ポンティアック

Pontiac

刑事コロンボの犯人が乗るポンティアックの車はありません。

44話「攻撃命令」の被害者チャーリー・ハンターが1977年式のポンティアック・グランプリに乗っていました。

攻撃命令のポンティアック・グランプリ44

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投稿:2024年1月13日

ダッジ

Dodge

Dodge Polara

33話「ハッサン・サラーの反逆」のロッホマン・ハビブが総領事館をブッチギリ爆走した車は、1968年式のダッジ・ポラーラです。

ロッホマン・ハビブのダッジ・ポラーラ33

Dodge Dart Custom

38話「ルーサン警部の犯罪」のウォード・ファウラーが犯行時に使用したのは1975年式のダッジ・ダート・カスタムです。私の考えではこの犯行用に準備したレンタカーです。

ウォード・ファウラーのダッジ・ダート38

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投稿:2024年1月13日

フォード

Ford

1話「殺人処方箋」のジョーン・ハドソンは1967年式フォード・フェアレーン500に乗っていました。5話「ホリスター将軍のコレクションのダットン大佐は1971年式のフォード・LTDです。

ジョーン・ハドソンのフォードダットン大佐のフォード15

28話「祝砲の挽歌」のウィリアム・ヘインズが乗っていたのが1974年式のフォード・サンダーバードです。

ウィリアム・ヘインズのフォード・サンダーバード28

35話「闘牛士の栄光」のルイス・モントーヤのセカンドカーは1972年式フォードLTD。劇中でハードトップと呼ばれていた車です。モントーヤはもう一台クラシックカー「キャデラック・シリーズ・355」も所有しています。

ルイス・モントーヤのフォード35

43話「秒読みの殺人」のケイ・フリーストンは1977年式のフォード・マスタングに乗っていました。スポーツカーの分類に入る勇ましい車です。56話「殺人講義」の後半で特別出演(笑)する「カミさんの愛車」は1968年式のフォード・ファルコンでした。この時1990年ですので22年前に生産された車に乗っていることになります、
ケイ・フリーストンのフォードミセス・コロンボのフォード4356

54話「華麗なる罠」のアダム・エヴァンスが乗っていた赤いスポーツカーは1965年式のフォード・マスタング・コンバーチブルです。ケイ・フリーストンの車とは違いビンテージのオープンカーです。

アダム・エヴァンスのフォード・マスタング54

65話「奇妙な助っ人」のグラハム・マクベイは1991年式フォード・エクスプローラー(65a)に乗っています。冒頭で拳銃を購入するシーンでは別の車フォード・エアロ・スター(65b)を使用しています(レンタカーかな?)。
グラハム・マクベイのフォードグラハム・マクベイのフォード65a65b

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投稿:2024年1月13日

トライアンフ

Triumph

トライアンフは、かつてイギリスに存在した自動車メーカーおよびブランドです。

Triumph Spitfire

14話「偶像のレクイエム」のジーン・デービスはトライアンフ・スピットファイアでした。英国製の小型オープンカーで彼女にとてもよく似合っていたと思います。

ジーン・デービスのトライアンフ・スピットファイア14

Triumph TR6

23話「愛情の計算」の人工頭脳学調査研究所のロス研究員の車がトライアンフTR6でした。こちらもロス研究員にお似合いのスピットファイア同様の小型車でした。そしてケーヒル所長はこの車を犯行に使用し彼に濡れ衣を着せようとしました。ちなみに所長専用車は 「プリムス・バリアント」です。

人工頭脳学調査研究所のトライアンフ23

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投稿:2024年1月13日

イソ・グリフォ

Iso Grifo

38話「ルーサン警部の犯罪」でウォード・ファウラーの豪邸にスポーツカー「イソ・グリフォ」のシルエットを確認できます。かのジウジアーロがデザインしたとされる伝説的な名車だそうです。この刑事コロンボ車特集の記事を書かなければ、イソ・グリフォを知りませんでした。本作で走行しているシーンがないのが残念ですが今後さらに研究します。

ウォード・ファウラーのイソ・グリフォ38

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投稿:2024年1月13日

プリムス

Plymouth

プリムスはクライスラー社の安価な大衆車ブランドとして一時代を担いました。
  

Plymouth Valiant

23話「愛情の計算」で人工頭脳学調査研究所のマーシャル・ケーヒル所長用の車が1974年式のプリムス・バリアントでした。ちなみに犯行時にはロス所員の「トライアンフTR6」を使用しました。

マーシャル・ケーヒルのプリムス・バリアント23

  

Plymouth Cricket

18話「毒のある花」でシャリーがビベカ・スコットに会うために乗って来たプリムス・クリケット。クライスラーの欧州部門ヒルマン・アヴェンジャーが対米輸出したブランドです。当時のアメリカでは小型車は不人気で売れなかったようですが、シャリーのキャラクターに似合っていました。

シャリーのプリムス・クリケット18

 

Plymouth Belvedere

27話「逆転の構図」のアルビン・ダシュラーが手に入れたレンタカーは「プリムス・ベルベディア」。ガレスコに騙されているとは知らず、言いつけ通りにレンタカーを借りてご機嫌なダシュラーでした。ベルベディアという車は中間価格帯の大衆車ということです。

ダシュラーのプリムス・ベルベディアダシュラーのプリムス・ベルベディア2727

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投稿:2024年1月13日

ジャパニーズ・ブランド・カー

Toyota

Toyota Hilux

56話「殺人講義」には犯人役が乗る初のジャパン・ブランド・カー「トヨタ・ハイラックス」が登場します。金持ちの道楽ボンボン息子の車というイメージがハマっていました。

刑事コロンボのトヨタ・ハイラックス56

Lexas LS 400

58話「影なき殺人者」では二度目となる犯人役の日本車が登場しました。それはヒュー・クライトンが犯行に使用する「レクサス・LS・400」です。この車は彼のセカンドカーだと思われます。

ヒュー・クライトンのレクサス58

Lexas LX 470

69話「虚飾のオープニング・ナイト」のジャスティン・プライスとヴァネッサ・ファローが犯行に使用したのはレクサス・LX・470でした。

虚飾のオープニング・ナイトのレクサス・LX・47069

Honda

そして本カテゴリー最後の1台は、66話「殺意の斬れ味」のパトリック・キンズレーの所有するホンダ・アコードです。ロス警察科学捜査班に勤務ということで、その象徴のような選車センスなのでしょう。これはこれでハマっていたと感じました。

パトリック・キンズレーのホンダ・アコード66

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投稿:2024年1月13日

エアオールウェイの豪邸

3話「構想の死角」のケン・フランクリン邸と12話「アリバイのダイヤル」のエリック・ワグナー邸は同じ家です。大きな窓に囲まれたリビングルーム。窓にかかったカーテン、白いソファも同じものですね。こうして2作品を見直すと、やはり「構想の死角」のカメラアングルが強調されていることがわかります。
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舞台版「殺人処方箋」を観て

そもそも舞台版「殺人処方箋」とは?

現在テレビやDVDで見ることができるパイロット版「殺人処方箋」より6年前の1962年に、トーマス・ミッチェル主演の舞台版「殺人処方箋」が上演され成功しています。その舞台版「殺人処方箋」を焼き直したのが、私たちに馴染み深い「ジーン・バリー=精神科医フレミング」のテレビ・パイロット版です。(さらに遡る1960年のテレビ番組も存在しますがここでは割愛します。)
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別れのワインで「チチアンの赤」とは?

長年の聞き間違いが、2013年5月1日に解決いたしました。

おそらくチチアンにも、この美しい赤は出せなかったでしょう。もし試みたとしても、失敗したでしょう。という、名台詞で始まる19話「別れのワイン」。この「チチアン」とは?何を意味するかご存知ですか?

チチアンはルネサンスのイタリア人画家だ。

現在は「ティツィアーノ・ヴェチェッリオ」と呼ばれます。かつてはチチアン、ティシアンと呼ばれていたそうです。赤毛の女性を多く描いたことから、この場面で引用されたのだと思われます。

→19話「別れのワイン」
チチアン→ティツィアーノ・ヴェチェッリオ(wiki)

ほにゃらら の ほにゃらら

「ほにゃらら の ほにゃらら」はまるで往年のテレビクイズ番組「ぴったしカン・カン」を思い出させますね(笑)ここでは刑事コロンボのエピソードタイトルについてまとめてみました。「別れのワイン」「逆転の構図」「祝砲の挽歌」「美食の報酬」「迷子の兵隊」など、エピソードの内容とタイトルが奇麗に結びついたものは特にカッコ良いな〜と思います。
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「これはお約束します」の罠

「これはお約束します」は少なくとも2回、コロンボ警部が口にしている言葉です。よく似たニュアンスを加えるとかなり数が増えるでしょう。犯人あるいは周囲の人物に「犯人の逮捕が近い」ことを予言し、犯人を追いつめるのです。
最初に登場するのは 1話「殺人処方箋」で共犯のジョーン・ハドソン女子に「あなたの弱さにつけ込んで徹底的に付きまとい自白させる、それで、主犯のフレミングを逮捕する」と、恫喝する際「これは約束します」と念を押しています。一見冴えない中年男風の刑事ですが、このような迫力で押されますと、たいていの人間は平常心で居られなくなるようです。
ズバリ、このような言葉の再登場は42話「美食の報酬」。被害者のビットリオを讃えるパーティのスピーチで、甥のマリオや参席者に対し「犯人を必ず逮捕する、これはお約束します」と予言。犯人のジェラードは「この際、コロンボを殺してしまえ…」と、新たな殺人動機を呼び起こされます。恐ろしいですね…。
 
コロンボ警部の常套手段として、犯人自らの行動により犯行を認めさせることがあります。それは警部が「自信喪失」を演じれば犯人は油断し、逆に「自信満々」を演じれば犯人は不安になる、どちらにしても決定的な証拠を自分で作り出すことになるのです。