1話「 殺人処方箋 」

Prescription : Murder / 1968

記念すべき第1作 殺人処方箋

殺人処方箋 は刑事コロンボの第1作目ですが、この1話はTV映画版、2話「死者の身代金」はパイロット版に位置付けられます。刑事コロンボがシリーズ化されるのは3話「構想の死角」からです。アメリカでの放送当時は「殺人処方箋」というテレビ番組であって、「刑事コロンボ」というテレビ番組ではないのだ!と思われます。

オープニングのタイトルバックが凄い!

かつて「舞台劇として演じられた作品」を、TV用に再アレンジして制作されたパイロット版だということです。冒頭の番組名やキャストのクレジットのデザインにはびっくりしました。時代性を物語っていますね~。音楽は有名な作曲家「デイヴ・グルーシン」によるものです。それに比べ、3話「構想の死角」からはお馴染みの「右揃え・黄色のゴシック系書体(注)」という、刑事コロンボシリーズ独特のオープニング画面が定着するようです。

若々しいコロンボ

殺人処方箋 ピーターフォークピーターフォークは当時41歳。その後のコロンボ警部のトレードマークになる、レインコートもヨレヨレとまでは言えず、髪型もボサボサではないです。それでも後期の作品(新・刑事コロンボを含め)よりも、しっかりしたキャラクター性を感じられました。

少々冷酷に映ったか…

嫌気がさすような執拗な捜査、細かい矛盾を逃さない着眼点、さらには犯人を罠にかける「落とし」のテクニック。それらがふんだんに盛込まれています。少し冷酷な印象も残り、後の作品ではドジで人間臭い、愛されるキャラクターに傾いていったのかと思われます。それでも見逃せないのはラストシーン…強烈です。
また、ジョーンの供述をとろうとして、ポケットのペンを探すが見つからず、捜査員に借りている仕草が滑稽です。

主犯と共犯の動機の温度差

その後のコロンボ作品にも数回採用されている「共犯モノ」、初回からそうだったのですね。共犯者の「口封じ」は各話とも重要なポイントになり、第二殺人の被害者になるケースも多いのですが、この「殺人処方箋」のコロンボは共犯者の弱さに目をつけ解決の切り札にしました。コロンボ警部の凄さは、「主犯」と「共犯」の「動機の温度差」を共犯者に示唆し、「主犯者に利用された」という背景を引き出していることです。

殺人処方箋 ジーン・バリー主犯の精神科医レイ・フレミングは共犯のジョーンに対し、ヘマしないように細心の注意を払っていますが、これは「二人の未来のための殺害計画」ではなく、実際に利を追求しているのはフレミングのみで、ジョーンは共犯者として選ばれただけだということを、見る側に伝えています。

普通の刑事ドラマではないですよ~宣言

犯行後に、フレミングが電話の上に手袋を忘れそうで、忘れなかった演出。これは視聴者に「おっと、そんなに簡単にヒントは残しませんよ」と、語っています。また、コロンボ警部がジョーンを脅して落とそうとして「じゃ本部で供述をとりましょうね」の後、拒絶されるシーン。普通の刑事ドラマなら、これらが決め手になっちゃうところ「これくらいじゃ落ちませんよ」という、意気込みを感じました。

最初は強烈なほど「豪腕刑事」の素質があった

キャサリン・ジャスティス心が揺らぐ共犯者のジョーン・ハドソン(キャサリン・ジャスティス)に「あんたが殺したも同じだ」から「あんたを落としてあいつを逮捕する、これは約束します」の連続した台詞は、シリーズを通して最も語気を荒げたシーンの一つです。

可哀想なフレミング夫人

ニナ・フォックフレミング夫人のキャロル(ニナ・フォック)は、夫に愛想をつかしていました。夜遅く帰宅するレイを、自室でサングラス(夜なのに・家なのに)をかけて待っています(笑)しかし彼がアカプルコ旅行を計画していると弁明すると一転、機嫌が直ってはしゃいでいました。→映画「十戒」のニナ・フォック

地方検事のバート

ウィリアム・ウィンダムフレミングの友人で地方検事のバートは俳優ウィリアム・ウィンダム。この人は8話「死の方程式」でスタンフォード化学工業の副社長として再登場します。ラストの印象的なロープウェイのシーンにも立ち会った人ですね。ウィリアム・ウィンダムは、宇宙大作戦(スタートレック)の「デッカー准将」です。聞き覚えのある名前では?(笑)

コロンボ警部の刑事哲学が見えてくる

また第1話で既に、コロンボ警部の「刑事哲学」とも思える言葉を聞くことができました。それは「いくら犯人が頭が良かったとしても、殺人については素人である。しかし自分にとってコロシは仕事。たいへんな修練を積んでいるわけです…。」というもの。た、確かに。コロンボ警部の捜査手法はそうした経験に裏付けされた、「匂いを感じて動く」のような部分が大きいのです。
ずっと後の作品40話「殺しの序曲」で、オリバー・ブラントに語る場面や、44話「攻撃命令」での言葉遊びも似たような趣で興味深いです。

計画通りにはことが運ばない

この作品を何度も見返しますと、やはり「予期せぬことが起こる」ということを、細かく描いています。キャロルが死んでいなかった、ジョーンが頻繁に電話や訪問して来ちゃう、警部が約束より早く来るなど。その度に犯行がバレるかも…とハラハラします。

飛行機の機内での夫婦喧嘩

お芝居ですので、かなり声を張り上げてやってましたね。でも声が本物のキャロル奥様とは全然違う気が…。最初から少し無理のある計画だったとも言えますね。夫婦喧嘩なんて恥ずかしいことなので、周囲に聞こえないように‥小声ですべきだった。それでも喧嘩が原因で、キャロルが飛行機を降りたことにできそう。

レイ・フレミングのマンションの風景は「絵」

レイ・フレミングのマンションの窓から見える風景は完璧に「絵」です。古い時代のテレビドラマや映画の笑えるワンシーンですね。フレミングが妻を殺害した後、窓ガラスを割って強盗の仕業に見せかけるシーンで、風景に自分の影が映っています。その他にもアカプルコの釣りのシーンも、もちろん海(背景)とガッツリ合成していますよね。

ジョーン・ハドソン邸は「スタール邸」

ジョーン・ハドソン邸(マップ)は、有名な「スタール邸」で自称「大部屋女優」のハドソンさんにしては、とてつもない豪邸です。3話「構想の死角」ケン・フランクリン邸、12話「アリバイのダイヤル」エリック・ワーグナー邸は、よく確認してみましたら、別の豪邸でした。

容疑者を張り込む刑事

これは2021年の新・気づきです。以前ゲストさんから「容疑者を張り込め(尾行すれ)ば、少なくとも第二殺人は起きない」とのご指摘をいただきました。確かに!その通りなんです。でも第1作では、刑事2人にジョーン・ハドソンを尾行させ、夜は自宅に張り込んでいました。

スペクタクル映画「十戒」

十戒のニナ・フォックスペクタクルとは「壮観」などの意味がありますが「十戒」はコロンボファンにとって正にスペクタクル!主役のモーセを川で拾って育てる王妃ビシア役にこの「ニナ・フォック」、モーセの敵役となるラメセス2世の妃ネフレテリ役に14話「偶像のレクイエム」の「アン・バクスター」、そして悪徳な総督バッカ役に18話「毒のある花」のラング社長「ビンセント・プライス」。少なくともこの3人が共演しているのです。

トミーの自供

アンソニー・ジェームストミー(アンソニー・ジェームス)の自供は決定的なシーンではないが、場面転換としては効果的です。コロンボが本件の捜査から外されるまでの経緯として、気分が入れ替わって気持ちよいですね。

タイトル文字など

注:2話「死者の身代金」は1話と比較し、今後シリーズ化されたデザインかなりに近いものになっていますが、文字は白色でエクステンデッド・ブラック(横長で極太)書体ではありません。なかなか気づきにくいことですが、新シリーズからは、文字が右揃えではなく、センター揃えに統一されています。

舞台版「殺人処方箋」について

本作(パイロット版「殺人処方箋」)より6年前の1962年に、トーマス・ミッチェル主演の舞台版「殺人処方箋」が上演されています。2021年の7月にひょんなことから、このお芝居の日本初上演を実際に見ることができました。詳しくは舞台版「殺人処方箋」をご覧ください。
監督:リチャード・アーヴィング
脚本:リチャード・レヴィンソン&ウィリアム・リンク
音楽:デイヴ・グルーシン

レイ・フレミング:ジーン・バリー(声:若山弦蔵)
ジョーン・ハドソン:キャサリン・ジャスティス(声:高島雅羅)
キャロル・フレミング:ニナ・フォック(声:谷育子)
バート:ウィリアム・ウィンダム(声:寺島幹夫)

加筆:2021年9月18日

刑事コロンボマップ

“1話「 殺人処方箋 」” への173件の返信

  1.  今、空港のラウンジでコメントを書いております。
     ぼろんこ様の本ブログのコメント欄に『刑事コロンボ』新旧シリーズ全69話にコメント投稿し、本日また、ここ『殺人処方箋』のコメント欄に戻って参りました。
     ぼろんこ様のブログ本文や皆様のコメントから多くを学び、また、途中、様々な方から、私が知らなかった貴重な情報のご教示や、コメントへのご意見やご指摘、異論、反論等を頂戴し、その結果、膨大な新たな発見や気付きを得ることが出来、その全てが私の心の財産や糧になっておりまして、ぼろんこ様や、特にコメント欄上でのやり取りをした皆様には、どれだけ感謝しても感謝しきれないほどです。
     最近のコメント欄上でのやり取りから、新たな発見の具体例をひとつだけ挙げれば、本作『殺人処方箋』が、おそらく、ヒッチコック監督の映画『めまい』(1958) から影響を受けている作品ではないかとの発見をしたことがあります。よく『刑事コロンボ』シリーズが、同じヒッチ・コック監督作品『ダイヤルMを廻せ!』(1954)からの影響を受けていることがコメント欄上でも話題になりましたし、私も解説本などを参考にしながら話題にしましたが、この機会に、私がヒッチコック作品の中で最も好きな、その映画『めまい』を再度鑑賞すると、『殺人処方箋』と、こんなにも共通性があったのか!と吃驚するばかりでした。
     夫が愛人と共謀して緻密に計画を立てて妻を殺害するプロットや、フレミング:「人は固定観念によって物を見る。連想の基本さ。君はキャロルの服装をして僕といる。つまり僕の妻さ」という偽装工作の発想も、『めまい』にそっくりです。また、主人公が終盤、共犯の愛人のほうを心理的に追い詰め殺人の真相に迫るところも、どことなく似ています(『殺人処方箋』で言えば、コロンボが「・・・・・・私だってこんなことやりたくないが、これからはあんたを参らせるためにありとあらゆる手を使うつもりだ。フレミングは、ひとつだけミスをした。精神の弱いあんたを使ったことだ。今日は気丈だったが、明日はどうか、次の日もある。その次の日もある。遅かれ早かれあんたはしゃべる。その時が来るまで、質問され尾行され駆り立てられる・・・・・・」と、ジョーン・ハドソンを追い込むあたり)。
     さらに、TV版『殺人処方箋』でのオープニングのアートも、1960年代作品特有で、映画007などとも似ていますが、『めまい』からの影響も感じられます。
     なお、『殺人処方箋』にはありませんでしたが、コロンボの「高所恐怖症」というキャラクター設定も、『めまい』を参考にしたのではないでしょうか?
     『刑事コロンボ』の、ドストエフスキーの小説『罪と罰』や、前述『ダイヤルMを廻せ!』からの影響についての研究や議論は多くても、『殺人処方箋』の『めまい』との関連についての考察は、よく調べてはおりませんが、世界的にも類例は少ないのではないでしょうか?(既に有ったら、勉強になりますので、ぜひとも教えて頂きたいです)。これは、私にとりましては、近年に無い「目から鱗」の大発見でした。
     他にも、まだまだ汲めども尽きぬ泉のように、『刑事コロンボ』に纏わる新たな発見が続きそうです。今後とも、ぼろんこ様の最高に素晴らしい本ブログから目が離せそうにありません(笑)。

    1. いつもコメントをありがとうございます。すべてのコメントを拝読しております。多方面で勉強させていただいき、感謝いたします。

  2.  ブルーレイ全集で何巡目かになる旧・新シリーズ全作品の鑑賞を今週末に終えまして、ふたたび無性に見たくなったのが「殺人処方箋」でした。シリーズ化される前の単発番組とあって、おなじみのコロンボと違うとかキャラクターが固まっていないなどとして(私は7年前のコメント欄で「犯人よりコロンボの方が不可解な人物に描かれている」と書きましたが)、とまどう人や番外的な作品と位置づける人もいるようですね。
     しかしまた見終わって、これぞコロンボのアルファでありオメガ、原点にして究極のコロンボ、との感を強くしました。私にとっては現時点で全エピソード中の最高傑作との位置づけです。
     犯人のオフィスで繰り広げられるコロンボとの静かな対決ーコロンボの人物についての犯人の分析、犯人像についての犯人自身の”仮説”、それに応じてコロンボがプロとして見せる対抗意識ーは、状況設定こそ地味ですが、内容としては全作品中で最も印象的な場面のひとつではないでしょうか。そして、ミス・ハドソンが犯人の唯一の弱みであると見るや、フレミング博士に見せた態度とは打って変わり、激しく彼女を責め立てるコロンボの戦術の妙。
     トミーの自供については、「君は私が彼を雇って妻を殺したといいたいのか」とフレミングが放ったジャブに対して、「それはありません」(「どうしてそう言える?」)「すでにトミーに訊きましたから」と切り返すコロンボ。そして、トミーの”自供”とはコロンボの仕組んだ芝居だったのではないかという点は謎のまま・・・ぼろんこさんは「決定的なシーンではないが場面転換としては効果的」と書いていますが、私にはぞくぞくする重要な場面です。
     犯人とコロンボのこうした息詰まるやりとりは、原作の舞台劇からほとんど変えられておらず、元の脚本がいかに完成度の高いものだったかを示しているといえそうですが、7年前のコメントにも書いたように、エンディングは舞台劇とTVドラマはある意味180度違っています。
     どちらもすばらしいものですが、TVドラマの方はフレミングの人物像自体を舞台劇と変えるとともに、より”ミステリ”に軸足を置いた作りにしたといえそうで、「人は先入観でものを見る」という専門知識をアリバイ工作に利用した犯人が、まったく同じトリックをコロンボにかけられて墓穴を掘るという見事な構図。また最初の方で、水着を着たミス・ハドソン(本物)に対し偽りの愛情表現をして犯行に備えた犯人が、最後の場面で、やはり水着姿のミス・ハドソン(偽物)を目にして「彼女を愛してなんかいなかった」と本心を語ったことで自滅するという対比は、映像作品であることを生かした描き方だと思います。
     本作での”謎めいたコロンボ”という人物像は、シリーズでずっと続けるには向かないと判断したのでしょう、代わってピーター・フォークや製作陣がつくりあげたキャラクターは”持続可能性”の点でも見事だったといえそうです。そしてそれ以外の本作の要素はシリーズを通して発展させ、各エピソードで変奏されていきます。その中で「殺人処方箋」はいわば比喩的な通奏低音の役割を果たし続けた、というとこじつけのたとえが過ぎるでしょうか。

  3. YC-30さんのコメント(2022.5.27)にある吹き替え旧録バージョン(NHK1972年版)について

    Blu-rayの解説書によると、「1974年の再放送を最後にその後放映もソフト化もされず、所在が行方不明になっている。Blu-rayBoxの製品化の時、ラストの約15分間の音源だけ入手、3番目の音声トラックとして収録することができた。」とあります。
    Blu-rayでラストシーンの吹き替え旧録バージョン(1972年版)、見てみました。小池さん、迫力満点です。

    例えば、
    【犯人レイに対してのセリフ】

    原語
    Don’t lecture me ,Doctor!

    旧録バージョン
    偉そうな口聞くな!

    新録バージョン
    説教は結構だ…

    【共犯ジョーンに対してのセリフ】

    原語
    Would you like to make a statement now ?

    旧録バージョン
    今度はしゃべる気になっただろ?

    新録バージョン
    供述してくれますね?

    こうして原語と並べてみると、旧も新も言っていることはほとんど同じです。
    しかし、オリジナルのピーター・フォークの話し方が声を荒げて乱暴なので、旧録バージョンの方がよりその雰囲気をよく出していると思いました。おそらく荒っぽいセリフや、小池さんのド迫力はピーター・フォークの演技を意識していたのでしょう。
    しかしその後、シリーズ化してからコロンボのキャラクターが徐々に温厚になっていったため、後年「殺人処方箋」の吹き替えの録り直しをする際(1983年に日本テレビが制作)に、より穏やかなコロンボ像に移行したと思われます。

    ひさしぶりに観ましたが、ほんとにこのエピソードだけ別物感があります。特にオープニングは007映画でこういうのあったような?(笑)
    女優さんのメイク、ファッションなども注目すると面白いです。例えばジョーンはとても美しいですが、約10年後の「秒読みの殺人」の犯人ケイ(トリッシュ・バン・ディーバー)のナチュラルなコーディネートと比べると、時代の変遷が感じられますね。

    1. 「殺人処方箋」での小池さんの旧バージョン吹き替えには、もうビックリですよね(笑)。
      >女優さんのメイク、ファッションなども注目すると面白いです。
      私は男なので、これからは、適度によく注目してみます(笑)。
      コメント欄の一部の方が話題にされていた『刑事コロンボ完全捜査記録』 (別冊宝島 2006/8/10発行)、私も気になりましたので、中古本を Amazonで先日入手しました(中古ならまだいくらでも入手可能です)。
      読み始めて最初に興味深かったのは、2話「死者の身代金」(1971)の記事で、
      《 シナリオには、(犯人)レスリーが「あなた、署内でも切れ者で通っているんでしょ」と言い放つ前に、何と「それから家族の話題――いもしない奥さんとか――知ってるのよ、私、調べたんだから」というセリフがあった。つまり、この段階では、「カミさん」は捜査テクニックのための架空の存在だったわけである! 》とありました。
      考えてみれば、「殺人処方箋」と「死者の身代金」は、アポロ計画で人間が月に降りる前と後。コロンボが形作られる過程は、時代背景も含め、あらゆる角度から、調べれば調べるほど奥深く面白そうですね。

      1. 女優さんのファッションについては、実は私も全然うとくて分からないんです(笑)ただ、みなさん綺麗だなぁって。
        犯人の傍らに美女ありきで、そして一見冴えないコロンボがうろちょろしてヒンシュクをかうという、お決まりのシーンが結構面白かったりします。

        『刑事コロンボ完全捜査記録』 (別冊宝島 2006/8/10発行)、私も昔から気になっています。やっぱり購入されましたか!
        中古で出回っているうちに、買った方がいいかもしれませんね。
        >《この段階では「カミさん」は捜査テクニックのための架空の存在だったわけである! 》
        2話「死者の身代金」でそんな裏話があったんですね〜ここでカミさんの存在、否定されなくて良かった。決して姿をみせないカミさんがこのシリーズの魅力の1つになっていますから。

  4. 「殺人処方箋」について、ついでにもうひとつ。
    冒頭の名前当てゲームは「ボッティチェリ」 “Botticelli” というものだそうで、英語版の Wikipedia に見出し項目があり、その中で、このゲームが出てくる作品のひとつとして、コロンボの「殺人処方箋」が例としてあげられています。

  5. せっかく貧乏なのに思い切って買った高価なブルーレイディスク全集を所有していますので、最後のフルクレジット部の後半をカットしている(じつは、ここの音楽が非常に大切だったり、楽しいおまけ映像付きの回があったりするのです)不完全なNHKーBSの再放送は一切無視して関わらず、これからはその時の気分で、任意の回をコメント投稿させていただくことに方針転換しました。当然、BDやDVDでしか確認不可能な情報も折々に盛り込みたいです。
    フレミング:「人は固定観念によって物を見る。連想の基本さ・・・。」
    コロンボ:「私だってこんなことやりたくないが、これからはあんたを参らせるために、ありとあらゆる手を使うつもりだ・・・。」
    早速ゾクゾクするような切れ味鋭い名セリフが続出です。初心は大切ですね。
    小池朝雄 VS 瑳川哲朗(フレミング役)、幻の現存するラスト14分の吹き替え旧録バージョンをブルーレイでは楽しめますが、こちらのコロンボはもっと凄味があり、本作新吹き替えや版や、次作以降の吹き替え版では考えられないようなド迫力ある追い込み方でした(小池さんもヤクザ映画みたいで別人のようですが、元来こっちが素だったのでしょう)。
    さあ、これから69名山への長い旅の始まりです。登山ルートは気の向くままがいいです。

    1. おかえりなさい(笑)
      わたしもBlu-ray持ってるのですが、旧録バージョン見逃してました。
      近日中に見てみます!

    2.  「殺人処方箋」は、とりわけ原語(日本語字幕)でも観ていただければと思うエピソードです。
       ずっと前にここのコメント欄にも書かせていただきましたが、この作品はコロンボの基本設定を提示した原点であると同時に、原作の舞台劇(これはラストシーンがTVドラマ版と全く違っていておもしろい!)に沿ってか、犯人ではなくコロンボ警部の方をつかみどころのないキャラクターとして描いているようで、シリーズ化された後のコロンボとは別人にみえる部分も多々あると思います。
       ピーター・フォークがシリーズ化にあわせて造形し直していったコロンボの人物像に小池朝雄はぴったりですが、あまりにはまりすぎていて、どうしてもそこから振り返ってこの第1作を観てしまう私には、ミステリアスなコロンボの、時には静か、時にはかん高いピーター・フォークの声とは落差を感じてしまうのです。ジョーン・ハドソンを締め上げる例の場面など、原語だと息詰まるほどの鋭さです(それだけシリーズのファンからみれば違和感が大きいでしょうけど)。  
       いや、もしコロンボがこの作品と同じキャラクターのままでシリーズ化されたら、ここでの小池朝雄のトーンでも違和感がなかったでしょうが、シリーズ化されたあとの小池朝雄の吹き替えがあまりに見事で印象的であるため、逆説的にこう感じてしまうのでしょう。それくらい、この第1作はある意味シリーズとは異質で孤立した作品ともいえると思います(ちなみに、犯人とコロンボとの心理戦的なやり取りという観点では、私はこの作品を全エピソード中もっとも気に入っています)。
       なお他の作品のコメントにも書きましたが、日本語版は翻訳もあまりに見事で、時には本来の内容をかなり変える形で訳されている場合もあるので、作品理解のうえでも原語で観ることに意味があると思います。

       私もブルーレイを手に入れて以来、全作鑑賞を継続しており、現在3周目の途中です(それ以外にも気の向いた時に単独でいろいろエピソードを観ます)。1974年、中学生の時にNHKの放送でこのドラマに出会い、以来、レーザーディスク、DVDと媒体が変わるごとに書い直してきましたが、さすがにブルーレイで落ち着きそうです。残る人生であと何周できるかな。

       

      1. 「刑事コロンボ」全集のレーザーディスクまでお持ちになっていたことがお有りなのですか! 負けました!心より尊敬いたします。
        よく、「本棚を見れば、その人がわかる」といいますが、映像ソフトも書物と同じです。Blu-rayの解説冊子の言葉を借りれば、「『刑事コロンボ』シリーズのファンであることは、知性とよい趣味の持ち主であることの表れと見做される」そうですものね。問題は、「コロンボ愛」のあまり、大枚をはたいて本当に購入してしまう重みこそが肝要なのです(笑)。
        “Botticelli”についても含め、いろいろとご教示いただき、ありがとうございました。今回のコメント、大変勉強になることばかりでした。
        自分の人生と重ね合わせ、時々、唯々直向きな直球勝負だった本作に無性に戻りたくなることがあります、まだまだ己が青いにもかかわらず・・・。

        1.  レーザーディスクは、気に入っている映画やTVドラマ、オペラなどを結構集めました。当時は将来さらなる媒体が出ることまでには想像が及ばず、特に「コロンボ」や「スタートレック」、「謎の円盤UFO」といったボックスセットは、目玉が飛び出るような値段に一瞬迷いながらも、「この今を逃しては次はなかろう」と思って結局購入しました。普通のサラリーマンの身には大変こたえましたが、「こうした自分の楽しみのために毎日仕事をしているんだろ?」と自分自身に言い聞かせて説得しました(笑)。
           実のところ回転系の媒体も先が見えているでしょうから、ブルーレイも再生機器がなくなったら困るのですが、今から考えても仕方がないので、その時はその時、と残りの人生を楽しむことにします・・・。

          1. >実のところ回転系の媒体も先が見えているでしょうから
            同感です。私は貧乏で家が狭いのですが、いつの間にか長年の衝動買いで溜まったBlu-rayやらDVDやら音楽CDやらをいっぱい所有してしまい捨てられず、脱円盤や断捨離の風潮の中で、家族だけは敵に回さないようにと、細心の注意を払って生活しております(笑)。

  6. 主役・脇役だけでなく、チョイ役にも気になる俳優がいます。本作なら、冒頭の名前当てクイズで「もっとねばらなくちゃ駄目よ(だったかな?)」となかなか降参したがらない女。肩も乳も露わな、まさしく「ザ・キンパツ」といった美人! Susanne Bentonといって、撮影時はまだティーンエイジャーのようで、PLAYBOY誌でヌードも披露したらしく、見てみたいものです。

    結婚記念パーティといっても、ほとんどがサクラみたい(笑)で、ヌケヌケと嘘をついて抜け出したレイ。プールサイドで濃厚なキスを交わして、そのままビーチチェアに崩れるものだから、ポルノならそのままセックスへと移行するのでしょうが・・・それにしてもこういう濃厚なキスシーンは家族で見ていると、親も子も気まずい思いをしたものです。

    ジョーンとのキスシーンを見た後では、妻からベッドに誘われて震えて(怯えて?)しまうレイが面白い。妻を殺害後に窓ガラスを割るシーンも、あの時代は本物のガラスを使っていたから、へっぴり腰で、ガラスが割れたらおっかなびっくりの表情もまたお笑い!!

    カフスボタンを留めることができず「頭はいいけど手先は駄目ね」と言われるレイですが、その手先の不器用さが絞殺しきれないところに現れる演出がグンバツ!!

    著名な精神医のわりに、あまり広くはないマンションに住み、調度品もあまりないのは、まだシリーズ化されていなかったからでしょう。同じ妻の財産目当てでも、市警本部次長のハルプリンは豪華な邸宅に住んでいるので。まぁレイの場合は、妻殺害のために一時的に利用していただけとはいえ、たかが大部屋女優に豪邸を住まわせていただろうから、自分に使うカネもなかったのも当然でしょうが。

    1. 書き忘れました。「完全犯罪の誤算」では捜査員の誰一人ステイプリン邸のファクスを使えなかったのに、本話ではスチュワーデスに確認させるためにファクスを送っています。本話はパイロット版だから整合性がなくてもよいのでしょうが・・・

  7. ユニバーサルの会社だから、ひょっとするとヒッチコックの引き裂かれたカーテン(1966)から
    いろんな場面を参考にしているかもしれない 飛行機の中でケンカ(1968)/オコンネルの船の話/
    ロンドンの傘で死体を隠す箱などなんとなくコロンボとヒッチコックがかさなる
    偶然だろうけどポールニューマンと初期のコロンボはかすかに表情が似ている
    忘れられたスターは、ひょっとするとサイコの人かな?
    ヒッチコックもコロンボも雰囲気の良い美人がでてくるし、わざとらしいし、ユーモアが少しある
    ハラハラ死体人、引き裂かれたカーテン 見てください

    1. 家政婦のシャーロットさんが、翌日の10時に来ると言っていました。
      おそらく彼女が第一発見者です。

  8. 綴りを間違えた。
    CHANTILLYでした。
    アメリカにもCHANTILLY&MONACOって都市があるそうです。
    アメリカには文化がないですものねえ。

  9. ピーター・フォークさんが若いですねえ。
    さらさらの髪の毛なんて初めて見ました。
    NEW YORK WASHINGTON DC 行ってみようと思います。
    アメリカに行ったことがないんです。
    CHANTITYで馬を飼ってみようと思います。
    印象に残る都市ですか?
    PARISですよ。
    コロナが収まったらPARISに住みたいなあと思っています。

  10. 古畑任三郎は刑事コロンボをモチーフにして作られたそうです。
    日本版刑事コロンボって感じです。
    犯人役が有名人ばかりです。

  11. うーん、最後の自供場面は
    「彼女が死んだと思わされて、刑事に対するその場しのぎで言っただけ。本心じゃない」
    という言い訳が、彼女に対しても通用しそうだし、刑事裁判でも弁護士に
    「あんな捜査手法、違法以外の何なんだ」
    と言わせれば済んじゃいそうな。

    ・・・お約束を私、理解してないですね。

  12. はじめまして
    今回初めてきちんとコロンボを見ました。
    気になったことがあって検索したらこのブログを見つけました。
    コロンボ愛を感じますね。
    私が気になったのは、最後の愛人を使った罠です。
    撮影所であんだけがんばったのにコロっと医師を罠にはめるのに同意するでしょうか。
    深夜の電話でもそれほど動揺してなかったので、辻褄が合わないと感じました。

    1. えびわんさん>初めまして。
      私の考えですが「医師を罠にはめるのに同意」したわけでは
      ないと思います。おそらく「レイの愛を確かめたかった」のです。
      コロンボは彼女に、こう持ちかけた。
      「フレミング先生は、決してあなたを愛しちゃいない。
      これはお金が目当ての殺人計画ですよ。嘘だと思うんだったら、
      ひとつ試してみませんか?」

  13. 前回の再放送は途中から見始めたので、今回の再放送スタートで初めて第一話から見ることができてうれしいです。
    子どもの頃、コロンボシリーズは殆ど見てまして、前回の再放送でもたいていのエピソードは見覚えがあったのですが、この殺人処方箋は初めて見た気がします。
    なので、まだ見てないエピソードがあるんでしょうね。
    これからが楽しみです。

    殺人処方箋、まだ正式にシリーズ化されてないこともあって、まだコロンボのキャラが固まってないところが興味深い。操作方法がちょっと強引な感じもありますが、コロンボ自体まだ若いので、そういう時期もあった、ってことで納得はできると思います。

  14. これまで、このサイトを楽しませていただいていました。
    初めて投稿します。
    コロンボは子供の頃から好きな番組でしたが、いつも「あ、始まっている」という感じで、今回ようやく「殺人処方箋」を視ることができました。
    パイロット版ということでオープニングもシリーズとは異なるのですね。
    ロールシャッハテストがモチーフなのでしょうか。ちょっとおどろおどろしい感じにもなっていて、内容と合わせているなあと思いました。

    ところで、強盗に見せかけるためにベランダへのガラスを割っていましたが、最上階のベランダは外からの侵入路になりうるのでしょうか。

    1. まったく同感です。子供の頃から大好きなコロンボ。何度も何度も再放送を見てるんですけど、いつも放映に気づいたときには何週間も過ぎていて…やっと第一話をしっかり見ることができました。シリーズ化前とあってコロンボが若いだけでなくきちんとしてる。髪もビシッとしてるしコートもよれてない。コロンボの頼りなさの裏に潜む鋭さはシリーズが進むに従って構築されていったんですね。

  15. 毎週土曜日に放送していたポワロシリーズが終わったと思ったら、またコロンボシリーズなのですね。で、あらためて見ていて気づいたんですけど、35分13秒あたりにでてくる黒人看護師さん。あの女性は本当に黒人だったのでしょうか。
    昔は白人女性を黒く塗って映画に出演させたと聞いたことがあります。それだったのかも。正面をむいてないので、見間違いの可能性もありますけど。
    そうやって意識して見ると、出演している役者も白人だらけのような気がします。こういうところでも時代を感じますね……

  16. 昨日からコロンボがスタートしましたね〜毎週土曜日ということで、待ち遠しいですが、週一回の楽しみが増えました。
    週一回ということは、放送が終わるまでに1年以上かかるということ?!
    昨年夏のAXNミステリーは一挙放送でしたが、これはこれでゆっくりコロンボを味わえますね!昨年録画できてなかった分をしっかり撮るぞー
    またぼろんこさんのこのサイトが盛り上がりますね!どうぞよろしくお願いします!

  17. ジーン・バリーの吹き替えは若山弦蔵ですが、途中で違う人が吹き返し、また若山氏に戻っています。Wikipediaを見たら「第1話ゲストスター声優」の箇所に、若山弦蔵(麦人)と出ていました。途中で変わった声優が麦人だったと言うことでしょうか。この理由を知っていたら教えて下さい。

    1. ふむ、テレビ放映時にカットされた場面の録り直しなのだろうが、小池氏のように声優さんが亡くなっていたり引退していれば別人で吹き替えるのだろうが、若山氏が引退されたかどうか分かりませんね。
      はっきり答えられずかたじけない。

    2. チャチャ猫さん>
      ジミー頁のおっしゃる通り、NHKの初回放送枠には全編が収まらなかっため、
      あらかじめ「重要でないシーン」をカットした上で、
      吹き替え録音が行われました。
      その後、ノーカットで放送できるようになった際に、
      すでに小池朝雄さんが亡くなっていたりして、
      別の俳優さんが担当しました。
      若山弦蔵さんは、つい最近までご存命でしたので、
      ジーン・バリーの不足分を補えたかもしれませんが、
      いっそのこと、全員声が違う…なんてこともあるようです。

  18. スペクタクル映画「十戒」には「ビデオテープの証言」で殺されたマーサ・スコットも出てますかね?

    1. 出演してますね。
      IMDb見るまでもなく、日本語wikiに載ってましたよ。
      「ベンハー」にも出てます。

      1. ジミー頁さん ありがとうございます。
        ってことは、ぼろんこさんの指摘(ふふふ、大袈裟)の3人に加えて4人目ですね。
        これ以上揃った映画ってないかもですね。

        1. ナツコさん>
          嬉しい情報、ありがとうございます。
          「ビデオテープの証言」放送までに
          肉眼で確かめた上、加筆させていただきます。

  19. 刑事コロンボに出てくるジョーン役の女優さんって美人で歯並びがとっても綺麗です。
    利用されたのは可哀想です。
    フランス版刑事シリーズも見てみたいです。
    衣装はCHANELですか?

  20. 初めまして!いつも楽しく拝見しております。
    金曜ロードショーでコロンボを観て育った世代です。BSプレミアムで、また土曜日の放映が始まり嬉しいです。万歳!
    第一話のコロンボが若くて笑ってしまいます。トレンチコートも着用していませんね。執拗な性質は出ていますが、キャラクターの方向性はまだ定まっていなかったのかな?葉巻と鉛筆忘れのキャラはこのころからなんですね。

    1. ちょっとやり方や態度が後の作品と比べて強引ですよね。
      あと、髪の毛が短い。というかこ綺麗ですね!

  21. やっぱりコロンボ、面白いです!フレミング博士の傲慢ぶりも何とも言えませんね。利用された愛人が怒るのは当然ですが、確かにちょっとこの解決はいただけないかもしれません。

  22. 第1話今回が初見でした。
    オープニング~BGMと007を彷彿としちゃいました、そのせいかミステリーものと言うよりスパイものとかスリラー的な印象を強く受けました。
    終盤、上からのお達しを無視出来ちゃうんですね。しかし、あの捜査手法はダーティー過ぎてあまり好きじゃありません。

    1. 私もそう思いました。共犯者からおとすというやり方がキビシイなと…。

      最初フレミング夫人が死んでないと聞いた時のフレミング氏の表情、意識が戻ったと聞いた時の表情、誰が見ても怪しいですよね(笑)

      でもそういう展開にハラハラドキドキする過程は楽しかった!それに、若山弦蔵さんの声!レガシーですね。

  23. こんにちは久しぶりに投稿させていただきます。最近はまっているのが米粒写経が刑事コロンボについての動画があるのですが何度みても面白く飽きない!!
    もう視聴済みの方もおられるでしょうがまだの方はお薦めします。

  24. 始まりの場面、結婚10周年パーティーで「私は誰でしょう」のような人物当ての余興をしています。
    フレミングが出したのは「Bで始まる有名人」らしく、客はアービング・バーリン、ベルリオーズ、ブラームス、バーンスタイン、リジー・ボーデン、サー・ウイリアム・ブラックストン等答えますがいずれも否。
    正解はジョゼフ・ブラウアーと言う誰も知らない名前。
    犯人の人物像を窺わせるエピソードとして興味深いですね。
    日本語吹き替えでは、日本人には馴染みが薄いと気遣ったのか、アービング・バーリン以外は作曲家、政治家、エッセイスト、殺人犯となっていました。
    訳者の苦労はうかがえますが、余興の答えとしては外れていますね。
    また乾杯に先立って友人のゴードンが「10周年を心からお悔やみして」とジョークを言ってます。この2人の運命を暗示しているようで面白いです。

    1. あのパーティー場面で、招待客は全員白人でバーテンとメイドだけが有色人種でした。
      現実はそうであっても、今なら人種バランスにも注意した演出になるのでしょうが…
      50年も経つとやはり状況設定も近頃とは異なりますね。

      1. 文字訂正いたしました。
        詳しくご覧になっていて、感服いたします。
        コロンボに登場する日本人はほとんどが使用人のような役ですね。
        まぁでも、経済的に成功した在米の日本人も大勢いたでしょう、
        コロンボに登場していないけれど。

    2. 「ジーン・バリーとエイモス・バークが出て来ないぞ」と視聴者に思わせようという趣向だったのかも。(エイモス・バークはジーン・バリーの当たり役)

  25. 声優つながりでいうと吹き替えの俳優さん、水戸黄門や必殺シリーズでの悪役で出演されてた方が吹き替え担当されてるケースが多いですね。佐野浅雄さん
    西沢利明さん田口計さん草薙幸二郎さん外山高士さん、犯人以外でも横森久さん等キリがないです。

      1. 声優さんでなく敢えてベテラン俳優さんを起用するNHKの「拘り」ですよねえ。NHKアニメの名探偵ポアロが里見浩太朗、ミスマープルが八千草薫の吹き替えだったときはぶっ飛びました。

  26. このドラマの吹き替え版に関してやはり一番の聴きどころは
    小池朝雄さんの声ですね。
    小池さんの声が聴きたくてコロンボを観てる、みたいなところはあります。時代劇の悪役のイメージとは違う小池さんの声は本当に素晴らしい。

    1. 79年には映画『蘇える金狼』に悪徳企業の幹部役で出ているんですよね。コロンボで人気があった時期です。主人公松田優作にボコボコにやられちゃうんで、コロンボファンは見ていて忍びなかった。

      1. 役員の中でも下っ端で、ピストルで朝倉(松田優作)殺しを命ぜられます。
        でも、安全装置を外さないで撃ったので発砲せず、朝倉に逆襲される、と。
        ピストル下手まで真似しなくて良いのに(笑)

        1. いやいや、79年ごろの小池さんといえば、「Gメン’75」第204話の城西警察署長でしょう。もう黒岩部長刑事は西部署に転勤してしまったのか、徳吉刑事は既に私立探偵を開業してしまっているのか、頼れる部下がいなかったと見えて、陰謀に嵌められて一時はピストル自殺をやりかけるという強烈な役ですが、今その演技を観ると、どうもコロンボと声の調子が違う。コロンボの演技はわざわざ声を作っていたというのは本当のようですね。

          1. 小池さん、結構、地味目な風貌なのに、「仁義なき戦い」、「徳川いれずみ師・責め地獄」なんて、スゴイ存在感ですよね。

            1. 小池朝雄に目を付けたNHKは慧眼ですね。一方で、ピーターフォークの高めの声とは合わないという趣旨の記事を読んだ記憶があります。クリスティの翻訳で有名な詩人の田村隆一さんだったかなあ。

    2. 小池氏=コロンボのイメージを利用した逆転現象が
      1982年正月SPドラマ「天国と地獄の美女」(原作:江戸川乱歩)。
      大富豪と瓜二つの貧乏な男(伊東四朗二役)のすり替えを
      後者の不倫相手を演じる小池氏が計画する。当初から無理のある計画、
      後から生じてくる想定外の事態に再三、弱腰になる男をコロンボがたきつけ、
      執念深く冷徹に犯行を重ねているような錯覚を覚えてしまいます。
      特に最初の誘拐が失敗して富豪の左目を傷つけてしまった時には、
      「片目ぐらい、どうってことないだろう」と嘯き替え玉の左目を潰す!
      また、この一件による義眼がキーアイテムになる等、ピーター・フォークが
      片目義眼の俳優であった事を意識していたと思われます。

  27. 初めまして、初投稿させていただきます。小生、中学生くらいから刑事コロンボを観ているものです。私自身の好みは脚本の秀逸さや俳優さん達の名演に加えて声優さんの名演にも酔っている者です。日本人の声って特徴のある人が多いような気がします。

  28. ぼろんこさんのコメントのとおり、刑事哲学~「いくら犯人が頭が良かったとしても、殺人については素人である。しかし自分にとってコロシは仕事。たいへんな修練を積んでいるわけです…。」というもの・・・・
    コロンボの仕事に取り組む姿勢をうかがい知る重要なものですね。
    たいへん共感しており、何度観ても惚れ惚れします。

    ハドソン宅のシーンに出てくる効果音(文字ではうまく形容できませんが)の狙いが解るとウレシイところです。

      1. コロンボ(小池朝雄さん版)大好きです!その中で、別れのワイン・忘れられたスター・殺人処方箋が特に好きな作品です♪何度見てもまったく飽きない。声優陣がまた堪らないですね。

    1. 毎日毎日、仕事終わりの22時にコロンボに会えるの楽しみに
      してる。。。。自分が滑稽です
      あの、コロンボの目の鋭さがたまりません。

  29. もしもジョーンからの電話でフレミングが「すいませんが私はフレミングです!フランクリンではございません!」と間違い電話にしておけば犯行は大成功だったのかも知れない?
    しかし彼は頻繁にコロンボが自宅や職場に来るとは夢想だにしなかった?!

  30. 「道化のふりをしている」と指摘されるシーン。犯人のハイレベルさを感じさせる演出でした。

  31. 被害者の意識が戻るかどうかでヤキモキする辺り、古畑の「矛盾だらけの死体」を思わせますね。

  32. 【原題解釈】
    Prescription:Murder
    直訳すると、「処方=殺人」。
    おなじみの「Mission:Impossible(任務名=不可能)」と原題の構造は一緒。
    フレミング医師にとって、採れる措置(処方)は夫人を殺すことしかなかったという意味ですかね。

      1. いつもお世話になっております。
        録画した刑事コロンボを吹き替えで見た後、こちらの内容を参考にして英語+字幕で観る、その後部分的にスロー再生というのが習慣になっています。
        さて、この殺人処方箋という日本語のタイトル、実にストレートで良い題名だと思っています。

        早速、英語の:(コロン)の使い方も復習しましたが、Prescription:Murderということは(処方箋 ⇒ 妻を殺害)お~怖い。
        フレミング氏は自分にこのような処方箋を与えたわけですね。

        この「殺人処方箋」、精悍なコロンボ氏の姿が実に新鮮でした。

        ついでに、TVシリーズから大好きだった「スパイ大作戦”Mission:Impossible”」も意味としては、「任務:実行不可能」ということですね。
        「お早うフェルプス君、失敗しても知らないけど今回も頑張ってね」という雰囲気、よくわかりました。
        あらためてワクワクしてきます。

  33. またまた再放送ですね。またまた見ます。
    第一作目、奥さんが亡くなる直前の最後の言葉は
    「ご主人の名前」でした。
    「レイ」…(に殺された…)と続くのだったでしょうね。
    ダイイング・メッセージ!

    1. 初めまして。
      このシーンは好きですね。最期の言葉が良い様に?誤解される。
      ラディゲの「肉体の悪魔」のラストシーンを連想しました。

      少年と人妻が不倫し、人妻は少年の子を産み、少年と同じ名前を付ける。
      しかし、産後の肥立ちが悪く、人妻は亡くなる。
      最期の言葉は、少年の名前。
      旦那はこれを「自分の子供の名前を呼んだ」と誤解し、子供を幸せにする決心をする。

      なんとも苦い味わいがあります。

  34. ぼろんこ様
    初めてコメントします。
    殺人処方箋初めて観ました。
    今までテレビ放送でいくつか観てきたコロンボに比べて、荒々しく犯人を捲し立てる感じにびっくりしました。
    でも、「うちのカミさん」のくだりは一作目からあったんですね〜
    これから毎週水曜日が楽しみです。

    少し疑問に思った事があります。
    それは、犯人がマメに部屋の灯りを消す(あるいは消させる)シーンが三回もあり、この几帳面さが後々ボロを出すきっかけになるのでは?と思わせるような演出があったが、結局何も関係なかった点です。
    一回目は犯行後、燭台や銀食器などを鞄に詰め、洗面所に洗濯物袋を取りに行った後洗面室の電気を消すシーン。
    二回目は変装を終えたジョーンと部屋を出て行く時にジョーンに電気を消すように指示するシーン。
    この二つに関しては、夜中に物取り強盗が押し入って殺されたというシナリオなのだから、その犯人がご丁寧に電気を消して行くのは不自然なのです。
    三回目は、コロンボがフレミングのオフィスでバーボンを飲みながら架空の犯人像の話をした後、先に部屋を出るフレミングがコロンボに部屋の電気を消して出るように指示するシーン。
    もしかして、他のシナリオがあったのかもしれないな〜と思いました。
    ぼろんこ様はどう思われますか?

    1. かつさん、コメントありがとうございます。
      これから毎週水曜日が楽しみ!ですね〜私もです。
      さて、「マメに部屋の灯りを消す」の洞察、素晴らしいですね!
      確かにカチッカチッと、小気味よく電気を消すシーンがありました。
      窃盗犯が電気を消すという点は矛盾(無駄)かもしれませんが、
      留守中であることを継続するためには、電気を消した方が良いし
      犯人の心理になると、やはり消したくなるのが心情(犯行を隠したい)かも…。
       
      それとは別に、フレミングの自信満々の様子、完全犯罪が着々と進む様子などを
      リズミカルに描いているようにも映りました。それはそれで良い気がします。
       
      かつさんのコメントを読んで感心したことは、犯人の心理になって
      ドラマを見ていることです。
      刑事コロンボは倒叙法「最初から犯人がわかってしまう」もので、
      犯人を推理するより、むしろ犯人の気持ちになって「犯行がバレたくない」
      スリルを楽しむものだと思います。
       
      ぜひこれからも、刑事コロンボをお楽しみください。

    2. かつさん、ぼろんこさん今晩は。
      カミさんのお話があったのでお邪魔します。
      『黒のエチュード』のところで さっきコメント残したのですが
      NHKでの放映が1972 8,27に多分この『殺人処方箋』で始まって10年余り。そして日本テレビで1983年?からコロンボ作品を放送していくことになってときに、吹き替えし直した作品が『黒のエチュード』と『殺人処方箋』の2作品
      ●『殺人処方箋』の吹き替えの録り直しの理由は、初収録から11年経ってコロンボのイメージが変わってしまったことだそうです
      ●そして旧版(NHK)の時は飯嶋永昭訳
      ●新版(日本テレビ/DVD)は額田やえ子訳
      なので カミさんという言葉がこの『殺人処方箋』では聴けて 、そのあとの『死者の身代金』~『パイル-3の壁』までは 女房とか妻とか色々言い方が安定してない理由はそんなところから来ています(多分(笑))

      1. 因みに
        精神分析医レイ・フレミング役ジーン・バリーの吹き替えですが
        ●1972年NHK版は瑳川哲朗さん…大江戸捜査網の井坂十蔵役で人気を博していた頃収録
        ●1983年日本テレビ版は若山弦蔵さん…ジーン・バリーやショーン・コネリーの吹き替えが当たり役

        私は若山弦蔵バージョンしか観たことがないので、小池朝雄さんのコロンボも年期の入ったもののほうしか聴いたことがない。

        若いコロンボに違和感があるのは 見た目に反して小池さんの声が熟成コロンボだからかもしれません(笑)

        大好きな作品です
        コロンボはここから始まった

        1. なるほど!納得な情報、ありがとうございます。
          瑳川哲朗さん版、いいな〜。

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