刑事コロンボと警部マクロード

刑事コロンボ・ロス

はっきりした記憶は定かでないのですが、NHKの土曜の海外ドラマ枠で「刑事コロンボ」の代わりに始まったのが、この「警部マクロード」というテレビドラマ。私のコロンボ・ロスの悲しみを埋めてくれたのでした。ネットで調べたら1975〜77年あたりです。

警部マクロード

主役のマクロードは俳優「デニス・ウィーバー」。本来はクリント・イーストウッドを起用したかったそうですが、彼はダーティハリーの成功でボツになりました。NHKの日本語版の吹き替えはそうそう「宍戸錠」さんでした(民放では羽佐間道夫さん)。上司のクリフォード部長(J・D・キャノン)も好きでした。

刑事コロンボとの縁

この警部マクロードに、刑コロンボゆかりの俳優さんが複数ゲスト出演していますので、まとめて記しておきます。

ジェシカ・ウォルターは、23話「愛情の計算」のニコルソン夫人マーガレット。ロイド・ボックナーは、16話「断たれた音」のベロスキー。両者ともぜひ見ていてたいです。

オリジナルはマンハッタン無宿

主演:クリント・イーストウッドの映画「マンハッタン無宿(1968)」が母体となっているそう。そしてこの映画にはクーガン(イーストウッド)の恋人ジュリーとして、7話「もう一つの鍵」の「スーザン・クラーク」が出演しています。

書きかけ記事:2022年8月14日

“刑事コロンボと警部マクロード” への7件の返信

  1.  どこにコメントしようかと思いましたが、以前このコメント欄で多少関連することを書いていたので、「コロンボとマクロード」とは直接関係がありませんが、こちらに記入させていただきます。また既出の情報でしたらすみません。
     海外のサイトを見ていて偶然知りましたが、「コロンボ」では”常連”の脚本家ピーター・S・フィッシャーが去年10月30日にカリフォルニアの介護施設でお亡くなりになっていたそうです。享年88歳。
     以前のコメントでも触れましたが、フィッシャーといえば本国では「コロンボ」ではなく「ジェシカおばさんの事件簿」(Murder, She Wrote) が代表作という位置づけのようで、死去を伝える複数の記事のタイトルやWikipediaの導入文では「ジェシカおばさん」のみが使われており、また彼自身の回想録の原題にもなっています。「コロンボ」ファンとしてはちょっと残念ですが・・・。
     ともあれ、幾多の「コロンボ」の名エピソードを生み、私たちを楽しませてくれたピーター・スティーヴン・フィッシャー氏のご冥福をお祈りいたします。
     なお余談ですが、海外のコロンボの某ファンサイトは毎年、「前年に亡くなったコロンボの関係者」のまとめを恒例の記事にしていて、「あ、あのエピソードのあの人物を演じた人が亡くなったんだ」などと読んでいましたが、運営者がご家族の病気療養の支援にあたるため、去年の夏から更新を中断しています。もし続いていたらフィッシャーの訃報も取り上げられていたはずで、いや独立した記事になっていたかも、と思いました。

  2. 楽しいブログ、感謝です。
    「激突」のデニス・ウィバーさん、リアルな演技に心揺さぶれます。
    彼は、スタント使わずに、かなり危険なアクション演じていて、いま観ても、感動します。
    ラストシーン、自分の車から脱出するシーン、圧巻です。何回取り直したのか? あるいは一発OKだったのか?
    映画大好きな監督の元、マグロード以前のウィバーさん、命懸けの演技。
    最後のサンセットのシーン、助かったのに虚しそうなウィバーさんの演技、子供の頃観た時には何も感じなかったが、50歳代のおじさんになると、分かる。また日常が始まるんだよ。奥さんと電話で喧嘩してたね。

  3. 私も70年代アメリカTVドラマを見て育った年代です。マクロードもコロンボ同様大好きでした。YouTubeで見始めましたがコロンボに出たゲストがかなり出演していますね。New Yorkが舞台でも殆どのエピソードがUNIVERSALのバックロットで撮影されたそうで、コロンボゲストとかぶっていて当然ですね。マクロードで知ったデニス・ウィーバーが主演なので見た、71年の”DUEL”(激突)が強烈な印象で記憶に残っています。今はあおり運転という言葉がありますが、当時はわけもわからず大型トラックに追い掛け回される展開にはハラハラドキドキしたものです。数年後有名になったスティーブン・スピルバーグの作品だったと知りびっくりしました。コロンボのエピソードを監督し認められ”DUEL”の監督も務めたそうです。この”DUEL”はカルトフィルムとしてファンも多くWikipediaに色々面白い情報があります。

    1.  「激突!」は私も子供の時にTV放映を見てハラハラドキドキした記憶があり、さらにずっと後にレンタルビデオだったかで再度見たという、印象深い作品でした。
       スピルバーグが日本でも知られるようになったのは「ジョーズ」がきっかけかと思いますが、「激突!」が彼の監督作品だと知って「そうなんだ!なるほど!」と思ったことも覚えています。「構想の死角」も彼の作品だと私が知ったのは、それより後のことでした。
       「激突!」は、執拗に追ってくる大型トラックを誰が運転しているかわからないのが不気味で、ある意味あの大型トラックが主役にも思えますが、今度はデニス・ウィーバーにもっと気をつけてまた見てみたいです。

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