主演:ピーター・フォーク

刑事コロンボのオープニングで毎回表示される
「PETER FALK」「AS」「COLUMBO」
ピーター・フォークという俳優は、数々のテレビドラマや映画に出演していますが、コロンボという架空の刑事をあたかも実在の人物のように生きた人であったと思います。
イタリア系で葉巻好き、家族を愛し、仕事に生きる。そんなコロンボですが、ピーター・フォーク本人はロシア系の父とポーランド系の母との間に生まれたそうです。コロンボ役に親しんだ私はてっきりイタリア系の人だと信じ込んでいました。
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シーラ・ダニーズ(シェラ・デニス)

Shera Danese
1949年10月9日-
38話「ルーサン警部の犯罪」クレア・デイリーの旦那の秘書モリー
42話「美食の報酬」ジェラード氏の秘書イブ
50話「殺意のキャンバス」マックス・バーシーニの妻ベネッサ
58話「影なき殺人者」ヒュー・クライトンの秘書
64話「死を呼ぶジグソー」
66話「殺意の斬れ味」キャサリン・カルバート

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38話「ルーサン警部の犯罪」

Fade in to Murder / 1976

2010年4月2日の放送を不覚にも見逃し、7月1日のNHK BSでの再放送を慎重に録画し無事に見ることができました。これで刑事コロンボシリーズ全69話を全て見たことになります。

カーク船長

ウィリアム・シャトナー犯人ルーサン警部こと俳優ウォード・ファウラーは、ウィリアム・シャトナー:スタートレック(宇宙大作戦)のジェームズ・カーク船長。シャトナーはその後63話「4時02分の銃声」にも出演。2010年のバンクーバーオリンピックの閉会式でも、その健在ぶりを拝見しました。

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42話「美食の報酬」

Murder Under Glass / 1978

背景

料理評論家のポール・ジェラード氏がレストランのオーナー、ヴィットリオ・ロッシ(マイケル・V・ガッツォ)を殺害。テレビ番組やCMでも有名なジェラードが、その名声を利用してレストランの評価を思いのままに操っていることに腹を立てたビットリオの口を封じたのです。
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50話「殺意のキャンバス」

Murder, a Self-Portrait / 1989

美しい作品ではあると思いますが…

画家マックス・バーシーニ(パトリック・ボーショー)が隣に住む前妻ルイーズを殺害。犯人の存在感、浜辺の豪邸付近で繰り広げられるシーンは、とても美しく描かれています。が、コロンボ作品としてはちょっと不満な面も…。
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58話「影なき殺人者」

Columbo and the Murder of a Rock Star / 1991

もしも「共犯」が前提なら、評価は全然変わってくる

「お面をかぶってスピード違反をしてくれ」と犯人ヒュー・クライトンは、共犯者でもない秘書のトリッシュにお願いしたとのこと。誰かスタッフの一人でも「このお話には無理がある…」と進言できなかったのでしょうか?
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64話「死を呼ぶジグソー」

Undercover / 1994

この作品も賛否両論タイプ

「初夜に消えた花嫁」と同様で賛否両論、出ます。インターネットでこの「死を呼ぶジグソー」と「初夜に消えた花嫁」の情報を探してみますと、やはり諸事情により、自分が理想とする刑事コロンボ路線の作品が作りにくい状況だったようですね。また、この作が好きだとおっしゃる方も意外と多くいらっしゃるようです。
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66話「殺意の斬れ味」

A Trace of Murder / 1997

キャサリンと愛人パトリックは、夫クリフォードに殺人の罪をきせるために第三者(セルツァー)を殺害するという話。

「クリフォード・カルバート」は強烈

バリー・コービンまず投資家クリフォード・カルバート(バリー・コービン)のキャラが強烈。日本語吹き替えは内海賢二さん(Dr.スランプアラレちゃん:のり巻千兵衛)で、イメージぴったり。

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