Rest in Peace, Mrs. Columbo / 1990
- >ビビアン・ドミートリー「メルセデス・ベンツ560SL」
殴られるコロンボ警部でした
この作品は決して私の好きな「刑事コロンボ」ではありません。解決手段で、刑事コロンボシリーズ特有の「ひっかけ技」を持ち出していますが、犯人から「人でなし」と殴られる場面も登場しました。2話「死者の身代金」でも、レスリーの娘マーガレットに殴られたのですが、今回はもっとリアルでした。
賛否両論が激しく分かれる
ストーリー展開は一般的なコロンボ作品ではありません。葬式の出席者の回想シーンが繋がっていて、これまでにない独特の味を醸しています。
意外と支持される作品でもある…
一般的なコロンボ作品とは異なる…という点は、発言を撤回できないのですが、この作品がお好きだという方が割と多いのは事実です。コロンボ警部が「かみさんを愛している」風のラストシーンは、私も好きです。62話「恋に落ちたコロンボ」でも、同様の雰囲気を味わえますね。
初期作品びいきのオールドファンからの評価はなかなか得られない傾向ですが、形式に拘らない視聴者にはウケるようです。むしろ活発にご意見を頂けるようで、興味深いですね。
ヘレン・シェイヴァー

ラモンが作るチリは最高だった…

ロザンナ・ホフマンが再登場

ベニー刑事
怪しいホテルのクラーク

監督:ヴィンセント・マケヴィティ
脚本:ピーター・S・フィッシャー
ビビアン・ドミートリー:ヘレン・シェイヴァー(声:弥永和子)
チャーリー:エド・ウィンター(声:富田耕生)
リーランド:イアン・マクシェーン(声:柴田秀勝)
ブレイディ:トム・イズベル(声:池田秀一)
ベニー刑事:エド・マクレディ
ソーンウッド夫人:ロザンナ・ホフマン
クロード:ドン・カルファ
加筆:2024年11月1日