キャデラック

Cadillac

キャデラックはリンカーンに次いで刑事コロンボに多く登場するアメ車ブランドのひとつです。

Cadillac Series 355

35話「闘牛士の栄光」のルイス・モントーヤが所有するクラシックカー「キャデラック・シリーズ・355」は1930年代前半に作られました。ですので運転するのも楽ではないようです。セカンドカーとして運転しやすい「フォードLTD」も所有しています。

ルイス・モントーヤのキャデラック・シリーズ・35519

Cadillac Fleetwood Eldorado

4話「指輪の爪あと」のブリマーのキャデラック・フリートウッド・エルドラドは1971年式の2ドアクーペです。リアのフェンダーにカバーはありません。後にこの車の調子が悪くなったことで、ブリマーの犯行が明らかになるわけです。

キャデラック・フリートウッド・エルドラド4

 
9話「パイルD-3の壁」のウィリアムソンも1971年式のキャデラック・フリートウッド・エルドラド。気性の荒いウィリアムソンはタイヤを鳴らしながらロス市内を爆走(9a)していました。何となく顔つき(9b)まで威圧的に見えてきますね。

キャデラック・フリートウッド・エルドラドキャデラック・フリートウッド・エルドラド9a9b
21話「意識の下の映像」のノリス家も1971年式のキャデラック・フリートウッド・エルドラド。家政婦さんが運転されているようです。25話「権力の墓穴」のマーク・ハルプリンは1973年式のキャデラック・フリートウッド・エルドラド。詳細が映るシーンはないのですが、上品なレッド・メタリックのボディです。
キャデラック・フリートウッド・エルドラドキャデラック・フリートウッド・エルドラド2125
24話「白鳥の歌」のラストシーンの車は1972年式のキャデラック・フリートウッド・エルドラド・コンバーチブル(24a高級車)。一方エピソード前半でベーカーズ・フィールドの空港に乗り付けたレンタカーは「シボレー・ノバ」で(24b大衆車)。いずれもレンタカーですが、トミー・ブラウンは奥様の死後は高級車を借りていることがわかります。
キャデラック・フリートウッド・エルドラドシボレー・ノバ24a24b

Cadillac Fleetwood 75

キャデラック・フリートウッド75は当時市販されていた乗用車では最大級のサイズを誇る高級サルーンです。

19話「別れのワイン」でエイドリアンのワイン仲間のステイン氏のキャデラック・フリートウッド75。4ドアの大型サルーンで後部座席がかなりゆったり座れる設計になっている感じです。

ステインのキャデラック19

33話「ハッサン・サラーの反逆」のLA総領事館の公用車。45話「策謀の結末」のオコンネル社長のお車。どちらもキャデラック・フリートウッド75で、後部座席にVIPを乗せ専用の運転士がハンドルを握ります。

キャデラック・フリートウッド・75キャデラック・フリートウッド・753345

Cadillac DeVille

キャデラック・ドゥビル。かつてな「デビル」とも表記されていましたが、悪魔を連想させることから「ドゥビル」が呼称となりました。

18話「毒のある花」のビベカ・スコットは1970式のキャデラック・ドゥビル・コンバーチブル。この車を自分で運転しビューティ・マーク社に出社しているようです。一方22話「第三の終章」のライリー・グリーンリーフは1969式のキャデラック・ドゥビル・コンバーチブル。凶器の保管場所やグリーンリーフのアリバイ工作などに重要な役割を果たします。

キャデラック・ドゥビルキャデラック・ドゥビル1822

Cadillac Sedan DeVille Stretched Limousine

46話「汚れた超能力」のCIAハロー氏を乗せるのはは1984年式のキャデラック・セダン・ストレッチド・リムジンです。

キャデラック・セダン・ストレッチド・リムジン46

*記事は書きかけ・研究中です。誤りや気付き等はコメント欄にお書きください。
投稿:2024年1月13日

“キャデラック” への2件の返信

  1. 25話のハルプリン次長のレッド・メタリックのキャデラック、あの色が素敵だなと思いました。

    1. ハルプリン次長のキャデラックは、フェンス越しとかになって全体がはっきり見られるシーンが少ないのが残念です。「意識の下の映像」のノリスのキャデラックの色違いかな〜と想像しています。

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