ちょっと残念な作品…。ぼろんこの私感。

残念作とは言い過ぎでしょうか?「ぼろんこ」は個人ブログですので、日記を読んでいるくらいの軽い気持ちでお読みください。
 
7話「もう一つの鍵」
これはちょっと厳しい感想かも知れませんが、決め手を婚約者ピーターの「記憶力」に委ねたというのは、まるで納得できない展開でした。初期の作品としては非常に人気が低いことも頷けます。
 
23話「愛情の計算」
ロボットが登場するという、奇想天外というか、時代性を物語っている作品。それだけでもほぼNGなのに、無実の息子を逮捕する「異例の大芝居」も大問題。
 
46話「汚れた超能力」
殺害方法が血生臭く、ぼろんこの考える「コロンボ美学」から外れます。犯人役の超能力者も、魔術王サンティーニほどの気高さは無く、むしろ滑稽(こっけい)に感じました。
 
50話「殺意のキャンバス」
犯人が画家で、美しい浜辺の風景とともにストーリー展開しますが、アリバイ工作が単純なのに、シチュエーション作りや懐古シーンばかりに凝ったものでした。全く刑事コロンボの醍醐味はありません。
 
56話「殺人講義」
新シリーズならではの設定で、息子のような年齢の犯人たちと対決をしますが、やはり犯人役は貫禄のある方が望ましいですね。殺害トリックは凝ったものですが、無理を感じます。決め手も「権力の墓穴」の焼き直し的です。

刑事コロンボの「特長」を感じられない作品。

倒叙法への想い

「倒叙法」の作品とは…最初に犯人が分かってしまう。犯行手法もわかってしまう。それらが「何もしらないはずの刑事」により、明らかにされてしまう過程が面白いと思っています。
 
37話「さらば提督」
刑事コロンボ作品の基本コンセプトを「倒叙法」と考えると、これは死守して欲しかったですね。解決シーンでは、コロンボがポアロに見えてきました。最終回を意識した特別の作品だということで、構成の異色さもうなずけます。
 

脱マンネリが必要だったか

お色気・推理要素・回想シーン…などが取り込まれた作品もできました。当時は視聴率などへの配慮もあり、いろいろ苦心したのでしょう。
 
48話「幻の娼婦」
これまも女性の犯人は多く存在しますが、この作品は別格でNGです。何十回見ても好きになれない作品でしょう。刑事コロンボの「基本スタイル」は感じさせますが、コロンボファンの支持は得られない作品だと言えます。
 
53話「かみさんよ、安らかに」
いわゆる「かみさん」をストーリーのメインに持ち出したことがNGです。この時点で既に「手詰まり」状態だったのでしょうか。コロンボ警部の捜査手法に対し「人でなし」と逆ギレして、殴り掛かる犯人の女性ですが、当時としても時代が変わった…という意味なのでしょう。
 
55話「マリブビーチ殺人事件」
何とかして、見る側を楽しませたい…という意気込みはわかるのですが、どうにも好きになれません。駄作に含まれてしまいます。凝り過ぎが生んだ消化不良ですね。
 
58話「影なき殺人者」
推理ドラマとして、明らかに駄作に分類されます。お面をつけてアリバイ作りには仰天、「これをやっちゃお終いだよ」ですね。共犯者ともいえる秘書との関係も、笑ってしまうほどお粗末でした。