56話「殺人講義」

Columbo Goes to College / 1990

現代に通じる殺人動機…

大学生のロウとクーパーが通う大学の担任教授ラスク(ジェームス・ストリウス)を殺害。裕福な家庭に育った不良学生がテスト問題を盗んだことがばれて、口封じに犯行に及びます。これは、21世紀になった今日、日本で起きそうな事件だと思うとゾっとします。

子供のような年齢の犯人と対峙するコロンボ警部

話の進行は、犯人の二人の学生がコロンボを「無能な中年刑事」と見下し、自分たちの都合の良い方向へ捜査を誘導して行きますが、その不自然な行動からすぐさまコロンボに見破られてしまいます。コロンボを尊敬する演技を見せるロウ(スティーヴン・キャフリー:写真)とクーパー(ゲイリー・ハーシュバーガー)ですが、影で馬鹿にしていることまで、コロンボに見透かされますね。愚かすぎマス。

コロンボ、大学に行く~

犯人が大学生ということで、私の好きな「成功者の転落劇」ではありません。コロンボ警部が大学の臨時講師として招かれ、その時にちょうど事件が起こるというのもちょっと…強引。原題は「Columbo Goes to College」で私流に訳せば「コロンボ、大学に行く~」となり、ダメの3連発。邦題「殺人講義」はそれと比べ良く出来たタイトルと言えます。

フリーモント大学

舞台となる「フリーモント大学」は「ペパーダイン大学」だそうです。だとすると…31話「5時30分の目撃者」で、コリアー先生が勤める大学病院、32話「忘れられたスター」の外科医ランズバーグ先生の病院と同じロケ地だという可能性があります。→廊下に色ラインが描いてある病院

ロバート・カルプ

物語の後半からは、4話「指輪の爪あと」などで活躍した名優「ロバート・カルプ」が出演しています。犯人の一人ジャスティン・ロウの父親ジョーダン役で、やはりこのような憎たらしいキャラクターが似合います。

ラストの「カミさんの車」は…常套手段化

コロンボ警部が仕組んだ「カミさんの車」は言うまでもなく、25話「権力の墓穴」の再現。53話「かみさんよ、安らかに」でも、同じような手法を用いていて、コロンボシリーズを見続けている人にとっては、またコレか?という印象。
 

それでも合格点

犯人の二人は、落第点をもらってしまうが、新・刑事コロンボのシリーズの中では、良い仕上がりの作品だと言えます。殺害トリックは40話「殺しの序曲」を彷彿とされるような手の込んだものでした。

監督:E・W・スワックハマー
脚本:ジェフリー・ブルーム
ジャスティン・ロウ:スティーヴン・キャフリー
クーパー・レッドマン:ゲイリー・ハーシュバーガー
ジョーダン・ロウ:ロバート・カルプ

加筆:2015年3月5日 

“56話「殺人講義」” への37件の返信

  1. コロンボが大学に行って講義する話は、映像化された作品の中では、この「殺人講義」が初めてですが、アルフレッド・ローレンス著の小説版刑事コロンボ「13秒の罠」(原題「The Dean’s Death(学部長の死)」)(二見文庫)で、メリディス大学の講演会に講師として招かれ、教授や学生たちを相手に講演を行なっています。この講演をアリバイに利用して学部長を殺すメリディス大学の総長フランクリン・トランスと対決する事になります。この総長はシャーロキアン(シャーロック・ホームズのマニア)で、至る所でホームズの話が出て来るのが大変興味深いです。この小説は、所謂「幻のシナリオ」のノベライズではなく、初めから小説として書かれているのが、他のノベライズ版とは大きく異なる点です。文庫本のカバーの裏表紙の折り返しの部分(カバーの端の、本に挟み込む部分)の著者の紹介欄には、「ユニヴァーサルTVシリーズ「コロンボ」の制作者リチャード・レビンソンとウィリアム・リンクのもとで小説版コロンボを執筆。本書の他に「死のクリスマス」がある」と書かれており、同人小説の様に勝手に書かれた物ではなく、制作者の了解を得て公式に執筆された作品です。日本では、初版発行日は1988年4月25日。「死のクリスマス(原題「ORIGINAL “COLUMBO”」)」も同様で、初版発行日は1975年12月20日となっています。「13秒の罠」でもコロンボが面白い講演(爆笑物のハプニング付き)を行なっているので、興味を持った方は、古本を探してみては如何でしょうか。個人的には、邦題は「13秒の死角」にした方が良いと思います。これは、是非映像化して欲しかったです。(ToT)

  2. ぼろんこさん、先日はコメントに対するご返事を頂きまして有り難うございます。「刑事コロンボ」が初めに放映されたのは約50年前に遡ります。私は子供だったので、断片的な記憶しかありません。しかし、あのテーマ曲とか亡くなった母親がいつも観ていたなぁとか、家にノベライズ本があったなぁとか、すごく懐かしい感じがするのです。作品自体の素晴らしさもさることながら、子供時代の記憶とどこかリンクしているんですよね。ファンの多くの方が(特に50才以上)そうなのではないかと思いますが、如何でしょうか。

    さてこの「殺人講義」ですが、舞台が大学キャンパス、そして犯人が2人、これは「ロンドンの傘」以来ですね。ストーリー展開がなかなか面白く、90年代のアメリカのキャンパスライフが垣間見れるところも興味深いです。

    今回の犯人たちは大学生、コロンボとの年齢差は40才超!彼等はまるで子供の悪戯の延長のような感覚で殺人を犯しているように見えます。最初からコロンボのことを完全に見くびっていて、2人で捜査を撹乱しようとします。逮捕の際も、コロンボに捨てゼリフを吐いて連行されていく彼等に、やれやれといったコロンボの表情に思わず苦笑してしまいました。
    全く違う世代の犯人たちを相手に奮闘するコロンボを見れるのも、新シリーズならではの魅力の1つですよね。

    また懐かしい顔も見れました。
    犯人の1人ジャスティンの父親役にロバート・カルプが演じています。わずかな登場シーンでしたが、このエピソードの鍵となる役で、彼の軽妙な、どこかコミカルな演技が私はとても好きです。

    この父親はいわゆるエリートで、息子ジャスティンがハーバードのロースクールに入って立派な弁護士になることを一方的に望んでいますが、過度な期待や親バカぶりがジャスティンを犯罪に走らせた一因になっているのは間違いないですね。

  3. こいつらは歴代コロンボ犯人の中で一番のクズです。

    以前古畑任三郎でもやったみたいな、犯人の服役生活をみてみたいとしたらまっさきにきゃつらでいいでしょう。
    歯を食いしばれなんて予告は不要、いきなり右ストレートを決めて舌をかんで泡をふいてしまえばいい気味です。

    私はストーリーを考えました。
    きゃつらはなまじっか死刑台の露と消えるよりも終身刑になって生涯にわたりこき使われているほうがよっぽどきゃつらのためになります。
    手と足に枷をつけられ刑務官には毎日どやされ蹴り飛ばされて刑務所仲間と呼べるものは誰一人としてできずきらわれて、やがて気がおかしくなって暴れ保護房に入れられてそこでも暴れ続けきちがいになって医療刑務所に移されていろいろな治療法の実験台にさせられ(それこそ脳に電極を差し込まれて死なない程度にびりびりやられたり、全身のツボに針を打たれて死なない程度にびりびりやられたり、回転する椅子に縛り付けられてぐるぐる回されたり、逆さにつるされて火であぶられ腹筋し続けないと焦げちゃうようにされたり、首に首輪をつけられロープの向こうのスーパーカブと綱引きをさせられたり、全身に灸をすえられて据えられた部分が真っ黒焦げの第3度のやけどになって跡がくっきり残るまでやられたり、鉄のブラジャーとパンティーをつけさせられてその下着を熱せられその部分が死ぬまで消えない跡になるまでやられたり、そのさまをさらしものにされてみんなから嘲笑の対象になったり)でも結局何等の治療効果も得られず、檻の中で出してくれだしてくれおんもにでたいようとなきさけびつづけ、そんな無様な末路を想像してにやにやしています。

    まあ、終身刑とはいかず40年くらいで出られてすっかり老人になった二人はどこにも雇ってもらえずにホームレスとなり、吹雪の夜にIWANTTOBREAD(
    パンが食いたい)
    と雪に書き残して行き倒れて死に、亡骸はごみ同然に火葬されて海に散骨されるというのもいいなあ。

    1. おぉ手厳しいですね(笑)コロンボ作品を見るにつけ、留意したい観点ともいえますね。
      41話「死者のメッセージ」でコロンボ警部は、殺人犯たちに対する想いを語っています。刑事コロンボは「人殺し」を題材にしたテレビドラマですが、憎しみがテーマではないと思います。私はその点も好きですね。

  4.  ひびきさん、
     僕もサックスのキャラクター好きです!勉強熱心ですが、それだけでなくて愛嬌もありますよね。サブキャラに味がある新シリーズには珍しい回だと思います。一方自分たちの頭脳を過信し、増長したジャスティンとクーパーに厚みを感じなかったのが残念です。
     ところで、ノベライズ版をブックオフで見かけてパラパラ読んでみたところ、最後にはクーパーがコロンボに敬意を表するというTV版とは大きく異なる締めになっていたのが驚きでした。

  5. とても好きな話です。
    犯人達に、わざと好意的に接していたコロンボが、ラスト厳しい口調に変わって追いつめるシーンが好きです。
    最後の呆れ顔がまたいいですね。
    新シリーズは「この話、コロンボでやらなくても…」という話が多いと思っていたのですが、この話はコロンボの魅力を感じると思いました。

  6. ひびきさん、素敵なコメントをありがとうございます。楽しく拝読いたしました。この作品に1票追加します。

  7. 学生に、生の殺人講義をした。
    だから最後は、生徒達の面前で逮捕した。
    それは机上の空論ではない、血肉の通ったやり方だったと思います。
    とても良い味を出していた、サックス役の男子生徒が救いでした。
    彼は社会人として、立派な成長を遂げるだろうな、と嬉しい気持ちで一挙手一投足を見ていました。
    いいですね、ああいう素直さは。。ホッとします。
    最後にコロンボが種明かしをするシーン・・・講堂で学生達皆が突然の拳銃音に<ビクッ!>とする時の表情を見つめるコロンボの眼差しが優しかった。
    人間の素顔を見せ付けられた時のコロンボは、とても嬉しそうな顔をする。
    あれはピーター・フォーク自身の心だったんじゃないだろうか?と、何度も繰り返して見てしまった。惚れ惚れします。いい顔です!演技だったら目を細めたりするところでしょうが、逆で、目を大きく開いて一同の表情を見守りながら、楽しそうに笑っていた。
    若い彼らと共に居られて、コロンボは嬉しかったことでしょう。
    これから大きく成長してくれ!という願いが込められていたように思えました。
    犯人二人は頭脳明晰なのだから、使い方を間違えずに生きてほしい。
    尊敬できる親ではなかったのでしょう。
    だから親とは逆の人間になってみせる!と、本来の長所を活かせずに成長してしまった。
    保身の為とは言え、パワフルな若者達だから、私には憎しみが沸いてきませんでした。あの行動力と頭脳と気の利き方を活かせば、成功するでしょうに。
    憎むべき親なのに、最後は俺を助けるはず、と思い込んでいるその甘さを、コロンボは叩きたかったのだろうとも感じました。
    「自分で撒いた種は、自分で刈り取れ!!」と、実地で教えた。
    本来は親から教わるべきことなのに、教われなかったから、コロンボが鬼になって教えた。
    大学で講義を受けられた学生達は幸せだ。
    コロンボの心を受けついで、人生を歩んでほしい。
    とことんまで努力し尽くした人間には、ツキが来る。
    その深意に気づける人間が、必ず現れる。
    そうやって優秀な芽を摘み取らず、大きく育ててあげられる、大地のような力がコロンボにはある。
    私も学生になった気持ちで、彼の講義を聴きました。
    ありがとう!

  8. 放送を見てからこちらのブログを見るのを楽しみしていましたが・・・・。
    悪意のない荒らし程たちの悪いものはないですね。

  9. 犯行動機が主軸に据えられてないので、まったく刑事コロンボではない。
    これは、以前にもコメントした。だから物足りないし、連中のコロンボに
    対する見くびり方も尋常じゃないほど行き過ぎだし、品が無い。
    尋常じゃないほど見くびらせておいて、最後のどんでん返しを派手に見せ
    つける、そういうサプライズを狙っている。こんなのは、刑事コロンボに
    相応しくない。動機が見えないので、途中、監督夫人や教授夫人への
    寄り道をせざるを得ず、時間を浪費した。動機は保身であり、その邪魔に
    なる教授を亡きものにしたのが真相。保身の背景には、身内に期待されて
    の学歴や進路がある。であるなら、動機の背景にある身内を巻き込んで、
    コロンボは追い詰めなければ面白くないし、これまでのコロンボではない。
    じゃあ、どうすべきか?。具体的には、早期に容疑者を確定すべきだ。
    そして表面的にはダサく内容はキリの刃先で食い込むように、あからさまに
    悪ガキに対して犯人だと、ほのめかすべき。悪ガキも見くびりを控える
    ようになる。そして追い込まれた悪ガキは、保身の背景にある身内に救い
    を求め、身内総がかりでコロンボの排除を画策する。コロンボは、その
    あたりで動機を捕捉・確信し荒療治を始められる。コロンボは、動機を
    くすぐるように、悪ガキと、その身内とを引き裂くカンフル剤を調合・
    投薬し、身内を落とすのを先とし、悪ガキを自白に追い込む。
    つまり、動機を主軸にストーリーを展開させるべきで、そうすれば
    面白味は倍増するだろう。

  10. 悪ガキ2人が、なんとか罪から免れる方法を考えた。
    どこまでさかのぼれば、それが可能だろうか?。
    最後の捨て台詞まで言ってしまうと、もう全然ダメ。
    拳銃をカミさんの車に置いてもダメですね。
    もう少しさかのぼっていくと、KRVAによる射殺シーンの放送がありますが、
    これは悪ガキ2人には不可抗力なので、どうしようもありません。
    それ以前には、コロンボによる容疑者絞り込み段階があります。
    ここで、コロンボに目星を付けらていました。そうなると時間の問題かな。
    やはり、コロンボに近づいてはダメですね。
    近づかなかったら、単なる学生の一人でしかないので・・・。
    うーん・・・、KRVAに放送された時点で、駐車場にあった車に
    目を付けられてしまうので、どう転んでも時間の問題でダメですね。

  11. 殺害シーンがKRVAで流されてから、KRVA関係者や技術関係の聞き込みを
    しますが、そこから方法、チャンスの落とし込みをするまでが、スッポリ
    抜けているような気がします。まあ、やったことにして省略でしょうね。
    「権力の墓穴」方式での容疑固めは完璧ですが、特に方法の特定に至るには、
    方法の仮説の設定と実証が必要だったはずです。
    それを、とりあえず仮説だけ設定しておいて、いきなり学生の前で実証実験
    してみたわけかな?。そうであれば、リスキーで乱暴ですね。

  12. コロンボが、ジャスティンの親父と会う気になったのはナゼか?。
    その時点では、犯人の目星は確信までいってなかったので、流れに身を任せた
    のだろう。講義で言っているが、タイミングを計る展開待機モードです。
    親父との会話は滑稽そのものですが、それが親父の本音を余さず出させる
    最高の手法でした。コロンボの手のひらで転がされているようです。
    裁判になったら、勝てる見込みはありません。それを見据えて、あの親父は
    弁護はしないでしょう。結局、子供の教育を失敗するような親です。
    過保護というイメージは容易です。それが弁護すれば、陪審員としては
    それを引き算したり、客観性を疑うはずなので、かなり不利です。
    有能で親しい弁護士に依頼するでしょう。
    ただ、息子溺愛の母親は、それを許さない可能性はあります。

  13. コロンボは、ジャスティンとクーパーの挙動におかしさを感じていたが、
    殺害するまでの動機が分からないので、当初容疑の可能性は低いと見ていた
    だろう。ラスク教授殺害の動機は、教授夫人と監督夫人のほうには、
    かなり強くありそうだ。なので、リトマス試験紙としてフェニックス行き
    の航空券というハッタリを3者4人へ対しぶつけてみた。
    犯人の特徴としては、コロンボから投げかけられた問いに対して、
    自分への容疑をかわすような模範回答をするものである。
    知らないことに対しても、さも有りそうな状況をつくり出して回答する。
    もし犯人ではないのなら、知らないことは知らないと率直に答える。
    これが、コロンボの嘘発見機である。これによって、教授夫人と監督夫人
    の容疑は薄れていった。とはいえ、ジャスティンとクーパーの殺害動機が
    分からないし、第一、方法とチャンスも不明。
    よって、ジャスティン&クーパー以外の可能性も捨ててはいなかっただろう。
    突如として現れた殺害シーン録画の存在と、それで分かる様々なカラクリに
    よって、方法とチャンスの方向からジャスティン&クーパーへの容疑を一気
    に固めて、「権力の墓穴」方式の逮捕劇へと落とし込んでいった。
    実際、学生の前で、カラクリをやって見せるのも面白いけれど、視聴者は
    最初からカラクリを知っているので、あのような実演は不要だと思う。
    まあ実演することで、ジャスティン&クーパーの追い詰められた感情を表現
    するという効果はあるが、それでも不要です。2度やるのは時間の無駄。
    「権力の墓穴」だって、2度はやらなかった。
    最後一気のどんでん返しだが、ジャスティン&クーパーをもっと追い詰める
    過程の工夫が欲しかった。

  14. ジャスティンは、なぜ録画テープの片方を残すような小細工をしたのか?。
    放っておけば録画テープは全て上書きで消えて「これはミステリーだ!」
    などとコロンボも言わず、捜査上も犯人の出入りの痕跡を探すなど解決も
    遅れる可能性があったのに。

  15. 「刑事コロンボではない」と言いますが私はこの話好きです。
    決め手は過去に見たようなものだけど、これまでにない犯人(悪ガキ)とコロンボのやり取りは新鮮!
    犯人がゲラゲラ笑っている間にコロンボがじわりじわりと追い詰めていくのが面白いです。

  16. 最後、コロンボはあろうことか「なぜやった?」と動機を訊いた。
    こうなると、もう刑事コロンボではないよ。
    前シリーズでは、コロンボの最も重視するのは動機であると言っている。
    それが新シリーズでは、手段やチャンスのみに気を奪われ動機をないがしろ
    にしている。動機をないがしろにすると、コロンボと犯人との間の魂の
    交流が無くなってしまう。そうなると「これはミステリーだ!」などと
    言うしかなくなり、手段の面白さのみに光をあてた無機質で奥の浅いドラマ
    になり下がる。

  17. 拳銃の照準を合わせるには、小型のカメラとテレビと拳銃との間で何度も
    テストを繰り返す必要があったはずですね。少なくとも人けのない場所で
    半日から1日程度は必要だったでしょう。また駐車場で車を駐車しただけ
    では照準は合いません。現場実弾テストが理想ですが、絶対無理です。
    現場で時間をかけて調整していたら怪しまれてしまいます。
    しかし、現場で時間をかけて照準を合わせる綿密な調整は必要になります。
    よって、このような犯行自体が不可能です。

  18. 犯人が悪ガキなだけに、コロンボが頭を悩ませるほどの事件ではありませんね。
    逮捕されても「親が守ってくれる」と悪態をつくのは哀れですな

  19. クーパーの父親役の俳優(Alan Fudgeアラン・ファッジ)に見覚えがあり調べてみたら、
    同時代の米刑事ドラマ「俺がハマーだ!」の第13話 
    「老人パワーで大胆捜査 今どきの若いもんは!!」 に出演されています、いやスマイス。
    この回のメインゲストは、コロンボ第49話「迷子の兵隊」でパジェット将軍役をされてる
    ステファン・エリオット。その声が大平透さんなのか、自分には分かりませんでした。
    (大手動画サイトにも・・・)

  20. あの二人がヤンチャをすればするほど最後の逆転への期待が高まり、ワクワクしました。
    ところで、お気に入りだった昔の映画に屋根裏部屋の花たちというのがあるんですが、その監督脚本をしていたのが今回の脚本のジェフリー・ブルームという方だったようで興味深かったです。
    その映画はホラーではないのですが、とても恐ろしく、当時はまだ小さかったのですごいショックを受けました。人間怖いという話です。
    小説を映画化したものですが、ラストはブルームさんのオリジナルのようです。そのラストもエエッ!?って感じで肝を冷やしました。
    それでも、とても悲しく美しい作品でもあったので、心に強く残っています。
    あまり人にオススメはできませんが‥

  21. ワルガキ逮捕後の高慢ちきな父親と母親の顔を見たかったな。
    あれだけ自信満々に説教をたれた有能弁護士父と、
    子離れできない超息子自慢の溺愛母との顔を。
    そういうドラマじゃないけどね。

  22. 久しぶりに書き込みます。
    この回は当時金曜ロードショーでかかった時しか見ていないのですが、ビデオに録画して2~3回は見たかな。最後にコロンボが仕掛ける罠は確かに旧作『権力の墓穴』と同じパターン,しかしそれは作り手の案が煮詰まったからではなく、これまでのコロンボの長い刑事経験から「よし!又この手で行こう」と云う自信から出たものだと思う。上手く行かなかったらそれを利用して別の罠を用意したに違いない。

  23. 霊長類最強の刑事に戦いを挑んだマヌケだな。
    フレミングとの会話の中に、次のようなコロンボの発言があります。
    敵はずいぶんと頭が良さそうだし、刑事ってのはそれほど秀才揃いってわけ
    じゃないしねえ。それでもまあ、あたし達だってプロですからねえ。
    たとえば、その今の殺人犯にしてもです、頭は良いがぁ素人ですからね。
    いっぺんこっきりしか経験してないわけです。ところが、あたしらにとって
    殺しっていうのは仕事でしてねえ、年に100回は経験してます。
    ねえ先生、こりゃたいした修練ですよ。
    彼らも「刑事コロンボ」観てたら良かったのに。

  24. 見所は、コロンボの最初の講義です。
    以下、全文です。
    ↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
    (実際にはない証拠を作り上げることは?)
    実際にはない証拠を作り上げることはあると言われています。
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・
    あたしの場合はこうです。この自分の鼻について行きます、
    もし臭いを嗅ぎつけたら、解決の為ならありとあらゆる事をやってみますね。
    (若い刑事へのアドバイスは?)
    まあ~あまり喋らんことですかね。
    何かをした場合など、黙っている方がよろしい!。
    すーぐ、ベラベラ喋っちまわないで、待つんです。待って展開を見る。
    大事なのは、タイミングです。それからツキ。ツキが必要ですね。
    ↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑↑
    確かにコロンボは、けっこう証拠を作り上げていますよね。
    覚えているだけでも「指輪の爪あと」「ロンドンの傘」があります。
    これらは似非証拠とも言えますが、その証拠らしいワナで犯人の言動を
    引き出し、それを決定的証拠にしてしまうテクニックですね。
    またコロンボは、知っていることをベラベラ喋っているようですが、
    事情聴取で知り得たことを即言わず、タイミングをかなりズラして、
    幾つかの状況証拠と合わせ技で犯人にぶつけることがよくありますね。
    2度3度と観ている内に、そのあたりのさじ加減も見えてきました。

  25. まさにフレミングが言っていた「見くびっていた連中」を
    レスリーが言っていた「敵の油断を見透かして、いきなりワナを・・・」
    というわけだが、
    連中の見くびりを思いっきり表現してどうすんの?、と言いたい。
    新シリーズは品格が無いね。

  26. 被害者血が出ました。コロンボでは珍しいというか、初めてでは?。
    ポール・ガレスコが自分の足を撃ったとき少し・・あれは犯人ですね。
    汚れた超能力でも、ちょっとだけ。
    いつもやっている弾道検査は?。
    弾道検査、通話履歴、硝煙反応などは、一貫性が必要ですね。
    KRVAは、「犯罪警報」にも出てきました。
    「権力の墓穴」と同じ墓穴掘ってスっ転びましたね。
    なんというか、さえない終わり方です。

  27. たいていの犯人は、見かけはパッとしないコロンボが実は強敵であることに気付いてますが、最後まで実力を見抜けないのも珍しいですね。
    大学生の二人組の犯人は、育ちはいいが自分たちの才能を過信してあっさりと失敗するあたりが、ヒッチコックなどの映画のモデルとなった実在の殺人者「レオポルドとローブ」を意識しているような気がします。

  28. コロンボが最後の最後まで犯人を泳がせたケースって珍しいんじゃないでしょうか?
    犯人の格が低く、対決感の乏しい回ですが、
    「ざまあみたか!」という痛快さは随一でした。

  29. Meさん、コメントありがとうございます。お返事がすっかり遅くなってしまいました。
     
    描き方がリアルになってきたのですね。コロンボ作品は「殺人」がテーマになるので、死や血の描き方が問題になりますが、初期作品では、そのような部分をきちんと見せずに、成立させていたと思います。
     
    やはり初期の作品は良かったと思います。
     

  30. 刑事コロンボで最も多い「殺害方法」は「拳銃による射殺」ということがわかっています。ですから、殺害方法自体は珍しくはありません。
    ただ、この話での死体の映し方は、他のものに比べてかなり過激になっています。
    この「殺人講義」のDVDマガジン(デアゴスティーニ刊行)を買って観たのですが、被害者のラスク教授(ジェームズ・ストリウス)は、コロンボ警部たちに発見されたとき、死体の周りが血の海になっていましたから・・・
    射殺直後の死体が映される「野望の果て」でもこんな過激ではなかったわけですから、かなり違いますね。
    ある意味、「汚れた超能力」よりすごいかもしれません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿はできません。

どうぞ悪戯の書き込みはお控えください。
私の大切なものを壊さないでください。あなたにも、私にも大切なものがあるのです。
Don’t comment here in bad manner.
I hope you understand that this site is very important for me,
like you have your important things too. Thank you for your understanding.