二つのお部屋のインテリアは‥ほぼ同じ。
2話「死者の身代金」のウィリアムズ邸と、8話「死の方程式」のバックナー邸のリビングルームは酷似しています笑。
“ウィリアムズ邸とバックナー邸のリビングルーム。” の続きを読む
筆者ぼろんこが刑事コロンボの素晴らしさを語る。コロンボ全話解説・出演者研究など。
2話「死者の身代金」のウィリアムズ邸と、8話「死の方程式」のバックナー邸のリビングルームは酷似しています笑。
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4話の「指輪の爪あと」のブリマー探偵事務所の外観は、その冒頭でケニカット氏が来社する際の監視カメラの映像で確認できます。そしてかなり細かい演出にも気づきました。下半分しか見えない、しかも裏側から見た「BRIMMER」という探偵社のロゴがガラスに貼ってあるのです!これは2024年の新発見です。放送当時はホームビデオは庶民には普及しておらず、視聴者に注意力がなければ見逃してしまうポイントでした。

4a4bそして調査の結果、さらに面白いことがわかりました。
“ブリマー探偵事務所とマイロジャナス健康クラブ” の続きを読む
死者の身代金 は女性弁護士レスリー・ウィリアムズが、夫(有名弁護士)のポール・ウィリアムズを殺害し、身代金目当ての誘拐に見せかけるお話。3話の「構想の死角」から本格的にシリーズ化する直前の作品と位置づけられます。タイトルクレジットは細く白色で、いわゆるコロンボ書体ではありません。
スタンフォード化学工業の御曹司ロジャー・スタンフォードが、叔父であり社長のバックナー氏を殺害。バックナー社長は素行に問題がある甥のロジャーを、会社役員の座から降ろし社外に追放しようと考えていて、それを阻止するために、犯行に及びました。その他にも、バックナーが父親の築いた会社を売却する意思があったことも動機となりますが、それ以前に自分が会社から追い出される危険があるので、第一の動機は前者と考えました。殺害方法は、自分の得意分野である「自家製爆弾」による爆死。バックナー社長が大雨の中で山道を移動する最中に起きたので、事故による二次的な爆発と思わせる作戦ですが、普通に考えれば路上での爆発と激突後の爆発では、その違いがわかるはずですよね。
動機や殺害状況など何れもロジャーを容疑者として、話が分かり易く進展しています。犯人が少々「お馬鹿ちゃんキャラ」な設定で、ちょっと騒がし過ぎかな~とも感じますが、時々見せるシリアスな表情が際立ちました。一説によるとお馬鹿な振りをしているだけなのかも…知れません。
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