バーナード・フォックス(Bernard Fox)

13話「ロンドンの傘」29話「歌声の消えた海」
イギリス出身の俳優さんで、13話「ロンドンの傘」ロンドン警視庁(スコットランドヤード)のダーク刑事部長を、29話「歌声の消えた海」で客船のパーサー:ワトキンス役で出演しています。「ボートではなく汽船で…」が口癖の人ですね。出演した2作のコロンボ作品では、どちらもストーリー展開に重要な役柄を演じています。ユーモアに満ちた大柄の俳優で、存在感もありますね。映画タイタニックにも出演しているそうですが、詳細は未確認。

TVドラマ「奥様は魔女」

刑事コロンボとほぼ同時代のTVドラマ「奥様は魔女」では、魔女専門の医者である「ドクター・ボンベイ」を演じています。

加筆:2024年8月20日

“バーナード・フォックス(Bernard Fox)” への30件の返信

  1. 仁科雅之様
    ですがせっかくの仁科様の一押しのロジャー・ムーアのボンドですので、
    せっかくの機会ですから観てみようと思います。『らんまん』も再放送されたら見てみようかなと思ってます。(また乗り遅れ…)

  2. 仁科雅之様

    映画のタイトル、教えていただきありがとうございます!再見してみます。
    「ドライブ・マイ・カー」の車の赤色のお話、納得です。
    そして、これは「たそがれ清兵衛」のように、「女のいない男たち」の短い原作を組み合わせてひとりの主人公を創作してできた映画なのでしょうか。
    ところで、コロンボのなかでも、年取った夫や妻が邪魔になり〇害、というのが(確か)しばしば出てきますが、仁科様おすすめのジェームス・ボンド、実はわたしはいまいち入り込む気になれないのですが、理由の一つに若い(であろう)ボンドガールの存在があります(笑)。
    これに関しては、確か現在のボンド役の俳優(名前を忘れてしまいました…)がインタビューで話していましたが…。
    自分の年齢や性別、はたまた職業などによって、敏感になる事柄はどうしてもあるのではないでしょうか。
    「ドライブ・マイ・カー」で、西嶋さん演じる主人公の妻がやたら若く見えたので、私はひとり画面の前で憤慨?していたのですが、後で調べたら、この妻役の俳優さんは西嶋さんとほぼ同い年だったので、「それならよし。」なんて心の中で呟いてしまったのでした!

    1. >この妻役の俳優さんは西嶋さんとほぼ同い年
       西島秀俊さん自体、独特な年齢不詳な雰囲気があり、30代から老け役まで、何でも無理なく演じられそうな俳優さんですよね。
      >仁科様おすすめのジェームス・ボンド、実はわたしはいまいち入り込む気になれない
       おすすめはしておりません。元来007シリーズは、完全に男目線の娯楽だと割り切っておりまして、ジェンダー問題を気にされる方に無理に観ていただきたい映画ではありません。強いていえば、ジェンダーバランスや女性の表現に対する配慮により、ボンドガールたちがより強く、自立したキャラクターとして描かれるようになってきている、当代ジェームズ・ボンド、ダニエル・クレイグの近年の作品のほうが007ビギナーにはおすすめです。
       客観的事実として、007は、2012年ロンドンオリンピック開会式において、エリザベス女王がタキシード姿のジェームズ・ボンド役のダニエル・クレイグと共演したほどの英国のみならず世界的人気があるというだけです。
       このコメント欄では、
       バーナード・フォックス(1927年5月11日 – 2016年12月14日)
       ジャネット・リー(1927年7月6日 – 2004年10月3日)
       ピーター・フォーク(1927年9月16日 – 2011年6月23日)
       そして、
       ロジャー・ムーア(1927年10月14日 – 2017年5月23日)
      と、同年生まれの名優の関係性に想いを馳せたに過ぎません。
       総じて言えることは、ジェンダー問題には個人や文化の違いによって異なる意見が存在し、それ自体が多様性であり、一つの正解があるわけではないということです。しかし、より多様なキャラクター表現やジェンダーバランスに配慮することは、映画界全体の豊かさや包括性を高める上で重要な要素ですね。
       なお、『刑事コロンボ』については、時代背景を考慮すれば当時の同ジャンルのテレビドラマに比べて比較的多様な女性キャラクターが登場しているとは言えますよね。いくつかのエピソードでは、女性キャラクターが重要な役割を果たし、知恵や洞察力を示すこともあり、また、ドラマ全体のストーリーテリングにおいても、物語の解決にはしばしば女性の視点や助力が必要とされていますしね。
       それでも、『刑事コロンボ』が放送された1968年から2003年にかけては、ジェンダーに関する意識や社会の価値観は現在とは異なっているため、当時の制作背景や文化的な要素を考慮しつつ、作品におけるジェンダー問題を理解する必要がありますよね。
       『らんまん』のほうは、難しいことは考えず、軽い気持ちで気楽に観てください(笑)。

      1. 仁科雅之様

        そうだったんですね!先走ってしまいました。ご説明ありがとうございます。
        そうでした、ダニエル・クレイグでしたね!機会があれば彼のボンドを観てみたいと思います。
        ところでバーナード・フォックスさんは、というか、さんも、というべきか、銃を使用するイメージはないような気がするのですが、どうでしょうか。最近、アメリカでも日本でも銃がらみの事件が続きましたが、わたしは、銃嫌い?のコロンボと古畑ががやはり好きです。

        追伸 最近、ジャズの秋吉敏子さんが殿堂入りしましたね。最近秋吉さんやケニー・ドリューを聴いていますが、彼らもそれぞれ29・28年生まれのピーターフォークと同世代ですね。

        1. YUKIゆき(アイス)様
          >最近、アメリカでも日本でも銃がらみの事件が続きました
           本当に、こういう銃犯罪の事件を聞く度に、嫌な気分になりますね。
           米国の銃規制のほうは、残念ながら今後も中々進展しないでしょうね。
           アメリカ合衆国憲法修正第2条には、
          A well regulated Militia, being necessary to the security of a free State, the right of the people to keep and bear Arms, shall not be infringed.
          「規律ある民兵は、自由な国家の安全にとって必要であるから、人民が武器を保有しまた携帯する権利は、これを侵してはならない」
          とあり、すでに11話「悪の温室」のコメント欄にも投稿した内容ですが、私の古くからの親友などは、
          「そもそも、アメリカ国民が銃を手放さないのは、俗説に言う『ガンロビーの暗躍』ゆえにではなく、銃規制は憲法問題、つまり改憲問題だからだ。これは憲法9条の改正や武装権の明記に、日本国民の多くが頑強に抵抗しているのと同じだ」
          と常々自説を語っていて、私はその解説に、妙に納得させられてしまいます。
          >バーナード・フォックスさんは、というか、さんも、というべきか、銃を使用するイメージはないような気がするのですが、どうでしょうか。
           同感です。調べると、彼自身は第二次大戦中、イギリス海軍に従軍し、映画『史上最大の作戦』 (1962) では、 英国軍兵士ハッチンソン役も演じたりもしていますが・・・。
           ところで、バーナード・フォックスが客船のパーサー:ワトキンス役で出演している、29話「歌声の消えた海」の時代は、客船ではシージャック等の犯罪防止のため、まだ、乗客の手荷物検査をしていなかったのでしょうかね?
           秋吉敏子さんやケニー・ドリューも、バーナード・フォックスやピーター・フォークたちと同世代でしたか! 全部を聴けたわけではありませんが、素晴らしいジャズの名盤を数々残していますよね。ご高齢の秋吉敏子さんには、いつまでもお元気で活躍していただきたいですね。
           バーナード・フォックスやピーター・フォークたちと、同年生まれのミュージシャンに、私は、代表曲「イパネマの娘」の作曲で知られる、ボサ・ノヴァの、アントニオ・カルロス・ジョビン(1927年1月25日 – 1994年12月8日)も挙げておきたいです。「イパネマの娘」は、最近は小野リサさんのCDで時々聴いています。

          1. 仁科雅之様
            >ところで、バーナード・フォックスが客船のパーサー:ワトキンス役で出演している、29話「歌声の消えた海」の時代は、客船ではシージャック等の犯罪防止のため、まだ、乗客の手荷物検査をしていなかったのでしょうかね?

            確かにそうですよね!昔の小説や映画などでは、今見ると緩くないか?というような突っ込みどころ満載だったりしますよね?でもわたしにはそれはそれで面白いです。この間『タイタニック』のDVDを再見したのですがバーナード・フォックスさんはここでも良い味を出していますよね。コロンボに似た温かみを感じてほっこりします。
            先日ポーランド人の友達とスカイプで話したときにたがいに自国の政治について否定的な意見を伝え合ったのですが、それでもアメリカのように銃がないだけまだましかな?という結論に落ち着きました。仁科様のご友人のご意見も興味深いです。
            A well regulated Militia, being necessary to the security of a free State, これって私にはなぜこうつながるのか理解不能なのですが、おっしゃるようになかなか銃社会は変わらないのでしょうね。儲けてる人たちもいますしね。
            アントニオ・カルロス・ジョビンも1927年生まれでしたか!なんだかもっと若いように感じていました。
            「イパネマの娘」も、29話「歌声の消えた海」に出てくる「ヴォラーレ」も明るい気分になれて私は大好きです。きっと皆さんも「ヴォラーレ」のシーンはお好きなんじゃないでしょうか?

            1. YUKIゆき(アイス)様
              >『タイタニック』のDVDを再見したのですがバーナード・フォックスさんはここでも良い味を出していますよね。コロンボに似た温かみを感じてほっこりします。
               同感です。『タイタニック』(1997)への出演が決まったのは、映画『SOSタイタニ/忘れえぬ夜』(1958)等の他、13話「ロンドンの傘」や29話「歌声の消えた海」での高評価も関係しているかも知れませんね。
               ポーランド人のお友達も、アメリカの銃社会に否定的なお考えなのですね。今のアメリカは自ら「世界の警察官」の役割を放棄しているように見えますので、国民個人の銃所持も廃止されればいいのにと思います。
               「ヴォラーレ」は本当に素晴らしい曲ですね!「歌声の消えた海」でもとても効果的に使われていましたね。
               私は、いつ聴いても、キリンビールの発泡酒「淡麗」のテレビCMを即座に連想してしまいますが・・・(笑)。
               前回、私が「イパネマの娘」についてコメントした後、アストラッド・ジルベルト(1940年3月29日 – 2023年6月5日)さんがお亡くなりになったことに少々驚きました。彼女は同曲の英語版を歌って世界的に大ヒットさせた方ですね。

              1. 仁科雅之様

                私は船の話が好きでして『歌声の消えた海』も仁科様が書いてらした通り娯楽作品として楽しめますよね!
                と書こうとしていたのですがまた「タイタニック」周辺が騒がしくなっていますね。

                ところで返信しそびれていましたが、『刑事コロンボ』が、
                >時代背景を考慮すれば当時の同ジャンルのテレビドラマに比べて比較的多様な女性キャラクターが登場しているとは言えますよね。いくつかのエピソードでは、女性キャラクターが重要な役割を果たし、知恵や洞察力を示すこともあり、また、ドラマ全体のストーリーテリングにおいても、物語の解決にはしばしば女性の視点や助力が必要とされていますしね。
                ほんとにそうですよね。統計を取ったわけではないですがコロンボは女性ファンも多いのじゃないでしょうか。

                『007』は男目線、というようなことでしたが、小説やドラマには完全に女性目線のものもあると思います。お金持ちの初老の男性に惚れられそこへさらに年下の情熱的な男性がやってきて云々等々。
                でも、実際の人生や恋愛においては大抵の人はそうハッピーでもモテモテでもないしコロンボのようには難事件があっさり解決されないことも多いのですから、虚構の世界ではそんな妄想に浸れる展開があっても良いですよね!

                1. >私は船の話が好きでして『歌声の消えた海』も仁科様が書いてらした通り娯楽作品として楽しめますよね!
                   さらに、「歌声の消えた海」でピーター・フォークと共演したエキストラを含めた出演者や制作スタッフのことを考えたら、実際の船旅も楽しめたのですから、一石二鳥で、さぞ現場も楽しかったでしょうね!(笑)
                  >また「タイタニック」周辺が騒がしくなっていますね。
                   偶然ですが、本日から前編・後編に分けて、地上波TVでも映画『タイタニック』(1997)を放映しますしね。
                   直近の悲しい事故の件については、おそらく気のせいでしょうが、最近こちらのコメント欄で何かを話題にすると、後から現実世界にバタフライ効果を起こしてしまったのではないかとの感想を持つ時が多く、何だか怖いです。
                  >『007』は男目線、というようなことでしたが、小説やドラマには完全に女性目線のものもあると思います。
                   歴史を遡れば、『源氏物語』だって女目線の小説ですよね。それでも、谷崎潤一郎やサイデンスデッカーをはじめとした男性の熱烈な研究者やファンも昔から数多く獲得しています。真の傑作になればなるほど性差超越可能なのだと思います。『コロンボ』については、女性の犯人たちも総じて説得力が有って男性から見ても魅力的です。犯人ではなく全然関係ない話を持ち出し恐縮ですが、中森明菜さんが公式ウェブサイトのメッセージに「何がみんなにとっての正義なんだろう?」と書いていたのを昨日読んだことを想い出しました。そんな疑問から自然に共感路線に繋がります。
                  >コロンボのようには難事件があっさり解決されないことも多いのですから、虚構の世界ではそんな妄想に浸れる展開があっても良い
                   同感です。エンターテイメントとは寝る時に観る夢のような存在で、少々の矛盾や細かい整合性が取れていないところが有っても、観た後の余韻が素晴らしければそれでいいんだというふうに近頃は達観しつつあります。

                  1. 仁科雅之様
                    >直近の悲しい事故の件については、おそらく気のせいでしょうが、最近こちらのコメント欄で何かを話題にすると、後から現実世界にバタフライ効果を起こしてしまったのではないかとの感想を持つ時が多く、何だか怖いです。
                    そうなんですよね。銃の件とか…今日も「タイタニック」出演のルー・パルターさんが亡くなったとありましたね。
                    サイデンステッカー氏の存在、知りませんでした。川端康成の翻訳などをされていたのですね。著作も面白そうです。
                    明菜さん、お元気なのでしょうか?!私見ですが、まじめで純粋な人ほど、私見なので名前は言いませんが変な人に嫌な目にあわされたりする気がします。古畑ではそんな役どころを切なく演じていましたよね。コロンボでもまじめな人ほど損をしている場面は多い気がします。
                    きっと仁科様はご存じでしょうが先日例のNHKで「アストリッドとラファエル」というフランスのポリスものドラマを見つけました。観る前はてっきり二人は中年のスーツの男性だとイメージしていたのですが、観てみたら肝っ玉母さんみたいなバツイチ女性と自閉症の女の子だったので自分にもまだまだ保守的な思い込みがあるなあと思いました。ドラマの内容もいい意味で予想を裏切られるもので時代が変わってゆくんだなあと感じました。

                    1. YUKIゆき(アイス)様
                       映画『タイタニック』(1997)で、船が沈没する中、ベッドの上で妻を抱きしめる老人のシーンは、とても印象的でしたが、ルー・パルターさんの演技だったのですね。で、この方、『刑事コロンボ』22話「第三の終章」にも出演されていたということで、早速Blu-rayで確認してみました。確かに鑑識の役で出演されていて、コロンボから「スウィーニー」という名前で呼ばれていて、セリフも端役にしては比較的多かったです。
                       明菜さん、『古畑任三郎』、記念すべき1st season 第1話「死者からの伝言」での犯人役は、仰るように非常に切なかったですね。彼女の大ファンである三谷幸喜さんによる、まさに「共感路線」の秀作でした。
                       ドラマ『アストリッドとラファエル 文書係の事件録』、ヒロインが自閉症であるというキャラクター設定は、多くの現代人がどこか琴線に触れる要素を内包しているのだと思いますし、私も例外ではありません。今年公開されたリメイク映画『シン・仮面ライダー』の主人公である本郷猛が、じつはコミュ障だったという新たな設定追加にも、同様なものを感じました。
                       明菜さんにしても、コロンボもそうですが、世渡りにどこか不器用な主人公って、女であろと男であろうと架空でも実在の人物でも、共感を呼び愛されますよね。クラシックで、大作曲家の多くがそうであるように・・・。

  3.  新旧の「タイタニック」映画《『SOSタイタニック/忘れえぬ夜』原題:A Night to Remember(1958)と、『タイタニック』原題:Titanic(1997)》に出演されているのを実際に観て確認しました。
     あまりにも有名なほうの、レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレット主演の『Titanic』(1997)では、実在した人物で、アマチュア歴史家、陸軍軍人だった「アーチボルド・グレーシー4世」( Archibald Gracie IV, 1858年1月15日 – 1912年12月4日)役で出演されていました。
     劇中では、1等船客である資産家として登場し、架空の人物でローズの婚約者、キャルドン・ホックリーの友人として描かれ、ローズの命を助けたジャックに礼を言うようにキャルドンに助言したり、ジャックを招いた晩餐会に同席したり、タイタニックが沈没直前に、まだ船首にボートが残っている事実をローズに伝えたりもしています。
     なお、新旧タイタニック映画ともに、「ボートではなく汽船で…」という台詞は残念ながらありませんでした(笑

    1. 追記 
       『SOSタイタニック/忘れえぬ夜』原題:A Night to Remember(1958)では、タイタニックが氷山に衝突する前から見張り台に立っていて「真正面に氷山あり!!」とブリッジに報告したイギリス人の船員「フレデリック・フリート」役を演じられていましたが、この人物も実在していたそうです( Frederick Fleet、1887年10月15日 – 1965年1月10日)。
       実際のタイタニック号沈没事故の概要を知るには、船体の詳細な沈み方を除くと、『タイタニック』(1997)よりも、古い『SOSタイタニック/忘れえぬ夜』のほうが、恋愛要素など明らかに架空な描写が少なく、モノクロですが、全体的に好ましく思いました。未見の方には一見をおススメしたいです。

    2.  因みに、ピーター・フォーク(1927年9月16日 – 2011年6月23日)と同い年のコロンボ共演者で、まず最初に思い浮かぶのは、この方、バーナード・フォックス(1927年5月11日 – 2016年12月14日)です。

      1. 仁科雅之様

        こんにちは。(また移ってまいりました。)
        仁科様は編曲もなさるのですね。その才能がある方がうらやましいです。
        ところで、私はタイタニック沈没のあたりの時代に興味があるのですが、バーナード・フォックスさんはピーター・フォークと同い年で、タイタニックに出ていたのですね。ということは当然ながらピーター・フォークもこのころはベテラン俳優。(この言葉が適切かわかりませんが…)
        >『SOSタイタニック/忘れえぬ夜』原題:A Night to Remember(1958)では、タイタニックが氷山に衝突する前から見張り台に立っていて「真正面に氷山あり!!」とブリッジに報告したイギリス人の船員「フレデリック・フリート」役を演じられていましたが、この人物も実在していたそうです。
        この映画にバーナード・フォックスさんが出ているということですか?

        最近シャーロックホームズをいくつか観ました。え、馬車?そんなに古い時代なのか、と思いました。ガス灯やロングドレス。タイタニックより少し前のようですね?

        追伸もしやと思い調べたところ。リリ・ブーランジェは新?タイタニックのローズとジャックと同世代ですね。リリの同い年にヘルマン・ゲーリングがいました…世代でひとくくりにしてはいけないですね!?

        1. YUKIゆき(アイス)様
           こんばんは。
          >最近シャーロックホームズをいくつか観ました。え、馬車?そんなに古い時代なのか、と思いました。
           シャーロックホームズは1950年ごろ(1954年?)生まれている設定ですからね。最も活躍していた時代は、まだまだ馬車全盛ですね。英国グラナダTV制作『シャーロック・ホームズの冒険』では、第5シリーズ「ソア橋のなぞ」で、自動車(1901年型メルセデス)が初登場します。もしも、あの時代の人がコロンボの愛車(プジョー403)を見たら、さぞかし憧れの的になったでしょうね(笑)。
           タイタニック号沈没事故は1912年4月の話ですね。リリ・ブーランジェ(1893年8月21日 – 1918年3月15日)18歳のころの話なので、確かに彼女はローズとジャックと同世代といってもいいですね。
          >リリの同い年にヘルマン・ゲーリングがいました…世代でひとくくりにしてはいけないですね!?
           それは、そうですね。同年生まれに、『赤毛のアン』の翻訳で有名な、村岡花子さんがいたりしますからね。
           ホームズの話に戻りますが、原作で彼は老後(1826年ごろ)、養蜂家になる設定なのが、妙に気になっています(笑)。ホームズがミツバチと戯れるミスマッチな姿を想像すると、なんだかとても微笑ましいです(きっと何度も刺されたに違いない・・・笑)。

          1. 申し訳ありません。訂正します。
            × シャーロックホームズは1950年ごろ(1954年?)生まれている設定
            〇 シャーロック・ホームズは1850年ごろ(1854年?)生まれている設定

          2. 訂正2
            × ホームズの話に戻りますが、原作で彼は老後(1826年ごろ)
            〇 ホームズの話に戻りますが、原作で彼は老後(1926年ごろ)
             眠い時に投稿して、間違えてばかりですみません。

          3. >ホームズの話に戻りますが、原作で彼は老後(1826年ごろ)、養蜂家になる設定なのが、妙に気になっています(笑)。ホームズがミツバチと戯れるミスマッチな姿を想像すると、なんだかとても微笑ましいです(きっと何度も刺されたに違いない・・・笑)。

            そうなんですね!
            これからちょくちょくホームズを見ていこうと思います。
            村岡花子さんのお話で思い出したのですが、以前、書店で、まえに彼女の訳で読んだ「赤毛のアン」と較べてみようと彼女のお孫さんらによる新訳を手に取ったところ、{くろんぼ}のところが、恐ろしく長い{なんだかかんだか民族}のような言葉になっていて、なんと感じたらよいのか。「…」という感じになったことがありました。
            気持ち?はわかりますが…仁科様もこの問題について書いてらっしゃいましたよね。

            ジャネット・リーもピーター・フォークと同い年なのですね!
            「忘れられたスター」のときはまだ48歳と知ってびっくりしましたが、
            白髪に染めていたのでしょうか。でもすごい運動神経ですしよく見るとはつらつとして若いですよね。

          4. >英国グラナダTV制作『シャーロック・ホームズの冒険』では、第5シリーズ「ソア橋のなぞ」で、自動車(1901年型メルセデス)が初登場します。もしも、あの時代の人がコロンボの愛車(プジョー403)を見たら、さぞかし憧れの的になったでしょうね(笑)。

            こちらも興味深い情報をありがとうございます。
            {プジョー…}でのコメントも読ませていただきました。
            私は20代で運転をやめてしまったのですが、プジョーやシトロエンに乗りたかったです。(余談ですがシトロエン氏とラヴェルは知人だったみたいです。時代ですね!)

            1. 追伸:私は前述のように運転もしないので、プジョーやシトロエンというのはあくまで何となくかっこよい、という程度のレベルであることをお断りしておきます…違いさえ良くわかりません(笑)

              人が、「ドビュッシーやラベル」というと、わたしがむっとして内心馬鹿にするのと同じように車好きの方からは思われるかもしれませんね(笑)

              1. 馬鹿にする、という言葉は適切でなかったかもしれないので撤回します。

                1. >ジャネット・リーもピーター・フォークと同い年なのですね!
                  「忘れられたスター」のときはまだ48歳と知ってびっくり
                   はい、同感です。
                   同年生まれのロジャー・ムーアが『007 黄金銃を持つ男』で初めてジェームズ・ボンド役を演じたのも、32話「忘れられたスター」とそんなに時期的に変わりませんから、ジャネット・リーの動作がキレッキレなのも、考えてみれば当然ですよね。一方で、まだ若いころ笠智衆のような、見事な老け役でした(笑)。
                  >プジョーやシトロエンに乗りたかったです。
                  >人が、「ドビュッシーやラベル」というと、わたしがむっとして
                   今、「最新 国産&輸入車 全モデル購入ガイド2023」をパラパラ眺めていますが、新しい車の工業デザインは機能的なのでしょうが総じて人間的な個性が薄く、私は、あまり魅力を感じません。言い換えれば、映画的な絵にならない。全部EVになったら、もう家電製品並みな、実用的な興味しか残りそうにないです。
                   また余談ですが、映画『ドライブ・マイ・カー』(2021)で、赤色の初代サーブ・900(ターボ16 3ドアハッチバックモデル)が使われたのにも納得しています。

                  1. 訂正
                    × 初めてジェームズ・ボンド役を演じたのも
                    〇 2回目のジェームズ・ボンド役を演じたのも
                     ロジャー・ムーアが ジェームズ・ボンド役を46歳で初めて演じたのは、『007 黄金銃を持つ男』(1974)の前年公開の、『007 死ぬのは奴らだ』(1973)でした(「忘れられたスター」初放映は、1975年)。
                     訂正ついでに、
                    >村岡花子さんのお話で思い出したのですが、以前、書店で、まえに彼女の訳で読んだ「赤毛のアン」と較べてみようと彼女のお孫さんらによる新訳を手に取ったところ、{くろんぼ}のところが、恐ろしく長い{なんだかかんだか民族}のような言葉になっていて、なんと感じたらよいのか。「…」という感じになったことがありました。
                     そうですよね。自論ですが、完璧なポリコレやジェンダーフリーは、理想の共産主義を実現する以上に、不自然で困難なのではないでしょうか? 一例を挙げれば、NHK「ブラタモリ」での、タモリと女子アナウンサーの関係性には、ジェンダーバイアス上の問題が確実に存在しますが、誰も何も言いませんよね。

                    1. >そうですよね。自論ですが、完璧なポリコレやジェンダーフリーは、理想の共産主義を実現する以上に、不自然で困難なのではないでしょうか? 一例を挙げれば、NHK「ブラタモリ」での、タモリと女子アナウンサーの関係性には、ジェンダーバイアス上の問題が確実に存在しますが、誰も何も言いませんよね。
                      そうなんですよね。わたしは、『赤毛のアン』のくろんぼという言葉に関しては、そのまま使うのはやはりまずいよなあ、とも思ったので、難しいなあ、と考えています。

                      ところで、笠智衆さんのお話が出たので、質問があるんです。
                      以前笠智衆さんの映画を観たときのことですが、たしか、(友人か同僚と太平洋戦争の話をして)笠さん演じる主人公が、「でも、負けてよかったじゃないか。」というシーンがありました。仁科様やこちらのブログに参加なさってる方なら映画のタイトルをご存じかもと・・もしご存じでしたら教えていただけるとありがたいです。

                  2. >今、「最新 国産&輸入車 全モデル購入ガイド2023」をパラパラ眺めていますが、新しい車の工業デザインは機能的なのでしょうが総じて人間的な個性が薄く、私は、あまり魅力を感じません。言い換えれば、映画的な絵にならない。全部EVになったら、もう家電製品並みな、実用的な興味しか残りそうにないです。
                     また余談ですが、映画『ドライブ・マイ・カー』(2021)で、赤色の初代サーブ・900(ターボ16 3ドアハッチバックモデル)が使われたのにも納得しています。

                    『ドライブ・マイ・カー』なんというか、味わい深い映画でしたね!
                    私はまだ原作を読んでないのですが、原作を読んだ友達(ポーランド人)から話を聞いて、映画を先に観る機会がありました。
                    原作とは内容はずいぶん違うようですね?
                    赤い車、印象的でしたが、どうして納得なのですか?(無知ですみません。)余談ですが、私は、昔はコロンボの中のアメリカ的豊かさに憧れたり、車でもお化粧品でもチーズでも海外のものが好きでしたが、最近は国産のものを使うように心がけています。
                    そして犯人の華やかな暮らしよりもコロンボの暮らしの方が、まあやはり良いのだろうな、と少し考えが変わってきました。

                    48歳でこの運動神経か!よし私もまだ間に合うと運動量を増やしてるこの頃ですが、コロンボの時代と違って70・80代になっても元気で活躍しなければならない?!感じになってきましたよね?

                    1.  こんばんは。
                      >笠さん演じる主人公が、「でも、負けてよかったじゃないか。」というシーン
                       『秋刀魚の味』(1962)ですね。小津安二郎監督の遺作でカラーでもあり、大変な名作であると思っています。
                      >『ドライブ・マイ・カー』なんというか、味わい深い映画でしたね!
                       長い映画ですし全然期待せずに鑑賞したのですが、個人的には原作になった村上春樹の三作品を完全に凌駕した傑作中の傑作だと脱帽しました。あれだけ多くの要素を内包して破綻していない脚本にも舌を巻きました。広島で大半のロケをしているにもかかわらず、邦画的な感触が少ないのも好きです。戦後の余韻が色濃く残る小津安二郎の時代であったら、死という喪失を受け入れ乗り越える主題に、絶対3時間はかけないよなという感想も同時に持ちましたが、それでも凄い邦画だったという感想は変わりません。コロンボ繋がりでは、濱口竜介 監督は10話「黒のエチュード」で犯人役(指揮者)の俳優として出演している、インディペンデント映画監督としてのジョン・カサヴェテスに強く影響を受けていることで有名ですね。
                      >赤い車、印象的でしたが、どうして納得なのですか?
                       村上春樹の原作では、黄色のサーブ・900でしたが、 赤色のほうが単純に寒々しい秋~冬の景色に映画映えするのではないでしょうか? あと、私は、どこか無意識に血の色を連想していたかも知れません・・・。
                      >犯人の華やかな暮らしよりもコロンボの暮らしの方が、まあやはり良いのだろうな
                      >70・80代になっても元気で活躍しなければならない?!感じになってきましたよね?
                       同感です。
                       今、NHK連続テレビ小説『らんまん』を楽しく観ていて、主人公のモデルとなった植物学者の牧野 富太郎 博士は94歳まで長生きされたそうですが、最期まで自分の生き甲斐を貫き通したその人生は、羨ましい限りです・・・、コロンボも、ですかね?(笑)

        2. そうそう、
          「ピーター・フォーク(1927年9月16日 – 2011年6月23日)と同い年のコロンボ共演者で、まず最初に思い浮かぶのは、この方、バーナード・フォックス(1927年5月11日 – 2016年12月14日)です」
          と、以前、上段でコメントしましたが、もう一人、最も大切な人を忘れていましたよ。
           32話「忘れられたスター」の、ジャネット・リー(1927年7月6日 – 2004年10月3日)。
           こういう同年生まれって、お互い意識するものではないでしょうかね。ジャネット・リーは、カリフォルニア州マーセドに生まれ、ビバリーヒルズに死ぬまで長い間住んでいましたしね。

          1.  なお、『刑事コロンボ』の共演者の外に対象を拡げるなら、「花の1927年生まれ組」には、映画『007』シリーズ 「私を愛したスパイ」など7作品で3代目ジェームズ・ボンドを演じた、ロジャー・ムーア(1927年10月14日 – 2017年5月23日)がいますね。
             彼のジェームズ・ボンドは、お茶目でとぼけたコミカルさを含んだ憎めないキャラが、どこなくピーター・フォークのコロンボにも通じるような気がして、私は大好きでした。

  4. こんにちは。初めて書き込ませていただきます。バーナード・フォックスさんは「奥様は魔女」でDr.ボンベイ役としても出演されてますよね。役柄もダーク刑事部長と同じような感じだったと思います。

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