宇宙大作戦(スタートレック)と刑事コロンボ

宇宙大作戦(スタートレック)は1966〜1969年に放送され、人気を博したSF連続ドラマです。幾度となく再放送され、私ぼろんこも夢中になって見ておりました。刑事コロンボがシリーズ化されたのが1970年代ですので、その両方に出演した俳優さんは、宇宙大作戦では若々しく、刑事コロンボでは円熟した演技を見ることができます。

ウィリアム・シャトナー William Shatner

ウィリアム・シャトナーカーク船長(James Tiberius Kirk)役のウィリアム・シャトナーは、38話「ルーサン警部の犯罪」、63話「4時02分の銃声」の2回、いずれも犯人役として刑事コロンボに出演しました。2021年10月、90歳のウィリアム・シャトナーのリアル宇宙飛行が話題になりました。

レナード・ニモイ Leonard Nimoy

レナード・ニモイバルカン人のスポック副船長を演じたレナード・ニモイは15話の「溶ける糸」の犯人役で出演しています。この作品はとても人気が高く、Mrスポックのキャラクターの力を借りなかったとしても、人気作品になったと思います。

ウォルター・ケーニッグ Walter Koenig

ウォルター・ケーニッグ操縦士パベル・チェコフ役のウォルター・ケーニッグは、38話「ルーサン警部の犯罪」に出演しています。コロンボ警部の部下の刑事役で、すごく楽しそうに演技しています。残念ながらカーク船長と同じシーンに登場することはありませんでした。

ウィリアム・ウィンダム William Windom

ウィリアム・ウィンダム1話「殺人処方箋」、8話「死の方程式」の2回に出演の”ウィリアム・ウィンダム。宇宙大作戦では「宇宙の巨大怪獣」の「デッカー准将」役で出演しています。

マリエット・ハートレイ Mariette Hartley

マリエット・ハートレイ22話「第三の終章」、41話「死者のメッセージ」の2回に出演のマリエット・ハートレイは、「タイムマシンの危機」のザラベス役で出演しています。あのスポックが彼女に恋愛感情を抱くエピソードです。

サンドラ・スミス Sandra Smith

サンドラ・スミス12話「悪の温室」に出演のサンドラ・スミスは、「変身!カーク船長の危機」のジャニス・レスター博士役で出演しています。ジャニスはカーク船長の元恋人でもあり、彼に変身してしまうという役どころ。

アーリーン・マーテル Arlene Martel

アーリーン・マーテル同じく12話「悪の温室」でグロリア・ウエストを演じたアーリーン・マーテルは、宇宙大作戦では「バルカン星人の秘密」で、スポックの婚約者プリング(バルカン人)役で出演しています。可愛いですよね。このお話ではちょっと、どんでん返し的な役割です。

ジョアンヌ・リンヴィル Joanne Linville

ジョアンヌ・リンヴィル20話「野望の果て」でビクトリア・ヘイワードを演じたジョアンヌ・リンヴィルは、宇宙大作戦では「透明宇宙船」で、ロミュラン人の司令官役で出演しています。さすがの美しさで本作のゲストスターで主役級です。ロミュラン人とバルカン人の先祖は同じだと言うことで、このような眉と耳です。

ヴィック・テイバック Vic Tayback

ヴィック・テイバック6話「二枚のドガの絵」の画家サム・フランクリンを演じたヴィック・テイバックは、「宇宙犯罪シンジケート」でクラコ役で出演しています。SFドラマなのになぜか、ギャング映画のような雰囲気の作品です。

ジェームズ・グレゴリー James Gregory

ジェームズ・グレゴリー8話「死の方程式」でバックナー社長、12話「アリバイのダイヤル」でリゾコーチと、コロンボに2回出演のジェームズ・グレゴリーは、「悪魔島から来た狂人」のアダム博士を演じています。

ジュリー・ニューマー Julie Newmar

ジュリー・ニューマー17話「二つの顔」でリサを演じた女優「ジュリー・ニューマー」は、宇宙大作戦では「宿敵クリンゴンの出現」でカペラ人のエリン役で出演しています。ここでもドクター・マッコイとの歳の差婚的なストーリー展開で見もの。

スーザン・ホワード Susan Howard

スーザン・ホワード12話「アリバイのダイヤル」でエリックの妻を演じたスーザン・ホワードは、「宇宙の怪!怒りを喰う!?」のクリンゴン人の隊長カングの妻マーラ役で出演しています。画面に登場した初めてのクリンゴン女性ということです。なかなか良い役です。メイクが強烈で女優スーザン・ホワードかどうか、判別が困難ですが(笑)

ロバート・ウォーカーJr Robert Walker Jr.

ロバート・ウォーカーJr23話「愛情の計算」で、犯人の息子にして、研究論文をパクったニール・ケーヒルを演じた「ロバート・ウォーカーJr」は「セイサス星から来た少年」でチャーリー・エヴァンズで出演しています。

マイケル・ストロング Michael Strong

マイケル・ストロング27話「逆転の構図」で、印象的なホフマン刑事を演じた俳優マイケル・ストロング。宇宙大作戦では「コンピューター人間」ではコービー博士役で出演しています。

リカルド・モンタルバン Ricardo Montalban

リカルド・モンタルバン35話「闘牛士の栄光」でメキシコの元闘牛士・英雄ルイス・モントーヤを演じた「リカルド・モンタルバン」は、「宇宙の帝王」のカーンです。劇場映画版「スタートレックII カーンの逆襲」にも登場していて、強烈なキャラクターが光ります。

サリー・ケラーマン Sally Kellerman

サリー・ケラーマン67話「復讐を抱いて眠れ」でヒューストン夫人役「サリー・ケラーマン」は、「光るめだま」のデイナー博士役で出演しています。

エド・マクレディ Ed McCready

エド・マクレディ刑事コロンボシリーズで何度も出演している「エド・マクレディ」は、宇宙大作戦でも、何度も登場しているようです。
危機一髪!OK牧場の決闘 「床屋(Barber)」
細菌戦争の果て 「カーター博士(Dr. Carter)」*写真
エコス・ナチスの恐怖 「親衛隊トロッパー(S.S. Trooper)」
悪魔島から来た狂人 「受刑者(Inmate)」
400才の少女-Miri「Boy Creature(調査中)」

などです。詳細は調査中です。

加筆:2021年11月23日

“宇宙大作戦(スタートレック)と刑事コロンボ” への1件の返信

  1.  何で『刑事コロンボ』と『スタートレック (宇宙大作戦)』は、こんなにも関係性が濃いのでしょうか?
     あくまでも私独自の推測ですが、『スタートレック』の生みの親とも言ってよい、シリーズ当初からの制作総指揮、ジーン・ロッデンベリーには、ロス市警に勤務しながら売れないテレビドラマの脚本家をしていた下積み時代があったそうで、(白バイで自分の脚本を制作会社に届けるパフォーマンスで自己アピールをした事もあったらしい)、おそらくロス市警の内情には相当詳しく、必然的に『刑事コロンボ』という人気シリーズにも非常に興味を持つようになり、そうなると、多分自分から『刑事コロンボ』制作関係者との人脈を作りもしたでしょうから(ロス市警の内部事情についてだって密かにレクチャーしていたかも)、番組関係者同士の相互交流は自然と盛んになったでしょうし、それらのことと何らかの関係がありそうです。
     今後の研究課題です。
     事情に明るい方の、今後の追記を願っておきます。

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