- 「シェラ・デニス(シーラ・ダニーズ)」の出演作品。
- 犯人役ゲストスター「パトリック・マッグーハン」特集記事。
- パトリック・キンズレー「ホンダ・アコード」
- トレーシー・ローズ「BMW・740iL」
キャサリンと愛人パトリックは、夫クリフォードに殺人の罪をきせるために第三者(セルツァー)を殺害するという話。
「クリフォード・カルバート」は強烈
頂点に達したシェラ・デニス
真面目に生きてりゃ良かったのにね
キンズレーが殺人を犯す動機は、私には理解できません。キャサリンをどれほど愛していたか?というのが大きな疑問ですし、クリフォードが仮に逮捕された後、キャサリンとの仲をどのように維持しようと目論んだのでしょう?大人しく警察官としての人生を全うすべきでした。この事件以外には、全く汚点がなかったのでしょうから。
強引な偽証拠
決め手となるのはむしろ「猫の毛」じゃないでしょうかね?背中にあれほどの猫の毛が着くということも、あり得ないことだと思います。もしもそのような状況になったとしても、細心の注意を払って猫の毛を取り除くでしょうね。葉巻の切れ端を現場に残すなど、もっての他ですね。その反面、犯行現場とコンビニの位置関係の話は面白いです。
バーニーのお店ですが…
重要なシーンで使用されたバーニーのお店ですが、62話「恋に落ちたコロンボ」の時と全然別のお店に見えますね。65話「奇妙な助っ人」では全く雰囲気の異なる「明るい雰囲気の」店でした。
→バーニーの店「BARNEY’S BEANERY」
これも珍しい、コロンボ警部の事件解説
事件解決の場面は面白かったというか、痛快でしたが、最後の解説シーン(バーニーのお店)は必要だったでしょうか?路上シーンの延長で十分表現できた気がします。
女性弁護士トレーシー・ローズはドナ・ブロック
何度か見直しているうちに気付きました
奇妙な助っ人が1995年の放送に対し、殺意の斬れ味は1997年。ビルを撮影したアングルもそっくりで、同じ日に撮影したものを使い回していると考えられます。→その後の発見で48話「幻の娼婦」(1989年)ですでに登場していること判明しました。6年前のフィルムを流用したかどうかまでは、分かりません。
パトリック・キンズレー
高級住宅街に住むセルツァー
監督はヴィンセント・マケヴィティ
特に有名な監督だということもなさそうですが、このヴィンセント・マケヴィティ氏は、53話「かみさんよ、安らかに」を皮切りに、59話「大当たりの死」、61話「死者のギャンブル」、62話「恋に落ちたコロンボ」、65話「奇妙な助っ人」、そして本作66話「殺意の斬れ味」と、引っ張りだこ。
監督:ヴィンセント・マケヴィティ
脚本:チャールス・キッズ
パトリック・キンズレー:デヴィッド・ラッシュ(声:船越英一郎)
キャサリン・カルバート:シェラ・デニス(シーラ・ダニーズ)(声:藤田淑子)
バーニー:ジョン・フィネガン
クリフォード・カルバート:バリー・コービン(声:内海賢二)
ハワード・セルツァー:レイ・バーク(声:小室正幸)
トレーシー・ローズ:ドナ・ブロック
ウィル巡査:ウィル・ナイ
加筆:2024年8月29日