バーニーの店の概要
ネットで調べた英文を直訳し、理解できる範囲で独自に解釈したものです。間違っているかもしれませんので、ご注意ください。バーニーズ・ビーナリーは、ウェスト・ハリウッドに実在する有名なレストラン・バーです。1920年、曲名にもなった「ルート66」沿い現在のサンタモニカ・ブールバードにジョン・バーニー・アンソニーによって開店。開業当時より、芸術家、作家、音楽家、俳優などのひいきの店となりました。その中には、クラーク・ゲーブル、ジャック・ニコルソン、マーロン・ブランド、ジャニス・ジョプリン、ジム・モリソン(ドアーズ)など(その他多数)もいたそうです。
現在は、ウェスト・ハリウッド、バーバンク、サンタモニカ、ウエストウッドビレッジ、パサディナに5店舗あるそうです。お勧め料理の中にもちろん「チリ」もあるようで、直訳では「2番目にチリが美味しい店に」と出たので、何かのアンケートで全米でチリの美味しい店第2位に選ばれたのではないかと推測します。
公式サイト:http://barneysbeanery.com
2話「死者の身代金」に初登場
2話「死者の身代金」に初登場する時のシェフは「バート」でティモシー・ケリーが演じています。店内にビリヤード台の置いてある広いお店で、看板の形状では、ウエストハリウッドのお店と酷似していますが外観は異なり、同じ場所で改築したのか、別のお店かは不明。現在のお店にもビリヤード台が置いてあるようです。→
62話「恋に落ちたコロンボ」に初登場
62話「恋に落ちたコロンボ」では遂にオーナーであるはバーニー「ジョン・フィネガン」が登場。このお店はかなりの確率で「サンタモニカ店」であると思います。外観も内装も、良く似ています。
65話「奇妙な助っ人」
65話「奇妙な助っ人」では一転して白いインテリアのお店。現在の店舗のイメージには似合わないもので、バーニーズ・ビーナリーではない気がします。しかしながら、バーニー役が板についたジョン・フィネガンと、ブリンドル刑事と名を変えたクレーマー刑事=ブルース・カービーとの楽しい会話も見られます。
66話「殺意の斬れ味」
53話「かみさんよ、安らかに」
53話「かみさんよ、安らかに」では馴染みの店のシェフがメキシコ系の人からドイツ系(推測)に変わって、味が落ちたと嘆いています。これに懲りてバーニーの店に行くようになったとも考えられます。(写真は女主人のグラシエ:ラルー・スタンリー)
加筆:2024年11月21日
木曜にbs3で「ダーティハリー2」があり、1973年の作品ということでコロンボと何かつながるところはないかや、と思いながら見てました。
すると空港のカフェでのシーン。ハリーはハンバーガーを注文するのですが、マスターが「チリもあるよ!」と。うん、これはコロンボを意識したのでは…無いかな?1973年当時コロンボは既にシーズン2後半で、ちょうど人気も爆発した頃ですからね。きっとそうだ⁉︎
ところでコロンボはLA市警、ハリーはSF市警。同じ殺人課ですが、バイオレンス度で言うと180°違う。コロンボって平和だなあ。あそうそう、コロンボはヘビースモーカーですが、ハリーは全く吸わない。クリント・イーストウッドはハードボイルドなイメージですが嫌煙家なんですね。この違いも面白い。1970年代の俳優では珍しいんでは無いでしょうか?
ジミー頁さん>コメントありがとうございます。楽しく読ませていただきました。