トライコン工業社の女性社員

アン・コールマンAnn

スーザン・ジャコビーSusan

トライコン工業社の女性社員

26話「自縛の紐」に登場するトライコン工業社の女性社員は女優「アン・コールマン」であることが判明しました。かつては本サイトで彼女を「スーザン・ジャコビー」であると記載しておりまして、それは間違いでした。これはブログ・ゲストさんからのご指摘を受け、本格調査に乗り出したのですが、とても面白いエピソードがわかりまして、本記事を書きました。
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リチャード・スタル

12話「アリバイのダイヤル」で、ハンロンのモントリオール行きの旅行の予約を調べに行った旅行会社の社員を演じています。こうして3役を同時に見ますと、この人は特徴があるためわかり易いですね。
18話「毒のある花」で、被害者カールが予約した旅行会社のボスを演じています。事件現場の玄関先で事情を聞かれるシーンです。
21話「意識の下の映像」では、ロス警察の拳銃弾道担当の研究員を演じました。捜査に行き詰まったコロンボ警部に最初冷たく接しますが、力になろうとすると逃げられてしまいます。

ジョージ・スカフ

33話「ハッサン・サラーの反逆」で、領事館に勤務するアラブ人「クーラ」を演じました。皆衣装が似ているので区別がつきにくいのですが、割と頻繁に登場するキャラクターです。
43話「秒読みの殺人」では、テレビ局の女上司ケイ・フリーストンに不満気な「しがないテレビ局のプロデューサー」を演じました。目元が印象的な俳優さんですが、この二人が同一だと発見した時には、本当に幸せでした(笑)

ジョイス・ジルソン

19話「別れのワイン」で、リックの婚約者を演じています。役名はジョーン・ステーシーですが本編で一度も名前が登場していない気がしませんか?彼女はお金が目当てではなく本当にリックを愛していた感じです。彼女が「家出捜索」を頼みに来たことで、事件発覚の前に、しかも殺人事件でもないのに、早い時間帯にコロンボが登場できています。

アイダ・ルピノ

8話「死の方程式」バックナー社長夫人、24話「白鳥の歌」被害者・エドナ夫人と、2回とも少し怖い奥さんの役で登場します。特に「白鳥の歌」エドナ夫人は鬼嫁と称して良いでしょう。

麻生美代子さん

日本語の吹き替えは「麻生美代子」さん=テレビアニメ・サザエさんの母さん「フネ」役(〜2015年)です。アイダ・ルピノのキャラクターにマッチしていて大好きでした。

加筆:2024年2月12日

アン・フランシス(Anne Francis)

8話「死の方程式」で秘書ビショップを演じました。ぼろんこの大好きな女優さんの一人です。0011ナポレオンソロ、スパイ大作戦、鬼警部アイアンサイド、チャーリーズ・エンジェルなどにも出ているそうです。口元のホクロが印象的です。2011年に他界されました。
15話「溶ける糸」被害者・手術助手のシャロンを演じました。2つのエピソードでの役柄(性格)は対照的でした。どちらも魅力的に役を演じていました。

 

ウィルフリッド・ハイド=ホワイト(Wilfrid Hyde-White)

特に13話「ロンドンの傘」での執事「タナー」役が素晴らしかったです。台詞まわし(日本語吹き替え)も、回りくどくてとても面白かったです。コロンボ警部が傘のことを聞くために、夜中にサー・ロジャー邸を訪れた際、「寝てなかったでしょう?入っても良いですか?」と、強引に門の中に入る警部に「もう、お入りのようで」と答えるなど、ユーモアたっぷりでした。
一方37話「さらば提督」では弁護士の老紳士ケタリングを演じています。両者ともあまり扮装していないので、ほぼ同じイメージですね。

エド・マクレディ(Ed McCready)

26話「自縛の紐」
トライコン工業社の警備員。エレベーターの前に立っていて、コロンボ警部の喫煙に厳しく対応する男性です。この俳優さんが16年後の53話を皮切りに続々と新シリーズに出演されていることを発見しました。とても印象に残る俳優さんです。
53話「かみさんよ、安らかに」
割と後半の葬儀の場面で、かみさんの埋葬を延期することを伝えに来た同僚の刑事「ベニー」がエド・マクレディです。
59話「大当たりの死」
レオン・ラマーの宝石店の警備員。地味な役ですが店の入口に立っているので、何度も画面に写っています。ぜひ確認してみてください。
61話「死者のギャンブル」
後半に登場するカジノの従業員エド。ハロルドにポーカートーナメントの券の販売した男性です。その後捜査にも協力しています。なかなか印象に残るキャラクターです。
62話「恋に落ちたコロンボ」
初期捜査の際に「近くの住人が銃声を聞いた」と伝えにくる刑事です。
65話「奇妙な助っ人」
バーでネズミに驚き大騒ぎするご婦人を助ける男性です。ほとんど正面を向くことがないので、発見するのに苦労しました。

加筆:2020年12月1日

キム・キャトラル

Kim Cattrall

44話「攻撃命令」でメイスン博士と同居する若い女性:ジョアンナ・ニコルズを演じています。当時は21才という若さだった。キム・キャトラルはその後「ポリス・アカデミー」「セックス・アンド・ザ・シティ」のサマンサ・ジョーンズ役など数々の作品に出演し大成功しています。

サリー・ケラーマン

今日、自宅アトリエの書棚を整理していたら「スタートレック(宇宙大作戦)」のDVDが出て来た。何気なく見てみた。「光るめだま」という話で、登場するデイナー博士がどっかで見た人?と思ったら‥
67話「復讐を抱いて眠れ」のサリー・ケラーマンでした!すごく嬉しかったです。1937年生まれなので、この作品公開時(1966年)は29歳。しかし、さすが刑事コロンボシリーズには良い俳優さんが出ていますね。

 

ジョアンナ・キャメロン

Joanna Cameron
27話「逆転の構図」でポール・ガレスコの助手ローナ・マクグラスを演じました。大きな帽子をかぶってガレスコ夫人の葬儀に参列している場面が印象的です。8話「死の方程式」のロディ・マクドウォールと「課外教授」という映画で共演しているそうです。スラっとスタイルの良い感じの女優さんです。

ジョン・フィネガン

John Finnegan

刑事コロンボ時代はダフィー警部役ほか多数出演、新・刑事コロンボシリーズからコロンボの馴染みの「バーニーの店」のバーニー役でも多数出演しています。

9話「パイルD-3の壁」カール(赤いヘルメットの現場監督)
16話「断たれた音」ゴミ粉砕機の作業員(年配の人)
18話「毒のある花」刑事
25話「権力の墓穴」ダフィー警部
37話「さらば提督」ガードマン(ゲートを上げる男)
38話「ルーサン警部の犯罪」テレビ局のアシスタントディレクター(舞台背景の裏に居た)
51話「だまされたコロンボ」コルベット本部長
58話「影なき殺人者」コルベット本部長
62話「恋におちたコロンボ」バーニーの店オーナー
65話「奇妙な助っ人」バーニーの店オーナー
66話「殺意の斬れ味」バーニーの店オーナー
69話「虚飾のオープニング・ナイト」庭を見せる住人 など。

赤いヘルメットが似合う男

初期の作品ではもっぱら工事現場などで、赤いヘルメットをかぶった作業員として登場します。その他、さらば提督ではガードマン役も好演しています。どれも台詞のある役でいい味を出しています。

旧シリーズでは、ダフィー警部

ダフィーはコロンボとほぼ同等のキャリアと思われる刑事です。「権力の墓穴」では窃盗系捜査のプロフェッショナル的な存在で、コロンボにアドバイスをするなど、重要な役柄でした。「毒のある花」では、ダフィー警部という名前ではありません。

新シリーズでは、ロス市警の本部長

51話「だまされたコロンボ」と58話「影なき殺人者」では、ロス市警本部長の役で再登場します。影なき殺人者では「クエンティン・コルベット」と名前まではっきり確認できますので、ダフィー警部が出世したのではありません。

バーニーの店オーナー

バーニーの店は新・刑事コロンボシリーズで頻繁に登場します。コロンボ警部のチリ好きは2話「死者の身代金」からすでに確認できますが、当時はオーナー(シェフ)は名前では呼ばれず「ティモシー・ケリー」が演じていました。
バーニーが最もクローズアップされたのは62話「恋に落ちたコロンボ」で、恋心に悩むコロンボ警部の相談相手にもなっています。また、66話「殺意の斬れ味」のラストシーンでは、コロンボ警部がバーニーの店で事件解決の解説をしています。

ピーター・フォークと共に歩んだ俳優人生

彼ほどピーター・フォークと共演した俳優さんはいないと思います。最終回の69話「虚飾のオープニング・ナイト」でさえ、庭を見せる住人として出演しています。まさにピーター・フォークと共に歩んだ俳優人生だと言えます。

加筆:2015年10月15日

ジェームズ・グレゴリー

バックナー社長

8話「死の方程式」バックナー社長はジェームズ・グレゴリー。威厳がありそうで、どこか優しさも兼ね備えている感じ。とても存在感があるキャラクターでした。

リゾコーチ

12話「アリバイのダイヤル」で、フットボールチーム「ロケット」のリゾコーチを演じたのも、ジェームズ・グレゴリー。エリックの死を悼む会話などが印象に残っています。

宇宙大作戦(スタートレック)

ジェームズ・グレゴリージェームズ・グレゴリーは刑事コロンボシリーズ以外にも「宇宙大作戦(スタートレック)」の「悪魔島から来た狂人」でアダム博士や、映画「続 猿の惑星」のアーサス将軍役としても活躍した俳優さんです。