ティモシー・ケリーとサージェント・ペパーズ

2話「死者の身代金」、5話「ホリスター将軍のコレクション」「バーニーズ・ビーナリー」のオーナーシェフ、38話「ルーサン警部の犯罪」トニーの店の主人として刑事コロンボに3回出演する「ティモシー・ケリー」が、何とあの有名なビートルズの「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」に登場しているというビックリニュースです。
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ヴィトー・スコッティ(Vito Scotti)

この俳優の発見がブログ執筆のきっかけに

刑事コロンボに多数出演のヴィトー・スコッティは、私のお気に入りの俳優さんの一人です。このヴィトー・スコッティという脇役俳優さんの魅力を発見できたら、刑事コロンボの世界への入口を見つけたことと同じ意味ではないかと思います。(1918年1月26日-1996年6月5日)
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ティモシー・ケリー(Timothy Carey)

いずれも、レストランのシェフや主人の役で登場。5話「ホリスター将軍のコレクション」では事件の解決のヒントになりました。38話「ルーサン警部の犯罪」では、強盗に入られた上お得意様を殺害されて大ショックでした。 
2話「死者の身代金」
5話「ホリスター将軍のコレクション」
38話「ルーサン警部の犯罪」トニーの店の主人

2話「死者の身代金」に初登場

2話「死者の身代金」に初登場する時のシェフはコロンボの大好物チリコンカンを得意料理とする「バート」でティモシー・ケリーが演じています。店名は「バーニーズ・ビーナリー」で、ビリヤード台の置いてある広いお店です。看板の形状では、ウエストハリウッドのお店と酷似していますが外観は異なり、同じ場所で改築したのか、別のお店かは不明。現在のお店にもビリヤード台が置いてあるようです。

関連記事:ティモシー・ケリーとサージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド

加筆:2024年10月3日

ディーン・ストックウェル(Dean Stockwell)

刑事コロンボ2作品に出演

12話「アリバイのダイヤル」の被害者:エリック・ワーグナー社長。あまり顔が大写しになることは少ないのですが、後述のロイド・ハリントンとは一味違う若き御曹司を演じています。
29話「歌声の消えた海」の無実の容疑者で、ピアノマンのロイド・ハリントン役は良かったです。捜査の過程でヘイドン・ダンジガーの写真を見せられ「この人が犯人ですか?」とコロンボ警部に尋ねる場面は印象に残っています。

映画「エアフォース・ワン」

ハリソンフォード主演の映画「エアフォース・ワン」にも出演しており、66話「殺意の斬れ味」で女性弁護士「トレーシー・ローズ」を演じた「ドナ・ブロック」と共演しているようです。詳しくは、後日加筆します。

加筆:2021年8月27日

リチャード・スタル

12話「アリバイのダイヤル」で、ハンロンのモントリオール行きの旅行の予約を調べに行った旅行会社の社員を演じています。こうして3役を同時に見ますと、この人は特徴があるためわかり易いですね。
18話「毒のある花」で、被害者カールが予約した旅行会社のボスを演じています。事件現場の玄関先で事情を聞かれるシーンです。
21話「意識の下の映像」では、ロス警察の拳銃弾道担当の研究員を演じました。捜査に行き詰まったコロンボ警部に最初冷たく接しますが、力になろうとすると逃げられてしまいます。

ジョージ・スカフ

33話「ハッサン・サラーの反逆」で、領事館に勤務するアラブ人「クーラ」を演じました。皆衣装が似ているので区別がつきにくいのですが、割と頻繁に登場するキャラクターです。
43話「秒読みの殺人」では、テレビ局の女上司ケイ・フリーストンに不満気な「しがないテレビ局のプロデューサー」を演じました。目元が印象的な俳優さんですが、この二人が同一だと発見した時には、本当に幸せでした(笑)

ジョイス・ジルソン

19話「別れのワイン」で、リックの婚約者を演じています。役名はジョーン・ステーシーですが本編で一度も名前が登場していない気がしませんか?彼女はお金が目当てではなく本当にリックを愛していた感じです。彼女が「家出捜索」を頼みに来たことで、事件発覚の前に、しかも殺人事件でもないのに、早い時間帯にコロンボが登場できています。

アイダ・ルピノ

8話「死の方程式」バックナー社長夫人、24話「白鳥の歌」被害者・エドナ夫人と、2回とも少し怖い奥さんの役で登場します。特に「白鳥の歌」エドナ夫人は鬼嫁と称して良いでしょう。

麻生美代子さん

日本語の吹き替えは「麻生美代子」さん=テレビアニメ・サザエさんの母さん「フネ」役(〜2015年)です。アイダ・ルピノのキャラクターにマッチしていて大好きでした。

加筆:2024年2月12日

アン・フランシス(Anne Francis)

8話「死の方程式」で秘書ビショップを演じました。ぼろんこの大好きな女優さんの一人です。0011ナポレオンソロ、スパイ大作戦、鬼警部アイアンサイド、チャーリーズ・エンジェルなどにも出ているそうです。口元のホクロが印象的です。2011年に他界されました。
15話「溶ける糸」被害者・手術助手のシャロンを演じました。2つのエピソードでの役柄(性格)は対照的でした。どちらも魅力的に役を演じていました。

 

ウィルフリッド・ハイド=ホワイト(Wilfrid Hyde-White)

特に13話「ロンドンの傘」での執事「タナー」役が素晴らしかったです。台詞まわし(日本語吹き替え)も、回りくどくてとても面白かったです。コロンボ警部が傘のことを聞くために、夜中にサー・ロジャー邸を訪れた際、「寝てなかったでしょう?入っても良いですか?」と、強引に門の中に入る警部に「もう、お入りのようで」と答えるなど、ユーモアたっぷりでした。
一方37話「さらば提督」では弁護士の老紳士ケタリングを演じています。両者ともあまり扮装していないので、ほぼ同じイメージですね。