10話「黒のエチュード」で初登場したコロンボの愛犬「ドッグ」。「池(pound)でおぼれていた」のが出会いだと訳されているが、本当は「犬の収容所(pound)でもらって来た」のが、正解ではないか?と思います。
犬種はバセットハウンドですが、よくよく調べてみますと、全てが同じ犬ではないようです。初代のドッグはこんな感じの子です。
左下の写真は10話「黒のエチュード」のドッグ。これに対し右下の16話「絶たれた音」のドッグは体の模様が違うため、二代目のドッグだとわかります。場所はいずれも獣医の「ベンソン先生」のクリニック。この頃のドッグは大抵、具合が悪くなって先生に診てもらってます。
顔も見てみましょう。左下の「絶たれた音」と比べ、23話「愛情の計算」は眉間(みけん)の隙間が狭く、白い部分が少ないことがわかります。「愛情の計算」のドッグ(犬の学校を退学になった)からは三代目のドッグなのです。
そして30話「ビデオテープの証言」のドッグ、32話「忘れられたスター」でアイスクリームをご馳走してもらうドッグは、顔の模様を見る限り同じ三代目のドッグです。
ご覧の通り、左下の30話「ビデオテープの証言」でエリザベス奥さまに可愛がってもらうドッグと、右下の36話「魔術師の幻想」のドッグは背中の模様が同じで、これも三代目ですね。
この後ドッグは、41話「死者のメッセージ」でサンタモニカ埠頭を散歩中のアビーさんとバッタリ出くわします。顔も背中の模様も三代目です。43話「秒読みの殺人」で電気屋さんでテレビを見るのも三代目。
そして44話「攻撃命令」のドッグ。コーコラン先生に犬の訓練について享受されているシーンです。この子まで三代目です。
新シリーズに入ってからは四代目。顔も色も全然違います。どうです皆さん、やっぱり出演回数が多い三代目がスター俳優かな?
64話「死を呼ぶジグソー」
この他、少なくとも合計で5〜6頭いるようです。実際の「ピーターフォークさんの飼い犬」も含まれるようです。
*この記事は書きかけです。(加筆:2022年9月2日)
そもそもドラマの設定上において同一犬物ではないと、勝手に思っていました。
つまり、コロンボは4匹以上のバセットハウンドを飼っている(いた)と考えてました。
そんな風にみていた方は・・・、いないですか?
旧シリーズは「三犬分立」だったのか!(笑
ドラマ内に出てくるワンちゃんは、ピーターフォークさんが飼っているワンちゃんだったって何かで読んだ気がしましたが、違うんですか?ご存知の方は真相を教えてください。
少なくとも合計で5〜6頭いるようです。実際の「ピーターフォークさんの飼い犬」も含まれるようですよ。
飼い主より
20年以上バセを飼っていますが、散歩していると「あ、コロンボの犬だ!」とよく言われます。
道で知人に会って話をしていると、たちまちごろ〜んと横になって寝てしまいます。
エピソード10〜16の診察台に横たわっているのは、別に麻酔をかけられているわけではなく、
「あー、楽ちん」かなんかでくつろいでいるんだと思います。演技指導不要。
コロンボが抱き上げていますが、重たいです。24キロだった前のバセはなんとか抱き上げましたが、
今の8歳の犬は30キロ、とても無理です。たまに人の足を踏んできて、とても痛いです。
基本、大人しいのですが、時に、「犬にだって人権がある!」と抗議してきます。
「あ、コロンボの犬だ!」
素敵なコメント、ありがとうございました。
屠殺間近な時にもらって来たんだよ ドッグは犬 名はドクでいいんでは⁉️パクリの日本 ネコロンボ 信濃のコロンボ 古畑任三郎 パクるパクる‼️しかしアメ車はでかくて頑固で格好いい エド山口さんも俺も見せびらかしてよく乗り回したな😃😂🥰
多分、「収容所」で間違いないと思います。
コロンボ本の定番、ダビドジアク氏の「レインコートの中のすべて」p129にはっきりと「『黒のエチュード』の脚本によると、野犬収容所で見つけ、引き取ることを決意する」とあります。
さらに、ご丁寧にも訳註で「作品では池でおぼれていたのを助けたと変更された」と追加されているのでこの本の翻訳者もドラマの吹き替えの誤訳に倣ってしまったということですね。