ジョイス・ジルソン

Joyce Jillson
19話「別れのワイン」で、リックの婚約者を演じています。役名はジョーン・ステーシーですが本編で一度も名前が登場していない気がしませんか?彼女はお金が目当てではなく本当にリックを愛していた感じです。彼女が「家出捜索」を頼みに来たことで、事件発覚の前に、しかも殺人事件でもないのに、早い時間帯にコロンボが登場できています。

登場人物の名前での気付き

新シリーズで続く、良く似た名前

アレックス・ブレイディ【Bradey】47話「狂ったシナリオ」
フランク・ブレイリー【Brailie】49話「迷子の兵隊」
ショーン・ブラントリー【Brantley】51話「だまされたコロンボ」
フレディ・ブラウアー【Brower】59話「大当たりの死」
新シリーズでは「ブレ」「ブラ」から始まる似通った名前がよく登場します。それに比較し、旧シリーズでは…
マイロ・ジャナス 26話「自縛の紐」
ポール・ガレスコ 27話「逆転の構図」
アビゲイル・ミッチェル 41話「死者のメッセージ」
など、印象に残る役名が多かった気がしますね。

成功者の転落劇に、女性の影が…

愛憎のもつれで殺害されてしまうケース…。

ジェニファー・ウェルズさん

10話「黒のエチュード」オーケストラ指揮者アレックス・ベネディクトの愛人でピアニストのジェニファー・ウェルズさん。アレックスに結婚を迫るが、その結果殺害されてしまいます。この愛憎劇がそのまま転落劇となっている典型的なケースです。

ロザンナ・ウェルズさん

29話「歌声の消えた海」中古車販売会社社長ヘイドン・ダンジガーの不倫相手で歌手のロザンナ・ウェルズさん。こちらは最初から恐喝目的で交際していて、逆に殺されてしまうケース。悪人がゆえに、同情の余地はありません。

ナディア・ドナーさん

31話「5時30分の目撃者」精神科医マーク・コリアーの愛人ナディア・ドナーさん。不倫を暴かれたコリアーは衝動的に夫を殺害。その後、口止め目的に愛人のナディアまでも殺されます。このエピソードは、犯人が何のために殺人を犯したか?がよく分かんなくなっちゃうケース。

愛人と別れたくなくて、殺害計画に至るケース。

リンダ・ジョンソンさん

20話「野望の果て」上院議員候補ネルソン・ヘイワードの妻の秘書リンダ・ジョンソンさん。これは分かり易いケース。選挙参謀ストーンから、別れることを求められたヘイワードは、彼を殺害。政治家生命よりも愛人を選んだという、まさに典型的な転落劇。

ローナ・マグラスさん

27話「逆転の構図」著名な写真家ポール・ガレスコの助手ローナ・マグラスさん。ガレスコは口うるさい妻フランシスを殺害し、余生を美人助手のローナと一緒に過ごそうと企て、見事に失敗。愛人のための殺害計画とまでは断言できない。

共犯者で事件に巻き込まれたケース。

ジョアン・ハドソンさん

1話「殺人処方箋」精神科医レイ・フレミングの愛人で共犯者のジョアン・ハドソン。妻を殺して財産を独り占めにしたいフレミングに利用されて、共犯者となりますが、そこをコロンボ警部につけ込まれて、計画は破綻しました。

トレーシー・オコーナーさん

6話「二枚のドガの絵」美術評論家デイル・キングストンの恋人で共犯者のトレーシー・オコーナー。殺害計画の中に「自分の殺害」も含まれているとも知らず、見事に殺されちゃいました。

新・刑事コロンボシリーズでは…

48話「幻の娼婦」女性心理学者ジョーン・アレンビーが恋人デービッドを殺害。
 
58話「影なき殺人者」敏腕弁護士ヒュー・クライトンが内縁の妻を殺害。
 
62話「恋におちたコロンボ」大金持ちの美女ローレン・ステイトンが婚約者ニックを殺害。
 
などがあります。何れも凝りすぎた趣向になっていて、名作はありません。これら以外にも、愛人もしくは恋人が殺人事件に関わるケースがありますが、お金目当てだったりするので除外しました。

殺された人々の罪…も。

犯人を脅迫して「返り討ち」

刑事コロンボシリーズでは新旧に関わらず、犯人の弱みにつけ込んで脅迫したことで、殺されてしまう人々が後を絶ちませんでしたね。
24話「白鳥の歌」エドナ夫人
29話「歌声の消えた海」歌手ロザンナ・ウェルズ
34話「仮面の男」諜報部員ジェロニモ
36話「魔術師の幻想」ジェローム社長
38話「ルーサン警部の犯罪」女性プロデューサー クレア・デイリー
47話「狂ったシナリオ」旧友レニー・フィッシャー
49話「迷子の兵隊」キーガン曹長
52話「完全犯罪の誤算」ステイプリン
57話「犯罪警報」テレビ番組司会者クラーク
61話「死者のギャンブル」ギャンブラーのハロルド
67話「復讐を抱いて眠れ」芸能レポーターベリティ
と、ここまでは犯人に金銭を要求したり、犯人の破滅を目論んで返り討ちにあった人々。第1被害者ながら、自分にも非があるケースで「悪人」に分類されるべき被害者。この中で最も悪人なのは「ジェローム社長」と「クレア・デイリー」。犯人をまるで「金づる」のように扱っています。
 
14話「偶像のレクイエム」秘書ジーン・デービスは、自分では「犯人の殺人を知っている」ことを何かに利用しようとは思いませんでしたが、結婚したい相手が「ゴシップ記事作家ジェリー・パークス」だったことが命取りでした。

共犯者の「裏切り」

5話「ホリスター将軍のコレクション」ダットン大佐
6話「二枚のドガの絵」美術学生トレーシー・オコーナー
11話「悪の温室」トニー・グッドウィン
22話「第三の終章」殺し屋エディ・ケイン
27話「逆転の構図」前科者アルビン・ダシュラー
31話「5時30分の目撃者」ナディア・ドナー
33話「ハッサン・サラーの反逆」総領事館員ハビブ
39話「黄金のバックル」警備員ミルトン・シェイファー
51話「だまされたコロンボ」女社長ダイアン
このうちエディ・ケインのみが純粋な意味での殺人の共犯(あるいは実行犯)で、他の方々は犯人に利用されていたり、殺人計画とは知らずにだまさていたケースが多いです。ダットン大佐は、ビジネス上の不正という意味でホリスター将軍の共犯者。

犯人の悪事を知ったのが「命とり」

4話「指輪の爪あと」ケニカット夫人
15話「溶ける糸」手術助手シャロン
21話「意識の下の映像」ノリス社長
23話「愛情の計算」ニコルソン博士
26話「自縛の紐」ジーン・スタッフォード
40話「殺しの序曲」バーティ・ヘイスティング
42話「美食の報酬」レストラン主人ビットリオ
46話「汚れた超能力」マックス・ダイソン
50話「殺意のキャンバス」前妻ルイーズ
この方たちは、悪人ではありません。むしろ正義感が強い人が多く、それが故に命を落とします。

犯人の殺人を知り脅迫し、口を封じられる…

13話「ロンドンの傘」執事タナー
18話「毒のある花」秘書シャーリー
21話「意識の下の映像」映写技師ロジャー・ホワイト
上記の方々は、第2被害者。みんな悪人とまでは言いきれないけれど、人の弱みに付け込んで罰が当たったのです。

犯人の殺人を知り脅迫するが、命を取られなかった人も

41話「死者のメッセージ」秘書ベロニカ
58話「影なき殺人者」秘書トリッシュ
※11話「悪の温室」のおバカちゃん秘書は、犯人を取り違えているので除外です。

犯人たちの口癖

人は思いもよらぬ行動に出る

コロンボ警部に犯行の矛盾点を指摘された場合、最も頻繁に使われる言い訳として「心が動転している場合には、人は思いもよらぬ行動に出るものだ」というもの。この台詞を口走った時には、間違いなく「容疑者」となるでしょう。

何か進展があったら教えてくださいね、刑事さん

犯人は捜査の進捗をたいへん気にしています。とにかく、自分が疑われていないか、何かミスが見つかっていないか、心配なのですね。この言葉を口走った時には、間違いなく「容疑者」となるでしょう。

要点を言いたまえ、コロンボ君

犯人はコロンボ警部の「回りくどい口調」にいらだつことが多くなります。コロンボ警部が「何を告げにきたのか?」一刻も早く知りたいのでこの言葉が出ます。ほぼ疑われている状況で使われます。

それで君の水晶玉には、何が映った?

常連の犯人役「ロバート・カルプ」「パトリック・マクグーハン」などが使う言葉。コロンボ警部の仮説が、あまりに的を得ているので「それは推理ではなく空想だ」などの言葉とセットで使用されることがあります。「水晶玉」は占いで使われるものです。

私が△△△の死に関係している?と言いたいのですか。

犯人は自分の犯行を疑われていると感づかれた場合「殺した」という直接的な表現を口にすることを恐れ、「△△△の死に関係した」と、若干回りくどい言い方をすることがあります。この言葉を口走った時には、間違いなく「容疑が深まる」でしょう。

これは自分なりの推理なんだがね…。

犯人たちはたびたび自分ならではの推理を展開します。こういったケースではほぼ「自分が犯人です」と説明しているようなものです。もしも犯行と無関係であれば、そのように積極的に推理などはしないものです。

君は自分を無能に見せかけ、無邪気そうな顔ですり寄ってくる。

コロンボ警部の執拗な捜査にいらだった犯人は、このような台詞を吐き捨てます。コロンボ警部が毎回自分に不利な状況証拠などを持ってくるので、かなり追いつめられた状況です。暗に警部を有能と評しているわけで、それらの証拠が的をえていると自分で言っているようなものです。
加筆:2010年7月6日

アン・フランシス

Anne Francis
8話「死の方程式」秘書ビショップ(写真)、15話「溶ける糸」被害者・手術助手のシャロンを演じました。2つのエピソードでの役柄(性格)は対照的でした。どちらも魅力的に役を演じていました。
ぼろんこの大好きな女優さんの一人です。0011ナポレオンソロ、スパイ大作戦、鬼警部アイアンサイド、チャーリーズ・エンジェルなどにも出ているそうです。口元のホクロが印象的です。2011年に他界されました。

 

ティシャ・スターリング

Tisha Sterling
20話「野望の果て」で上院議員候補ヘイワード氏の妻の秘書リンダ・ジョンソンを演じました。ヘイワードを頑に信じる清楚な女性を好演しています。放送当時の彼女は29才、お相手のジャッキー・クーパーは52才。
ベティ・デイヴィス主演の映画「八月の鯨(1987)」に母親で女優の「アン・サザーン」の若き日を演じる役で出演しているそうです。写真は映画とは無関係ですが、このようなショートヘアも似合いますね。

スーザン・ショウ

Susan Shaw
29話「歌声の消えた海」で、看護婦メリッサを演じました。さりげない優しさが演技に出ていました。死体の検査をする場面では少し緊張した表情でしたね。とても人気が高いキャラクターです。
映画「アドベンチャー・ファミリー(1977〜)」にも出演していて、むしろそっちの方が有名だと思われます。子供の頃に見たような気もするのですが…機会があったらもう一度見てみたいです。

ジョアンナ・キャメロン

Joanna Cameron
27話「逆転の構図」でポール・ガレスコの助手ローナ・マクグラスを演じました。大きな帽子をかぶってガレスコ夫人の葬儀に参列している場面が印象的です。
8話「死の方程式」のロディ・マクドウォールと「課外教授」という映画で共演しているそうです。スラっとスタイルの良い感じの女優さんです。

マリエット・ハートレイ

Mariette Hartley
22話「第三の終章」で秘書アイリーン、41話「死者のメッセージ」では秘書ベロニカを演じました。どちらも知性に富んだ女性の役で深く印象に残りました。
ぼろんこも大好きなSFドラマ、スター・トレック「宇宙大作戦」の「タイムマシンの危機」というお話で、ザラベスという女性の役で出ています。ぜひもう一度見てみたいです。

バーバラ・ローデス

Barbara Rhoades
7話「もう一つの鍵」美容室の受付係で少しだけ出ている女優さんです。コロンボの吸いかけの葉巻を預かり、汚そうにつまみ持つシーンが印象的。
34話「仮面の男」遊園地の女性カメラマン「ジョイス」の役は印象に残りました。あっけらかんとした性格で、コロンボ警部の捜査の手助けをしてくれました。楽しいシーンでしたね。

トリシア・オニール

Tricia O’Neil
44話「攻撃命令」で犬の訓練士コーコランを演じのはトリシア・オニール。詳細は不明ですが映画「タイタニック(1997)」にも出演しているようです。
「攻撃命令」は「悪の温室」と並んで、比較的不気味な雰囲気を醸す作品なのですが、キム・キャトラルと、このトリシア・オニールがまさに花を添えている気がします。

キム・キャトラル

Kim Cattrall
44話「攻撃命令」でメイスン博士と同居する若い女性:ジョアンナ・ニコルズを演じています。当時は21才という若さだった。
キム・キャトラルはその後「ポリス・アカデミー」「セックス・アンド・ザ・シティ」のサマンサ・ジョーンズ役など数々の作品に出演し大成功しています。

サリー・ケラーマン

Sally Kellerman
今日、自宅アトリエの書棚を整理していたら「スタートレック(宇宙大作戦)」のDVDが出て来た。何気なく見てみた。「光るめだま」という話で、登場するデイナー博士がどっかで見た人?と思ったら‥

光るめだま67話「復讐を抱いて眠れ」のサリー・ケラーマンでした!すごく嬉しかったです。1937年生まれなので、この作品公開時(1966年)は29歳。写真の場面はスタートレック的には、左からカーク船長とミスター・スポック、それにデイナー博士。コロンボ的には、左からルーサン警部またはフィールディング・チェイス、メイフィールド医師、そしてヒューストン夫人。(笑)しかし、さすが刑事コロンボシリーズには良い俳優さんが出ていますね。
 

マイケル・ラリー

マイケル・ラリーの主な出演作品

Michael Lally
ほぼクレジットされない「ちょい役俳優」として、マイケル・ラリーが有名です。43回コロンボ作品に出演していると言われています。台詞のない役や、エキストラに近いものもありますが、マイケル・ラリーを探すことに執念を燃やすファンも少なくありません。

8話「死の方程式」ロープウェイの扉を閉める係員
9話「パイルD-3の壁」建築局で行列に並ぶ男性
10話「黒のエチュード」車の修理工フランク
15話「溶ける糸」殺人現場でオレンジジュースを持ってくる男性
17話「二つの顔」ノーマンの銀行で55万ドルのサインをもらう男性
19話「別れのワイン」「あたしゃ今朝あったことも覚えてません」と答えるバーテン
20話「野望の果て」最後の追い込みをするヘイワード陣営
21話「意識の下の映像」ケプル事務所のビルの駐車場警備員
24話「白鳥の歌」今夜でまた3万プラスに…と金勘定をする男性
25話「権力の墓穴」前科者が集まるバーのバーテン
26話「自縛の紐」健康クラブの会員チャーリー
27話「逆転の構図」路上に座って教会の救済所を示す男性
28話「祝砲の挽歌」「仏さんの車を見つけた」とキーを渡す刑事
29話「歌声の消えた海」スコッチの水割りの注文を受けるウエイター
30話「ビデオテープの証言」バーでフットボールの応援をする客
32話「忘れられたスター」パーティでショーの一場面を見せてくれと言うゲスト
33話「ハッサン・サラーの反逆」事件現場で写真を撮る刑事
34話「仮面の男」タクシーの運転手
36話「魔術師の幻想」綱渡りの名人「マイケル・ラリー(同名役)」
37話「さらば提督」クレイの殺害現場で写真を撮る刑事
39話「黄金のバックル」死んだシェーファーを指差し「凄いシャツ」と叫ぶカーター刑事
40話「殺しの序曲」シグマクラブでチェスに興じる紳士
42話「美食の報酬」果物屋の主人
43話「秒読みの殺人」グラビア雑誌に見入るテレビ局の警備員
 
その他にも、多数の作品(ほとんど全て)に出演しているらしく、マニアの中ではマイケル・ラリーを探すために、作品を見直す人もいるという話です。
 
加筆:2015年11月26日

ジョン・フィネガン

John Finnegan
刑事コロンボ時代はダフィー警部役ほか多数出演、新・刑事コロンボシリーズからコロンボの馴染みの「バーニーの店」のバーニー役でも多数出演しています。

9話「パイルD-3の壁」カール(赤いヘルメットの現場監督)
16話「断たれた音」ゴミ粉砕機の作業員(年配の人)
18話「毒のある花」刑事
25話「権力の墓穴」ダフィー警部
37話「さらば提督」ガードマン(ゲートを上げる男)
38話「ルーサン警部の犯罪」テレビ局のアシスタントディレクター(舞台背景の裏に居た)
51話「だまされたコロンボ」コルベット本部長
58話「影なき殺人者」コルベット本部長
62話「恋におちたコロンボ」バーニーの店オーナー
65話「奇妙な助っ人」バーニーの店オーナー
66話「殺意の斬れ味」バーニーの店オーナー
69話「虚飾のオープニング・ナイト」ショーン・ジェイビス(未確認)
など。

旧シリーズでは、ダフィー警部

ダフィーはコロンボとほぼ同等のキャリアと思われる刑事です。「権力の墓穴」では窃盗系捜査のプロフェッショナル的な存在で、コロンボにアドバイスをするなど、重要な役柄でした。「毒のある花」では、それほど目立ちません。

新シリーズでは、ロス市警の本部長

51話「だまされたコロンボ」と58話「影なき殺人者」では、ロス市警本部長の役で再登場します。影なき殺人者では「クエンティン・コルベット」と名前まではっきり確認できますので、ダフィー警部が出世したのではありません。

バーニーの店オーナー

新・刑事コロンボシリーズで頻繁に登場します。コロンボ警部のチリ好きは2話「死者の身代金」からすでに確認できますが、当時はオーナー(シェフ)は名前では呼ばれず「ティモシー・ケリー」が演じていました。
バーニーが最もクローズアップされたのは62話「恋に落ちたコロンボ」で、恋心に悩むコロンボ警部の相談相手にもなっています。また、66話「殺意の斬れ味」のラストシーンでは、コロンボ警部がバーニーの店で事件解決の開設をしています。
 
加筆:2015年10月15日

ヴィトー・スコッティ

Vito Scotti
1918年1月26日 – 1996年6月5日
刑事コロンボに多数出演のヴィトー・スコッティは、自分のお気に入りの俳優さんの一人です。このヴィトー・スコッティという脇役俳優さんの魅力を発見できたら、刑事コロンボの世界への入口を見つけたことと同じ意味ではないかと思います。

19話「別れのワイン」レストランのマネージャー
20話「野望の果て」紳士服店マネージャー:チャドウィック
24話「白鳥の歌」葬儀屋:グリンデル
27話「逆転の構図」 浮浪者風の男:トマス・ドーラン
34話「仮面の男」農場経営者:サルヴァトーレ・デフォンテ
50話「殺意のキャンバス」レストランの店主:ヴィト
に出演しています。

19話「別れのワイン」

犯人のエイドリアン・カッシーニと秘書のカレンを誘って食事をするレストランのマネージャー役。コロンボ警部に安い席を用意し、エイドリアンに叱られるシーンや、ワインの味が悪いと叱責され、テイスティングする表情などが面白いです。

20話「野望の果て」

チャドウィック紳士服店マネージャーを演じています。犯人のネルソン・ヘイワード氏の行き付けの紳士服店で、コロンボ警部が自分もボウリング祭り用のジャケットを作って欲しいと依頼し、軽くあしらわれるシーン。仕上がりの期日を告げられて態度を一転するのがこっけい。

24話「白鳥の歌」

葬儀屋グリンデル役。本編とはあまり無関係のシーンですが出演時間や台詞は長いもので、ヴィトー・スコッティの演技を堪能できます。コロンボ警部の吹き替えから想像するに、TVバージョンではカットされたシーンと思われます。

27話「逆転の構図」

トマス・ドーランは酔っぱらいの浮浪者風の男ですが、供述の証言や食堂での会話からも知的なキャラクターに描かれていて、とても面白いです。供述書で自分を「余(よ)」と呼んでいました。コロンボ警部はこのドーランに対し優しく接していて、社会的弱者の味方であることが伺い知れます。日本語版は「近石真介」さんで「初代:フグ田マスオ」

34話「仮面の男」

サルヴァトーレ・デフォンテは農場経営で成功したらしいですね。出演した役の中で、もっとも出世したキャラクターでした。イタリア系ということを強調していました。

50話「殺意のキャンバス」

50話「殺意のキャンバス」ではヴィトの店の店主。これはスコッティが出る作品中もっとも重要な登場人物の一人です。コロンボ警部や犯人バーシーニとの会話で、素晴らしい演技を見ることができます。
ネットで検索してみますと、このヴィトー・スコッティさんはやはり通なコロンボファンの方々の間で人気が高い俳優さんのようです。コロンボ作品の他、コッポラ監督の名作「ゴッドファーザー」にナゾリーネ役で出ているそうです。映画は何度も見ていますが場面は未確認です。

ヴァル・アヴェリー

Val Avery
中でも特に25話「権力の墓穴」での前科者アーティ・ジェサップはとても重要な役柄でした。警察権力を毛嫌いするがゆえに、コロンボ警部の捜査に協力し、犯人のハルプリン次長(リチャード・カイリー)を追いつめました。

5話「ホリスター将軍のコレクション」貸ヨット屋のオヤジ
12話「アリバイのダイヤル」盗聴器をしかけた探偵ラルフ・ダブス
25話「権力の墓穴」前科者アーティ・ジェサップ
34話「仮面の男」「シンドバッド」のオーナーローウィ

シェラ・デニス(シーラ・ダニーズ)

Shera Danese
1949年10月9日-
38話「ルーサン警部の犯罪」クレア・デイリーの旦那の秘書モリー
42話「美食の報酬」ジェラード氏の秘書イブ
50話「殺意のキャンバス」マックス・バーシーニの妻ベネッサ
58話「影なき殺人者」ヒュー・クライトンの秘書
64話「死を呼ぶジグソー」
66話「殺意の斬れ味」キャサリン・カルバート

女優シェラ・デニスは、俳優ピーター・フォークの妻。38話「ルーサン警部の犯罪」で、殺害されたクレアのご主人のアリバイを証言するチョイ役の秘書として初登場。その後は、42話「美食の報酬」で犯人ジェラードのお馬鹿ちゃん風愛人、50話「殺意のキャンバス」ではバーシーニの妻ベネッサを好演。58話「影なき殺人者」では殺人ほう助、66話「殺意の斬れ味」ではついに、共犯役をつとめています。新シリーズでは特に、作品自体が徐々にピーター・フォークの「私物」になっている傾向が強く、ピーターの実妻である彼女が多く登用されています。
その風貌からも若い頃は犯人などの愛人役が多く、年齢とともに「少し意地悪」な役柄もこなしています。しかし本質的には「あまり深く物事を考えない」風にも見受けられ、憎めないキャラクターとして描かれる傾向にあるとも思えます。

本当はなんて読むの?

Wikipediaの刑事コロンボやピーター・フォークの項目では「シーラ・ダニーズ」と出てきます。しかしAXNミステリーの特番では「シェラ・デニス」と読んでいました。加筆した2012年現在では、検索で「シェラ・デニス」が優勢かもしれません。英語では【Shera Danese】で、ちなみに「Shera」で検索すると、シーラでなくシェラが多く検出されます。

豪華な日本語版の吹き替え

ルーサン警部の犯罪=沢田敏子さん(アルプスの少女ハイジのナレーション)
美食の報酬=田島令子さん(ベルサイユのばら:オスカルなど)
殺意のキャンバス、影なき殺人者=塩田朋子さん(映画やドラマの吹き替えで有名)
死を呼ぶジグソー=鈴木弘子さん(ホリスター将軍のコレクション:ヘレン、幻の娼婦:ジョーン・アレンビー)
殺意の斬れ味=藤田淑子さん(一休さん)

影なき殺人者では歌声も披露

58話「影なき殺人者」のオープニングに流れるタイトル曲は、このシェラ・デニスが歌っています。
加筆:2017年12月21日
 

フレッド・ドレイパー

Fred Draper
写真のように、比較的困った顔で登場することが多いです。18話「毒のある花」のマーチソン博士役が特に印象的でした。最も重要な役どころでは37話「さらば提督」の方が上回りますが、こちらの作品はあまり好きではありませんので。

7話「もう一つの鍵」タクシーの運転手
18話「毒のある花」マーチソン博士
27話「逆転の構図」ガレスコ夫人殺害現場の鑑識
31話「5時30分の目撃者」デビッド・モリス
37話「さらば提督」スワニー
38話「ルーサン警部の犯罪」ジョセフ
 
気付きにくいのは、7話「もう一つの鍵」のタクシーの運転手。チャドウィック家のお母上が到着する場面で、コロンボをチャドウィック家の召使いと決めつけて代金を請求し、おつりを持っていないと「新米だね」と見下しています。
 
さらには、27話「逆転の構図」の鑑識の役。ガレスコ夫人殺害現場の農家で登場します。髭を生やした鑑識の男性がフレッド・ドレイパー。顔をよく見ないと彼だと気づきません。
 
加筆:2015年3月5日