28話「祝砲の挽歌」

By Dawn’s Early Light / 1974

作品の持った雰囲気がとても好きです。絵的な美しさ、兵学校という閉鎖された特殊なシチュエーション。他にも軍隊ものの作品はありますが、この「祝砲の挽歌」には及びません。

事件が起こる背景

陸軍幼年学校の劣等生にその罪をきせる行動と相反し擁護するような言葉も…。厳しいが故に学校で孤立してしまう立場も…。生徒たちの「自供」により殺人を暴かれてしまう下りも…。流れるようにつながっています。また、学校の平面図から「陸軍幼年学校」が「男女共学のキャンパス」に改築される計画があったことを見破るあたり、コロンボ警部の着眼は流石です。

冒頭の演出も見事

廊下をこそこそと進んで行くと、砲弾の工作をしている背中が見えてくる。予め準備した材料を丁寧に加工する手元。冷静ながらも…汗がしたたる表情。丁寧に指紋を拭き取る。火薬を流すために蛇口を振り回す。外に出た時、初めてタイトルクレジットの文字が表示され、微かなドラムロールでBGMが始まる。砲台での準備を終え、後に大きな意味を持つ「りんご酒」を見つける。6分30秒を過ぎた頃、軍隊ラッパの音と共に台詞付きのドラマがスタートします。始まりから6分30秒まで台詞は一切なし、音楽もごく小さい。この冒頭シーンを見ただけでこの作品がどれほど凄いかを直感します。

パトリック・マッグーハンの存在感

パトリック・マッグーハン犯人役のパトリック・マッグーハンの存在感は抜群です。ヘインズ陸軍幼年学校の理事長ヘインズを殺害した後も「厳しい校長先生:ライル・C・ラムフォード大佐」が、正義(?)を貫いて生きる様を、美しく演じています。

ラムフォード大佐

ラムフォード大佐は、自分の保身のために殺人を犯したとは思えません。むしろ間違った方向を向き始めたアメリカに対し「NO」と言いたかったのでは?私は戦争擁護の立場ではありません。ただ大佐の気持ちを考えただけです。

日本語吹き替え:佐野浅夫さん

ラムフォード大佐の吹き替え「佐野浅夫」さんは素敵でしたが、ミラー当番兵(靴が汚れていた生徒)を再度呼び出して説教するシーンからしばらくの間、別の声優になっていました。佐野浅夫さんとは似ていない声で、この部分がとても残念でした。初期放送版ではカットされていたのでしょうね。重要な場面だと思いますが放送時間の関係でしょうね。

スプリンガー候補生

マーク・ホイーラー落第生のスプリンガー候補生(マーク・ホイーラー)の反抗的な態度やエピソードも上手く描かれています。彼が「大砲の誤爆は自分の責任であるはずがない」「不可能だもん*」と語る場面も印象的です。俳優マーク・ホイーラーは、その後の映画「アポロ13」にニール・アームストロング役で出ているらしいです。あの月面着陸の船長さんですよね。
*=実は掃除当番をさぼっている。

シロとクロを見分ける着眼点

コロンボ警部が容疑者を「ラムフォード大佐」に絞る場面は、大佐がボロ布を最初に見た時に言及を避けたのに対し、スプリンガー候補生はためらうこと無く「大砲の清掃用の布」と答えたことにあるでしょうか。ラムフォード大佐は事故の原因をスプリンガーの不始末として片付けることを前提として、この犯行計画を始めたわけであり、自分の計画どおりに進む捜査に対し、すこしだけためらいの感情が出たのでしょうか。

自ら祝砲を撃つ役目を引き受けた

トム・シムコックスまた、ラムフォード大佐は凛とした振る舞いの中でも、沈着冷静に計画を実行しています。被害者ヘインズ(トム・シムコックス)との口論の最中に、少しだけドアを開けておき、ヘインズが自ら「式典で祝砲を撃つ役目を引き受けた」成り行きを秘書に聞かせるよう工夫しています。本来なら大佐が爆死していた可能性もあることで、自分が容疑者のラインから外れるという計算です。

一癖ありそうな秘書

マデレーン・シャーウッド秘書ブレイディの役はマデレーン・シャーウッド。メガネの上から覗き見るような表情が印象的な女優さんでした。ちょっと気が強そうな感じ。美人秘書という観点ではなくても、とても楽しいキャラクターだと思います。

とばっちりを食らうルーミス大尉

バー・デベニング注目すべき場面は、食堂でふざけている生徒を「突然のように声を荒げて叱る」大佐の態度。スプリンガー候補生についての会話中に、コロンボ警部はスプリンガーを犯人ではないと確信している。むしろ自分が疑われている‥と気付くのです。ご機嫌斜めな大佐の「リンゴ酒密造犯捜査命令」を受けるルーミス大尉(バー・デベニング)のリアクションは、少し不本意そうで興味深いです。

大草原の小さな家

バー・デベニングこのバー・デベニングは大草原の小さな家の「ベイカー先生 休診」に、若いローガン医師の役で出演しています。失意の中で廃業を決意するベイカー先生の代わりに赴任した、身勝手なお医者さんです。またこのお話には、26話「自縛の紐」のスタッフォード夫人(コリン・ウィルコックス)がベス・ノヴァック役で出演しています。

祝砲の挽歌

原題は「By Dawn’s Early Light」で直訳は「夜明けの明りで」という感じ。「挽歌」とは中国で葬送の時に柩(ひつぎ)をひく者が歌った歌で、エンディングに歌とともに訓練する響きも通じて、納得の邦題です。これについては、ブログゲストさんが詳しく解説してくれていますので、ぜひお読みください。

クレーマー刑事が登場

クレーマー刑事後の作品でも活躍する「クレーマー刑事」が初登場。やる気があるんだか…どうだか…わかんない感じがとても良いですね。コロンボ警部の部下は総じて「早く家に帰りたい」人が多いです。その後は「ジョージ」が定着しますが、この時は同僚刑事のマイク・ラリーから「デーブ」と呼ばれています。

モーガン候補生はクレーマー刑事の息子!

ブルーノ・カービーヘインズ陸軍幼年学校のトイレで、高校時代の彼女の思い出話をする相手「モーガン候補生」は「ブルーノ・カービー」で、クレーマー刑事を演じる「ブルース・カービー」の息子。父ブルースは2012年現在存命だが、息子ブルーノは2006年に57歳の若さでこの世を去っています。

ヘインズ陸軍幼年学校

「ヘインズ陸軍幼年学校」はサウスカロライナ州チャールストンがロケ地だということです。ですので海外ロケに匹敵するほどの作品スケールが感じられるわけです。

監督:ハーヴェイ・ハート
脚本:ハワード・バーク

ライル・C・ラムフォード大佐:パトリック・マクグーハン(声:佐野浅夫)
スプリンガ―候補生:マーク・ホイーラー
ミラー候補生:ロバート・クロットワーシー
モーガン候補生:ブルーノ・カービー
秘書ブレイディ:マデレーン・シャーウッド(声:高橋和枝)
クレイマー刑事:ブルース・カービー
ルーミス大尉:バー・デベニング(声:徳丸完)
ウィリアム・ヘインズ:トム・シムコックス(声:堀勝之祐)
マデレーン・シャーウッド

加筆:2020年7月26日

“28話「祝砲の挽歌」” への148件の返信

  1. こんにちは。コメントは初めてですがブログはだいぶ前からいつも拝見しておりました。良質な記事をありがとうございます。
    細かいことなのですが、大砲に雑巾を詰め込むシーンで砲塔から埃が吹き出していて、スプリンガーが前日に掃除をしていない伏線を少し匂わせているように思いました。
    まあ、もしスプリンガーが掃除当番をしっかりやっていたとしても、掃除から一夜立っていますし埃は吹き出したかもしれませんが…!
    考えすぎかもしれませんがそんなことを妄想するのもまた作り込みの良い作品だからこそかなと思っています。

  2. 軍事国家であるアメリカが、ベトナム戦争の介入/失態により、国内は俄かに反戦ムードに。
    そういった背景を考えると、マックグーハン演じるところのラムフォード大佐は名演技でした。
    空いたテーブルや空き部屋を見回る大佐の目には、斜陽が映っていたのでしょう。
    特に、人間の血潮を想起させる赤ではない「白い薔薇」の場面は、孤高の軍人の心の葛藤を見事に演出していたと思います。

  3.  本作のアメリカでの初オンエアは1974年で、ベトナム戦争が終結したことにより米国内で、それまで若い世代に48か月の兵役を義務付けていた徴兵制度が1973年1月に停止したという歴史的背景を知っているか否かで、犯人のラムフォード大佐への共感度合が違ってくると思いました。
     それと、改めて感じたのは、本作は(どの回も大なり小なりそうですが)、特にその時代の国際・国内情勢により、観たくなるかどうかの気分が著しく左右されてしまう作品であるということでした。個人的には、少なくとも2022年7月14日に観たい話ではなかったです。もっと比較的安定した時代に、心穏やかな気持ちで改めて鑑賞し、そんな時にこそ語りたくなる作品ではないでしょうか。
     「刑事コロンボ」シリーズは永久に不変であり、変わるのは、いつもこちら側です。

  4. 最後のシーン。校長の最期の指令の後に
    モーガン候補生が放ったセリフがよく聞こえないのですが、
    「ここは内戦!!」って言っているような。。
    あってますか?
    どなたか言語も日本語訳も教えて頂けたらありがたいですう。

    1. モーガンは何も言っていません。
      モーガン候補生の不服そうな態度に、
      ルーミス大尉が「モーガン、何しる!」と叱っています。

      1. おおー最期までストイック!!
        ルーミス痺れますね!!
        ぼろんこ様ありがとうございます。
        コロンボ様オフ会楽しみにしてます。(о´∀`о)

  5. 陸軍幼年学校から12キロも離れたウェストレイクでも爆発音が響いたというC4火薬暴発の威力であれば、学校の敷地内で事故後があれほどきれいなままのはずが無い。地面がえぐられ衝撃波で校舎の窓ガラスが粉々になるぐらいの破壊力があっていいはずなのに、相変わらずお気楽な描写に終始。
    杜撰な弾薬管理によって起きたらしい事故の監督責任が、真実は殺人事件だったとわかる前に校長に問われないのもおかしい。生徒の面前で凄惨な死に方をした理事長に対し、学校側は何日か授業を休み、拳銃の射撃テストさえ大嫌いなド素人なコロンボだけに任すのではなく、きちんと軍関係の専門家を交えた本格的な事故原因の究明と再発防止策作成を行うと同時に、喪に服す期間を設けないのか?
    毎度毎度、真面目に「現実にこうなったらどうなる」をしっかり考えて作らないと、全然説得力が無くお話にならない。

    1. ご納得いただけるかどうか自信はありませんが、少しだけ「刑事コロンボ」側を弁護しておきましょうか(笑)。
      >陸軍幼年学校から12キロも離れたウェストレイクでも爆発音が響いたというC4火薬暴発の威力
      高さを伴う花火大会の花火の音は、30~40㎞も離れた地点で聞こえることがあります(私も、そのくらい遠くの花火大会の打ち上げ音を聞いた経験があります)。地形、風向きなどの条件によっては、窓ガラスが粉々になるほどの衝撃波を生じなくても、12㎞離れたウェストレイクまで爆発音が聞こえることもあるのではないでしょうか?
      また、あの程度の量のC4火薬暴発で地面がえぐられるほどかどうかも、暴発の方向によって微妙だと思います。
      >きちんと軍関係の専門家を交えた本格的な事故原因の究明と再発防止策作成を行うと同時に、喪に服す期間を設けないのか?
      形だけの専門家を交えた本格的な事故原因の究明と再発防止策作成を行った可能性はあったのではないでしょうか?
      但し、大佐という地位特権と、軍隊組織が宿命的に抱える軍事機密(隠蔽体質)という逃げ道を利用して、その場を上手く乗り越えたのではないでしょうか?
      また、そうした会議で軍関係者は、必要以上の警察の参加介入を嫌がるものです。
      >喪に服す期間を設けないのか?
      私が校長なら、「戦争で戦死者が出ても、一々喪に服して訓練を中断する猶予など無い」と突っぱねます。

      1. なるほど、仰る通りかもしれません。
        軍隊組織は宿命的に隠蔽体質を抱えているというご指摘にも同感です。
        第二次世界大戦で日本への都市無差別爆撃を立案し、ベトナム戦争でも同じことをしたロバート・マクナマラ元国防長官は「われわれ人間は、善をなすためにどれほどの邪悪をなさねばならないのか。われわれ人間は人殺しについてもう少し考えるべきなのだ」と晩年語っています。

      2.  昨夜、旅先の旅館から、直線距離にして18kmほど南で実施されていた花火大会の打ち上げ音を、終始はっきり聞くことが出来ました(多少、南寄りの風が吹いていたとは思います)。高低差では花火実施地点よりも30mくらい高い場所に、その旅館はあり、小さくではありましたが花火も見えていました。
         「窓ガラスが粉々になるほどの衝撃波を生じなくても、12㎞離れたウェストレイクまで爆発音が聞こえることもある」可能性を、改めて確認した次第です。

  6. 今回は私も大佐の人格を改めて考えてみました。彼は「別れのワイン」のエイドリアン・カッシーニにも匹敵する狂気と美学を併せ持つ存在だと。ここで言う美学は言うまでもなく軍人としての。狂気はこれも軍人としての。朝鮮戦争帰りのコロンボも一度は大佐に共感を示したのに(殺人を)後悔はしていない、何度でもをやっただろう、と悪びれもしない大佐。これにはコロンボも表情を硬くしました。
    朝鮮戦争もベトナム戦争も過去となった時代、大佐のような人物は過去の遺物、それも極めて危険なレガシーです。ドラマそして演じたマクグーハンも大佐をあくまでレガシーとして演出したのだと思います。

  7. 以下、実にどうでもいい事ですが。
    英語音声と日本語字幕で見ていたのですが、
    訳者のプロの仕事に爆笑しました。

    コロンボが朝の洗面所でモーガン候補生に問いかける場面です。
    直訳しますと、
    「替えの靴下持ってる?」 「靴下ですか?」
    「うん、キレイなやつね」 「いいえ。洗濯は月曜の夜にするんで……」

    これが、プロの仕事では、
    「履き替えの靴下持ってない?」 「靴下ですか?」
    「臭くってね〜」  「ありません…」

    「clean socks」が、 「くっさくってねぇ〜」と。 素晴らしい(笑)

    小池さんの「ぁ、くっさくってねぇ〜」という言い方も最高です!

  8. わたしも大佐は私利私欲というより、純粋に国のことを想い殺人を実行に移したのだろうと思います。なぜなら、この世に戦争が無くなれば、軍服を脱いで庭いじりでもする(兵学校が無くなってもよい)と言っているからです。
    しかし、この「国のため」というのが、なかなかの曲者です。この美しい大義名分があれば、殺人を犯しても良いのか?その罪を自分の学校の生徒になすりつけても良いのか?
    彼自身、ラストシーンで微塵も後悔はしていないと言っています。

    ラムフォード大佐の、国のためという正義を振りかざして疑うことすらしないで突き進むという姿勢が、このご時世だから?わたしには空恐ろしいものに感じられます。

  9. 祝砲の挽歌 久しぶりに見ました。
    この話がいいのが、犯人のラムフォード大佐の純粋な動機の部分。私利私欲ではなくただただ国を想ってのことと推察しました。名作ですね。

  10. 刑事コロンボあるあるといえば、ギリス脚本あたりから定着したのか、本筋の殺人以外にもう一人殺す話が実に多いですよね。
    「第三の終章」「白鳥の歌」「逆転の構図」 なども皆そうです。
    日本では二人以上殺すと死刑になってしまうことが多いようですが、個人的には二人以上殺す話には抵抗があります。
    共感路線か否かにかかわらず、「祝砲の挽歌」や「別れのワイン」は二人以上殺さないところや、前にどなたかがおっしゃっていたように、被害者、加害者双方の家族が悲しむ姿を見ないで済むところが心情的に助かります。

  11. ラムフォード大佐の行った行為は、彼が正しいと考えた信念に基づく一人クーデターであり、一人でクーデターを完遂できるわけがなく、単に本来彼が所属していた軍隊が鎮圧すべきテロになってしまいました。
    それを私は美しいローケーションの下で繰り広げられた名優たちの名演技によるシェイクスピアの四大悲劇のごとく楽しみました。
    ここには明らかに今なお私たち人類全体が克服しなければならない課題が奥深くに横たわっています。
    これを傑作と言わずして何と言うのでしょうか。

  12. 動機について。
    シリーズを通じて分類される動機の一つとして、犯人自身が命より大事にしている価値を否定して犯人の人生を這い愛してしまう無理解な(犯人にとって)人物を殺害する、というものがあります。本作品の他に別れのワイン、黄金のバックル、忘れられたスターもそうかな。この種の動機の場合、私としては犯人に同情してしまいます。

  13. 粗さがしをひとつ。コロンボの質問「兵器庫の鍵はいくつありますか」の質問に対して大佐が「スリー」と答えていますが、字幕も吹き替えも「2組だ」となっています。そのあとの大佐の説明も3組です。
    話は変わりますがわからないことがひとつあります。お分かりの方、教えていただくと嬉しいです。大佐たちがリンゴ酒をトイレで探すシーンで、大尉がありませんと言った後に、心配そうに覗いていた生徒の一人が親指を下に突き出す合図を他の生徒たちにしています。親指を下にするジェスチャーはアメリカでは「最低」「最悪」との意味だと思うのですが、リンゴ酒が見つからなくてほっとした後に何でこのジェスチャーなのか不思議です。リンゴ酒がなくなったので最低との解釈もあるでしょうが、少し無理があるかなと思います。それとも親指下は「わけわかんねー」という意味もあるのでしょうか。それなら納得ですが。

    1. 大佐のやり方に対する「最低」「死ね」といった反抗の意味に私は受け取りましたが、自信はありません。

  14. 軍人養成学校の校長で大佐ともあろう者が、一市警の警察官の捜査で逮捕されるとは、一体どれだけ間抜けでみっともないのでしょう? 軍人として恥を知れ、です。
    こんなことでは、有事の作戦計画を立案する手腕など全然期待できません。実戦での指揮官なら部下の士気も高まらずに100%負け戰になります。
    今回は私も男子なので、共感路線に危うく騙されるところでしたが、冷静に考えれば、偉そうなだけで「別れのワイン」の犯人の殺人動機と大して変わりません。いや、今回の方が生徒に罪をなすりつけようとしたりで悪質です。 
    共感路線の回とは、とことん相性が悪いとまたまた再認識させられました。

  15. はじめまして。子供の頃からコロンボのファンでこちらのサイトではいつも楽しく拝見させていただいております。今回初めてコメントさせて頂きますが私はこの犯人がシリーズ中一番嫌いです。子供の頃から嫌いなのですが大人になってから再度確認してもダメでした。ですが男性陣にはウケがいいだろうな~と思っていましたが案の定、男性には人気ありますね(軍隊や戦争に一種の憧れ感(特攻とか)をもっている男性は多いので大佐を擁護する人は多いだろうと察する)
    大佐の「米国が間違った方向に行くのを止める為」なんて誤魔化しです。ただの私利私欲の殺人。「国家を守る為」とか言い訳するあたりが私は吐き気がします。現実の戦争では戦場の戦闘を利用して気に入らない味方兵を殺す事も数多くあるそうです(映画「プラトーン」みたいな。米軍の調査報告では戦死兵士の1割以上は該当と推測)私は大佐の殺人はこれと同じだと思っています。軍の規律がより重いのは「殺傷する武器を持っているからこそ厳しい規律がいる」からです。大佐はそれを忘れている。軍人の、いや、それ以前に校長の地位にいる資格はない人物です。

  16. 今作のトリックは薬莢にC4を付着させ、砲身内に清掃用ボロを入れるトリックな訳だけど。どーも引っ掛かるですなぁ、なんだって砲弾に細工する必要があったんだろ?。
    ボロを砲身に入れて大砲が破裂するなら、砲弾に細工する必要があったのだろうか?。
    まぁ、理由としては生きてる、可能性があるから確実に殺したかったんでしょう。

  17. 夜中の3時にコロンボが検死官に電話をかけるあたり非常識極まりないですよね。こんなことしてたら日本社会では許されないですよ。くびですね。アメリカでは通用するのか?いやしない。    
    こういう非常識さをこの番組の売り物にして視聴率を稼いでるんでしょうね、きっと。

    1. 捜査は時間との戦いですから遠慮なんてしてられないでしょう。遠慮する方がおかしい。

  18. 最初の放送からそれほど間を置かずに発売されたノベライズ本(二見書房だったかな?)には、大佐が夜の巡検中、空室ばかりの棟を出たところで、突然白昼夢のように若い男女学生が芝生の上で楽しげに語らう光景を幻視するくだりがありました。
    脚本にも映像にもない場面なので、軍隊は合衆国に必要なのだ邪魔者はどんな手を使ってでも排除するという信念と、それが本当に善なのかという意識の深層との葛藤を描写して大佐の人間像に深みを持たせる意図で書き加えられたのでしょうか。
    作品中では、例の白いバラのことを問わず語りに口にする場面がこれに相当するのでしょうが、もしこんなカットがあれば、自分の正義のために、最初から意図したわけではないにしても生徒に濡れ衣を着せることになってしまう矛盾にとらわれる弱さも感じられ、また最後の「だが後悔していると思ってくれるな。あれは必要だった。わたしは何度でもやるだろう」という言葉も少し違って響いたかもしれません。

    1. こんばんは
      私も二見書房サラ・ブックスのノベライズ版を買って何度も何度も読みかえしたクチです。
      (テレビ放映なんて一発勝負ですから…)ビデオもDVDもBSもCSもない時代、そんな風に反芻するしかありませんでした。一番読んだ回数が多いのはこの作品、そして「ハッサン・サラーの反逆」「5時30分の目撃者」「歌声の消えた海」あたりでしょうか。
      テレビでは「登場人物の心の中の声(つぶやき)」はそういう演出意図がない限り見る(聞く)ことはありませんが、活字では自由自在です。
      最後、コロンボが大佐の矛盾を指摘しながら徐々の追いつめてゆくシーン、朝焼けに照らされたコロンボの表情をして『男の顔だ。ラムフォードは思った』と書かれています。うだつのあがらない、しつこいだけの刑事と思っていたコロンボを天晴な好敵手(負けるのだけど)と最後に認めた大佐の感情の機微がよく表現されてると思ったものでした。小説版は実際には「訳者による大幅な加筆」がなされてるそうで(このブログで知りました。)賛否はともかく、読み物としてはすぐれたエンタテイメントだと思って納得しております。

  19. ロサンゼルス郡の西端のウェストレイクビレッジから約12㎞に位置するという設定の「ヘインズ陸軍幼年学校」のロケ地が、実際にはロサンゼルスから正反対の遠く離れた米南東部海岸に近いサウスカロライナ州チャールストンにある上級軍事大学「シタデル」というのがいいですね。芝生フェチなので、よく手入れが行き届いたバミューダグラスの緑の美しさを観ているだけでも癒されます。
    ラムフォード大佐が理事長ヘインズを殺害した動機は、アメリカがこれからも軍事を維持していくことが米国防衛のために不可欠であるという、軍人としての強い信念に基づいた大義名分と、ひいては「世界の警察官」としてのアメリカ終焉への直観的危機感から来たものであり、ストーリー最高、役者最高、ロケ地最高、共感路線もこのくらい高邁な哲学があり高水準だと文句無し、私にとっても別格な位置付けの作品でした・・・。
    「何わかったようなことを言ってやがる」
    どこからか別な声が・・・気のせいかなあ。
    ところで、リンゴ酒を苦労して密造していましたが、あんなに簡単に脱走を繰り返せるなら、彼女経由などで、外部からまともな酒を調達してきたほうが早くないでしょうか?
    「自分で造るから、カッコいいんだよ。ジャガ芋からでも酒は密造できるんだぜ。映画『大脱走』でやってた。俺たちも何かでやってみようと思いついたのさ」
    人が人を殺さなくなり、軍隊も警察の殺人課も必要無くなる真っ白な薔薇色の未来など、いつになったら来るんでしょうか? 
    「そんな時代なんて人類滅亡の日まで来やしないよ。国も軍隊も警察も綺麗ごとばかり言うけど、組織っていう組織は、どれも下に責任を押し付ける卑怯者ばかり幅を利かせる集団だよ。酒を密造する楽しみでもなきゃ、やってられないよね」
    だとすれば、人間の宿命である二律背反に気付かせられることこそが、「刑事コロンボ」を観る醍醐味のひとつなのでしょうね。

  20. 今から50年位前。
    初めてこのストーリーを観た時、冒頭で大佐が何をしているのか全く分かりませんでした。
    最後の方のリンゴ酒についても、事件とどのように関連するのか分からず。
    今は、理解しながら観れています。
    そういうことだったのですね。
    何回観ても印象に残る作品です。

    1. 冒頭のシーンでの作業の意味は、捜査結果から丁寧に思い起こしてやっと理解できました。まず黒い粉末は「花火」程度の爆発力の弱い火薬。入れ替えの証拠隠滅のために洗面所へ廃棄。和菓子のようにも見える粘土の塊が殺傷力の強い爆薬、ノーベルにダイナマイトの発明はニトログリセリンを粘土に吸収させるものでした。金属の筒は「花火」や「大砲」の発射には耐えるけれど、ダイナマイトレベルには耐えず殺傷力を発揮する。大佐が額に汗を掻いていたのは、調合中に爆発しかねない危険な作業だったと理解しました。
      リンゴ酒は、学生寮で先輩から後輩へ密かに密造法が伝授されてきたものと思います。禁酒破りと摘発のイタチゴッコが繰り返されていたのではないでしょうか? 逮捕前の大佐の最後の仕事は、アルコールを密造した学生の処分となったと思います。学生の「掟破り」を見過ごせないのが仇となりました。

  21. これまでラムフォード大佐の軍服の略章やバッジ類を調べてきたのですが、次に軍服を着たもう一人の登場人物であるルーミス大尉についても同じようにやってみました。
    1)左胸の略章
    上は一つだけでNational Defense Service Medalがあります。ベトナム戦争期間中に軍に勤務していたので授与されたと考えられます。
    下の列は左から、
    ・Vietnam Service Medal
    ベトナム戦争従軍者に授与
    •United Nations Service Medal
    朝鮮戦争に国連軍として派遣された各国の軍人に授与
    •RVN Campaign Medal
    南ベトナムに派遣された南ベトナムの同盟国の各国の軍人に授与
    大佐の略章の4列目をそのままコピーしたようです。United Nations Service Medal があるのにKorean Service Medal がないのは変ですし、そもそも大尉の年齢ではベトナム戦争には行っても朝鮮戦争はあり得ないと思います。大佐の略章をそのまま持ってきたために矛盾が生じてしまったのだと思います。
    2)略章以外のものは、
    •襟に歩兵科の記章 大佐と同じです。
    •左肩にアメリカ陸軍第6軍のパッチ 大佐と同じです。
    •右肩に第一歩兵師団のパッチ これも大佐と同じです。
    •両肩に大尉Captainの階級章 見にくいですが、銀色の長方形を2つ並べたような大尉の階級章がかろうじて確認できると思います。
    こうしてみると、ルーミス大尉の略章等はラムフォード大佐のものから適当に作った感があります。もしかすると、ルーミス大尉という登場人物は脚本に後から追加されたため、略章等についてゆっくり考える時間がなく、すでにできていた大佐の設定を流用したのかも知れません。
    大尉個人の功績に対する勲章類がないこと、リンゴ酒の件で大佐に人前で叱責されていることなどから、ルーミス大尉の人となりというか能力的なものも察せられますが、こんな略章を着けていたら、何かと細かい大佐にまたお小言を喰らいそうです。

  22.  間が空いてしまいましたが、ラムフォード大佐の経歴について考察してみました。
     まず大佐が付けている略章ribbons から、第二次大戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争に従軍して、その何処かで一回負傷しているということがわかります。また、ドラマ中の台詞から、ヘインズが生徒だった時にすでにこの学校の校長か教官として勤務していたことになります。
     ヘインズはおそらく30代なので、大佐は20年くらい前すでに学校にいたわけです。朝鮮戦争は1953年に終結したので、その後すぐ学校勤務になったとすると時間的に一致します。ただし、大佐はその後ベトナム戦争にも従軍しています。また、ここで疑問に感じるのは、それまで第一線で戦ってきた大佐がおそらく出世コースから外れているであろう学校勤務に何故転じたのかということです。
     そこで気になるのがPurple Heartの対象となった負傷です。おそらく朝鮮戦争で負傷して軍務に不適格となり、やむなくmilitary academy の教官に転じたのではないでしょうか。その後、リハビリを経て回復し、ベトナム戦争が激化する中、志願してベトナムで戦って帰還後に再び学校勤務に復帰したと考えると辻褄が合います。
     そしてベトナムでの苛烈な戦闘体験が大佐の心にいわゆるベトナム帰還兵的なトラウマを残して、邪魔なヘインズを殺害するという異常な行動に帰結したのかも知れないなどと考えてみました。

  23. いつも楽しく拝見しております~。
    みなさん凄くよく検証されていてビックリしどおしです。
    あと「ブルーノカービー」が「ゴットファーザーⅡ」の若き「クレメンザ」だったとは!!
    何か点と点が線ど繋がった感じで嬉しかったです。

  24. 先日のラムフォード大佐の軍服の続きです。ここでは左胸の略章以外について説明いたします。
    1)両肩に鷲の形の大佐colonelの階級章があります。
    2)襟にあるバツ印みたいなのは小銃を十字に組み合わせたデザインで、歩兵科infantryの記章insignia です。大佐の兵科が歩兵であることがわかります。
    3)左肩(袖)にある白地にAの六芒星のパッチpatchはアメリカ陸軍第6軍the Sixth USArmyの部隊記章shoulder sleeve insignia です。現在の所属ということでしょうか。
    4)右肩(袖)にある1の字のパッチは第1歩兵師団First Infantry Divisionのshoulder sleeve insignia です。これも現在の所属でしょうか。
    5)左胸の略章の上にCombat Infantryman Badgeがあります。これは勇敢に戦った歩兵部隊及び特殊部隊の隊員に授与されます。大佐の場合は右上部に星が1つあり、襟に隠れている左上部にも星が1つある感じですが、これは3回授与されたことを意味しています。(1回目の授与は星なし、2回目で星1つです。)
    6)右胸にArmy Presidential Unit Citationの略章があります。これは所属部隊が極めて困難な状況で勇敢に戦ったことに対して授与されます。
    7)帽子peaked capは陸軍将校用のもので、正面に合衆国の国章、鍔に樫の木の葉を模した飾りがついています。
    以上、私が調べてみた結果です。間違いもあるかもしれませんが、ご参考に。
    また、これらの結果から疑問も生じてきましたので後日書かせて頂こうと思います。

  25. 久しぶりにコメントさせて頂きます。 以前からラムフォード大佐の軍服に付いている略章などが気になっていましたので、英語版Wikiのawards and decorations of the us army の項目などで調べたところ、ドラマの中で表に出ない大佐の戦歴が予想以上に細かく設定されていることがわかりました。 
    まず大佐の左胸に1ダースの勲章の略章ribbons がありますが、これらについて
    上1列目 (左右は視聴者側から見た位置です。)
    左 Army Distinguished Service Medal (DSM)
    重責を担う任務における傑出した貢献に対する勲章で、これより上位の勲章は2、3種しかありません。 一部が襟に隠れていますが外見が類似しており、一番左上にある、つまり一番重要な勲章であることからこれであろうと思います。
    中 Silver Star Medal (SSM)
    DSMに次ぐ上位の勲章で、戦闘での勇敢な行為に対して授与されます。
    右 Bronze Star Medal (BSM)
    SSMに次ぐ勲章で、英雄的行為や賞賛に値する功績に対して授与されます。
    二列目
    左 Purple Heart Medal
    戦闘中の負傷に対して授与されます。後述するように大佐は第二次大戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争に従軍しており、それらのどこかで戦闘中に一回負傷したことになります。
    中 American Campaign Medal
    第二次大戦中にアメリカ本土や南北アメリカの防衛に従事した軍人に授与されました。戦闘に参加した場合にはブロンズの星形の記章を付けるようですが、画面では確認できません。
    右 European-African-Middle Easrern Campaign Medal
    第二次大戦中に欧州、北アフリカ、中東のいずれかに派遣された軍人に授与されました。
    三列目
    左 WW2 Victory Medal
    第二次大戦に従軍した軍人に授与されました。実は外見がちょっと違うような、ある程度類似しているような感じであまり自信がないのですが、勲章の順番は正しい、他に該当しそうな勲章が見当たらない、大佐は授与される資格があるということで一応これとしました。
    中 National Defense Service Medal
    この当時は朝鮮戦争またはベトナム戦争に従軍した軍人に授与されました。今は湾岸戦争とテロとの戦いも授与の対象です。大佐は両方に従軍したので2回分の授与を意味する星形の記章を付けるはずですが、画面では確認できません。
    右 Korean Service Medal
    朝鮮戦争に従軍した軍人に授与されました。
    四列目
    左 Vietnam Service Medal
    ベトナム戦争に従軍した軍人に授与されました。ベトナム戦争の映画でもよく出てきます。ベトナムでのcampaign (大規模な軍事作戦)に参加していれば回数に応じて小さな星形の記章を付けるはずですが、画面では確認できません。
    中 United Nations Service Medal
    朝鮮戦争に国連軍として従軍した各国の軍人に授与されました。
    右 RVN Campaign Medal
    ベトナム戦争に従軍した南ベトナムの同盟国の軍人に授与されました。
    以上が大佐の左胸の略章が意味するものです。まだ説明していない勲章やバッジ等がありますが、よろしければ別の時に書かせて頂こうと思います。

    1. ここまでの経歴があっても、大佐としては優秀な士官を育成することが自らに課せられた最後の闘い、と認識していたのでしようか。
      そう思うと、この事件はちょっと悲しい。

    2. 略章の説明についての訂正などです。
      1)National Defense Service Medalは、戦地に行ったり戦闘に参加していなくても各戦争の期間中に軍に勤務していれば授与されるようです。
      2)Silver Star Medalのすぐ下位にBronze Star Medalがあるような書き方をしましたが、実際には2つの勲章の間には3つほど別の勲章があります。
      3)ドラマ中では一番重要なDistinguished Service Medalが半分襟で隠れていますが、そうならないように一段上の右に付ける配置もあるようです。大佐の場合はBronze Star Medalの真上に付ければ襟で隠れません。(最近始まった付け方かも知れません。)

  26. 寄宿舎に泊まって、夜中に同僚に電話をかけるコロンボ。そこでコロンボは自分のメモ帳を見ます。メモ帳が画面にしっかりと映ります。何やら似顔絵も書いてあって楽しそうです。私はメモ帳の中身が見えるのは全巻でこのシーンだけかと思うのですが・・・!?

  27. 私にとっては「コロンボ」の最高Epです。
    皆さんも、「コロンボ」は犯人側視点で視てしまう事が多いと思います。
    小学生だった初放送当時から、私と犯人との意識シンクロは、ラムフォード校長が最高で、「祝砲の挽歌」では完全にコロンボと戦っていました。
    私(ラムフォード校長)が焦ったのはコロンボがカマをかけてきたシーンです。
    コロンボが読み上げた「感情まかせで、行動は予測しやすい云々」をスプリンガーの人物評と思ったところ、ヘインズ理事長の在校時に校長自身がくだしたものだった。
    このとき、感じたのが、安く見ていたコロンボが自分並みの思考を持つ事。
    つまり自分の人間観察力が絶対でない事
    コロンボが自分にカマを掛けたであろう事。
    自分に嫌疑がかかっている事
    だから、じっとやり過ごすべきと感じるのに、軍隊の理想と規律のため動いてしまう。
    最後の「薔薇」の話は、軍隊の「理想」「矜持」「美学」→「尺度」ではないかと思います。
    守りたいものがある。でも「軍人の尺度」でしか物事が観られない事もあった云々。
    今は認めているが、コロンボの能力、価値も最初は見損なって油断してしまったのです。
    軍人の規律、歩き方、立ち姿、話し方、食事のマナーに至るまで、コロンボは正反対。
    校長は表に表さないが、大尉や他のとまどった態度で明らか。(汚物を見るような)
    日本語版は美声だが英語版のP・フォークは不愉快なしゃがれ声に「キシシッ」という下品な笑い声なので余計ですね。(チキチキマシンのケンケンの元ネタですよね)
    私にとって「コロンボ」世界の原点のひとつです。
    ところで
    暴発は、砲の老朽原因の事故で落着するはずが、コロンボがボロ切れを発見したため、当番兵に過失の嫌疑がかかったわけで、当初、校長は罪をきせようとは思ってなかったはず。
    だからボロ切れ発見で自供が咽まででかかったんでしょう。
    ただ一旦、当番兵の過失嫌疑になったのなら、その線で落着願ったが、今度は単純な過失事故でないとの疑い。それでは、校長を狙った犯行になってしまうので、学校に関する不名誉な事件性を嫌って過失にこだわったと感じます。(校長自身は疑われないからOKだが)

    校長の大砲への仕掛けが明方になったのは、困り悩んだあげく、爆殺思いついて慌てて火薬準備したのが、当日夜明け前だからなのでは?
    校長は冷静にふるまう人だが、行き当たりばったりとは言わないが、用意周到な人でもないと感じます。政治的に器用に立ち回れず、理事長に完全に追いつめられるまで成り行きだった訳だし。

    1. shotgunさん、コメント楽しく拝読しております。
      特に「チキチキマシンのケンケン」の話題、そうでしたか!

    2. 校長のあの大量の汗の理由が判りました。
      するどい分析だと思います。

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