刑事コロンボマップ

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*刑事コロンボマップは2021年9月に新しくなりました。
*過去のコメントは、旧「刑事コロンボのマップ」をご覧ください。

更新:2021年9月12日

“刑事コロンボマップ” への20件の返信

  1.  たまたま、ぼーっと観ていて気が付いたのですが、41話「死者のメッセージ」のアビゲイル・ミッチェル邸(880 La Loma Rd, Pasadena, CA 91105)が、私が探し求めていた木造豪邸のひとつではないでしょうか? 室内のシーンが同じ建物かどうか不明ですが、階高は高いけれど、室内も、被害者を殺害した場所を別にして、やはりどちらかというと木造に見えます。
     ストリートビューで見ると、外装を白く塗り替えてはいますが、今もその建物が現存しているのがわかります。
     「なぜ富裕層はアメリカの築22年以上の木造不動産を買うのか?」といった題の記事などもいくつも読みました。節税対策の話題は省きますが、アメリカでは、木造の寿命はきちんとメンテナンスしていれば、70〜100年とされていて、日本で「木造物件の法定耐用年数は22年」と定めているのとは大違いです。また、国交省の「既存住宅流通シェアの国際比較」によると、全体の流通戸数に対する既存住宅流通戸数の割合は、日本の14.7%(2013年データ)に対して、アメリカは89.3%(2010年データ)となっていて、流動性の面でもアメリカの高さが際立っているとのこと(漠然とは知っていましたが)。アメリカでは、日本と比べ、古くなっても建物自体の資産価値が下がりにくいんですよね。
     自分の頭の中で、日本の土地・建物など不動産の常識を一旦リセットしなけれならないと痛感しました。
     「刑事コロンボ」全話の中には、ロケーションがいい場所の家が多いし、探せば、まだまだ木造豪邸がありそうな気がしてきました。
     この自由研究、ますます面白くなってきました。

    1.  6話「二枚のドガの絵」の、エドナ・マシューズ(エドナ伯母さん)邸(1240 Stone Canyon Rd, Los Angeles, CA 90077 )も、木造ではないでしょうか?(豪邸といえるかは微妙ですが)
       ストリートビューで確認すると、ほとんど当時そのままの姿で美しく残っていて、ちょっと感動してしまいました。

      1.  木造の話から外れますが、1話「殺人処方箋」のジョーン・ハドソン邸に使用された、スタール邸(Stahl House)がいい例ですが、こうした家屋は、刑事コロンボ以外の他の映画やドラマで何回も使用されたケースも多いのでしょうね。私の知っている映画では、63話「4時02分の銃声」のコメント欄で話題にした、スタートレックの秀逸なパロディーであり、またトレッカー愛溢れるオマージュ映画『ギャラクシー★クエスト』(1999)でも、このスタール邸がシャトナーを茶化した役の主人公の自宅として使用され、私はこの映画を何回も観ているのに、最近までそのことに気付きませんでした。
         スタール邸は歴史的建造物でもあり観光地化していて、見学の予約を取るだけでも大変らしいですね。 

    2. 富裕層だけでなく庶民も築40~60年くらいの物件を買って自分で内装、外装をペンキ塗ったり改修するのが普通です。何しろ人件費が高いので自分でできることはするようです。同じ土地で家を壊して立て直すことはほとんど見なかったです。その場所、建物自体が嫌になれば越す方が一般的です。

      1. 70年代ラバー様
         仰せの通りかもしれないなと、自分の常識を疑い始めました。
         コロンボ旧シリーズで使用された建物ですが、現在までに既に取り壊された比率は、案外木造もRC造も大して差が無いのかも知れませんね。
         むしろ、木造のほうが大切に気を使ってメンテナンスをしっかりする住民は多いのかも・・・。
         他方、「構想の死角」で使用された、ケン・フランクリン邸(「アリバイのダイヤル」でも使用されたRC造)など、とっくの昔に取り壊されて、同じ場所はすっかり変わっていますものね。

  2.  話は変わりまして、
    3話「構想の死角」で、ケン・フランクリンの湖の別荘ではないか?ロサンゼルス中心部からは150kmほど離れているか。・・・とぼろんこ様がお書きになっている場所と、ラスベガスなどの都市も含みカリフォルニア中心に4州をまたぐモハーヴェ砂漠は、もう目と鼻の先ほどの近さなんですね。そんなふうには見えなかったけれど。
     モハーヴェ砂漠でのシーンといいますと、2話「死者の身代金」で、犯人レスリーの操縦する小型飛行機にコロンボが同乗させられて、彼女の乱暴な操縦だったり操縦桿を握らされたりで、コロンボがヘロヘロにさせられた時の空撮が強く印象に残っています。
     砂地が少なくて岩盤が地表まで露出しているらしく、年間降水量は極めて少ないけれど、いったん豪雨になれば鉄砲水で10㎞先の集落が洪水被害に遭ったりするようなことが、日米のWikipediaや紹介サイトには記されたりしていますが(まさに、70年代ラバー様が紹介されていた、アルバート・ハモンドの名曲、 It Never Rains In Southern Californiaの光景みたい!) 、この鉄砲水が流れるのはデスバレー方向なのでしょうか? 湖の別荘方向は大丈夫なのでしょうか?
     現地をよく知らない無い者にとっては、謎が多い、砂地が少ない一方で多様性に富むらしいモハーヴェ砂漠、一度、観光で行ってみたいなあ。

    1.  さらに、8話「死の方程式」のロープウェイと工業団地は、もう砂漠内になるのですか!

      1. モハヴェ砂漠は知識が薄いのですが、砂漠に近いように見える都市でも随分と違う景色、様子なのもカリフォルニアの魅力です。確かにケン・フランクリンの別荘はサン・ディエゴではなくBig Bear CityでBig Bear Lake湖畔です。冬のBig Bearはスキー、スノーボードが楽しめます。「死の方程式」でロープウェイの出てくるPalm Springsは昔からのリゾート地で温泉、カジノ(元々はネイティブアメリカンの居留地で彼らの収入源のため始められた)が楽しめます。ラスベガスほどの砂漠感はないです。スタンフォード化学工業のロケは旧ユニオン・カーバイト社なのですが、これはトーランスにあります。1999年にダウ・ケミカルに買収されましたが、今もUnion Carbideで旧敷地の一部 19206 Hawthorne Blvd. Torrance, CA 90503にあります。跡地 19500 Mariner Ave., Torrance, CA 90503 は土地汚染の疑いがあると2021年7月に問題になりました。余談になりますが、トーランスは元々日系人が多く住んでいたのと、2014年にTOYOTAがテキサスに移転するまで北米本部があったので駐在員とその家族も多く住んでいました。やはり日系人の多い隣接のガーディナ市には日清食品USA本部があります。

        1. 70年代ラバー様
           今回も非常に詳細にご教示いただき、ありがとうございます。
           今まで、刑事コロンボを、あまり位置関係を意識して観たことがありませんでしたから、ぼろんこ様が作成された、刑事コロンボマップと併せてコメントを拝読しますと、とても具体的な土地のイメージが湧き、とても楽しいし勉強になります。
           当然ですが、一口に「南カリフォルニア」と言っても、「東京都内」という以上に、場所により気候も気温も異なりそうですね。
           日系企業が旧シリーズの時代に、既にロサンゼルスに進出しているのも、時々発見しています。
           4話「指輪の爪あと」(1971) では、走行中の車の窓から、TOYOTAのディーラーの看板が見えた記憶もあります。
           現地の事情や土地勘、こればかりは実際に住んだ人でないと、観光で行ったぐらいでは浅い理解しか不可能です。
           1/22(日)の直近の天気予報をYahoo! 天気で調べましたら、
           ロサンゼルス    曇りのち晴れ 最高15℃ 最低9℃
           サンフランシスコ  晴時々曇り  最高14℃ 最低10℃
           ラスベガス     晴      最高11℃ 最低 2℃
          の予想でしたから、カリフォルニア州ではありませんが、やはりモハーヴェ砂漠内に位置する都市ラスベガスは、放射冷却で、晴れるとこの時期、夜間は一番冷えそうですね。

  3.  結局のところ、富裕層の犯人はRC造の豪邸、中所得層のコロンボは木造の小ぶりな家(それでも庭は日本の標準よりずっと広いだろう)というのが、アメリカ人が抱く『刑事コロンボ』に対する一般的な住宅事情観なのだと思いました。
     このところ、米カリフォルニア州全域が記録的な豪雨に見舞われ、広い範囲で洪水や土砂崩れなどの被害が出ていて、先月末からの断続的な大雨で、少なくとも18人が死亡しているそうで、中でも12月に大規模な山火事に巻き込まれた(英国のヘンリー王子とメーガン妃夫妻などの有名人も多く住む)、ロサンゼルスの近くのサンタ・バーバラでは、大洪水で、これまでわかっただけで15人がなくなっており、亡くなった人の数では12月の火事を超えているそうです。火事で焼けた後が地滑りを起こしたという話もあり、まさに泣きっ面に蜂の状況だそうです。広範囲に浸水したサンタ・バーバラのドローンによる空撮映像を見ると、本当にえらいことが起きていて、貧乏人の負け惜しみではありませんが、あそこまで酷い災害だと、家がRC造だろうと木造だろうと、大差無いような気にもなります。むしろ金持ちがさっさと建て替えるなら、木造のほうが取り壊し撤去も簡単だし早いし安いでしょう。地球温暖化による(と思われる)異常気象下の自然にはどの道、勝てません。
     成功して死ぬまで大富豪だったスティーブ・ジョブズはミニマリストで、平均的な家庭の大きさの家に住み、ティファニーのランプとベッド、椅子くらいしか部屋にない時もあったとのこと。
     それでいいじゃないか!
     断捨離、断捨離っと。

    1. 付記
       サンタ・バーバラは、18話「毒のある花」のロケ地に近いです。海岸沿いにかなり北西に行った場所です。ぜひ「刑事コロンボマップ」を使ってご確認を!

    2. 富裕層の犯人の豪邸については、いま研究中です。少し時間はかかりますが、記事を投稿したいと思っています。

    3. ちょうどいま、世界ふれあい街歩き「サンタ・バーバラ」をみていました。

  4.  別荘は別として、犯人の自宅が木造である作品について、昨夜から、時々部分部分を早送りチェックしながら探していますが、現在のところ意外に見つかりません。木造豪邸となると絶望的かもしれません。
     ひとつだけ見つけたのは、53話「かみさんよ、安らかに」での女性犯人の自宅で、外装にレンガ風タイルを張り付けている木造だと明確に判断可能です。また、この作品では、コロンボが「我が家だ」と言った住宅も、外観こそ映りませんが室内の造りから、セットだとしても、設定はおそらく木造だと思います。
     この53話は不動産業界が舞台になっていますので、当時のロサンゼルスの住宅事情で、興味深い会話もいくつかありました。売りに出されていた見た目は大きく美しく立派な古い豪邸(鉄筋コンクリート造)も、実は雨漏りが酷く配管はガタガタで修理が大変であるとか、さもありなんです。また、犯人が仕事の電話しながら車を走らせている遠景には、海岸沿いに建つ木造住宅を、いくつも確認できました(他の多くの回でも確認可能ですが)。
     木造豪邸を探していて、別件の再確認もできました。私は下手なくせにゴルフが好きなので以前から注目してチェックしていたポイントだったのですが、コロンボ全69話で、本格的なゴルフ場でのシーンがあるのは、この53話と21話「意識の下の映像」だけでした(ゴルフのエピソードが印象的な4話「指輪の爪あと」は練習専用コースでしょうから)。
     4話で超カッコいいスイングを見せ付けて、かっ飛ばしていたコロンボ(ピーター・フォーク)が、53話では「(グリーン上を)ベタベタ歩きなさんな」と叱られていました。
     21話と53話が、どこのゴルフ場かも気になります。

    1. 資料が見つかり21話は Scholl Canyon Golf & Tennis Club-3800 E. Glenoaks Blvd., Glendale, CA 91206でロケ。53話のは見つからずギブアップです。コロンボに出てくる富裕層だけでなく一般市民も一回いくらでプレイできる公営のゴルフコースも多く、ウェブサイト見ても確証できなかったです。4話のゴルフ場は Hansen Dam Golf Course-10400 Glenoaks Blvd., Pacoima, CA 91331です。

      1. 70年代ラバー様
         情報ありがとうございます! さすが、よくご存知で尊敬いたします! 4話と21話のゴルフ場が名が具体的にわかっただけでも長年のモヤモヤが解消し、すっきり爽快な気分になれました。早速両ゴルフ場のサイトを調べました(笑)。4話は練習場ではなくて本格的なゴルフ場でのロケだったのですね! 53話の場所が不明なのは残念ですが、ロケーションは、天候、光線の具合を含め、最も美しく撮れていて印象に残りますね。
         22-23シーズンのPGAツアー全47試合の開催地数でも、7試合開催予定のカリフォルニア州がトップで(2位テキサス州5試合)、仰る、一般市民が一回いくらでプレイできる公営のゴルフコースが多いというのも、ゴルフ好きな人にとっては最高ですね。私も一度はロサンゼルスに住んでみたかったです。環境で、もっと上手くなれたかも!(甘いか・・・笑)
         70年代ラバー様が羨ましい限りです!

        1. ぼろんこ様、仁科様、早速の返信ありがとうございます。過去の経験、知識が少しでもお役に立ててうれしいです。それにしてもこの20年あまりでカリフォルニアの気候もかなり激変していますね。洪水、山火事のニュースを見るたび悲しくなります。1972年にはアルバート・ハモンドの Never Rains in Southern California が大ヒットしましたね。懐かしい限り。

          1. ぼろんこ様
             いろいろと、温かいご対応、ありがとうございます。
             ぼろんこ様のブログ本文や、ブログへの皆様のコメントで、どれほどの知識を得られたか計り知れません。もう日々感謝感謝だけです。
             ご紹介の、世界ふれあい街歩き「サンタ・バーバラ」、私もぜひ観たいです!
            70年代ラバー様
             いやあ、今回このコメントの流れで、アルバート・ハモンドの懐かしい名曲、 It Never Rains In Southern California を持ってこられますか! 脱帽です。僭越ながら「座布団10枚」差し上げたいほどです!(笑)
            ♪ 南カリフォルニアはめったに雨が降らない
            昔からその手の話はよく聞いたような気がする
            カリフォルニアには雨が降らない
            けどねえ彼女 大事な警告 抜かしてない?
            降ったら土砂降り 聞いてるかい 降ったら土砂降りなんだよ ♪
            (直接引用にならないように、同曲のサビの部分を私が独自に意訳しました)

  5.  ぼろんこ様の、詳細で親切な刑事コロンボマップ作成に敬意を表したいです。位置関係もよく理解出来、便利で真に素晴らしいです。
     先日、ストリートビューで現在のロサンゼルスの町を散策していて、ふと気になったことがあります。
     『刑事コロンボ』に出てくる富裕層の豪邸は、普通は鉄筋コンクリート造だと思うのですが、一般市民の住宅は木造家屋も多そうです。よく、他の州では竜巻被害で木造家屋の街並みが跡形も無いほど破壊されている悲惨な映像を目にしますが、ロサンゼルスではまずその心配はありません。山に近いところは近年頻発する山火事による延焼の危険がありますが、そうでない一等地では、富裕層でも耐震基準を満たせば、木造建築の豪邸を選択する人はいないのでしょうか?
     また、海岸沿いの豪邸については、RC造と木造、そもそもどちらが塩害に強く、その場所により適しているかも気になります。
     シリーズで、1回でも木造豪邸って登場しましたっけ?
     そういった観点で鑑賞したことがありませんでしたので、ゆっくりと時間をかけ、自分でも確認してみます。

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