ・カーネル

クリフ・カーネルエリック・ワグナーの邸宅で「らんちきパーティ」発言をするクレメンス刑事は俳優クリフ・カーネルです。9話「パイルD-3の壁」、34話「仮面の男」にも出演しています。

クリンゴン人マーラ

スーザン・ホワードエリックの妻を演じたスーザン・ホワードは、宇宙大作戦(スタートレック)の「宇宙の怪!怒りを喰う!?」で、クリンゴン人の女性マーラ役で出演しています。画面に登場した初めてのクリンゴン女性らしいです。これはすごい発見!

コロンボ警部持参の魔法瓶

コロンボ警部の魔法瓶ラストシーンのスタジアム内の専用ボックスで大きなバッグからテープレコーダーと一緒についでに取り出す魔法瓶。カップ(蓋)が赤くて、本体がアルミ色です。コロンボ警部の私物「魔法瓶A」とします。これは21話「意識の下の映像」で映写技師のロジャー・ホワイトのアイス・ティーが入った魔法瓶、22話「第三の終章」でマロリーさんの殺害現場で、冷めたコーヒーをもらう魔法瓶と同じだ!
→刑事コロンボと魔法瓶

エリック・ワグナー邸はケン・フランクリン邸と同じ

エリック・ワグナー邸は、この他にも「構想の死角」のケン・フランクリン邸としても登場します。長年スタール邸だと勘違いしていましたが、ベルエア地区にある別の家で、「権力の墓穴」のマーク・ハルプリン次長宅に近いです。
エアオールウェイの豪邸

エリックワグナー邸
ポール・ハンロンがアイスクリームの車で訪れるシーン(左)。グーグルアース(右)で見た、この道沿いに車を停めたのだと思われます。個人情報になりますので、現在の家の形は掲載していません。

刑事コロンボマップ

オーシャン・サイド・イースト・カフェ

Ocean Side East Cafe12

Ocean Side East Cafe41

探偵ダブスとコロンボ警部が会う店は、「オーシャン・サイド・イースト・カフェ」です。駐車場の階段を降りた所にお店があります。この階段は41話「死者のメッセージ」で犬の散歩中にアビゲイル・ミッチェルに出くわす、海岸沿いのデッキと同じ(あるいは近い)場所です。手すりの色が違いますが、5年経っているので、取り替えられたのかな。

監督:ジェレミー・ケイガン
脚本:ジョン・デュガン

ポール・ハンロン:ロバート・カルプ(声:梅野泰靖
エリック・ワグナー:ディーン・ストックウェル(声:森功至)
シャーリー・ワグナー:スーザン・ホワード(声:武藤礼子)
ウォルター・キャネル弁護士:ディーン・ジャガー(声:真木恭介)
ラリー・リゾ コーチ:ジェームズ・グレゴリー(声:富田耕生
イブ・バブコック:ヴァレリー・ハーパー(声:荒砂ゆき)
秘書:キャシー・ケリー・ウィジェット
探偵ラルフ・ダブス:ヴァル・アヴェリー(声:塩見竜介
クレメンス刑事:クリフ・カーネル
旅行会社のフレモント:リチャード・スタル(声:谷口節
フットボール実況(声:塩見竜介)
副検視官:ドン・キーファー

加筆:2023年1月14日

“12話「アリバイのダイヤル」” への128件の返信

  1.  コロンボがバブコップさんのところを訪ねるシーン。刑事と告げると、顧客が焦るシーンが笑えます。
     このとき流れてるBGMは、意識の下の映像のスーパーマーケットのシーン、第三の終章のラスト近くでグリーンリーフが映画(ビデオ?)を見てるシーンでも流れてますね。
     使い勝手の良いメロディだったのだと思います。

    1.  この曲、野望の果てで、ヘイワード夫人が、サプライズ誕生パーティーの前に、ひとりで飲んているシーンでも、BGMで流れていますね。
       このときは、作中で彼女自身が、この曲を聴きながら飲んでいます(スイッチを捻って曲の再生を停めるシーンがあります)。そんな、ステレオで再生して聞くような曲でもないと思いますが 笑

  2. ハンロンは前半、コーチに「判断に迷う事があったらフィールドから電話しろ!俺が決めてやる!」と言ってたが、本当に電話されてたらアリバイが崩れてましたね笑

  3. ロバート・カルプが、アイスクリーム売りに変装した時の足下は、アディダスのスタンスミスに見えます。確信はもてませんが、かなりスタンスミスの雰囲気に感じます。スタンスミスの最初の発売が1965年ですので、年次的にはあり得なくはないかと。

  4. 毎日コロンボ、楽しんでいます。
    細かい話で恐縮ですが…秘書は二日でなく三日でクビになったと探偵がコロンボに話しています。
    日本語音声のみの情報です。間違っていたらすみません。

  5. 初めて投稿いたします。
    コロンボはカーラジオのフットボール中継を聞き逃すまいと中々愛車から離れず、検視官は「家に客を待たせてる」とのたまって露骨に帰りたがってる‥。しまいにはコロンボが「フットボール行ってくる!」とボケるなど、数あるコロンボ作品の中でも「アリバイのダイヤル」の臨場シーンの緊張感のなさはピカイチ⁈だと思います。
    面白いのは車から降りて来ないコロンボを呼びに来た警官が「ホトケを移すのにOKが必要なんで‥」と言っているところ。まさか英語では「仏」とは言ってないと思いますが、我々日本人には「死体」よりは生々しさが和らぎますし、その方が緊張感のないこの後のシーンにもマッチしますね。さすが額田さんです!

    1. めっとさむさん、楽しいコメントをありがとうございます。「ホトケ」という業界用語?、面白いですね。

  6. 原題のダブルミーニング(素人翻訳家の見方)
    原題は「最も大事な試合」の日に犯人が起こした事件です。Gameは試合という意味ですが、「獲物」という意味もあります。GMの犯人にとって自分を嫌ってる遊び人のオーナーは殺すしかない「最も重要な獲物」だったのです。Gameが試合と獲物のふたつの意味がかかっていると思います。ギャビン・ライアル作の冒険小説「もっとも危険なゲーム」は「(殺人)ゲーム」と「(狙われている)獲物」の二つの意味があります。しかし他の方が指摘しているように冒険小説へのオマージュではないと思います。二枚のドガの絵のFramingと同じダブルネーミングですね。

    1. HiroBRZさま

      なるほど!アメフトのgameと、犯人ポールからみた被害者エリックは獲物でgame….。今回題名に着目していなかったのですが、HiroBRZさんのコメントのおかげで気が付いたことがあったので私ももう一点。

      この回はなんとなくコロンボがずっと『おかしい、おかしい』と、落とし切れていない、何が足りないのか?と・・・いつも通りの追求は変わらないのですが、わざわざ言葉にして「もう少しだけど、足りないことが」と言わせてるところもあり。(自分のコメントの繰り返しになってしまいますが)いつもに比べてみて丹念に推理をしているように感じ…ということで、この題名に戻るのですが、『犯行の真実』という獲物を追い詰めて攻めていくコロンボにとってのgame(勝負、駆け引き、獲物)、という意味も加えてトリプルミーニングもありかな?と思いました。

      1. コロンボの獲物はいつも殺人犯です。彼は時々正義感や怒りをむき出しにして犯人を糾弾・追及します。コロンボは勝負・駆け引きでなく殺人犯を獲物としてとことん追い詰めますね(多少の例外はあり)。そうですね。コロンボシリーズの犯人は色々なトリックを使って被害者を殺害する。それに対してコロンボも色々な心理的なトリックや時には証拠捏造して犯人を追い詰めていく。狩ったものが狩られるというのが常にある構造ですね。

  7. 確かに!ぼろんこさんおっしゃるように「動機不十分」というか私にとっては「不鮮明」でも、どなたかが言われていたように、先を見越してジュニアを殺してもっと自分の権力を盤石なものにしたかった、ということはあるかもしれないなと思いました。

    この回で一番心に残ったのは、リゾという人物の温かさ。親となさぬ仲の放蕩息子のいろいろな行いに対して愛のある言葉。ウオーターベッドでダラダラ過ごす放蕩ぶり、どうやら妻がいるのにみだらな女遊びをしている様子を散々見せられた後でもその死を知ったリゾの落胆ぶりを目にして、エリックにも気にかけてくれる人がいて、色々悩み多い生涯だったんだなと胸がつまる思いがしました。

    この回はコロンボの推理の過程が丹念に描かれていたように感じられました。
    「あともう少しだけど途中からが詰められない」と言うようなことをぼやくシーンが印象的です。いつも思いますが、裁判ではもしかしたらとぼけるような言い逃れを試みる場合もあるかもしれないけれど、今回の「時計の時報がはいっていませんよね?この部屋でかけたのだったらはいっているはずなのに?」という部分で落とす!私が犯人だったら白目向いてぶっ倒れてしまうくらいお見事な、犯人の観念するに足る「落としどころ」がコロンボならではの名人芸だなぁとうなってしまいます。

  8. あのころのテレビドラマの制作関係者は、後世の人から、こんなにも重箱の隅を楊枝でほじくるように、高画質で何回も何回も検証されるなんて、思ってもみなかったでしょうね。テレビ放送は基本的に視聴者と一期一会、再放送を観られたらラッキーみたいな感覚で、日本でもビデオ収録のドラマは、あの当時、ほとんど放送局で上書きして消しちゃってたくらいなもので、ここまで文化的価値を持つなんて想像していた人は少ないでしょう。おそらく細部の矛盾には目をつぶり、初見のフィーリングと勢いを大切に制作していたと思います。
    同じように自分の青春時代の過ちを、死んでから神様に、映像で根掘り葉掘り検証されたらいやだなあ(笑)。
    だけど、今回は好きな回でした!!

    1. 音頭丸殿様の若き日の浮気のアリバイ工作も、後々きっと検証されて崩されることでしょう!!
      その時には潔く罪を認めなさい!!
      盗聴テープによる工作はもはや通用しませんから・・・って今思ったんですが、「刑事コロンボ」旧シリーズで、アリバイ崩しのエピソードって、意外に少なくありませんか?
      他の回で、アリバイ崩しから逮捕するって話、ありましたっけ?

    2. 青春時代の回顧で思い出すのは予備校の有名教師が、「夜な夜な見る妄想を白日の下に晒されたら恥ずかしくて君たち生きていけないだろう」と宣ったことです。
        青春時代のあれこれを巻き戻しのテープで見たなら「もうやめてくれ」と叫ぶこと必定です。 
        ところがコロンボは50年経った今でも視聴者を魅了しています。「古くさい」「荒唐無稽だ」などと見捨てられることなどない。コロンボ制作陣もこれだけ異国で話が盛り上がっていることを知れば・・・・・制作者冥利につきるでしょう。

  9. 夏でもコートを着ているコロンボ。コートと車に犬にかみさんは必須アイテム。最後に犯人があっさり落ちるカタルシス。 変化球無しがコロンボのいいところ。これからも名作が目白押しで楽しみです。(一度50年前に見ているはずだがほとんど忘れている)

  10. 1.私立探偵が盗聴器を外しに来るシーンでコロンボ以下警察が待ち構えています。どうしてあの日に外しに来ると分かったのでしょうか? 何人もで張っている根拠は何か?
    2.それとよく分からないのは父親の弁護士が私立探偵を雇って盗聴させたこと。二人の間に不穏な物を感じたのでしょうか?
    3.電話盗聴を犯人が知っていてそれをアリバイ作りに利用したようですが、いつ犯人は電話が盗聴されていると知ったのか? その方法は?
    4.盗聴器を仕掛けた女性(売春婦?)は犯人の事務所に秘書として雇われていてそこからさらに息子(殺された人)の秘書になって盗聴器を仕掛けたようだがこのあたりの事情は?
    5.アイスクリーム屋の衣装はどうやって調達したのか? 誰かから借りたのか自作したのか? アイスクリーム屋を疑ったのなら当然このあたりの周辺捜査もするべき。
    6.電話の通話記録は公衆電話からでは残らないのか? 公衆電話にも電話番号があって当然どこからの通話か分かりそうだが? 当時のアメリカでは日本とは違うのか?
    7.そもそも殺人の動機は何? どうして殺す必要があったのか? 息子はお飾りで経営はかなり自由に任されていたようだし事業拡大は息子の反対があっても可能だったのでは?
    8.プールで泳いでいなければ飛び込みで頭を打って気絶後に溺死というストーリーはそもそも成立しない。ちょうどプールに入っていなければ(リビング、トイレ、ベッド)氷で殺し凶器を溶解させるトリックも成り立たない。「プールで頭をはっきりさせろ」と電話で指示してもその通りに被害者が動くとは限らない。
        などなど疑問はありますが相変わらずコロンボは面白い。ただ「指輪の爪痕」の犯人が再び登場で、いつもイライラして表情は険しく怒鳴り散らすのは前回と全く同じで二人がダブってしまい配役としてはどうだったのか? 尤も当時は1年経ってから放映されたようで視聴者は余りそんなことは思い出さなかったのでしょう。連続してみる故のいらぬ気づきどころですね。

    1. 自己レスです。もう一度見直してみて1については理由が分かりました。
        ラジオの雑音から電話盗聴の確信を持ったコロンボは、「明日、鑑識が来る」とハンロンに告げることで誰かが今夜外しに来るとふんだのですね(コロンボはハンロンが盗聴器をつけたと考えていた)。 それ故夜に待ち構えていた。
        私があのシーンを唐突と感じたのはコロンボが「この電話は盗聴されている」と気づいたことを分からなかったからです。あのシーンでは盗聴器取り付けの下手人であるハンガリー女性からハンロンに電話もあり、弁護士も初登場で色々な要素が伏線になっていたと見直してやっと分かりました。いやいや複雑でもう頭がついていけません。 

      1. 1.明日一番に、鑑識が来るので、ウォルターはその前夜に撤去させた。
        2. 弁護士のウォルターはエリックが堕落した原因が、ハンロンの仕業(会社を乗っ取る目的)であると睨んでいた。
        3.4.ウォルターが盗聴目的で探偵ダブスを雇い、ダブスがバブコップを秘書としてエリック邸に侵入させた。バブコップはそのことを反論に密告し、情報料を請求した。
        5.衣装どころか、アイスクリーム売の車を入手の方がもっと困難。冷凍車であれば、魚屋でも良かったかもしれませんが、アイスクリーム屋の方が絵になりますね。今回の主題が「ダイヤル(電話)」なので、大目にみましょう。
        6.通話記録については、毎回議論の的になりますが、これも大目にみましょう。
        7.エリックはハンロンを疎ましく思っていて、クビになる危険を感じていた。深読みかもしれませんが、ハンロンは妻シャーリーに好意を持っていたかも。
        8.エリックは日常的に深夜まで酒を飲み、朝起きたら酔い覚ましにプールでひと泳ぎする習慣があった。

        これらは、ぼろんこの推測を含みます。

        1. アイスクリーム屋さんの販売車については、ハンロンがスタジアムでの営業権の認可に権限を持っていた、という解釈はどうでしょう。「来シーズンだけどさー、ちょっとお宅厳しいんだよ。」とか言って、販売員の制服とか指定の駐車場に止まっている販売車を借り出す裏取引をしていたとか・・・

        2. ぼろんこさん、丁寧な返信有り難うございます。面白い物語を作るには現実を超えた脚本も脚色も必要なんでしょうね。一度見ただけではよく分からないので何度も見直すのもコロンボの魅力の一つです。
            ところで「黒のエチュード」の最後ですが、日本語吹き替えでは「チャオ」になっていますが、英語では「Frank, gentle..」と聞こえるようです。
            おそらく最後は「gentleman」と言おうとしているのでは?と思いましたがいかがでしょうか?

  11. つまらないコメントですみません。
    事件の翌日のワーグナー邸で新しい秘書さんが何度もかかって来る電話の応対に大わらわになっているシーン、コロンボがラジオの雑音から電話の盗聴に気づくシーンですが、ラジオから流れてくる音楽、モーツァルトのアイナクライネナハトムジークですがもしかして黒のエチュードのアレックス指揮のハリウッドボウルコンサートの放送ではないでしょうね、ははは。
    それからアーティジェサップ役の俳優さん、今回は私立探偵役でしたがアーティの時と違って結構きれいな発音でした。役柄に変えてしゃべり方も変えるんですね。原語字幕で見ているといろいろな発見があります。

    1. 素晴らしい発見ですね。あの曲は間違えなく、アレックス指揮・南カリフォルニア交響楽団のハリウッドボウル音楽堂のコンサート録音でしょう。
      「黒のエチュード」ではTVでしたが、FMでも放送されたとは知りませんでした。

  12. 第二シーズンは、第一シーズンのヒットを受けてより豪華なスターを犯人役に集めて華やかな話題を提供した、と思いました。

  13. 私も、細部はともかくとして全体の雰囲気に魅力を感じ、何回でも観たくなる大好きな回です。
    ただし、肝心な決め手については、以前「当日は時計が故障していたと言えば終わりそうですが」とコメントされていた方がいらっしゃいましたが、やはり私も同感です。
    69話(最終話)「虚飾のオープニング・ナイト」では、犯人が「ポケベルが鳴らなかったのは電池が切れていたから」と言い逃れして、コロンボを一応納得させて帰したぐらいです。
    今回決め手となった時計がクォーツ式であれば、
    「当日その時間は電池が切れていた」とでも言えばいいでしょうし、
    仮にゼンマイ式であったとしても、
    「巻くのを忘れていたので当日その時間には時計が止まっていた」
    と説明しておけば済みそうです。
    「刑事コロンボ」の犯人たちは、私と違って総じて往生際が良いですね(笑)。
    殺人という犯罪に、美学も何もあったもんじゃないと考えてはしまいますが・・・。

  14. 初回放送のこのエピソードから見始め『こんなに面白いドラマだったのか。そりゃ流行るはずだ』と思ったので、とても思い入れのあるエピソードです。この回でいつも不思議に思うのはアイスクリーム売りの小道具をどうやって手に入れたのかってことと、あとスタジアムに停めてある車がキー挿しっぱなしなのか直ぐに運転できることで、普通そこから足がつきそうな感じがします。あとLAレイカーズのバリバリのメンバーが一瞬出てるのですが、ルロイ・エリス、ハッピー・ヘアストンとかジム・マッキミランとか、英語音声では見たことがないのですが多分元々の発音に近いんじゃないかなと思います。

    1. 疑問点のご指摘については、まったく私も同感でした。
      どうも、刑事コロンボに限らず、あの頃のテレビドラマは、ストーリー的には「神は細部に宿る」(God is in the details.)の真逆を確信犯的に実行していたようでもあり、しかし、だからこそ、現在では失われた斬新な発想や活力が生まれていたような気がします。
      >ルロイ・エリス、ハッピー・ヘアストンとかジム・マッキミランとか
      ドラマで使用されていた実際の試合の映像が、現実にはどの試合だったのかも気になりますね。

  15. 入るべき時報が聞こえるかどうかで場所の偽装がバレる、というのは日本では69年にTVシリーズが放送された
    「プリズナーNo.6」
    の傑作回でも使われていますね。
    なんとこれを名前にしている方が書き込んでおられますが、このことについての言及は無いようです。

    1. 月氏様

      刑事コロンボのストーリーでパトリック マクグーハン
      が出演している回が大好きで、恐れながら名前に付けさせて
      もらいました。
      YouTubeに英語ですがプリズナーNo.6がアップされていますね。

      1. プリズナーNo.6様、
        マクグーハン良いですね、いかにもアイルランド系で。今検索したら2009年に亡くなっていたと知りました。
        僕は10年以上前に吹き替え版のDVDBOXを中古屋で発見して買いました。(^^:

        1. 月氏様

          私もプリズナーNo6.のDVDボックス買いました。
          当時、NHKで放送したんですね。
          ちょっと、難解なドラマですが、村の雰囲気
          とかすごくすきです。

  16. こんにちは、
    アメリカのドラマシリーズでコンバットも好きなのですが
    一番好きなストーリーにディーン ストックウェルが
    ゲストスターとして31話 「生きて帰れない」に
    出演していますね。
    あと、ロバート カルプも27話「敵前逃亡」にゲストスターで
    出演しています。
    どちらも当時スターだったんですね。

    1. 追伸
      コンバットではその他、以下の俳優さんが出演されていました。
      「もう敵ではない」 レナード ニモイ
      「老兵は死なない」 エディ アルバート (ゲスト スター)
      「お人好しはロバ」 ロディ マクドウェル (ゲスト スター)

    2. ディーン・ストックウェル氏の訃報が届いてます。
      先月7日、享年85だそうです。

      1. ヴォロージャ・ウリヤノフ様

        ほんとうですか!
        残念です。「生きて帰れない」ではすごくカッコイイ
        役で、ファンになったのですが。
        もう一度、今日はもう一度、コロンボとコンバットを
        観直します。

  17. ディーン・ストックウェルは、デヴィッド・リンチ作品の、まつ毛ビシバシ不気味おじ様として印象的です。ロバート・カルプはレッドフォードに似てますね。
    今作は唐突に終わるのがカッコいいですね!

  18. 初めて投稿します。最近こちらの素晴らしいサイトを発見しエピソード見るたび拝見させていただいてます。中学生の時初めてNHKで見て以来のコロンボファンです。アメリカに住んでいた約20年間放送のあるたび録画して旧・新シリーズ楽しんでいました。引っ越しでビデオは全部処分してしまい、最近DVDで旧シリーズ全話を入手しほとんど毎日見ています。英語で聞くコロンボもなかなかいいのですが、小池さんの吹替えと言うより演技が日本人向けでぴったりですね。さてこのエピソードの58:40ごろ私立探偵とコロンボが話している時沖合上空にUFOらしき物が写ります。アメリカのコロンボサイトでも取り上げられてます。色々発見があり何回見てもあきないです。

    1. ご指摘のUFO確認できました!
      最初、飛行機かとも思いましたが、途中で消えるのが不思議で気味が悪いですね。
      確かに、少なくとも「未確認飛行物体」ではあります。

  19. そもそも話の前提から成立してないと思う。
    犯人が実際にやったようにラジオで試合を聞いてたのかもしれないし、
    犯人がスタジアムにいたというアリバイは成立しない。
    アリバイが成立してないのだからコロンボがアリバイを崩す必要もない。

  20. こんにちは。

    今日、コロンボ×ハンロンの掛け合いが見たくなりました(何度見ても凄い)。
    そして気付きました。ハンロンがエリック邸へ向かう途中、公衆電話の傍にDing-A-Lingバンを停めたシーン… 虹が!!!!! あるいはカメラへの映り込みとか反射とか?…それにしても素敵です。何度も何度も見ているのに、まだ発見があるなんて。コロンボ道は奥が深いですね!

  21. エリックワグナー邸は、スタール邸ではありませんでした!
    現在は建て替えられていますが、家につながる道の形状も確認しました、ベルエア地区で間違いありません。指摘してくださったブログゲストのみなさん、大変感謝いたします!

  22. こんにちは。
    サッカーはJリーグ観戦したり、ラグビーも大学ラグビーなら見にいったことがありますが、アメフトは試合をきちんと見たことが一度もないのでルールがわからない。試合時間もわからない。
    ★なので試合が始まってハーフタイムまでどのくらいの猶予があるのだろう……★
    という疑問。
    調べてみると15分quarter×4=60分が試合時間……つまり、ハーフタイムまでは30分
    ●コロシアム出て 車までの時間と、犯行現場でのやり取り、それに電話ボックスからの電話時間なんか差し引いたら、行き帰り片道10分走れないじゃない……厳しい(驚)
    ●●●と思ったら アメフトの試合時間は試合終了まで2時間半~3時間くらいになることがあるそうで、1時間が3時間近くまで膨らむなんて???
    野球とかバスケとおんなじで試合が止まっていろいろ指示したり、準備したりなんかで時間が沢山使うスポーツなんですね。
    ●途中 アイスクリーム販売カーとかでラジオで中継を聴いていたのも 試合時間がどのくらいになるのか 把握しにくいことも理由だったんでしょうね(サッカーなら聴かなくても45分+数分と計算出来る)
    アメフトが身近なアメリカ人ならこんなこと思ったりすることないんだろうな

    1. 前半を「ぜんぱん」と呼んでいるのに、興味を持ちました。
      「ぜんはん」が喘い会ではないかと?
      調べたら結局どっちも正解のようでした。

  23. 売り子に変装する午後2時と、コロンボに事故じゃなく事件(殺人)の可能性アリと言われたときに、
    すでにボリュームを下げていたラジオのスイッチを切る午後4時半の計2回、時計のチャイムは鳴ってたんですね。
    犯人逮捕の「決め手」が何かを知ったうえで見直して、初めて気がつきました。
    きちんと伏線(ヒント)を配していたのはお見事です。

    「決め手」が決まった際、コロンボが珍しくガッツポーズをしていますが、これも伏線があります。
    事件を知らせるために観戦BOXを訪れた際、ひいきのアメフトチームに好プレイが出たと
    ラジオの実況が伝えたのを聞いたコロンボは「いいぞ~」とガッツポーズをしています。

    コロンボの他の作品では全くと言っていいほど見かけることがないガッツポーズ演出は、「決め手が綺麗に発動してくれたこと」と「(応援しているチームに)好プレイが出た時」が
    相通ずるものがあるから、このような演出にしたのではないかと推測しています。

  24. リアルタイムで見て以来やっと2度目に見ることができました。なかなかこの回は再放送してくれないしレンタルでも欠品だったりして。フットボール場の部屋から抜け出して殺人をすることとロバートカルプがひげを生やしていたことくらいしか覚えていなかったのでとても興味深く見ました。録画してみると何度も気になる箇所を見直せるのでよいです。ぼろんこさんが指摘されているように動機が明確でないことや単なるアリバイ崩しだけで他の説明が少ないことが気になりました。やはり動機はワグナー未亡人との再婚、財産とチームのオーナー狙いでしょうね。よく気を付けていないとわからないで終わってしまうかもしれませんが、ごく細かいところまで配慮して作られている回だと思います。バブコックさんのこととかラジオのスイッチを切ることとか時計のチャイムが2時にちゃんとなっていることとか。コロンボの最終場面での目つきが本当に印象的でした。普通は犯人を決め付けた後は視線を逸らしたりうつむいていたりするのに何度も見つめていましたね。私としては権力の墓穴のアーティ役の役者があんまり優秀でない私立探偵役で出ていてきちんとネクタイしているのが楽しかった。

  25. エリックの奥様シャーリーは、コロンボシリーズに時折登場する「イラっとするキャラ」
    の一人です。ハンロンの人間性を分かって行動する弁護士さんの気持ちがわからず、
    その行動をとにかく否定しハンロンに丸め込まれる姿が哀れでもありますね。

    1. エリック本人もあのような人物ですので、
      奥さんは、何もかも嫌になっちゃう気分でしたね。

  26. 本作と「構想の死角」に出てくる住宅は、スタール邸ではないように思います。
    「殺人処方箋」は間違いなくスタール邸です。非常に有名な住宅建築の聖地ですが、本作に出てくる白タイルの壁とか、両開きの玄関は使われていなかったはずです。
    以前にも別作品のスタール邸絡みで投稿した記憶があります。些末なこととはいえ、ぼろんこブログさんは大きな影響力を持っているので、正確を期したほうが良いかと。。
    失礼しました。

      1. これ気になったので私も調べてみました。
        ●結論からいうと 多分スタール邸ではないと思います●
        ★Googleマップ★で
        ◯ロサンゼルス
        ◯ケーススタディハウス22
        で検索すると
        Starl house(spell合ってたかな?)で出て来ます。
        ●Googleマップを航空写真に切り替えるとスタール邸の全容が上から見れます。スタール邸のプールサイドから360°ぐるっとパノラマで風景が見れる画像もあるので プールサイドやスタール邸の建物もプールサイド側のところは全部見れます。
        ★★★Googleマップ恐るべし…旅行に行ったような気分にちょっとなれます。

      2. ●Stahl house でした
        spell間違えてました。
        ちなみに じゃあどこなの?とGoogleマップを航空写真にしてストリートビューも使って ロサンゼルス一帯を歩き回ったり…
        二時間近く スタール邸を拠点にGoogleマップ上を歩き回ったのですが 簡単には見つかりません。
        見つかりませんでした。
        ●●●Googleマップ上を散策して思ったのは………スタール邸周辺も含めて、プールが矢鱈に多い!!(゜ロ゜ノ)ノ
        個人宅のお庭にプールは必ずあるの???
        プールが多過ぎて目星がつけられないってこと。家でプールが当たり前なんだろう
        ◯◯◯…スマホで航空写真とストリートビューで写真画面をながめていたら 二時間みると気持ち悪くなりました(笑)…ストリートビューで風景が動いていくのが乗り物酔いみたいになったんでしょうね( ;∀;)
        今度からは一時間が限度で調べてみよう(ノ´∀`*)

        1. 心夏さん
          ロスのバーチャル散策、お疲れ様です。私も少し前に調べてみたのですが、海外サイトの情報などを参考にして、おおよその見当はつきました。
          Googleで「944 airole way 1970」という風に画像検索してみると、2~3枚目にそれっぽい写真が出てきます。これはコロンボと同時代に放送されていた『ロックフォードの事件メモ』という米国ドラマの1シーンです。ただ、その場所をストリートビューで確認しても外観が違う建物しか見当たらないので、おそらく建てかえられたのではないかと推測します(なにしろコロンボに登場したのは50年近く前ですからね)。なお当時の建物の名称は今のところ不明です。
          なお、スタール邸は現在も同じデザインですね。こんな家に住めたらリッチな気分を味わえますよね。いわゆるアメリカンドリームの象徴というやつでしょうか。
          以上、あくまで独自見解です。

          1. すなさん、大感激です。ありがとうございます。
            ●944 airole way 1970●でGoogle検索してみました。
            →画像が出てくるので、全てを表示
            →画面上部の rockford filesと表示されてるところをtap
            →建物の画面出てくるのでスクロールしていくと
            →この作品でみた建物の写っている画像があるのでそれをtap
            →その建物についての詳しい紹介ページ(写真や記事、訪問者のコメントなど)
            ●もやもやしてましたが 納得出来ました。後で Googleマップで確認してみます
            まずはお礼まで
            ありがとうございました

            1. 訂正
              rockford filesと出てくる~はなしで、画像で作品でみた建物画像が出てきたら それを表示してあげると 紹介するページにいけるようです

          2. 上記のコメントで覗いてみた紹介ページに建物の写真があったんですが、現在どうなっているのかということでみていくと現存していないようです
            以下はそのページに2015年に訪問者が残したコメントをコピーさせてもらったのでそれをそのまま載せますね
            ●●●
            Paris Or Bustパーティーが開かれた大きな家は、ビバリーヒルズの944 Airole Wayにありました。信じられないほどの家であるにもかかわらず、それは残念なことに進歩の名の下に2014年に取り壊されました。

            この同じ家は、ロックフォードファイルのパイロット「バックラッシュオブザハンター」でも使用されました。それは大きなプールのある家で、金持ちの女性が住んでいたロサンゼルスの素晴らしい景色でした。それは別のロックフォードファイルのエピソードにありましたが、私は現時点でそれを思い出しません。また、少なくとも2つの「コロンボ」エピソードで目立つように表示され、1つは「最も重要なゲーム」と題されていました。

          3. すなさん
            Googleでみてみたら 昨日何度も地図上で 現在のその建物のあった場所の上 何度もみてました(笑)通りすぎてました。あっ戸々だったんだと。
            ●この作品のプールからの眺望シーンをみて 眼下にロスを眺められる場所はと 地図とテレビ画面見ながら二時間調べ回ったので あそこの場所は何度もGoogleマップで通ってます
            真偽は置いておいても あの場所なら場所的には正しいと個人的には思います。
            ●スタール邸にほぼ真西に5,6キロほど行った辺りでしょうか
            ●●●後で 事件mapの欄に 今回のことで読んだ記事を載せておきますね
            すなさん アドバイスありがとうございました

            1. 心夏さん、お役に立てて嬉しいです。
              私は根性なしで途中で投げ出してしまいました。やっぱりあの場所で正解のようですね。かなり納得しました。もう50年近く前でおそらく建てかえしてるだろうと予想はしていましたが、その時期まで探し当てるとは恐れ入りました。
              ところで、”心夏”さんて、やっぱり”ここなつ”って読むんでしょうか?ずっと気になっていたり。

              1. すなさんお早うございます。
                ここのロケ地(多分)だったとこはけっこう高台で広く見張らしもよかったようで、高額の建物が建てられるとかでその当時現地では話題にもなったと推察します。
                動画サイトに その建物物件の広告やら 造成して建ててる時の通りを行き交うダンプカー?なんかを撮った個人動画なんか 見ることが出来ます。
                心夏…読み方は自由に(笑)
                ①ここなつ
                ②ここなっつ
                ③こなつ
                どれでもいいと思います。
                ワタシのなかでは ●なんですけど、 他の読み方もアリだと思いますので拘りません

  27. 固定電話、公衆電話を題材にした推理ドラマなんて「前時代の遺物」の様に思われますが、今観ても違和感どころか、ドキドキワクワクしてしまいますね。
    このあたりが、名作ドラマたる所以でしょうか?

    1. とりがみの兄貴さん(  ̄ー ̄)ノ
      一時期 ヒッチコックにハマって映画館で名作特集やってると観に行ったりしてたんですが、グレース・ケリーがヒロインの『ダイヤルMを廻せ』好きな映画でした。
      一つ前のコロンボ作品『悪の温室』の犯人役を演じたレイ・ミランドが、その『ダイヤルM~』にやっぱり犯人役で出てまして(笑)外出先のコンサートホールのバー?にある電話ボックスから 自宅に電話をかけるシーンで、ハリボテの大きな電話機のダイヤルMを示す穴にハリボテの大きなレイ・ミランドの人差し指がかかってダイヤルを廻すシーンは観た時は映画の一番の特徴の場面だと思いましたが、今みたら滑稽でとってもヘンテコなシーンなんでしょうね。
      今は電話ボックスなんて大きな駅に行かないと 見つけること難しいですね

      1. ヒッチの演出、良いですよね!
        特に私は、ヒッチのカメオ出演が大好きです。
        そこら辺、コロンボにも受け継がれてる気が...
        それにしても、昔の映画の電話シーンって素敵です。
        ドロンの傑作「太陽がいっぱい」でも、ホテルのロビーに電話ボックスが連なって、ホテルマンの差配で指定のボツクスに入る。
        空港の電話ボックスで、カルプさんがこそこそと嬢に指示するシーンなんか、オマージュかよ!と笑っちゃいました(笑)

    2. 今回のエピソード、確かに電話が主人公とも言えるほど登場しましたね。赤い内線電話や盗聴ネタも出てきて楽しかったです。これが携帯電話の時代だったとしたら、ストーリーがどう変わっていたか興味が沸きます。
      電話ネタと言えば、古畑任三郎の「矛盾だらけの死体」(小堺一機が犯人の回)では、家庭用の固定電話(コードレス)、公衆電話、そして初期の携帯電話が登場します。これらがうまく組み合わされて、ストーリーを構成するあたり、さすが三谷幸喜って感じでしたね。
      ところで、このエピソードで、プールサイドに黒電話があったのですが、あそこまで線を引いていたのでしょうか。なんか、とてつもなく長いコードが必要な気がしますが。

      1. そうなんですよ。
        仮に現代でコロンボが作られたとしたら、皆さんスマホで連絡取り合う訳ですよね。(コロンボはガラケーかもしれませんが)
        LINEのロゴで犯人が限定されるとしたら....雰囲気、台無し(笑)

        1. 古畑の「殺しのファックス」のファックス、コロンボの「だまされたコロンボ」のポケベル。「時代」を超えられないから、こういう小道具は使わない方がいいのかも。

          1. 4話「指輪の爪あと」でも、プールサイドに固定電話が有りましたね!
            何で、ロバート・カルプが犯人の回でまた?
            不思議です。

  28. 初投稿で失礼いたします。
    7話から見始めました。
    緻密な演出、演技の素晴らしさもさることながら
    子供の頃分からなかった
    当時のファッションや高級車
    富裕層邸の調度品(テニスコート、プール)自宅でエステ等
    見ていてワクワクします。

    1. 若い頃のアメリカ旅行の際に、
      旅客機の窓からLAの住宅街を見下ろした
      ことがあります。
      道があり、その両脇に大きな家が立ち並び、
      家の奥にはみなプールが青白く輝いている。
      アメリカってすごいな〜。

      1. LAからサンフランシスコに、国内線で移動したので、
        サンフランシスコの上空か、どっちかです。

  29. お初です。

    アカプルコからの特別機についてコメントさせて下さい。

    着陸シーンで胴体から降りてくる4本のダブルタイヤ主脚。
    ボーイングB-52戦略爆撃機のモノです。

    アリモノの記録フィルムを利用したと思われますが、同じボーイング製の旅客機である707や727でなく、現実にはありえない軍用機の映像をあえて使って、特別機であることを強調したかったんでしょうかね。

    それにしてもハンロン氏はSAC(戦略空軍)にまでコネがあるとは凄い。

    1. 下に見える大平原やら蛇行河川やらが大都会っぽくなく、どう見てもロサンゼルスの近くに見えないので、たぶん制作陣はそこまで考えてないと思います。
      劇映画ではよくあることです。列車や自動車や飛行機の外観と室内が食い違ったり、向きが違ったり(東京から新潟へ向かうというシーンで、利根川橋梁を渡る東北新幹線の上り列車が映るような感じ)するのは。
      アカプルコとロサンゼルスは、定期便がいくつも飛んでいるはずで、全便満席でもない限り金さえ出せば次の便に乗れるはず。「チャーター機」という発想は、ハンロンはすごいやり手の実業家だ、という印象付けが目的でしょう。「空軍とコネがある」という設定なら、制服の空軍将校ぐらい端役でも出すはずですよ。

  30. バブコックさんとのやりとりで、
    急に会話を切り上げて帰る際に
    『ロゴージンさん』と指摘するシーンが
    イマイチ理解できませんでした。
    どなたか解説してもらえませんか?

    あと盗聴器に気づいてステレオかラジオのボリュームのつまみをさわるシーンは
    すごいですね

    1. バブコックが、エリック邸に電話をかけてきてハンロンを呼び出したロゴージンと同一人物だったことを確かめたシーンです。バブコック=ロゴージン=探偵の指図でエリック邸に盗聴器を仕掛けた人物です。ハンロンはロゴージンにカネを渡してエリック邸に盗聴器が仕掛けられていることを聞き出したんですね。それを自分のアリバイ立証に使おうと思った。やり手です、たしかに。

  31. 今更ながらとカルプはシリーズ男第一号ですね。確かにハンロンはプールサイドの話題が出たとたんに実況放送を切った。コロンボと盗聴をしていた探偵とその協力者(女詐欺師か?)の掛け合いが楽しい。これもいつも私が書きこむ感想ですが、今観ると犯人が作り込んだトリックは古臭くなりますが「コロンボ」はこういうお笑いシーンが色あせない、みんないい役者だからでしょうね。以前からコメント欄で指摘されている「ハンロンの事務所の盗聴テープを聴けばアリバイが崩れたのではないか」ですが、あくまで盗聴は「ハンロンの事務所」であってスタジアムのハンロンの「専用ボックス」は盗聴対象ではなかったのではないでしょうか。

    1. おっとこれは恥ずかしい。上記の件はとっくに下で指摘されていましたね。失礼しました。できれば上記のくだりは削除してください。

      1. いや、私も勘違いしていました。ありがとうございます。盗聴されていたのはエリック邸とハンロンのオフィス(ドラマには登場しない)なのですね。たびたび登場する、スタジアムにあるハンロンの専用ボックスは盗聴対象ではではなかった。

    2. 「探偵」と言えば、「コロンボ」ではコロンボこそミステリの探偵らしくて刑事らしくないんですよね。きっとリアルなアメリカの探偵らしくもないでしょうが(笑)。

  32. 英語版のラストシーン、テープが空回りするときの音楽が、空回りするテープのこすれる音とぴったり同期しているのがオシャレですね。

  33. 結末が裁判で勝てる証拠になってるかどうかは、コロンボ作品においては重要ではないと家内から指摘されました。時代も違うし、そもそもコロンボの魅力はコロンボと犯人との知恵比べであって、最後犯人は参りましたと言うのだからそれでいいと。

  34. コロンボの観察力と勘の鋭さが際立つ作品で、観ている方も気を休めることができません。登場時、コロンボはカーラジオのフットボールの中継が気になって日曜日の出動に乗り気でないようでしたので、かえってその後の鋭さが際立ちます。ハンロンがラジオを切るシーンを見逃さないのもそうですが、私立探偵が侵入するのを待ち構えていたり、ハンロンが空港に向かったに違いないと確信して急行し探し出すあたりです。視聴者はハンロンが犯行の前にボックスを出る直前に2時の時計のチャイムが鳴ることを見逃せません。ラストシーンは印象的ですが、犯行の証拠にはなっていません。

    1. ハンロンが専用ボックス以外の場所からエリックに電話したのに、専用ボックスから電話したと嘘をついた。なぜ嘘をつかねばならなかったのかを追及していくのでしょう。そもそも、当日は時計が故障していたと言えば終わりそうですが、証明するのは難しいか。

      1. 最後に時計が鳴るはず‥を現場で実証しているのがいいですね。
        そして、テープがくるくるっと。

        1. 始めまして。
          放映された1972年当時はクォーツ時計が広がる前で、劇中の置時計はまず間違いなく機械式だと思われます。そのような時計が壊れれば、専門の修理店に出すはずなので即日に直る訳も、まして素人が直せる訳もなく、壊れていたというのは無理すじかなと思います。

  35. 色々な要素を詰め込んでごちゃごちゃし過ぎ感がやや残念ですけど、
    「コロンボが何故犯人だと確信したのか」という部分はシリーズ屈指の出来でしょう。
    消えてなくなる凶器のトリックや秀逸なラスト等良い部分はとことん良い作品です。
    案外60分ぐらいでやった方が引き締まって傑作扱いになったのかもしれない。

    1. 録画して繰り返し見ると「コロンボが何故犯人だと確信したのか」が冴えてます。

  36. 昨日盗聴録音のことで書き込みさせて頂きました。あの後何度か関連する部分を何度か繰り返し再生してみました。完全に私の勘違いでした。犯人が電話をかけていた場所はoffice ではなく private box room という別の場所何ですよね。private box でのシーンをofficeと勘違いしてただけのことでした。お騒がせしてすみませんでした。

  37. コロンボの大ファンの1人です。楽しく読ませて頂いてます。ところでこの作品で鍵となる盗聴ですが、確かEricの電話回線と犯人のオフィスの電話回線の両方とも盗聴されてたのですよね?コロンボがそう説明するシーンがあります。ここで一つ疑問が浮かびます。「なぜ犯人のオフィスの盗聴されてた録音の方を調べなかったのか?」もし調べたら犯人がその決め手となる時間にはスタジアムから電話をかけていないことはすぐにわかるはずですよね?Ericとの最初の会話(ベッドで寝てるEricを起こしてプールで泳ぐように催促) と2度目の会話(Ericの家の近くの公衆電話からかけた) ともに犯人のオフィスから電話してる設定でしたよね?なのでオフィスの盗聴録音にはこの2度目の会話は残っていないはずですよね。ここがとても気になります。それとも私のこの理解がどこか事実を読み間違えてるだけなのでしょうか? 私の中ではこの件は「別れのワイン」の弟の殺害方法と同じくらい「凄く気になる」ポイントです。ただ最期の犯人が観念するシーンは確かに良く描かれている素晴らしい傑作であることには違いないと思います。

      1. そうですね、盗聴されていたのは「ハンロンのオフィス」であって、
        スタジアムの専用ボックではありません。
        本記事に、その旨追記いたします。

  38. ディーン・ストックウェル…
    全く気づきませんでした。
    さすがです、ぼろんこさん。。

  39. すいません、後で見返したら親友だったのはヘッドコーチ本人でした
    訂正します

  40. ハンロンは私利私欲というよりチーム愛からエリックを殺したのではないでしょうか。
    確かフットボールのヘッドコーチがハンロンと先代のオーナーは親友だったと
    話していましたよね。
    父の作り上げたチームに愛着を持たない息子に対して業を煮やしたのが殺害の動機ではないかと
    思うのですが。

  41. 殺害動機が全くわかりませんでした。
    オーナーのエリックは、見ているとハンロンの言いなりになっていて、
    ハンロンに野望があるとしても、その障害にはなってない。
    ハンロンにとっては、エリックよりもむしろ弁護士の方が邪魔に見える。
    弁護士はハンロンの横暴に業を煮やし、あろうことか盗聴器を仕掛けて、
    その尻尾をつかもうと画策する。
    ハンロンは気付いて、それを逆手に取ったアリバイを確保したと同時に、
    目の上のコブであった弁護士の追い落としにも成功する。
    つまりエリック殺害は手段であって、より大きな目的は弁護士解任に
    あったのだろう。

      1. ハンロンの目的は自社のスポーツ事業拡大とそれによる報酬の増大。株式も相当数持っていただろうから株価の値上がりも期待していた。エリックと弁護士はその事業方針に反対だったのではないか。それで対立していた。フットボールチームのコーチによればハンロンによる経営は成功しているようなので、反対する理由がもっと描かれているとよかったかもしれない。エリック夫人の存在意義が不明。ハンロンを頼りにしてはいても、恋中には見えない。それにしても、ジェネラルマネージャーが「総監督」とかに訳されていなくてよかった。

        1. 殺害動機としては、ハンロンがエリックから
          最近特に煙たがられていて、
          近い将来、外されるという危機感が
          あったように思います。

  42. ぼろんこさんのおっしゃるとおり、ピーター・フォーク氏とロバート・カルプ氏の演技合戦が最高です。
    決め手自体は今日となってはシンプルなものですが、時計のベルが鳴った瞬間から、コロンボのしてやったりの表情、ハンロンの動揺、汗を拭き口を水に含む仕草、それらが無言で行われる演出にしびれます。
    このラストが観たくて最初から観直してしまう、実に味のあるエピソードだと思います。

    1. プールの水を口にする前に、ハンロンが靴跡を消すために撒いた水道水の水たまりをコロンボが舐める場面がなかったのは残念。

  43. 証拠を何度も何度も、徹夜してでも確かめ尽くす。
    このケースも多いですね。
    コロンボの執念が感じられます。
    コロンボは決して天才ではなく努力の人です。
    罪を憎み人を憎まず。人を愛する。その達人です。

  44. darzilinさん>そうですね。この作品はいろいろ考えるとクオリティが低く感じます。でも、コロンボとハンロンの対決は見応えがありました。

  45. タップおばさん>確かに…アリバイを崩しただけですね。でも、ずっと嘘をついていた…ということで。

  46. こんにちは。
    最近になって懐かしい本シリーズを?十年振りに見直し始めた者です。
    まず今回の原題ですが、有名な冒険小説「The Most Dangerous Game」のオマージュでしょうか。
    犯行の道程がアリバイ作りはもちろん、変装、変わった凶器と楽しませてくれますね。アイスクリーム屋とはかなり珍しい。
    コロンボも水質の違い指摘でのっけから冴えてますが、決定打の発見はちょっと方向違いの努力の末の偶然から・・・やはり刑事は足で稼ぐものだと(笑)
    盗聴の逆利用もいいアイデアなのですが、詰め込み過ぎのようでもあり、本作をわかりにくくしているかもしれませんね。

  47. アリバイを崩しただけで終わり?
    というのが率直な感想。
    私がちゃんと見ていないだけでしょうか?

    1. 確かにそうなのですが、今回はあのエンディングが素晴らしいので、私は容認します。

  48. とっしーーさん、こんばんは!
    ぼろんこ的解釈ですが、「ゲストスターとスペシャルゲストスターの違い」について。「ゲストスター」は主に犯人、「スペシャルゲストスター」は日本流で「特別出演」みたいに、本来の俳優としての格には達しないが、出演してくれた‥ようなニュアンスかな。
    「権力の墓穴」の前科者=ヴァル・アヴェリーですね、大好きです。
    「テープが空回りする」エンディングは、何度見ても「上手いな~これ」って感動しますね!!

  49. 二度目ですm(__)m
    最初にお聞きしたいのですが、コロンボのゲストスターとスペシャルゲストスターの違いは、何でしょうか?
    いつも気になっています^^;
    そして、作品ですが・・いや~~僕の好きな作品のTOP3に入る「指輪の爪あと」と同じ役者さんで
    やはり素晴らしい俳優さんですね~!(^^)!
    オーナーのエリックが、「歌声の消えた海」の志村けんみたいなピアニストの人で、探偵のラルフはやはりどっかで見たな~と思ってましたが、
    これもTOP3に入る作品「権力の墓穴」の前科者でしたか♪♪
    好きな作品には、好きな俳優さんがけっこう出演していてなんか嬉しいです(´ー`*)
    コロンボの演技・・意味が分かると、鳥肌が立ってしまいますね(笑)
    こんだけキレッキレなコロンボも、珍しい(笑)
    最初から犯人の目星をつける、しかも些細な事で。
    着眼点、状況証拠、犯人に自白させる状況作り
    コロンボ、ピーターフォークは天才ですm(__)m
    さらに、華麗なエンディング!!
    何ですか、あのカッコ良すぎる終わり方は(驚)
    テープが空回りする所は、こんなに綺麗に映るものなのでしょうか、美しすぎるエンディング最高です(´ー`*)
    しかし、奥さん美人!!笑

  50. とっしーーさん、「ブログ刑事ぼろんこ」のヘッダーのイラストは、この「アリバイのダイヤル」の一場面です~。目による名演技ですね!1票加えておきます。

  51. いや~ロバートカルプ、良い演技でしたよね!!
    仰る通り、秀作の指輪の爪あとに近いニュアンスのストーリーだったと思います^^
    確かに最後のシーンで、時計が壊れていたと言い訳が出来そうでしたが、それ以前の不自然な布石、コロンボトーク、観察眼ナドナド、あれは落とされますわ~~^^;(笑)
    そういう表情・演技をしたカルプは名優ですね♪
    僕的には、クイーンのボーカルや元NBAコーチのフィルジャクソンに似ていたので、懐かしさを覚えました^^おそらく、ヒッピー?の影響なのかな?(ヒゲが特に)
    スタール邸、確かに前に見たような・・と思ってたら1話の殺人処方箋に出ていましたか!!驚
    いや~~壮大なスケール、特に後半コロンボが
    スタジアムの色々なイスに座って、悩むシーンが印象的でしたね(´ー`*)
    そして、さすがぼろんこさん!と思ったのが「目」のやり取りでした♪
    僕もコロンボが序盤でカルプが犯人だと目星をつけた目、後半に時計の音がしないのを確認した左目・・ク~~~カッコイイ!!
    いくつか気になったのは、仰る通り「動機」と
    23分にコロンボがプールから去る前に、警官に話した言葉・・なんて言ったんですかね??
    動機は恐らく、真面目で綺麗な奥さんと再婚&権力を得る事でしょうね、人間て恐ろしい・・ ((((;゚;Д;゚;))))
    話の展開も他の作品より、軽快でしたし、何度も見たい作品でもあります^^

  52. この作品、私の大好きな作品の一つです。私の中のコロンボ勝手トップ5には入ってます。特に、バブコック嬢(脇役)を演じた(大ブレイク直前の)Valerie Harperが印象的で、何度も見てしまいす。
    私がアメリカに住んでいたときには、Valerie Harperはすでに超ビッグスターになったあとでしたが(歳がばれる・・?)、今見返すとまだ売れっ子になる前の演技。。。新鮮な感じがします。この後すぐにスターダムにのし上がったなんて信じられないですが、まさにアメリカンドリームとはこのことかという感じがします。

  53. ロン傘の岸田今日子さん最高っ さん、コメントありがとうございます。楽しいお名前ですね!
    確かにそうですね!リスクの多いトリックですが、大胆さも、作品の魅力のひとつかも知れません。「ラストの鮮やかさ」はおっしゃる通り、ベストです!

  54. 穴は色々あっても、やっぱり希有なコロンボシリーズ。しかし、どうしても納得いかない穴もある。その代表が本作の次のカ所。他の方も指摘されていらっしゃるかも知れませんが、盗聴テープがうまく録音されているか否か、衆人環視のもとで再生されるまで、犯人自身にも分からない、という点。あまりにも危険、あまりにも雑。屋外から電話していて、もし、い~しや~きいも~、とでも入っていたら、一発で終わり。綿密な犯人像と矛盾しすぎ。でも、ラストの鮮やかさは、一級品ですね。

  55. 屋根の上の牛さま、コメントありがとうございます~。私もこの作品は大好きです~。リゾコーチも、探偵のダブスも良いですね~。人気投票に1票追加しておきます~。

  56. こんにちは、私がコロンボに惹かれた「アリバイのダイヤル」AXNミステリーで先日放映したので、
    しっかり見ましたよ。以前ビデオで録画してもう何度も見て、ある程度台詞も覚えてますが、やっぱ何度見ても面白い。ロバートカルプがアイスクリーム売りに化ける際、鏡の前で作り笑いをしてみるシーンが笑えます。隙なく振舞っている様子が逆に滑稽に見えたりする、やっぱ名優ですよね。あと前半にしか出てきませんが、リゾコーチもいい。ハンロンとやり合ったり、コロンボと会話するシーンが楽しい。では又。

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