20話「野望の果て」

Candidate for Crime / 1973

動機は十分と言えそう。

上院議員候補ヘイワード氏が自分の選挙参謀ハリー・ストーン(ケン・スウォフォード)を殺害します。被害者ストーンはヘイワードの不倫の秘密を知っており「愛人と別れるように」命令したことが直接要因となっています。動機はそれだけではないのでしょう。脇役であるはずの選挙参謀が主人公である上院議員候補に対し「自分の操り人形になれ」とばかりの横柄な態度を見せています。

冒頭シーンのBGM

このどこか不気味な雰囲気のする音楽は、24話「白鳥の歌」や25話「権力の墓穴」にもアレンジを変えて使われています。印象的な曲で大好きです。

YouTube「野望の果ての冒頭シーンをパソコン演奏で再現」しました。音楽もお好きな方は、こちらもご覧ください。(*ご注意:YouTubeへのリンクは音が出ます!)

脅迫に屈しない候補者をジャッキー・クーパーが好演。

ヘイワード氏はたとえ脅迫されようとも屈せず、犯罪撲滅を訴える勇気ある候補者を演じようとしていました。脅迫犯がストーンを殺害することで「同情票と邪魔者抹殺」の一石二鳥を狙ったのでしょう。それにしても選挙前の最も大切な時期に、身近な人物を殺害してしまうというリスキーな行動に出るでしょうか?

しかし、それを納得させちゃうようなキャラクターが犯人のネルソン・ヘイワード(ジャッキー・クーパー)です。全編に彼の人間臭さ、幼稚さが描かれています。ヘイワードはコロンボの執拗な捜査に腹を立て、嫌悪感を露にします。そして愛人と本妻との板挟みで、徐々に選挙どころではなくなっていきました。

日本語版吹き替えは初代風車の弥七。

日本語版吹き替え:中谷一郎(なかたにいちろう)さんはテレビ時代劇「水戸黄門」の初代「風車の弥七」としてもお馴染みの俳優さんです。

待たされた選挙事務所での観察眼

夫人と仲睦まじい演技を見せるヘイワード。それを不愉快そうに眺めるリンダ。新調した上着を届けに来る男性。妻の秘書であるリンダと二人きりで打ち合わせをしている執務室も不自然。コロンボは待たされている間、そんなことを観察しています。

ヘイワード候補の説明は、ことごとく却下。

執務室では、コロンボの疑問を解決すべく口にした「アドバイス」が、ことごとく跳ね返され次第に追いつめられていきます。

行動がいちいちわざとらしい、ヘイワード氏。

妻の秘書に「脅迫状が届いたことを告げる」シーンは面白いです。すごくわざとらしいヘイワードの表情と口調を楽しめます。また、テレビ演説の収録場面はコロンボと奥さんの会話で気が散ってしまうヘイワードさんも可愛いです。

選挙対策室ベランダの爆竹は大減点!

ラストの自作自演の場面では、ベランダに爆竹の燃えカスが残ったはずで、これが「減点対象」となりこの作品の支持者を減らしています。たった今銃撃されたことを周囲に認めさせる工作ですが、かなり無理があります。

「野望の果て」は出演者のキャラクターが光ります。

犯人役のヘイワード氏を筆頭に、憎まれ役の参謀ハリー・ストーン、美人秘書のリンダ、夫人のビクトリアなどなど。とても魅力的な脇役が揃っています。

ジャッキー・クーパーのラストの表情は切ない

演技が軽いという評もあるようですが、刑事コロンボの犯人役で最も印象に残る人のひとりです。また彼が逮捕されるシーンではコロンボ警部の「はい。はい。はい。はい。いいえ。」という名台詞が登場します。そして「あなたを逮捕します」と言われた直後のジャッキー・クーパーの表情「目を閉じる演技」は哀愁が漂います。

初期コロンボの美人秘書の典型?

この作品「野望の果て」の脇役ヘイワード夫人の秘書のリンダ(ティシャ・スターリング Tisha Sterling)は、コロンボ作品に登場する若い美女像の典型のように感じます。その後に登場する26話「自縛の紐」の犯人マイロ・ジャナスの秘書ジェシカ・コンロイにも共通点を感じました。

真面目で正直者だから…

コロンボの執拗な聞き込みに対して「何も知りません、失礼します。」と、一刻も早く立ち去ろうとしますが、ヘイワードの人格性について聞かれると力説してしまい、益々疑われてしまうのです。

刑事コロンボで最も素敵な「犯人の奥様」の一人

ヘイワード夫人はジョアンヌ・リンヴィル(Joanne Linville)で、シリーズ中で最も素敵な「犯人の奥様」だったと思えます。夫の選挙活動の手伝いから、不倫疑惑の浮上、殺人犯人へと転落するまでの心の動きをよく表現していました。

テレビ演説でのカメラ撮りのシーン

テレビ演説でのカメラ撮りでの彼女とコロンボ警部とのやりとりは楽しく描かれていましたね。コロンボから「ハリー・ストーンが頑丈な腕時計を所有していた」と…テントの柱でコツンと音を立てられ、ビクッとする仕草が可愛かったです。その他のシーンでも、夫の行動に疑惑を感じつつも、愛は失っていない妻の心情がよく出ていました。

ヘイワード夫人の親友はミシンのおばちゃん

コロンボファンの方より教えていただいた情報ですが、ヘイワード夫人の親友「ルーシー」は24話「白鳥の歌」で「ミシンのおばちゃん」と同一人物「ルシール・メレディス(Lucille Meredith)」さんです。

まさか奥様まで殺害?

自宅の(びっくり)バースデイパーティの冒頭シーン。まさか奥様までついでに殺してしまうのか?と思わせる効果的なシーンでした。その後、明るくなった部屋で「奥様に会うためにそんなに手数をかける‥」のセリフがルシール・メレディスさんです。

なんで名前が違うの…?

ヘイワード氏の警備を担当したバーノン刑事は、11話「悪の温室」でグローバー刑事として登場していましたね。両役とも良い味を出していたと思います。演じるのは「ロバート・カーンズ」という俳優さん、この人は大好きです。
参照:「ロス警察の気になる同僚たち」

ヘイワード候補の護衛の責任者

ヘイワード候補の護衛の責任者で、殺害されたのがストーンだと分かると、その捜査をコロンボに任せる上司は俳優「リジス・コーディック」。この人は前作の19話「別れのワイン」でエイドリアンの友人ルイスを演じています。

ロハス刑事

前半で選挙対策室の駐車場から立ち去るヘーワード(本当はストーン)の車を追いかけ、跳ねられそうになるのがロハス刑事:ジェイ・バレラです。その後は2度と失敗しないよう、ギラギラした目つきでヘイワードに張り付いて護衛する姿がとても印象的。この人は33話「ハッサン・サラーの反逆」でオルテガ警部として再登場しています。

チャドウィック紳士服店

チャドウィック紳士服店のマネージャーは名優ヴィトー・スコッティ。犯人のネルソン・ヘイワード氏の行き付けの紳士服店で、コロンボ警部が自分もボウリング祭り用のジャケットを作って欲しいと依頼し、軽くあしらわれるシーン。仕上がりの期日を告げられて態度を一転するのがこっけい。

ジュード・フェアズ

コロンボ警部が運転中に検問される際に登場する若い方の警官役のジュード・フェアズは26話「自縛の紐」で健康クラブの清掃員:マーフィとして再登場しています。愛嬌のある表情が素敵です。ワイパーのぎこちない動きに唖然としてました(笑)

同行の警察官も可愛いおじさん

ジュード・フェアズと共にコロンボ警部の車を検問する警察官は「サンディー・ケニオン」。必ず車を修理するように警告します。時間稼ぎのようなシーンですが、この後「車を整備に出しヒントを得る」ことにつながっています。

ガゾリンスタンドの整備士

コロンボの車を修理した整備士は、ジェームス・G・リチャードソン。修理費が高いだの、変装して捜査か?だの、楽しい会話のシーンです。事件当夜にはガソリンが売り切れて、店を早仕舞いしたという重要な証言を得て、高い修理代が帳消しになりました。

テレビのアナウンサー

選挙速報のテレビ番組のアンサウンサーは、「クリート・ロバーツ」で俳優というより実際にアナリスト的に活躍されていた方のようです。5話「ホリスター将軍のコレクション」でもアナウンサーとしてテレビに写っています。

監督:ボリス・セイガル
脚本:アービング・パールバーグ 他
原案:ラリー・コーエン
ネルソン・ヘイワード:ジャッキー・クーパー
ビクトリア・ヘイワード:ジョアンヌ・リンヴィル
リンダ・ジョンソン:ティシャ・スターリング
ハリー・ストーン:ケン・スウォフォード
紳士服店主チャドウィック:ヴィトー・スコッティ
バーノン刑事:ロバート・カーンズ
ビクトリアの友人ルーシー:ルシール・メレディス
ビクトリアの友人:ダイアン・ ターレイ・トラヴィス
歯医者メレンチョ:マリオ・ガロ

加筆:2020年7月26日

“20話「野望の果て」” への94件の返信

  1. 上院議員候補が選挙の直前に選挙参謀を殺害するという大胆不適なプロットで、ジャッキー・クーパーが野心家だがどこか抜けている議員候補の犯人役を好演していると思います。彼が犯行後警察に電話したり、コロンボに追い詰められるや最後は茶番劇を演じたりと、余計なことをしながら、墓穴を掘っていくのは、これまでの作品にも見られたパターンでした。コロンボの愛車にあちこちガタがきてるのがばれ、高額な修理に至る一連のシーンなど、こっけいでコロンボらしいのですが、いかんせん話の進行としては中盤からやや間延びした感じで、はっきりスローペースになってしまったのは残念でした。

  2. 新旧合わせて全69話あるシリーズの中で最もコロンボ刑部の追及がネチネチしてる回。
    犯人のヘイワードさんが細かい証拠を残し過ぎているせいでもあるんですけど、
    それに対してコロンボ刑事の指摘が執拗でえげつなさ過ぎて笑ってしまうw。
    結局この話はこの追及によって犯人の自滅を起こしたんだから鮮やかな逆トリックは無いが実にコロンボらしい話です。

    また脚本を5人体制で作っただけあって練りに練った作品で、
    手がかりが豊富だしミステリ的にもフェアで納得できるものばかり。
    やや弱いのは車のライトが当たる唯一可能な位置では弾道検査の結果と矛盾する件は、
    暗殺者が複数犯で助手席に座っていた奴が撃ったとすれば問題無くなる部分ぐらいでしょうか。
    (この点をさっと言えないからヘイワードさんは頭がちょっと悪いイメージが余計にある)
    前話の「別れのワイン」が犯人とのドラマ編の決定版だとすれば、
    この話は刑事ドラマとしての決定版の一つだと言えるのではないでしょうか。

  3. この話は何度か、後の事件で言及していて、「第三の終章」で警部が小説化の野望(笑)を展開してますが

    コロンボ警部の語るあらすじだと、あまり面白く感じないのは、不思議です。悪くないんだけど。

    「野望の果て」の自滅ロードの描写が、見事すぎているからでしょうか。選挙戦になかば強引に参加させられることになる奥さんが、酒浸りから一転して生き生きしていくのが、印象的です(犯人はどんどんくたびれていくのに)。

    1. ヘイワードの夫婦関係は破綻寸前で、政治家にとってはかなりマイナスな状況ですね。そこに生き方としての矛盾があり、転落しちゃいますね。

  4. ぶっそうな発砲事件で、住民がテレビインタビューに答えるとき「パンパーン」と音が聞こえたと、必ず言います。誰も「ズキューン」とか「ババーン」とは言いません。
    がやがやと楽しくお酒を飲んでいる時に、意識ぜずに急に聞く銃声は、おそらく「バーン」つまり、爆竹と変わらない音に聞こえるのではないでしょうか。・・と製作者に味方してみました。

  5. このブログ中にも「コロンボの家族・親戚」という書きかけの記事があります。「短パン」のエピソードも追記しますね。

  6. やはり…納得できない。短パンでも納得できません。38歳の弟が子供の頃の短パンを穿くて…。ぼろんこさんのおっしゃるように、コロンボの身内情報は、あやしいですね(笑)

  7. いつも楽しく拝見させていただいております。
    この作品、私は何故か何度も観てしまいます。そうなんです!みのさんが(笑)殺人犯ながら、なんともチャーミングでつい笑ってしまうんです。なぜ、あの美しいリンダさんに愛されたのか?上院議員になろうって人だからデキル人物なのかな、やはり…。
    コロンボ警部の家族は節約家で、38歳の弟さんが今も子供の頃の半ズボンを穿いてるって⁉えっ?まさか、嘘でしょ。と思ったら、字幕では「短パン」となっていて納得です(笑)

  8. この作品、ケイティ・セイガル(Katey Sagal)がちょい役で出演していますが、親父のコネで出演を勝ち取ったようですね。本作中の彼女は、ビッグスターになった今のパブリックイメージからは想像もできないほどに素朴な感じを受けますが。

  9. はじめまして。
    楽しく拝見させてもらっています。
    GS店員の
    「変装して仕事中ですか?」
    に爆笑してしまいました。
    自分だけですかね?

  10. そうか!
    そうです、そうです。
    ヘイワードさんは、みのもんたに似てます!
     それで、上院議員候補と言われても何だかしっくりこなかったんですね(って私だけでしょうか?)
     さらにみのさん(ヘイワード)と愛人関係にある美しい秘書さんに全く共感出来なかった事にも深く納得ができました。

  11. はじめまして。
    刑事コロンボはもちろん昔から知ってはいたのですが、最近になってドップリとハマってしまいました。
    今観ているのは吹替え版ではなく字幕版なのですが、英語の勉強にもなっていいですね。
    「野望の果て」では、チャドウィック紳士服店のマネージャーさん役で、ヴィトー・スコッティさんがまた良い味をだしておられますが、私は店員役の、ジョージ・コンラッドさんという俳優さんにも注目しました。
    字幕版では全くセリフがないのですが、ヴィトーさんに負けず劣らずのオトボケな表情が観ていて和みました。

  12. 現場の指揮官の上司は、どっかで見たことがあると思ったら、ワインの仲間だったんですね!すごい発見。

  13.  ジャッキー・クーパー繋がりで。
     3/15にBS-TBSで1978年の映画『スーパーマン』を放送。クーパーはデイリー・プラネット紙の編集長役で登場します。吹き替えるのは「逆転の構図」の近石真介さん。NTVの『はじめてのおつかい』など聞き慣れた方は嬉しい筈ですね♪
     どこかで書いた通り小池朝雄さんのレックス・ルーサー=ジーン・ハックマンが聴けます。何作もゲスト役で出ている神山卓三さん、「5時30分の目撃者」の大平透さん、「奇妙な助っ人」の内田稔さんなどなどすぐに声が判る声優さんが集った、『コロンボ』通へのくすぐりに満ちた傑作と思います。
     とここまで書いて放送では違っている場合もあるのが怖い。テレビ朝日制作の2種類の吹き替えがあって、上記は昭和58年放送の古い方。ハックマン=銀河さんの新しい方が放送されるかも知れません。

  14. ひとつ前の「別れのワイン」でカッシーニ氏のワイン仲間に混じっていたリジス・コーディック(Regis Cordic)氏が、この回でコロンボの上司(英語でDeputy Commissioner)として殺人現場を仕切っているのは実に興味深いところです。肩書きが「権力の墓穴」のあの人と同じなんだけど、コロンボに接する態度から考えてあのハルプリン次長とは明らかに別人。「別れのワイン」事件の後で任命されて、「権力の墓穴」事件の前に急死でもしてハルプリン氏に替わっていたのでしょうか?

    1. 「権力の墓穴」でも同じことを書きましたが、「Deputy Commissioner」は、LAPDを統括する、Los Angeles Police Commissionという組織(日本で言えば、都道府県公安委員会みたいなもの)のメンバーだと思います。警察官ですらなく、市長に任命される民間人ですが、LAPDの上部組織に属していますので、かなり偉い人物だったものと想像されます。

      1. ガイシャがヘイワードじゃないと判明するや否や、現場をコロンボに丸投げして、自分はヘイワードの警護にあたる。
        警察的判断より政治的判断に重きを置いてますね。
        それを察してるコロンボ。碌に指示を聞かず、あちこちをウロウロ。
        「君はどうしていつも居ないんだ!?」
        深い演出だなあ。
        余談ですが、「別れのワイン」の時は、ダチョウ、もしくはアルパカを連想してしまいます(笑)

      2. そう。説明が面倒だったらしく、吹き替え版では「署長」になってましたが、本来は「副本部長」「副総監」「公安委員」とでも訳すべき役職。「局長」のほうが、すごい上の人という意味がするからまだ良かったか?
        LAPCの組織を調べてみると、実はDeputy Commissionerという役職は存在しないんですね。NY市警にはあるけど。地方分権の国だけあって警察機構の仕組みも千差万別。NY市警はCommissionerに単独で全権が委任されている独任制で、あとのDeputyは補佐。だからCommissionerは「委員長」じゃなく単に「委員」であり、Deputyは「委員補」か「副委員」と訳すべき。LAPCは合議制で、複数のCommissionerで構成するBoard of Police Commissionersに権限がある。だから平メンバーでもCommissionerであり、議長はPresidentがつく。
        映画会社が本物のLAPC(1920年設立だそうで、するとコロンボ時代以前からこの仕組み)の機構を知らないはずありません。もしかして、合議制のPCはアメリカじゃ珍しくてNYのような独任制が多いので、視聴者の混乱防止のため故意にDeputyをつけたのでしょうか? 「名探偵モンク」はサンフランシスコ市警の刑事だったが、SFPDでは平刑事のことをInspectorと呼ぶのに対し全米ではInspectorとは警部か警視あるいはもっと上の高級幹部を意味するのが普通なので、劇中ではDetectiveと呼んでいる、絶対にInspectorと呼ばない、と聞いたことがあります。部下なんかいない、明らかに平刑事のダーティーハリーが「警部」と誤訳されていた時代もありましたからね。

  15. はじめまして
    つまらないコメントですみません
    ヘイワードさんが みのもんたに似てると思いました

  16. コロンボが歯医者へかかっている映像は、ホント笑える。
    刑事コロンボにおいては、事件の内容に入って行く前に、コロンボの私生活の
    一端を映すことがよくある。ただ、一端ではあるものの、その回の事件と
    どこかで関連付けを必ずしている。
    歯医者は、とにかく「イタリア系はマフィアだ!」と決めつけるように
    世間は偏見を持っているんだ!!・・・という偏見で凝り固まっている。
    この偏った持論をコロンボは延々と聞かされる。
    最後になると、どっちが偏見を持っているか分からなくなる。
    コロンボは虫歯の治療中なので、口は開いたまま治療器具を口に入れられ
    うめいているところへ、そんな繰り言のような持論を展開されるのだ。
    治療、一方的に聞かされる、自分の考えを言えない・・・この三重苦に耐え
    ながらヘイワード事件をラジオで聞き、スグ現場へ行けないという苦しみ
    まで加わった。この時のコロンボの顔が、なぜかカワイイ。

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