Rest in Peace, Mrs. Columbo / 1990
- >ビビアン・ドミートリー「メルセデス・ベンツ560SL」
殴られるコロンボ警部でした
この作品は決して私の好きな「刑事コロンボ」ではありません。解決手段で、刑事コロンボシリーズ特有の「ひっかけ技」を持ち出していますが、犯人から「人でなし」と殴られる場面も登場しました。2話「死者の身代金」でも、レスリーの娘マーガレットに殴られたのですが、今回はもっとリアルでした。
“53話「かみさんよ、安らかに」” の続きを読む
筆者ぼろんこが刑事コロンボの素晴らしさを語る。コロンボ全話解説・出演者研究など。
この作品は決して私の好きな「刑事コロンボ」ではありません。解決手段で、刑事コロンボシリーズ特有の「ひっかけ技」を持ち出していますが、犯人から「人でなし」と殴られる場面も登場しました。2話「死者の身代金」でも、レスリーの娘マーガレットに殴られたのですが、今回はもっとリアルでした。
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3000万ドルの宝くじを当てた甥のフレディ・ブラウアー[ゲイリー・クローガー]を叔父のレオン・ラマー[リップ・トーン]が殺害。投資の失敗で破産を免れなくなった宝石商レオンが、宝くじで大当たりした甥フレディを巧みに騙し、賞金を横取りします。もしもこのような場面に遭遇すれば、誰しも陥りそうな心境を表現しています。ギャンブル好きのハロルドが大金持ちの叔父のビッグ・フレッド殺害を企てるが、実行の直前に交通事故死。自分の仕掛けたトリックで罪の無い庭師を殺害してしまう。実は真犯人はビッグ・フレッドの妻ドロレスというひねり技。
51話「だまされたコロンボ」に近い感覚で「長い作品だな~」という印象はありますが、悪い意味ではありません。叔母と甥が男女関係にあることには多少の嫌悪感を持ったのは本音です。
“61話「死者のギャンブル」” の続きを読む
大金持ちの美女ローレン・ステイトン(フェイ・ダナウェイ)が婚約者ニックを殺害。かつては異色作と評しましたが、美しい作品だと感じます名作。「忘れられたスター」にも通じるような気がしてきます。
“62話「恋に落ちたコロンボ」” の続きを読む
牧場経営者マクベイが弟のテディを殺害。マクベイ役のジョージ・ウェントは、なかなかの存在感を見せました。大柄な体格が目につきますが、実は臆病そうでマフィアのボスに暴言を吐き付ける度胸もあったりして、とても可愛く描かれています。キャサリンと愛人パトリックは、夫クリフォードに殺人の罪をきせるために第三者(セルツァー)を殺害するという話。
まず投資家クリフォード・カルバート(バリー・コービン)のキャラが強烈。日本語吹き替えは内海賢二さん(Dr.スランプアラレちゃん:のり巻千兵衛)で、イメージぴったり。