刑事コロンボと警部マクロード

刑事コロンボ・ロス

はっきりした記憶は定かでないのですが、NHKの土曜の海外ドラマ枠で「刑事コロンボ」の代わりに始まったのが、この「警部マクロード」というテレビドラマ。私のコロンボ・ロスの悲しみを埋めてくれたのでした。ネットで調べたら1975〜77年あたりです。

警部マクロード

主役のマクロードは俳優「デニス・ウィーバー」。本来はクリント・イーストウッドを起用したかったそうですが、彼はダーティハリーの成功でボツになりました。NHKの日本語版の吹き替えはそうそう「宍戸錠」さんでした(民放では羽佐間道夫さん)。上司のクリフォード部長(J・D・キャノン)も好きでした。

刑事コロンボとの縁

この警部マクロードに、刑コロンボゆかりの俳優さんが複数ゲスト出演していますので、まとめて記しておきます。

ジェシカ・ウォルターは、23話「愛情の計算」のニコルソン夫人マーガレット。ロイド・ボックナーは、16話「断たれた音」のベロスキー。両者ともぜひ見ていてたいです。

オリジナルはマンハッタン無宿

主演:クリント・イーストウッドの映画「マンハッタン無宿(1968)」が母体となっているそう。そしてこの映画にはクーガン(イーストウッド)の恋人ジュリーとして、7話「もう一つの鍵」の「スーザン・クラーク」が出演しています。

書きかけ記事:2022年8月14日

“刑事コロンボと警部マクロード” への22件の返信

  1.  どこにコメントしようかと思いましたが、以前このコメント欄で多少関連することを書いていたので、「コロンボとマクロード」とは直接関係がありませんが、こちらに記入させていただきます。また既出の情報でしたらすみません。
     海外のサイトを見ていて偶然知りましたが、「コロンボ」では”常連”の脚本家ピーター・S・フィッシャーが去年10月30日にカリフォルニアの介護施設でお亡くなりになっていたそうです。享年88歳。
     以前のコメントでも触れましたが、フィッシャーといえば本国では「コロンボ」ではなく「ジェシカおばさんの事件簿」(Murder, She Wrote) が代表作という位置づけのようで、死去を伝える複数の記事のタイトルやWikipediaの導入文では「ジェシカおばさん」のみが使われており、また彼自身の回想録の原題にもなっています。「コロンボ」ファンとしてはちょっと残念ですが・・・。
     ともあれ、幾多の「コロンボ」の名エピソードを生み、私たちを楽しませてくれたピーター・スティーヴン・フィッシャー氏のご冥福をお祈りいたします。
     なお余談ですが、海外のコロンボの某ファンサイトは毎年、「前年に亡くなったコロンボの関係者」のまとめを恒例の記事にしていて、「あ、あのエピソードのあの人物を演じた人が亡くなったんだ」などと読んでいましたが、運営者がご家族の病気療養の支援にあたるため、去年の夏から更新を中断しています。もし続いていたらフィッシャーの訃報も取り上げられていたはずで、いや独立した記事になっていたかも、と思いました。

  2. 楽しいブログ、感謝です。
    「激突」のデニス・ウィバーさん、リアルな演技に心揺さぶれます。
    彼は、スタント使わずに、かなり危険なアクション演じていて、いま観ても、感動します。
    ラストシーン、自分の車から脱出するシーン、圧巻です。何回取り直したのか? あるいは一発OKだったのか?
    映画大好きな監督の元、マグロード以前のウィバーさん、命懸けの演技。
    最後のサンセットのシーン、助かったのに虚しそうなウィバーさんの演技、子供の頃観た時には何も感じなかったが、50歳代のおじさんになると、分かる。また日常が始まるんだよ。奥さんと電話で喧嘩してたね。

  3. 私も70年代アメリカTVドラマを見て育った年代です。マクロードもコロンボ同様大好きでした。YouTubeで見始めましたがコロンボに出たゲストがかなり出演していますね。New Yorkが舞台でも殆どのエピソードがUNIVERSALのバックロットで撮影されたそうで、コロンボゲストとかぶっていて当然ですね。マクロードで知ったデニス・ウィーバーが主演なので見た、71年の”DUEL”(激突)が強烈な印象で記憶に残っています。今はあおり運転という言葉がありますが、当時はわけもわからず大型トラックに追い掛け回される展開にはハラハラドキドキしたものです。数年後有名になったスティーブン・スピルバーグの作品だったと知りびっくりしました。コロンボのエピソードを監督し認められ”DUEL”の監督も務めたそうです。この”DUEL”はカルトフィルムとしてファンも多くWikipediaに色々面白い情報があります。

    1.  「激突!」は私も子供の時にTV放映を見てハラハラドキドキした記憶があり、さらにずっと後にレンタルビデオだったかで再度見たという、印象深い作品でした。
       スピルバーグが日本でも知られるようになったのは「ジョーズ」がきっかけかと思いますが、「激突!」が彼の監督作品だと知って「そうなんだ!なるほど!」と思ったことも覚えています。「構想の死角」も彼の作品だと私が知ったのは、それより後のことでした。
       「激突!」は、執拗に追ってくる大型トラックを誰が運転しているかわからないのが不気味で、ある意味あの大型トラックが主役にも思えますが、今度はデニス・ウィーバーにもっと気をつけてまた見てみたいです。

  4. YC-30さん、まさこさん、ありがとうございます。
    いっぱい教えていただき、記事を立てた甲斐がありました。
    情報を拝見し、また後日、加筆いたします。

  5. ぼろんこさま
    YC-30さま

    「ロンドンの泥棒貴族」、視聴しました。予めあらすじを確認してからYouTubeで英語の字幕を出して観ましたが、細かいところが分からず、いまいち消化不良です(笑)
    ジャック・キャシディ、今回は善い人の役でしたね。極悪人から善人まで演技の幅が広いなぁとあらためて感じました。クリフォード部長がいいですね〜彼無しではマクロードはあれだけヒットしなかったと思います。
    脚本がマイケル・スローンとクレジットされていたので驚きました。刑事コロンボの「魔術師の幻想」の脚本を手掛けた人とたぶん同一人物だと思います。キャシディの魅力がここでも存分に引き出されていたのも納得です。

    1. ぼろんこ 様
      まさこ 様
       『警部マクロード』の「ロンドンの泥棒貴族」、何とか『刑事コロンボ』ファンの皆様だけにでも日の目を見させてあげたいです。私もリスニング能力不足で、ストーリーの細部について、迂闊に語れないのが残念ですが、それでも、本作での「良い人役」でのジャック・キャシディの魅力は、十分過ぎるほど伝わりました。彼の最晩年に、この作品に人間的に温かみのある役で出演したことを知り、少し救われた気にさえなれました。
      >クリフォード部長がいいですね〜彼無しではマクロードはあれだけヒットしなかった
       ああ、同感ですね! 私も昔、NHKで吹替で放送していた『マクロード』を、段々想い出してきました。
      >脚本がマイケル・スローン
       本当ですねえ! ジャック・キャシディ最晩年の、光と影の役の脚本を、図らずも彼は両方書いたということになりますね!
       今回、この頁にコメント投稿して感じたことですが、『刑事コロンボ』旧シリーズの放映枠「NBCミステリー・ムービー」には、同時期、アクション系『警部マクロード』の他、ロック・ハドソン主演のコージー・ミステリ系「署長マクミラン」(全40話)も放映されていて、三作品一体で俯瞰する観点も必要なのかと・・・。
       とかく『コロンボ』ファンの我々としては、重箱の隅を楊枝でほじくるように鑑賞してしまいがちですが、他の二作品は、もっとあっけらかんとした楽しく陽気な良さがあり、実は『刑事コロンボ』が三作品中では、飛び抜けて精緻に作られていたのかも知れません。
       それと、この三作品が頭にあれば、例えば同じキャシディが犯人役の、22話「第三の終章」で、「『サイゴンへ60マイル』という新しい小説、ロック・ハドソンが主役で映画化が決まったので、主人公を死なす結末をハッピーエンドに改変したい」というエピソードに対して、
      「それはそうだよね! だって『署長マクミラン』を死なすわけにはいかないもの!」
      と、当時のアメリカの「NBCミステリー・ムービー」枠を愛する視聴者が反応したであろうとの思いを馳せることが可能になり、初めて違う観方が可能になります。

      1.  余談ですが『刑事コロンボ』25話「権力の墓穴」コメント欄で他のお詳しい方が話題にされましたアメリカの警察組織について(大変勉強になりました)、日本語版Wikipedia『署長マクミラン』の頁でも興味深い記載を見つけましたので、下にご参考までに引用し、ご紹介いたします。
        《 マクミランの肩書きは、原語では “Police Commissioner” (以下、コミッショナー)で、これを署長と訳すのは誤りである。サンフランシスコ市内には複数の警察署(Police Station)があるが、その署長は “Captain” である。警察署を含めたサンフランシスコ市警察(SFPD:San Francisco Police Department)全体のトップは、警察本部長(Chief of Police)になる。一方、コミッショナーとは、サンフランシスコ市長に任命され、SFPDの監督権限を持つので、本部長よりも上位になる。一人ではなく複数おり、そのトップは “President” と称される。コミッショナーは、マクミランのように、警察経験者以外から任命されることもある。また、エンライトのように、巡査部長クラスの秘書官が補佐する。日本でいえば、コミッショナーは、公安委員に近い。アメリカの警察制度は複雑であり、州や地域によっても違うため、日本の視聴者にはわかりにくい。そのため、格が違うのを承知の上で、意図的に誤訳したのだと思われる。》

        1. 余談2
           そもそも、日本で「警部」とは、日本語版Wikipediaによりますと、
          《 警部(けいぶ、英: Chief Inspector)は、警察法第62条に規定される日本の警察官の階級の一。警視の下、警部補の上。英語のPolice Inspector及びCaptainの訳語にも充てられる。
          (中略)
           警察法第62条に規定され、警察官の階級としては警視総監、警視監、警視長、警視正、警視に次ぐ第6位に位置する。
          定員は都道府県によって異なるが、概ね警察官全体の5 – 6%程度である。実務上直接に現場に携わる事は少なく、現場指揮を統括する立場となる職位である。》
          とあります。
           『警部マクロード』でのマクロードの地位は、連邦保安官の指揮下で活動する実働人員、保安官補(Deputy Marshal)なので、『刑事コロンボ』同様、ここでも、アメリカの警察組織の地位や役職を日本語で分かりやすく翻訳する大変さを知ります。
           ※ 段々「夏休みの自由研究」みたいになってしまいました(笑)。

        2. 余談3
           『刑事コロンボ』22話「第三の終章」(USオンエア 1974年1月18日)の脚本家、ピーター・S・フィッシャーは、『署長マクミラン』(原題 “McMillan & Wife” こちらは年の差婚の若いカミさんが画面に思い切り出てきて大活躍!)の脚本を、同年9月に始まるシーズン4の初回から、何本か書いています。道理で「第三の終章」の台詞にロック・ハドソンの名前が登場するはずです。脚本家の頭の中では、既に『マクミラン』のことも意識していたんですねえ。
           因みに『マクミラン』では、『コロンボ』の脚本でお馴染みのスティーヴン・ボチコも、ほぼ同時期から『マクミラン』シリーズ最終盤にかけて、いくつかの脚本を書いています(英語版Wikipedia「List of McMillan & Wife episodes」にて確認)。
           『コロンボ』『マクロード』『マクミラン』は、ロサンゼルス、ニューヨーク、サンフランシスコの、各市警を、異なった角度から描いた、ライバル関係かつ、地下水脈で繋がり合った作品群であると認識出来ましたので、これを機にYouTubeなどで、『マクロード』や『マクミラン』も時々、雰囲気だけでも味わっておこうと思いました。

          1.  「マクロード」は、シリーズものとしては実は「コロンボ」の先輩格なのですよね。The NBC Mystery Movie 枠を構成する作品(wheel)のひとつとして「コロンボ」は始まった(また、「コロンボ」を毎週1時間の単独番組とすることに難色を示したピーター・フォークを説得するために、本数が少なくじっくり取り組める”ホイール”形式にした)のですが、「マクロード」はそれより前に、すでに同様の形式の別番組で放送が始まっていました。ちょっと調べてみたら、1970年2月に放送された「マクロード」のパイロット作品の脚本には、なんとリンクとレヴィンソンが名を連ねていました(原案は別の人ですが)。
             そして、リンクとレヴィンソンそしてピーター・S・フィッシャーという、「コロンボ」ファンにはおなじみの3人が組んで1980年代前半に企画製作して大ヒットしたのが、日本でも人気のあった「ジェシカおばさんの事件簿」(Murder, She Wrote)です。
             私はクリエイター心理についてはわかりませんが、想像するに、こういう人たちは常に新しいものを求めているのだろうと思います。コロンボファンとしては、リンクやフィッシャーが新シリーズにもっと関与してくれていたら(レヴィンソンは1987年に亡くなっていましたが)また違った展開を見せていたのでは、という無いものねだりをしたくなりますが、彼らはいくらヒットしたとはいえ、ひとつ前の年代の作品にそこまでこだわる気はなかったのかもしれません。ただ、出版されているフィッシャーの回想録のタイトルが “Me and Murder, She Wrote” となっているのは(私は未読で内容はわかりませんが)コロンボファンとしてはちょっと残念に思いました。
             話を戻して、「マクロード」は私も楽しんで見ていました。「ホイール」形式の番組は、主人公が違っても同じような作風では飽きられてしまいますから、「コロンボ」「マクロード」「マクミラン」と、うまく幅を広げて作りわけたのでしょうが、YC-30様の書いているように、”ライバル関係かつ、地下水脈で繋がり合った”要素も、実はいろいろありそうですね。ミステリとしては「コロンボ」がとりわけ練り込まれていることは確かだと思いますが、息抜きとして(といったら失礼でしょうか)「マクロード」や「マクミラン」を見るのもいいかな、また見てみたいな、と思いました。
             なおマクロードは、地位・肩書はご指摘のように「警部」ではありませんし、McCloud も厳密には「マクラウド」という感じですが、「保安官補マクラウド」では、あまりアピールしないかもしれませんね。やはり原語とは違っても日本人向けにちょっと工夫することも大事でしょうね。

            1. >息抜きとして(といったら失礼でしょうか)「マクロード」や「マクミラン」を見るのもいいかな、また見てみたいな、と思いました。
               1970年代、仕事終わって疲れて家に帰って、一家団欒で、家族との会話を挟みながら、あまり集中せずにBGM的に観る場合には、『マクロード』や『マクミラン』のほうが『コロンボ』より適している場合も多そうですね。
               『刑事コロンボ』新シリーズでは、今度は旧シリーズでの他局(CBSテレビ)のライバル『刑事コジャック』と一緒に”ホイール”形式で放映することになりますよね。
               日本語版Wikipediaによりますと、
              《 ABCミステリー・ムービー(1989〜1990)
              NBCサンデー・ミステリー・ムービー終了から10年以上経過した1989年2月、ABCは以前と同じ形式の2時間のミステリードラマ枠を、11年ぶりに復活した『コロンボ』を軸に据えてスタートさせた。フットボールシーズン終了後の月曜21:00〜23:00の枠で第1シーズンを放映したあと、同年秋に今度は『刑事コジャック』の新シリーズを加え土曜21:00〜23:00の激戦区に移動したが、視聴率はNBCの『The Golden Girls』と『刑事ハンター』相手に惨敗し、結局この第2シーズンで打ち切られた。》
              《 1989年秋、ABCはこの年の2月にスタートした2時間のドラマ枠「ABCミステリー・ムービー」を土曜21:00の激戦区に移動するにあたり、『新・刑事コロンボ』『B.L.ストライカー』に続く目玉として、コジャックの新シリーズをスタートさせた。このシリーズではコジャック以外のレギュラー陣は一新され、デビュー間もないアンドレ・ブラウアーがコジャックの部下の若手刑事ウィンストン・ブレイク役で、またサバラスの実娘・キャンディスがコジャックの秘書パメラ役で出演した。ゲストでは第2話でドン・キングが本人役でカメオ出演したり、第4話ではかつてレギュラー出演者だったドブソンが「クロッカー検事補」役で出演したが、「ABCミステリー・ムービー」は視聴率が振るわずこの第2シーズンで打ち切りとなり、コジャックの新シリーズはわずか5回で終了となった。》
              といった記載があり、結局『刑事コロンボ』旧シリーズ時代の同じ局や他局の強力なライバルとの生存競争に最後まで勝ち残ったのが、『コロンボ』だったというわけですね。

              1.  英語圏の”ランキング”系ウェブサイトをのぞいてみると、「名探偵ランキング」とか「犯罪ドラマベスト選」といった項目で、今でも「コロンボ」が選ばれているものがあり、ファンとしてはうれしくなります。「ホームズ」や「ポアロ」などは別格ですが、かつてのライバルたちはほとんど目にすることがないように思います。
                 またコロナ禍が始まった後、「ニューヨーク・タイムズ」や「GQ」といった複数の新聞雑誌が、「ロックダウン下で楽しめるドラマ」などとして「コロンボ」を取り上げていたのはうれしかったです。このうち2年前のNYタイムズの記事は、日本で手に入る国際版をめくっていたらコロンボ=ピーター・フォークの写真が目にとまり、「ん?」と思って読んだら、今でも通用するコロンボの魅力などについて筆者が書いていて、「うんうん」といちいち頷いたものでした。
                 「コロンボ」は今に至るまで、まさに「生存競争に勝ち残った」作品となったのですね。

  6. まさこ 様
     情報、感謝感激です!!
     まだ、部分的にチェックしただけですが、これは貴重ですねえ!!
     消される前に、じっくり観ておきます(台詞は〇〇%くらいしか理解出来ないでしょうが・・・笑)。
     今回のジャック・キャシディ、中々いい奴そうで、ちょっと予想と違って意外でした(笑)。主役マクロード役のデニス・ウィーバーが、完全にキャシディに貫禄負けしていますね(笑)。
     私、「NBCミステリー・ムービー」での、ヘンリー・マンシーニの共通テーマの主役楽器がハンドルネームである「YC-30」といたしましては、『警部マクロード』のほうも、ちゃんと観て把握しておかねばいかんと、近頃とみに感じていたのです。
     今回のロンドン・ロケにしても、『コロンボ』「ロンドンの傘」と関連付けて語れそうですし、私が嫌っていた『コロンボ』「闘牛士の栄光」にしたって、『マクロード』と交互に観ていたら、ことによると感想が段々大きく変わっていくかも知れません。もしかして、自分がいかに「井の中の蛙大海を知らず」を思い知らされるかも・・・です(笑)。

    1. 良かったです~「ロンドンの泥棒貴族」だけ特に観たいとおっしゃっていたので、これはお知らせしないと!と(笑)
      日本で商品化されていないような映画等You Tubeで見つけて感動することがよくあります。

      初めの方をチラッと観ましたが、タイトルとかキャストの黄色の文字がコロンボにそっくりでした。
      日本語字幕が無いのはキツいですね。
      マクロードは、小学生のときに両親と一緒に見てました。ストーリーは全く覚えて無いのですが、マクロードと上司のやり取りが面白かった記憶があります。

      1. ありがとうございます。
         『警部マクロード』は今こそ再評価されるべきかも知れませんね!
         ご参考までに、HMVのDVD商品情報からも全文コピペしておきます。
        【解説・ストーリー】
        ・「警部マクロード」生誕40周年を記念して待望の初ソフト化!
        1968年の映画「マンハッタン無宿」(クリント・イーストウッド演ずるアリゾナ州の保安官補クーガンがニューヨークで大活躍する内容)の大ヒットを受けて、1971年に90・120分枠でドラマ化された傑作TVシリーズ!日本では、90・120分枠版39話が1975年から1977年にかけてNHKから「警部マクロード」のタイトルで、120分枠のパイロット版1話と、60分枠版6話が1974年にテレビ朝日から「マクロード警部」のタイトルで放送。これまでソフト化されなかった伝説の「警部マクロード」がついに高画質で甦る!
        ・動”の「警部マクロード」、“静”の「刑事コロンボ」と称され、70年代人気を二分した傑作TVシリーズ!
        ニューメキシコからニューヨーク市警に、カウボーイハットとシープスキンのジャケットスタイルで出向してきた保安官補サム・マクロードが大暴れ!何もかもが型破り、自由奔放、破天荒なマクロードが周囲とぶつかりながらも、悪をバタバタなぎ倒して大活躍!NBCの同じ枠で放送されていた「刑事コロンボ」とともに、日本でも人気を二分する大ヒットシリーズとなった。
        ・NHK、テレビ朝日で放送されオリジナル日本語吹替えを当時の日本放送順で収録!
        1975年から1977年にかけて、NHKで「警部マクロード」のタイトルで放送されたオリジナル日本語吹替え(サム・マクロード/声:宍戸錠)を当時の日本放送順で収録!NHK版でマクロードを担当したのは宍戸錠で、小林旭主演の日活和製ウェスタン「渡り鳥シリーズ」で “”エースの錠”” を演じており、マクロードの声もはまり役となった。また、1974年に、テレビ朝日で「マクロード警部」のタイトルで放送されたオリジナル日本語吹替え(サム・マクロード/声:羽佐間道夫)を当時の日本放送順で収録(2013年2月発売分)!

        【スタッフ】
        企画:ハーマン・ミラー
        制作総指揮:レスリー・スティーブンス/グレン・A・ラースン
        監督:ロバート・デイ/ダグラス・ヘイズ/アレックス・マーチ

        【キャスト】
        サム・マクロード…デニス・ウェーバー(声:宍戸錠/羽佐間道夫*)
        ピーター・B・クリフォード…J・D・キャノン(声:加藤武/家弓家正*)
        ジョー・ブロードハースト…テリー・カーター(声:橋本功/田中信夫*)
        クリス・コフリン:ダイアナ・マルドー(声:藤波京子/伊藤牧子*)
        グローバー:ケン・リンチ(声:富田耕生)
        <*>はテレビ朝日版の声優

        ※シーズン7の「疾走!トラック大部隊」「クリスマスイブ大混乱」「総動員!ニューヨークタクシー」「モスクワ公演始末記」「ロンドンの泥棒貴族」「ニューヨークのドラキュラ」、シーズン3の「ニューメキシコの顔」は諸般の事情により発売されません。
        ※英語音声でご覧いただく場合、日本語字幕はつきません。

        <メーカー資料より>

        1. ありがとうございます。
          警部マクロードのDVDセットは、結構なお値段ですね!
          まずはyoutube 視聴してみます。

          しかし70年代のアメリカのTVドラマは、素晴らしい作品が多いですね。刑事コロンボ、警部マクロード、大草原の小さな家…良い時代でした。

          1. まさこ 様
            >しかし70年代のアメリカのTVドラマは、素晴らしい作品が多いですね。刑事コロンボ、警部マクロード、大草原の小さな家…良い時代でした。
             全く同感でございます!!

        2. 追記
          1。「ロンドンの泥棒貴族」アメリカでの初オンエアは、英語版Wikipedia「List of McCloud episodes」を信用し、1977年3月6日に訂正します。
          2.YouTubeで「ロンドンの泥棒貴族」を観た感想ですが、
           ⓵ 自分の英語のリスニング能力の低さに、改めて落ち込みました(なんじゃそりゃ・・・笑)。
           ② ジャック・キャシディの役者としての存在感はさすが。それに比べ、主役マクロードのデニス・ウェーバーの存在感は、明らかに負けています。『コロンボ』のピーター・フォークでは、そう感じたことはありませんでした。仮にマクロードがクリント・イーストウッドだったら、『マクロード』は『コロンボ』に後々人気で勝つことは有っても負けることは無かったでしょう。
           ③『マクロード』が『コロンボ』旧シリーズを上回る本数制作されていたとは驚き。この数か月、立て続けに『コロンボ』ばかり観ていたら、さすがに気が滅入りそうになり、『コロンボ』と『マクロード』を交互に観るほうが精神衛生上は良さそう。NHKさん『マクロード』の4Kリマスター版を作成して、字幕版でもいいから全話放送してください!
           現状、『マクロード』はあまりにも忘れ去られ軽視され過ぎです。こんな暗い世相の時代には、たまには『マクロード』の元気さで、明るい気分になりたいです。

  7.  『刑事コロンボ』ファンとしては、同じNBCミステリー・ムービー枠だった、『警部マクロード』シリーズ最終盤の一作「ロンドンの泥棒貴族」(1977年6月11日アメリカ初オンエア)のゲストが 、ブログ本文でご紹介の通りジャック・キャシディ(1927年3月5日 – 1976年12月12日)で、あの回こそ彼の遺作といってもよかったのに(『刑事コロンボ』36話「魔術師の幻想」アメリカ初オンエアは、それよりずっと前の1976年2月29日)、今観る手段がほぼ無く私の記憶もどんどん薄らいで来ており、どんな方法でもいいから、もう一度きちんと観たくて堪らなくなっています。 
     現在、『警部マクロード』のDVDは断片的に購入可能な状況なのですが、「メーカー資」によると、
    《※シーズン7の「疾走!トラック大部隊」「クリスマスイブ大混乱」「総動員!ニューヨークタクシー」「モスクワ公演始末記」「ロンドンの泥棒貴族」「ニューヨークのドラキュラ」、シーズン3の「ニューメキシコの顔」は諸般の事情により発売されません。》
    とあり、その中の「ロンドンの泥棒貴族」だけ特に観たいのに、残念の極みです。
     「ロンドンの泥棒貴族」については、『刑事コロンボ』45話「策謀の結末」同様、アイルランドのテロリスト絡みの話のようなので、その意味でも、今後も観られるチャンスは少ないままなのかも知れませんね。

    1. YC-30さま

      お探しの警部マクロードの「ロンドンの泥棒貴族」の動画、McCloud London Bridgesでyoutubeで検索したら出てきますよ。日本語字幕無しですが画像は比較的綺麗です。

      1. まさこ 様
         改めて、貴重な情報をありがとうございました。本来なら下段にコメント投稿すべきところを上段に間違えてしまいました。
         せっかくですので、この場をお借りし、ブログ本文への追加情報を少しだけ。
         『警部マクロード』に関する日本語版Wikipediaは、現時点で、無茶苦茶中途半端です。
         アメリカでの初放映時期を、英語版Wikipedia「List of McCloud episodes」で調べると、ざっと下の通りになります(移し間違いが有るかも知れませんので直接ご確認を!)。
        パイロット版(1話)1970年2月17日
        シーズン1(2~7話)1970年9月16日~1970年10月21日
        シーズン2(8~14話)1971年9月22日~1972年2月23日
        シーズン3(15~19話)1972年10月1日~1973年2月4日
        シーズン4(20~24話)1973年10月14日~1974年3月24日
        シーズン5(25~33話)1974年9月22日~1975年3月30日
        シーズン6(34~40話)1975年9月21日~1976年3月21日
        シーズン7(41~46話)1976年10月24日~1977年4月17日
        スペシャル 1989年11月12日

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