38話「ルーサン警部の犯罪」

Fade in to Murder / 1976

2010年4月2日の放送を不覚にも見逃し、7月1日のNHK BSでの再放送を慎重に録画し無事に見ることができました。これで刑事コロンボシリーズ全69話を全て見たことになります。

カーク船長

ウィリアム・シャトナー犯人ルーサン警部こと俳優ウォード・ファウラーは、ウィリアム・シャトナー:スタートレック(宇宙大作戦)のジェームズ・カーク船長。シャトナーはその後63話「4時02分の銃声」にも出演。2010年のバンクーバーオリンピックの閉会式でも、その健在ぶりを拝見しました。

パベル・チェコフ

ウォルター・ケーニッグトニーの店での初期捜査に参加するジョンソン刑事はウォルター・ケーニッグで宇宙大作戦スタートレックのロシア人将校「チェコフ」でした。コロンボ警部との共演で、すごく楽しそうに演技しています。

ティモシー・ケリー

ティモシー・ケリーデリカテッセンの主人トニーは、2話「死者の身代金」5話「ホリスター将軍のコレクション」などで毎回レストランのオヤジを演じる「ティモシー・ケリー」。いつも存在感のある演技ですね!大好きな俳優さんです。

ジョン・フィネガン

ジョン・フィネガンテレビ局のAD(セットの裏でコロンボ警部と遭遇する男性)は、他の刑事役やバーニーの店の主人を演じる、言わば準レギュラー級の俳優「ジョン・フィネガン」

フレッド・ドレイパー

フレッド・ドレイパーさらに冒頭シーンで大根役者を演じるのは、18話「毒のある花」31話「5時30分の目撃者」37話「さらば提督」と多数出演のフレッド・ドレイパー。こちらもコロンボファンなら見逃せない俳優です。

ビクター・イゼイ

ビクター・イゼイそしてそのテレビドラマ収録(劇中劇)の犯人コンロイ役は、26話「自縛の紐」で検死官、36話「魔術師の幻想」では鍵屋の主人と、本作を含め3作に出演したビクター・イゼイです。今回はメガネなしで少しイメージが違いましたね。

シェラ・デニス(シーラ・ダニーズ)

シェラ・デニスそして、殺害されたクレア・デイリーの旦那の秘書(愛人)モリーはシェラ・デニス(ピーターフォークの嫁)でした。彼女は42話「美食の報酬」50話「殺意のキャンバス」58話「影なき殺人者」66話「殺意の斬れ味」64話「死を呼ぶジグソー」にも出演。

撮影所の所長「ウォルター・グレイ」

フランク・エメット・バクスター撮影を中断して、ウォードのギャラについて議論をしている撮影所の所長(ウォルター・グレイ)は、「フランク・エメット・バクスター」。7話「もう一つの鍵」で、犯人ベス・チャドウィックに「自分の方針に逆らうなら再就職を考えなさい」と脅される広告代理店の役員(フレッド)と同一人物。30話「ビデオテープの証言」でもブロンソン巡査にも酷似しているが確証はありません。

同じく撮影所の重役

マイケル・ラリー同じシーンで登場する撮影所の重役は、俳優「マイケル・ラリー」この人は、24話「白鳥の歌」で墜落現場のテレビカメラマン、27話「逆転の構図」で、証拠置き場のガードマンとして出演しています。

ちょっと難解なストリーの序盤

ストーリーは面白いと思いました。が、作品の時間が短いので少しヒントが省略されすぎていて、見逃し易いエピソードだった気がします。「クレアがトニーの店でサンドイッチを買う」という電話での話も、聞き逃しそうでしたし、二人の会話を良く聞かないと「クレアがウォードを恐喝している」ヒントには気付きませんでした。

クレアがもう少し悪人に見えたら…

ローラ・オルブライト実際にはクレアはウォードのギャラの半分を奪い取っていました。でも何となく…クレア(ローラ・オルブライト)のキャラクターがそれほどの悪人に見えません。素敵な女優さんですが…すこし残念。

決定的な証拠は不完全燃焼

洋服の弾痕のずれ、マスクの化粧など、捜査段階でのコロンボ警部の「着眼」は見事です。それに対し「証拠」とされた空砲の指紋は、残念です。もっとストーリーの流れの中で「証拠」を引き出したかったですね。例えば11話「悪の温室」のように。

マークはウォードが歳をとったみたい?

バート・レムゼンウォードの家で一緒に野球を見る男性「マーク」はバート・レムゼンです。この男性、なんとなくウォード(ウィリアム・シャトナー)と似てますよね?実際のウィリアム・シャトナーは、この歳になってもこのように老けませんでしたが。

ウォード・ファウラーの身長は?

ウォード・ファウラーの身長が話題になるシーン。演じたウィリアム・シャトナーは公式発表で177cmだということですが、少し…サバを読んでいるかな?

コロンボ警部がテレビ番組に特別出演

ジョン・フィネガンこの時にとばっちりを食い「お陰でNGですぜ」と言うアシスタントスタッフ、白いシャツを着たおじさんは俳優ジョン・フィネガン。ご存知ですね、重鎮脇役です。

そのNGのシーンのスタッフの女性

ドロシー・デルス同じシーンのテレビ局のスタッフで、コロンボの存在にいち早く気づき仲間に教える、黒いセーターの金髪女性は、女優ドロシー・デルス。この人は36話「魔術師の幻想」のジェロームの秘書で、「今夜も大入りですか?」と話しかけると話しかける人です。

超重要な豪邸なのです!

アンジェロドライブの豪邸17話「二つの顔」のクリフォード・パリス邸、34話「仮面の男」のネルソン・ブレナー邸、38話「ルーサン警部の犯罪」のウォード・ファウラー邸は同じ家です。車の入り口〜ロータリー型の車寄せ、アーチ型の白い装飾の門扉(今回改装され白い板の扉に変わっていた!)、大きな暖炉が特徴です。 アンジェロドライブの豪邸
ウォード・ファウラー邸

監督:バーナード・L・コワルスキー
脚本:ルー・シャウ、ピーター・S・フェイブルマン(黄金のバックルで警備員シェイファー)

ウォード・ファウラー:ウィリアム・シャトナー
クレア・デイリー:ローラ・オルブライト
ジョンソン刑事:ウォルター・ケーニッグ
トニー:ティモシー・ケリー
モリー:シェラ・デニス
テレビ局ディレクター:ジョン・フィネガン
ジョセフ:フレッド・ドレイパー
コンロイ:ビクター・イゼイ

加筆:2022年1月14日

“38話「ルーサン警部の犯罪」” への77件の返信

  1.  同じくシャトナーが出演した新シリーズの「4時02分の銃声」にコメントした流れで、「ルーサン警部」もブルーレイで再見し、この週末は”シャトナー2本立て”となりました。また、調べたら今NHK-BSでやっている再放送もちょうど今回がこのエピソードだったのですね。
     「コロンボ」の制作舞台ウラについて、当時の記録や関係者の証言をまとめて去年出版された本”Shooting Columbo”には、このエピソードについて、次のようなちょっと面白い情報が書かれていました。
     ・「コロンボ」では、日本を舞台にしたスペシャル番組を作ってはどうかという案があり、このエピソードをそれにあててはというアイデアも出たが、結局却下された。そこまでカネをかけるほど強いストーリーではないうえ、屋外撮影用地でのロケを想定して書かれた作品なので意味がない(もし実現していたら、”人気ドラマのルーサン警部、海外ロケ敢行!”というような筋書きになってのでしょうかね?)
     ・監督として、ピーター・フォークはマクグーハンを希望したが、都合がつかなかった(この本や他の情報によると、マクグーハンは作品の出来を磨き上げるより、自分がおもしろいと思うアイデアに沿ってどんどん原案を変えていく人だったとのこと。「祝砲の挽歌」で共演したフォークは、そんなマクグーハンと意気投合してその後も「コロンボ」に呼びましたが、監督した「仮面の男」や「さらば提督」は、結果的に趣味性の強い迷作?になりました。マクグーハンが監督していたら、どんな「ルーサン警部」になったのでしょうか?)
     ・ルーサン=ウォード・ファウラーには、契約更新のたびにゴネて「コロンボ」のギャラを釣り上げるのが常態化していたピーター・フォークを念頭に置いたセリフが盛り込まれた(これは想像通りですが、そんなエピソードを受け入れたフォークもハラが大きいというか、余裕というか。)
     ・ウォルター・ケーニッグは、同じく「スター・トレック」に出演していたシャトナーのキャスティングが決まったことを受けて、初動捜査の刑事役に起用することになった。ただ、ケーニッグが出た場面の撮影にシャトナーは居合わせてはいない。ケーニッグによると、「シャトナーは別のシーンの撮影をしていた。同じトロリーに乗り合わせたこともあったが、シャトナーは話しかけてはこなかった。オレの名前は覚えていなかったんだろう」とのこと。
     なお「4時02分」のコメントに書きましたが、私はそちらの方が「ルーサン警部」よりもシャトナーらしさを生かした犯人になっていると思います。また、見事な邦題が多い旧シリーズの中で、タイトルに人名が入っているエピソード(「ホリスター将軍」「ハッサン・サラー」そしてこの「ルーサン警部」)は、なぜかどれも今ひとつの出来と感じてしまいます。もちろん偶然ではありますが。

    1. tempus fugitさん

      ”Shooting Columbo”の中に書かれている情報の数々、提供いただき有難うございます。コロンボに関しては、やはり現地の書籍やサイトに日本で報じられていない情報がまだまだありそうですね。ただ、英語を読み進める作業がなかなか簡単では無いので…なので、興味深く拝見させていただいてます。

      >(この本や他の情報によると、マクグーハンは作品の出来を磨き上げるより、自分がおもしろいと思うアイデアに沿ってどんどん原案を変えていく人だったとのこと。「祝砲の挽歌」で共演したフォークは、そんなマクグーハンと意気投合してその後も「コロンボ」に呼びましたが、監督した「仮面の男」や「さらば提督」は、結果的に趣味性の強い迷作?になりました。

      マクグーハンの関わったエピソードのうち、人気投票など見るといちばん初めに犯人役を演じた「祝砲の挽歌」が評価が高いようですね。個人的にも、俳優としてのマクグーハンは好きなのですが、彼が監督や脚本を手掛けたものは、あまり面白味が見出だせていません。フォークはもちろん高評価していたのだと思いますが…マクグーハンが制作に携わるようになった辺りから、コロンボの作風も徐々に変容していったように思います。

      >契約更新のたびにゴネて「コロンボ」のギャラを釣り上げるのが常態化していたピーター・フォークを念頭に置いたセリフが盛り込まれた

      これはファンとしては残念エピソードですね〜もちろん交渉事ですし、フォーク無しでは成り立たないと言っていいシリーズですから、当然なのかもしれませんが。
      tempus fugitさんの他のコメントの中にもあった、高齢のフォーク自身がギャラのためにコロンボの新作制作を懇願していたというのもびっくりを通り越して、ぎょっとしてしまいました。

      コロンボという当たり役を得てしまったために、かえってそれが彼の俳優としての活動の場を狭めることになってしまったのではないか?旧シリーズが終わり10年間の空白の間、思うような俳優生活が送れなかったために、結局コロンボに戻る(新シリーズ)しか無かったのか?等いろいろ考えさせられてしまいますね。

      1. まさこ さま
         好きな作品について「もっと知りたい」と思うようになると、いろいろ情報を集めるようになりますが、今は出版物のみならずネットという手段もあり、昔に比べると夢のような時代になりました。しかしその結果、自分が想像していたことと違ったり、中には幻滅するようなウラ情報もいろいろ知ったりして、果たして本当にそれが幸せなのか、手放しで良い時代になったと言えるのかな、ともぜいたくに思ったりします。
         それはともかく、海外のあるサイトに掲載されていたコロンボについての考察では、このシリーズに変質をもたらしたのはパトリック・マクグーハンだと断言し、彼がピーター・フォークと知り合ったため悪影響が及んだとして、具体的な例をあげて「コロンボをダメにした戦犯マクグーハン」(というのは言い過ぎかもしれませんが)という論陣を張っていました。それに対してはコメント欄に反論も寄せられていておもしろく読みました。
         マクグーハンは、自分の思いつきに従って脚本を書き直したり設定やロケ地を変えたりして好き勝手に周囲を振り回していたようで、視聴者がついていけるかどうかは念頭になかったようです。それをどう評価するかは人によるでしょうが、
        >マクグーハンが制作に携わるようになった辺りから、コロンボの作風も徐々に変容していったように思います。
        とのまさこさまの指摘は、まさに正鵠を射たものだと思います。新シリーズでも、本来コロンボとは共通点がないエド・マクベインの警察小説を原案に異色作「初夜に消えた花嫁」が制作されたのは、「パターンを破れ」とつねづねマクグーハンがフォークに言っていたことが影響したと”Shooting Columbo”は指摘していました。
         ピーター・フォークは、アカデミー賞にノミネートされたくらいの俳優ですし、旧シリーズのあとも「ベルリン・天使の詩」などの映画にも出演していろいろな役を演じたので、行き詰まりを感じていたようなことはなかっただろうと私は思います。しかし一方で、世間的・世界的には、ピーター・フォークといえばやっぱりコロンボ。セレブの地位と名声と富を得たフォークにとって、引き続き名声とまとまったギャラを手にし続ける手段はコロンボだった、というのが現実だったのだろうと勝手に想像しています。
         作家コナン・ドイルが、自分が創造したシャーロック・ホームズが評判になって名声と富は得た一方で、本来めざしている歴史小説家への道が閉ざされるとして、いったんは彼を抹殺したものの、結局は名探偵を復活させ、晩年まで(そして質の低下が否めない作品も生みながらも)ホームズものを書き続けていったことに、何となくフォークとコロンボがダブります。

        1. マクグーハンはフォークに「パターンを破れ」とアドバイスをしていたんですね。しかし「初夜に消えた花嫁」は、いつものコロンボらしくない云々以前に、わたしはダメでした(笑)

          刑事コロンボは現代劇なので、年月が経つと共に、その時流に合わせないといけないし、プロットも考えないといけないしで、大変ですよね。いつも同じような犯人ばかりでも飽きられるし、パターンを破る必要はあったのでしょう。
          その点、原作がある「シャーロック・ホームズ」にはないご苦労があったと思います。

          グラナダの「シャーロック・ホームズの冒険」は、原作を忠実に表現していたことから高評価を得ていたそうですが、後半、ジェレミー・ブレットが体調が悪化するにつれ、2つのエピソードをくっつけたり、登場人物を変えたりびっくりするような変更がありましたね。
          個人的には、デビッド・バーグのワトソンが好きだったので、中盤までが最高だったなぁ、緋色の研究もぜひ映像化して欲しかったなぁ、と残念な思いです。

          1.  まさこ 様、私もワトソンとしては初代のデビッド・バークの方が好みです。ジェレミー・ブレットのホームズとの2ショット写真では、2代目のエドワード・ハードウィックとの組み合わせの方が使われる頻度が多いようですが、ハードウィックはちょっと好々爺というイメージが過ぎて、バークの方が行動派でもあるワトソンのイメージに沿っていると思いますので。でもこの2人、実年齢はそんなに離れているわけではないのですよね。
             それもあって、グラナダのホームズは私も中盤までの方が好みです。原作では第1作の「緋色の研究」は、後半のアメリカが舞台の場面をどうするか、その処理が難しかったのかもしれませんね。前半の部分だけでは寸足らずですし・・・でも2人の最初の出会いを含めて、ブレットとバークが演じる映像で見てみたかったですね。

            1. tempus fugitさま

              「緋色の研究」のホームズとワトソンの出会いのシーンが観たくて映像化してほしいと思ったのですが、あれから読み直してみたら後半はアメリカの荒野が舞台でしたね(笑)アメリカでのロケがネックとなり、実現出来なかったのでしょうね。

              デビッド・バーグは、従来どちらかというとホームズの引き立て役というイメージだったワトソンを、生き生きとした魅力ある人物として演じていましたよね。ジェレミー・ブレットがホームズの生き写しであったのと同じくらい、はまり役だったと思います。

              エドワード・ハードウィックは、元軍医というにはちょっと大人し過ぎる印象を受けました。しかし彼はうつ病と心臓病に悩まされていたブレッドを、療養のために家に招いて住まわせてあげたこともあったそうです。映像からの印象通り、とても優しい人だったんですね。

              話はコロンボに戻りますが(いつも脱線してしまい申し訳ないです)、YC-30さまから質問が出ていましたが、私もシェラ・デニスがコロンボに与えた影響について、以前から気になっていました。YC-30さまへの次のコメントにて、またご意見が伺えれば嬉しいです。

              1.  グラナダのホームズでは制作されなかった「緋色の研究」ですが、BBCの現代版ドラマ「シャーロック」の第1作「ピンク色の研究」は、2人の出会いを含めて、非常にうまくできた”翻案”になっていたと思います。謎の文字 Rache をめぐるホームズと警察側それぞれの推理を、BBCドラマは原作とまったく逆にしていたところは、思わずテレビの前で声をあげて大笑いしてしまいました。
                 「コロンボ」からの脱線が続いてしまいましたが、このところ土曜日に旧シリーズからの作品、日曜日は新シリーズを見るパターンを続けていて、あすシェラ・ダニーズが出てくるエピソードを見るつもりです。

              2. tempus fugit 様
                まさこ 様
                 ジェレミー・ブレットのホームズの最後の方は、痛々しくて気の毒だったですね。たとえば「瀕死の探偵」撮影の後など、彼は酷い躁鬱病の発作を起こしていたそうですね。
                 ジェレミー・ブレットのホームズとピーター・フォークのコロンボに共通しているかなと感じている点を、あくまでも個人的な印象だけですが延べます。
                 グラナダTV「シャーロック・ホームズの冒険」で、ジェレミー・ブレットは、第2シーズン最終回、第13話「最後の事件」で、ホームズの死の話の撮影と自分の奥さんであるウィルソンの病死が重なり、その良くない相乗効果がジェレミー・ブレットに強い精神的ダメージを与え、さらに、ホームズが生還した第3シーズンから、ワトソン役の俳優がエドワード・ハードウィックに交代し、それらをきっかけに番組の空気が良くも悪くも変化していったように思います。
                 一方、ピーター・フォークのコロンボですが、ピーター・フォークが1960年に結婚した学生時代から交際していた最初の奥さんと1976年に離婚し、1977年にシェラ・デニスと再婚した前後、具体的には33話「ハッサン・ハラーの反逆」やマクグーハンが監督もやり出した34話「仮面の男」あたりから、微妙に、しかし、はっきり私の好みとは異質な作品が増えていったのは、偶然なのかなあ?という印象を持っております。
                 俳優のプライベートについての勝手な憶測と個人的なイメージだけで軽々に論じるべき話ではないのは重々承知いたしておりますが、シェラ・デニスとマクグーハンが「刑事コロンボ」という作品に与えたプラス・マイナス両面での影響についての考察は、私にとっても今後の研究テーマのひとつだと考えております。

              3. 誤字訂正
                × 延べます。
                〇 述べます。
                ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
                tempus fugit 様
                まさこ 様
                 4回の結婚と、4回の離婚を繰り返し、仕事で周囲に嫌われることも全然意に介さず、昨年90歳になって本当に生きて宇宙旅行を実現させた、カーク船長:ウィリアム・シャトナー。離婚後、すぐさまシェラ・デニスと再婚してアルツハイマー痴呆症になっても83歳で死ぬまで添い遂げたコロンボ:ピーター・フォーク。病気になった妻と死別した後、再婚することなく61歳の若さで亡くなったホームズ:ジェレミー・ブレット、この3人の人生を比較すると、「人生いろいろ」との感を深くします。
                 幸せだったかどうかは誰だって本人が決めることですが、昨夜コメント投稿してから思ったのが、ピーター・フォークの2番目の妻、シェラ・デニスは、ピーター・フォークにとって、世間の、特に新シリーズへの批判からの「風避け」になってくれていたのではないかなということ。つまり彼女は、自分が悪女だと見られることを全く気に留めず、「刑事コロンボ」の中で、気の強いふてぶてしい犯人などの悪女を堂々と演じていました。それにより、批判の矛先が彼女に向くことになって、ピーター・フォークの精神的負担を軽くしたのではないでしょうか。
                 幸せだったかどうかは別として、3人の中で最も孤独感があるのが、ジェレミーです。手元にある「NHKテレビ版 シャーロック・ホームズの冒険 単行本 」(文 ピーター・ヘイニング  訳 岩井田雅行/緒方桂子 1998/8/1初版 求龍堂)は第一級の番組についての資料で(今は絶版 私のお宝本)、ジェレミーがまだ存命中に出版された貴重な本なのですが、彼が書いたこの本の前書きを読む度に泣けてきます。
                「・・・・・追伸 私は皆さんに、これまで撮影した20作に比べて、今あまりスリムではないことをお詫びします。残念なことに、最近心臓が悪く、ジギタリスなどの薬を服用しているためです。医者によれば、遠からずまたスリムな体でお会いできるとのことです。―1993年11月9日 ※ジェレミー・ブレッドは1995年9月12日に心臓麻痺のため死去。61歳だった。」
                 なお、この本の175頁でこんな記載もありました。
                《・・・・・・ジェレミーがワトソン役の交代だけでなく、撮影中に起きた他の事項によっても充電されていることは確かである。「変化がなかったら、人はいとも簡単にある種の自己満足に陥ってしまうものだ」ジェレミーは続ける。「それは人間の本能的なものだ。だから、私は新しいディレクターを歓迎してきたし、ゲスト役の俳優はもちろん、チームに加わった新しい照明や技術の仲間も喜んで受け入れてきた。長いシリーズの場合、新顔の俳優のことは強烈に意識するものだが、創造性を目指すなら、そういった新顔の参加は必要なことなんだ。新しい人間は新しいアイディアを持ってきてくれる。形は常に、少しずつ、少しずつ変化しつづける。それがとても重要なことだと思う」》
                 「刑事コロンボ」シリーズにもジェレミーの指摘と同じことが言えるのでしょうが、マクグーハンの権力が強くなり過ぎたり、昔からのお仲間の登用も多く、新旧シリーズ全体を通じ、特に後半になるに従って、それが逆効果になった面も多かったかも知れないなと思いました。

                1. 訂正
                  ジェレミーによる前書き
                  × これまで撮影した20作
                  〇 これまで撮影した約20作
                  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
                  反論想定済ですが、シェラ・デニスについての現段階で私の(あくまでも)仮説結論です。
                  1.夫、ピーター・フォークへ世間からの批判や嫉妬が向かないように、わざと気の強い悪女を、徐々に演じていくようになり、自分を悪妻に見せかけた。
                  2.夫に浮気相手が寄り付かないように、「ピーター・フォークのカミさん怖そう」と世間の女性どもを信じ込ませた。
                  3.少なくとも「刑事コロンボ」で、彼女にマクグーハンとの共演やマクグーハン監督作出演は無く、両者の相性は悪いか、どちらかがどちらかを嫌っていた可能性がある。
                  4.ピーター・フォークに、前妻時代も含め、養女はいても実子はおらず、ピーター・フォークの死後は、夫を愛し最も面倒を見てきたのは、年数からいっても自分であるという、彼女なりの強い自負があった。

                  1. tempus fugit さま
                    YC-30 さま

                    「刑事コロンボ」が日本で初めて放送されていた時、わたしは小学生、「シャーロック・ホームズの冒険」の時は高校生でした。気が向いたら見る程度だったので、当時の記憶はほとんどありません。ここ近年、ちゃんと視聴し始めたいわば、”にわかファン”です。

                    なので、ぼろんこさんやお二人のような長年のファンの方のコメントはとても参考になり、また当時のことを知る貴重な証人でもあると思っています。

                    tempus fugit さま
                    BBCの「シャーロック」は観たことが無いのですが、「ピンク色の研究」題名を見ただけで面白ですね。調べたらアマゾンプライムで視聴出来そうなので観てみます!
                    また今、ディーンフジオカ主演の映画「バスカヴィル家の犬」が封切されていますね。食わず嫌いはいけないと思いますが…どうなのでしょうね。

                    YC-30 さま
                    「NHKテレビ版 シャーロック・ホームズの冒険 単行本 」なる本があったのですね!是非とも読んでみたいです。
                    ジェレミーの自分の生命を削りながら、ホームズを演じ続けたプロ意識、凄いですね。
                    たしかに彼の言うとおり、「変化がなかったら、人はいとも簡単にある種の自己満足に陥ってしまうもの」かもしれません。風通しはよくしておくべきでしょう。
                    しかし、それにはある程度一貫性も必要なのではないでしょうか?
                    少なくとも「シャーロック・ホームズの冒険」は、あくまでも原作に忠実にというポリシーが貫かれていました(後半、ジェレミーの病気のため、ストーリーを変更せざる得なくなりましたが)。
                    コロンボの場合、原作が無いためか、特に新シリーズは試行錯誤しているうちに右往左往してしまっているような感じがします。

                    あとシェラ・デニスについて、以前、フォークの自伝を読んだことがあるのですが、わざと気の強そうに見せていた訳ではなく、彼女は本当に豪快な女性だったようです。そんな彼女のことをフォークはぞっこんだった、そんな語り口でした。その自伝自体は、読了後ほのぼのとした気持ちにはなったものの、コロンボの分析という意味では情報量にはそれほど多くなく、個人的には薄味な印象でした。

                    1.  まさこ 様、私もピーター・フォークの自伝は読みましたが、細部はもう覚えていないものの、読み物としてはよい内容と感じた一方、お目当ての「コロンボ」の情報は薄く、正直がっかりしたことを覚えています。いまでもよく記憶しているのは、「完全犯罪の誤算」で使われた歯型の証拠が実際にあったもので、フォークが雑誌で読んで「おお、これは使える」と思った、というウラ話です。
                       なお、自伝はあくまでその人の言い分であり、真実がどうだったか、同じ事柄を他の人はどう見ていたか、というのはまた別の話、ということもありますね。ピーター・フォークの言動も、他の人からも見ればワガママの限りを尽くしていたと受け取られていたようですし。
                       「偶像のレクイエム」で、映画スタジオの若社長がコロンボに、「刑事さん、悪いことは言わないから俳優の相手をしちゃダメだよ。奴らとつきあうと気がヘンになるよ」という場面がありますが、すごいブラックなセリフだと思います。日ごろ俳優たちに手を焼かせられている制作陣のガス抜きとしてOKがでたのかな、なんて想像もしたくなりました。

                    2. まさこ 様
                      いろいろとご教示くださり、ありがとうございます。
                      教わった点を踏まえた私の現時点での考察と心境は、58話「影なき殺人者」 のコメント欄に投稿いたしました。

  2. 今回、何故か思いだしたのは昨年、ハリウッドで低予算映画撮影中にADが俳優に実弾入り拳銃と小道具を間違えて渡して、本当にスタッフを死傷してしまったという事故発生。ハリウッドは本当に実弾も使うのねえ、と再認識したことでした。※つまり、アメリカの撮影所ってのはやろうと思えば何でも手に入るんだなってこと。
    昨年末の放映時の感想で書いたように、このエピソード、主演俳優のギャラの高騰と視聴率低下の問題はビーター・フォーク=コロンボの、ストーリーとつかみどころのないキャラクターという点ではウィリアム・シャトナー=ルーサン警部=カーク船長の、複合的なセルフパロディで、半世紀を経た今もこうして私達を翻弄し、そこかしこの小道具と編集ミスで楽しませる(悩ませる?)珍作、迷作だな、でも「コロンボ」の場合、名作、傑作よりこういうエピソードの方が私は好きです(笑)。

  3. アメリカって発砲できる銃を撮影で使ってるんですかね。
    いくら演技でも撃たれる犯人役は怖すぎるわ。

  4. 小道具置き場の拳銃から、もともと装填されていた空砲の薬莢に付いた指紋について指摘された後の犯人側の心情の吐露がちょっと余計ですかね。
    なんか、スパッと「あいつを殺した」のひとことで十分な気がします。

  5. 録画してあった作品、今鑑賞しました。 
    ルーサン警部の声が山城新伍さんだった。驚いてます。
    懐かしいですね。

  6. 最後のキレは弱いですよね。
    本作は、「ウォード・ファウラー」「ルーサン警部」「演じたい犯人役」を
    演じているのか、混乱しているのか、良く判らない犯人とコロンボのやり取りを
    楽しむ作品なのかと。
    刑事役は経験豊富ですが、犯人役の経験が無いので、詰めが甘くなったのですね。
    「ルーサン警部」も結構魅力的で、スピンオフとして視聴したい気になりました。
    ***
    ジョン・フィネガン、フレッド・ドレイパーも結構あちこち出ていますね~。

    1. 最初のルーサン警部の場面。
      ウォード・ファウラーは銃の中に指紋を残すという初歩的なミスを犯しますが、ルーサン警部はきっと、視聴者も犯人もあっと驚く方法で銃が使えないように細工していて危機を脱するのでしょうね。
      そして、コロンボの「ありゃあ大変な名刑事だ」という称賛につながる。

  7. 最終回を想定していた「さらば提督」の、「途中からフーダニット」スタイルから一変、本来の倒叙スタイル。「さらば提督」は考えてみると出来のいいフーダニットだとは思いますが、犯人の人間を描くという点では本来のこの形式は「刑事コロンボ」に似合うかと。
    華やかな芸能界の裏側で大きくなる心の闇。
    刑事コロンボはエスタブリッシュの計画殺人ばかり描いてリアリティがない、という意見もありますが、エスタブリッシュにも殺人こそ少ないものの、闇は深い場合は多い。日本の前政権でも、事務所が悪質な違法行為をしていた等、例は枚挙に暇がありません。
    ミステリー的には、犯人の凡ミスによって事件が解決しているような形ですが、コロンボがいなければまだ「強盗犯」を追いかけていたかも知れない、と思うとコロンボの存在感も健在です。

    日本語版では最後、突然コロンボが犯人にぞんざいな口調になって違和感を感じましたが、英語では犯人がもうサーを付けないで話してくれ、と言っているのを気を回しすぎて翻訳した結果、のようです。
    コロンボには最後まで慇懃であってもらいたいものです。
    意訳するなら犯人に、
    「もう僕は警部じゃないんだ」
    とか、
    「(ルーサン警部の大ファンである)君のカミさんに謝罪の意を伝えといてくれ」
    などと言わせた方がいいような気がします。

  8. 序盤で、ウォードが衣装室に入ったときは黒いビニール袋だったのに、出てきたらグレーの袋に変わってました。これも段取りミスかな・・・。
    あと、事件の捜査だというのに”チェコフ”がニコニコしていたのが不謹慎というか、気になります。”カーク船長”との共演がうれしかったのでしょうか。

      1. そうですね!「チェコフ」は「カーク船長(ルーサン警部)」の部下の役とかで、出て欲しかった。

  9. 時計の時間を細工してまた戻しておくトリックと失敗は定番ものですが、時計が遅れていると致命的なこともあるのでやや進めておく人は結構多かった(今は電波時計の時代ですからね)のではないでしょうか、私も昔は5分進めてました。慎重にことを進めたい筈の頭の良い犯人がそんなポカをするかなぁ?といつも思ってしまいます。

  10. こんにちわ
    コロンボシリーズが最初に放送された遥か昔、「ルーサン警部の犯罪」を姉と一緒に観ていて、ジョーズのシーンでコロンボの背中の丸に姉が気が付いて「あの背中の丸は何なのかしら」と言ったのですが、当時は家庭用録画機などはなく、自分は見逃してしまったので半信半疑のままでした。今回しっかり録画してようやく確認できました、あの丸印。
    先に背中に丸を書くシーンを撮影して、そのまま同じコートでジョーズのシーンを撮影したのでしょうね。細部にこだわる日本人なら別のコートを用意するはずですが、米国人のおおらかというかアバウトな気質なのでしょうか。
    仕事で米国に住んでいた時に現地のドラマを色々と見て、役者が失敗したようなシーンでも取り直さずそのまま使ったような場面が時々あって、米国人とはあまり細部にこだわらない国民性なんだ、と思ったりしました。
    そんなことを思い出しながら再放送を楽しませてもらっています。

  11. 初見ではイマイチな感を受けてたんですが、あらためて見るとなかなか奥深い一作ですね。
    過去のパーソナルを封じてクレアに仕立てられた「俳優ウォード・ファウラー」として過ごす彼は、結局人生そのものを演じさせられているのであって、ウォードもルーサン警部同様に演じるキャラクターでしかない。だから彼はルーサン警部として他人事のようにウォード・ファウラーを怪しんでみるし、ウォードとしての彼はクレアに否定された「犯人ウォード・ファウラー」を、私が犯人ですと言わんばかりの露骨さで楽しそうに演じている。ラストの彼はアイデンティティを喪失しかける中で必死に精神を保っているようで、滑稽ながら哀れにも見えます。

    それにしてもコロンボはこういうTV・映画業界に絡んだ話が多い気がします。ピーター・フォークの趣味でしょうか。

    1. >それにしてもコロンボはこういうTV・映画業界に絡んだ話が多い気がします。

      私はそれを相棒を見ていて感じました、やはり脚本家が業界の事情に詳しいので話を掘り下げ易いのではないでしょうか。

  12. こんにちは。私も「あ、コロンボのコートが汚れている」と思った後に、あの弾痕のチョークのシーンになったので、これはどなたかご指摘になると思いつつ少しガッカリしました。
    でもこのブログのおかげでそれもまたコロンボの見方として楽しんでいます。

    この回では前作のクリスティーもどきが今一つだったので、犯人を名警部役に設定して最後にコロンボに同調を求めるなど、いわゆる殺人ものの細かいトリックなどよりも、コロンボと犯人の会話を楽しむことこそが刑事コロンボの本来の魅力という作られ方がされた、と感じました。

  13. 録画してないのでちゃんと確認できていないのですが、ジョーズではしゃぐシーン、コロンボのコートに心臓の場所を記した○が既に付いていたと思います。「何これ?」と思っていたら、その後のシーンで、ウォードに書いてもらっていました。編集ミスでしょうか?

    1. 編集ミスとも言えるし、段取りミスでしょうか。
      撮影順が、まずかったのでしょうね。これは他にも結構あります。
      持ってきたはずのミルクが、その前に置かれていたり、
      お菓子のクッキーが出たり消えたり、
      コップの水が増えたり減ったり。
      そういうのを見つけることも楽しいですね。

      1. 時代の柄か、お国柄か、ずいぶん大らかに作られていたのですねー。
        探しながら見ると事件どころではなくなりそうなので、これからも気づいたらウフフとしておきます。

  14. 皆さまのコメント通り最後の決め手に流れがないのがちょっと残念です。
    プラチナの腕時計が千ドルの時代にビデオデッキが三千ドル。
    いかに電化製品が安くなるかをみせつけられました。
    高い電化製品は薄型テレビもそうですが、安くなるまで待とうと再認識。
    大型有機ELテレビはもう少し待ってみます。

  15. 「巣ごもり生活」もすっかり寒くなりまして「冬眠生活」になりつつあります。
    先言っときますが(あるいは今更言うまでもなくw)私はSFファンですので当然「スタートレック(以下ST)」も大好きです。ずっと後に知りましたがSTマニア=トレッキーの間でもカーク船長=シャトナーの演技はセオリーを外れ、つかみどころがなかったようです。あるいは私達が考える以上に、このルーサン警部=ウォードの妙なキャラクターは「役者シャトナー」のリアルなパロディだったのかもしれません。
    冒頭からルーサン警部=ウォードのギャラを巡ってもめてますが、これって実際に当時のコロンボ=ピーターフォークの立場のパロディだったのかもしれませんね。「コロンボ」シリーズが終わった理由はピーターフォークのギャラが上がり過ぎた所為だって話も当時ありました。

    1. これは未見のエピソードで、かなり期待していたのですが最後までシャトナー氏が軽い調子だったのに少々違和感がありました。
      まあしかし、トレッキーの端くれとしてそれなりには楽しませていただきました。
      シャトナー氏の細かい仕草とか、セリフとセリフの間の取り方などは、スタートレックでも感じる部分があって微笑ましい感じです。
      それから、どなたかが書いていらした緑色の食品?は、セロリのピクルスかな?と思いました。

  16. 看板俳優の犯罪ということでは「偶像のレクイエム」と似た感じがあり、コロンボが意図せず撮影を邪魔してしまうシーンは笑えます。ピーター・フォークが長く連れ添った奥さん、シェラ・デニスのシリーズ初登場ですが、この作品放送の翌年1977年の結婚なのですね。ウィリアム・シャトナーは今や88歳ですが、いまだ現役とのことです。コロンボとルーサン警部が一緒になって推理するところなどは、面白いのですが、結末の弱さは皆さんご指摘の通りで、残念な感じです。

  17. 初めまして。
    この間、テレビで放送されているものを視聴した者です。
    ルーサン警部が冷蔵庫(?)のようなところから取り出して来て、食べていた緑色のお菓子か野菜のようなものが気になって気になってしかたがありません。もしご存知でしたらお教えいただければ幸いです。

      1. あーそれそれ。僕も昨日久々に見て、「あれ、何食ってんのかな?」と気になったのであります。
        粉をトントン落としてる感じだったので、お菓子でしょうね。
        緑の長細いのと、もう一種類あったと思います。そっちはナチュラルなクッキー的な茶色だったかな?

            1. 器の中で氷と一緒に入ってるように見えますね。食べ終わって指をこすり、手の平もこすり、ステッキを取る前には洋服で手を拭いてます。気になってついつい見直しちゃいました。(^^)

              1. 茶色い方もなんだかわかりませんが、コロンボが1つ手に取ってずっと持ってるけど、シーン中では食べないままのような…

                1. 緑のはキュウリでオレンジ(赤っぽい)のはニンジンではないか? スティック野菜をディップして食べてるみたいですね。トニーの店の現場検証でトニーが「やけにクールな奴で」と言っているセリフ、原語だと「クールキューカンバー(冷たいキュウリ)」と言っていたのでそのしゃれかなあと思ってみてました。ウォードの部屋(車の中の部屋)でもコロンボがウォードにトニーが犯人はやけに落ち着いた奴だった、と言っているセリフがやはりクールキューカンバーでその後に問題のシーンになっていました。

                  1. cool as a cucumberと何回も言わせていましたので、スティック野菜で食べさせるというシャレだと思いました。日本のきゅうりほどシャキシャキしていないとは思いますが。

              2. お話し中失礼します。
                録画した映像をコマ送りで見ていたところですがカメラアングルが変わるところからは、セロリのような気がしました。
                なお、カーク船長を連想させるイラストも登場しますが、ファン向けのサービス?なのかと好意的に解釈することにいたします。

  18. すいません、わからないので教えていただきたいのですがルーサン警部はなぜクレアをわざわざ窓のところまで歩かせてから撃ったんですか?正体がばれた時点で正面から撃ってしまえばよかったんじゃないですか?おかげでコロンボに疑念を抱かれることになったし。

    1. なるほどね〜。初めての殺人でしょうし、そこまで気が回らないでしょうね。撃ちやすい距離で犯行した感じかな。

      1. 無抵抗の人を撃つよりも、逃げようとしたから、助けを呼ぼうとした人だから撃ったということに見せたかった。ということで、説明はつくと思います。

        ただ、後でコロンボに見抜かれたように、手は降ろさせた方が良かったですね。

  19. 「白鳥の歌」トミーと「ルーサン警部の犯罪」ウォードについて比較する。
    共通点
    ・犯人はトップスターである。
    ・スターとして致命傷になるネタで強請られている。
    ・強請りは共倒れになる内容なので、実行される可能性はまず無い。
    相違点
    ・トミーは、ギャラ全てを搾取されている。半分を懇願している。
    ・ウォードは、ギャラの半分を搾取されている。
    繰り返すが、トミーは収入の半分で満足すると言っているのだ。
    これは、如何にウォードの殺害動機が歪んでいるものかを物語っている。

  20. ウォード・ファウラーの心象風景とは、どんなだっただろうか。
    想像してみる。
    クレアが自分を作り上げた。しかもギャラをアップさせる交渉力もあるので、
    感謝していることは間違いないだろう。ギャラの半分を献上しても、元々は
    半分どころか10分の1も稼げなかった身分だったことを考えれば、とても
    殺害動機にはならない。経済的にも豊かになったウォードではあるが、
    そもそもが甘い人間だったので、お金は手元には残らない。逆にクレアに
    借金する始末だ。過去、ウォードとクレアは恋仲だったが、現実的な女性の
    クレアとしては、ウォードのそんな甘さに愛想を尽かした。反面、役者として
    の可能性を見いだし、成功させる。そのような過去と現実とを背景に、
    ウォードとクレアの均衡は保たれていた。
    その均衡が崩れたのが、ウォードが考えた企画だった。ウォードは頭脳明晰
    なルーサン警部を演じつつも、犯人役をしたいという衝動が沸き起こった。
    その衝動と現実とが、ウォードの中で、ない交ぜとなった。つまり、現実の
    自分はクレアに強請られている。クレアは外には交渉力もあり内には自分を
    いか様にも料理してきた、いわば暴君だ。企画としては、暴君に虐げられて
    いる主人公の復讐劇だ。しかも、暴君の横暴ぶりに、視聴者は主人公に同情
    する設定にしたい。ウォードは、完全犯罪のカラクリまで考え出した。
    そして、その同情される殺人犯を演じたいという衝動と、クレアとの関係を
    解消したいという気持ちが合わさって殺害動機となった。ウォードのドラマは、
    そこで完結するはずだった。
    ところが、コロンボ警部の登場で、続編が出来てしまう。はじめは、
    頭脳明晰なルーサン警部としては、その様々な一端をコロンボに魅せつける
    ことで自己満足を得ようとした。しかし、コロンボの地に足のついた捜査過程
    を見るにつけ、魅せつけるどころか逆になった。コロンボの理路整然とした
    捜査は、確実にウォードに迫ってきている。その捜査の方向性の正しさには、
    ルーサン警部としても同意せざるを得ない状況になった。その状況は、
    ウォードにとっては苦しくも楽しいものだった。自分の企画内容の真相が
    暴かれる。真犯人は確実に追い込まれつつある。事件解決は正しく
    行わなければならないという、これまで繰り返してきたルーサン警部の
    クライマックスに近づくし、その協力も惜しまないウォードだった。
    そして、ゲームオーバー。

    1. 4年前の考察、読ませて頂きました。
      なるほど面白いです。そうですか!ウォードは虚実が入り混じってしまった結果の殺人だったのかもしれませんね。
      ラストでウォードがこの殺人シナリオの承認要求をしたときの、しぶしぶ認めるコロンボのリアクションは今までになく可愛く可笑しかった。

  21. トレモニさん>クリフォード・パリス邸!確認しました、後日、本文に加筆します。ありがとうございます。

  22. ・「ルーサン警部の犯罪」ウォード・ファウラー邸
    ・「仮面の男」ネルソン・ブレナー邸
     これに加えて、、
    ・「二つの顔」クリフォード・パリス邸
     これも同じ邸宅です。

    1. トレモニさん、ご無沙汰しております。
      5年越しになりますが、邸宅の件を追記しました。

  23. けいさん、トレモ二さん>確認しました、「ネルソン・ブレナー邸」と「ウォード・ファウラー邸」は、同じです!ワクワクするような新事実です。検証して後日本文に加筆します。ありがとうございます。

  24. >トレモ二さん
    レスありがとうございます。
    そうなんです。暖炉付きの広~いリビングに置いてある巨大なソファ、そのままです。クッションも同じに見えました。
    すごいなあ と思ったのは、部屋がそれぞれの人物を物語るように作られているということでした。ブレナーの回ではがらんとした(スッキリとした)家具の配置。少ない家具は東洋テイストもちらほらでハイセンス。参りました、って感じのブルジョア感でした。でもルーさん警部の部屋は結構物がたくさんあって、もっと人間臭い感じがする。ご自慢のビデオセットは言うに及ばず、です。
    あれ? と思った点は、ブレナー邸リビングのショットで、数分前にコロンボが入ってきたはずの玄関ドアの前に、何やら大振りの家具が置かれてしまっていたことでした。いつの間に? コロンボをこのまま帰すわけにはいかないということでしょうか? 

  25. 今日気づきました。
    ルーサン警部邸は、「仮面の男」の犯人ブレナー邸と同一の建物ではないでしょうか!?

  26. 殺す方と殺される方が、とてもフレンドリーだなあ。全然葛藤や暗闘が
    無いよ。それもそうだが、全体的に雰囲気がおかしいね。切迫感がない。
    コロンボと犯人の初対面の会話・・・なんかくさい芝居がかっている。
    セリフが良くないのかな?。
    犯人は自分の番組企画を、クレア殺しで叶えようとしていたのか。
    筋書きと現実とが行ったり来たり。
    遊んでるの?。だから切迫感がないのだろうね。だから雰囲気がおかしい。
    なんでグラスを持ったままで、隠し場所の拳銃を取りに行っているんだ?。
    怪物フィールディング・チェイスと大違いだな。
    ルーサン警部は、ウォード・ファウラーが犯人かもしれないと言いだした。
    しかもルーサン警部は動機すら自ら語り出す始末だ。これは、ウォードに
    絶対的アリバイがあるから、余裕なのだろう。コロンボは、ここでも
    動機、手段、チャンスを余さず見ている。
    ビデオカメラの装置を見せるのは、レスリーが電話機の仕掛けを見せる
    のと同じだ。フレミング曰く「見くびっていた連中」そのものだね。
    クレアがウォードを強請っていた根拠が分からずじまいだった。コロンボ
    が言うように、クレアが秘密をバラしてウォードが落ち目になったら、
    もう金を強請れなくなる。稼げなくなる。クレアの大事な番組がポシャっ
    てしまう。これは、ウォードの殺害動機すら怪しくさせてしまう。
    借用書はダンナに引き継がれるので、動機にはならない。
    ウォードは「強請り屋だったから殺した」と言った。それは企画内容?。
    でも強請る根拠が乏しいどころか、その材料は共倒れになる内容なのだ。
    つまりリスクを冒して殺す必要は全くない。
    むしろ、採用されなかった自分の番組企画をリアルに実現してみたくなった
    のではなかろうか。それが大なる動機?。そのアテは外れてしまった。
    空弾の指紋が証拠と言うが、犯人が手袋をしていたとすると、以前の指紋が
    残っていたんだと言い訳できないか?。語るに落ちた自爆だな。

  27. ぼくは決め手の証拠は説得性に多少難があっても予想外で楽しめればけっこう許せてしまえるのですが、このエピソードはあまりに唐突に出てきてしまっているのが非常に残念です。予想外ではあっても、その前に何らかを匂わす伏線が欲しいのです。
    弾痕のズレ、犯人の身長といった手がかりも悪くないのですが、新味に欠ける気がします。

  28. ジョーズのサメが笑えますね。絶対違うし。
    でも、なぜあの場面でジョーズが水噴いているのかが分からない。

  29. 終わり方がスカっとしないですねえ。裁判では勝てますがね。
    どんでん返しには違いないが、ガッカリな終わり方です。
    このエピソードでは、終盤へ至るまでの神経戦を楽しむ感じかな。
    黄金のバックルと違って、全体的には明るい印象を受けました。

  30. 決め手がねぇ。
    何か唐突に出てきた感じがなんか残念。
    上手いこと伏線があれば面白かったのに。

  31. コロンボシリーズでのシェラ・デニスは、天然キャラまたは意地悪な女性の役が多いのですが、実際には優しい女性のような気がします。

  32. デニスでしたか~あの艶があり、色気が全面ではなくヒシヒシと伝わってくる感じ・・キャッ♪(*ノдノ)
    ピーターフォークの嫁さん、ク~~羨ましい!笑
    なんかフォークと似た人が好きで、ちょっと嬉しいです!(^^)!
    で、二人の名警部ぶりが実に良く描かれていた作品で、仲良し警部作品みたいな感じで
    とても楽しめました。
    でも確かに仰る通り、時間が短く・・もうちょっと見てみたかったですね^^;
    ラストシーンまでは、僕もコロンボ同様、ルーさん警部が好きでしたが、最後でお話と現実をごっちゃにしたのが、ちょっと残念でしたね。
    コロンボ自身もそういった表情を見せていました。。
    過去に色々あり、それを揺すられたって所ですが、それも自分なのだから、堂々としていればもっとカッコ良く映ったのかもしれません♪
    なんか、いつぞやの作品でコロンボが演説するシーンを思い出しました^^
    犯人がした事はダメだが、あたしゃ彼らを時に
    尊敬し、人間的にも魅力を感じる・・だったかな?
    それの意味が、コロンボの作品を見るにつれ
    日に日に分かってくるのです(´ー`*)
    しかし解せないのは、あのハゲ親父と秘書のデニスが一緒にいること・・ ( ゚,_ゝ゚) 
    金ですかね?笑
    ルーさん警部の方が、イケメンだと思うんですがね!

  33. kimiさん、コメントありがとうございます。つたない文章ですが、読んでくださってありがとうございます!とても励みになります。

  34. フライデーさんコメントありがとうございます。(コメントを書き直されたかな?と判断し、一つ目は削除しました)
    山城新伍さんの吹き替え…確かにそう感じます。私の好みから言いますと…ウィリアム・シャトナーは、何と言っても「矢島正明さん」の声がしっくり来ますね~。

  35. 管理人様の仰るとおりに、放送尺の短さから
    『犯人の落ち度をネチネチ(笑)追い込んでいく』
    という展開が少なく、設定が面白い割には
    イマイチ見応えに欠ける作品ですねぇ。
    後、犯人役の吹き替えが山城新伍氏で、顔が
    浮かびすぎて、ストーリーにのめり込みにくい
    (笑)作品でもあります。

  36. BSプレミアムで毎週やっているコロンボを楽しみにみています。
    そして、みるまえに予備知識としてこちらのブログを見せていただいています。
    いつもありがとうございます。とても参考になります。

  37. kuriさん、たいへん面白い情報をありがとうございます。「日本のパチンコ台」気づきませんでした。次回は見逃しません(笑)

  38. アリバイ工作のために、睡眠薬で眠らせた友人を
    ゲストルームに運びますが、その寝室の脇に、
    なぜかパチンコ台があるんですよね。
    アメリカ製のウォールマシンかとも思いましたが、
    どうみても日本のパチンコ台にしか見えません。
    ルーサンの趣味でしょうか。
    でも、どうやって手に入れたんだろう?

  39. 柞山さま、コメントをいただき、ありがとうございました。
    > ノベライゼーション(二見書房)を読み直してみて、ああなるほど、と理解したものです。
    やっぱりそうでしたか。自分は小説版は読んでいませんが、コロンボ警部が、ウォード・ファウラーの自宅を訪れ、ドアの閉め方がわからなかった辺りのシーンで、本当はもう少し足したかった場面があったのではないかと感じました。被害者クレアの人間性や夫婦関係が背景にあって、この事件は展開してゆきますが、そこも少しあっさり片付けられていますよね。
    ウィリアム・シャトナーの出演作としては、63話「4時02分の銃声」の方が出来が良かったのではないか?と思ったりします。

  40.  私も放送を見ていたとき、時間の制限のせいか、わかりにくいところが何箇所かありましたが、あとで、ノベライゼーション(二見書房)を読み直してみて、ああなるほど、と理解したものです。コロンボ・シリーズは内容に出来不出来はありますが、ある一定の水準には達していると思います。69話もあれば、すべてが傑作、名作とはいかないとは思いますが・・・。でもこの作品の設定は非常に面白いと思います。

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