1968年に公開された映画「猿の惑星（Planet of the Apes）」。私ぼろんこは少年時代、刑事コロンボと同じくらいこの映画が大好きでした。大人になって両作品を見返すにあたり、両方の作品に出演している俳優さんが多数存在することを知ったのです。
獣医「ジーラ」
チャールトン・ヘストン演じる宇宙飛行士の「テイラー」に興味を抱き、助けてくれるチンパンジーの獣医「ジーラ」を演じた女優「キム・ハンター」は、６話「二枚のドガの絵」で犯人キングストンの叔母「エドナ・マシューズ」です。
考古学者「コーネリアス」
ジーラの婚約者で考古学者の「コーネリアス」は8話オランウータン「ザイアス博士」
さらにこの二人の上司でオランウータン「ザイアス博士」は、３２話「忘れられたスター」で執事レイモンドを演じた「モーリス・エヴァンス」。どうです？この3人。猿の惑星で特殊メイクをしていても、まさにその俳優の表情が生き生きと感じられるのです。甥っ子チンパンジー「ルーシャス」
そしてこれは2021年に初めて気づいたのですが、テイラーの手助けをする甥っ子チンパンジーのルーシャスは、２２話「愛情の計算」のロス博士でした！ほら‥あの小柄な研究員です。どちらも背丈が小さいという身体的な特徴を活かした素敵な配役でした。猿の惑星
- 獣医ジーラ：キム・ハンター
- 考古学者コーネリアス：ロディ・マクドウォール
- ザイアス博士：モーリス・エヴァンス
- 他のチンパンジー：ジョージ・ササキ
続・猿の惑星
- 獣医ジーラ：キム・ハンター
- ザイアス博士：モーリス・エヴァンス
- ウルサス将軍：ジェームス・グレゴリー
新・猿の惑星
- 獣医ジーラ：キム・ハンター
- 考古学者コーネリアス：ロディ・マクドウォール
- サーカス団長アーマンド：リカルド・モンバルタン
- 大統領：ウイリアム・ウインダム
- マイロ博士：サル・ミネオ
- 委員長：ジョン・ランドルフ
- レフェリー：アーミー・アーチャード
猿の惑星・征服
- シーザー：ロディ・マクドウォール
- サーカス団長アーマンド：リカルド・モンバルタン
- ウイリアム・ブライアント
- ジーン・バイロン
- ゲイリー・ライト
- ボブ・ホークス
最後の猿の惑星
- シーザー：ロディ・マクドウォール
- アルマ：フランス・ニュイエン
いずれの画像も全て、自分で見てその画面をスマホで撮影し、刑事ぼろんこ独特の加工処理を施したものです。
「続・猿の惑星」以降の作品については、実際に作品を見て・画面を撮影できたらこの場に加筆いたします。
加筆：2024年9月3日
★ぼろんこ復活版
通常、ヘストンは正義感の強いヒーローやリーダー、あるいは強烈な道徳観を持つキャラクターを演じることが多かったため、犯人役は彼にとっては例外的で、もし実現していたら面白かったかもしれませんね。
私が観た作品に、1973年の、SFサスペンスのディストピア映画『ソイレント・グリーン（Soylent Green）』がありました。ヘストンが演じた主人公ソーン警部補は「犯人」ではなく、いわばコロンボのような探偵役ですが、物語の最終的な暴露（ネタバレ回避のため詳細は省きます）は、彼自身も一部で加担していると見なすことができ、倫理的なジレンマに直面します。このように、彼の役柄でも、道徳的にグレーな領域に立つことがあるのだと、昔観た時に印象に残りました。
仁科さま。ソイレント・グリｰンですか!
2年ほど前にやっと見ましたが､本当に笑えない話しでしたね。
(最初から いや~な予感はありましたが､あのオチ…)
70年代の､見とかなくちゃね､な映画の1本だと思います。
ヘストンの名演って
猿惑←「ああ、なんてことだ…」(でしたっけ？)を筆頭にいろいろあったなあ、とwikiったら､
メンゲレやってたんですね!(見てませんが。)
すると「大いなる西部ってメンゲレ役者2人が殴りあってたいたのか…。
2人とも 主に良識的なヒｰロｰを演じているのが多かったから､悪役をやると 凄みが出るんでしょう。
グレゴリｰ・ペック=メンゲレ､こわかったです。
ヘストンの
コロンボ犯人も 偉そう感たっぷりで良かったかもしれませんね。
個人的な好みですが、
葉巻が似合うジｰン・ハックマンの犯人役を 見てみたかったと常々思ってます。
卑怯な権力者をやるとはまる彼ですが、
それでいて
コミカルな役もできて
茶目っ気もあって。
フレンチ・コネクション以来、ギャラ高くなりすぎたのかな。
軍人の犯人やると 叩き上げの強者感が出て ､パトマグ回とはまた違った雰囲気の作品が出来たことでしょう。
…コロンボ対決にふさわしい役者さんは？て想像するのは楽しいですね。
ぼろんこ様、The Cooler King様、ありがとうございます。
私の、たー様への返信投稿位置のミスが発端になり、大変ご迷惑とお手数をおかけし、誠に申し訳ありませんでした。
ところで、The Cooler King様のコメントについてですが、
＞2人とも 主に良識的なヒｰロｰを演じているのが多かったから､悪役をやると 凄みが出るんでしょう。
まったく同感です。
一般的に、良識的なヒｰロｰやヒロインを演じている役が多い俳優さんほど、珍しく悪役を演じた時の感想で、「楽しかった」とか「嬉しかった」と、よく言っていますよね。
人間の行動や意識は、内的な葛藤や外部の影響により常に揺れ動いています。ある人が善行を行う一方で、その背後に利己的な動機が潜んでいる場合もありまし、また、悪とされる行為が、誰かの目には正当な行動に見えることもあります。
善と悪はしばしばグラデーションで捉えるべきものであり、人間誰しも、完全に善でも完全に悪でもない行動が多々存在しますよね。人間の道徳的な選択は、社会的、文化的背景や個人の価値観によっても影響され、絶対的な善悪が存在しないこともありますし･･･。
人間をあらゆる角度から演じてみたい、そんな俳優という職業の人にとって、とりわけ悪役は、とても魅力的に映るんでしょうね。
＞グレゴリｰ・ペック=メンゲレ､こわかったです。
＞ヘストンのコロンボ犯人も 偉そう感たっぷりで良かったかもしれませんね。
＞葉巻が似合うジｰン・ハックマンの犯人役を 見てみたかったと常々思ってます。
一々同感です。
その意味で、私が『刑事コロンボ』の犯人役で最も見たかった大物俳優は、じつは、ピーター・フォークその人なのです。
ピーター・フォークは、コロンボというキャラクターに圧倒的な存在感を持たせましたが、彼の幅広い演技の才能を考えれば、犯人役としての彼を見ることも興味深かったはずです。
17話「二つの顔」で、マーティン・ランドーがデクスターとノーマンの二役を演じたように、『刑事コロンボ』で、ピーター・フォークがコロンボと犯人の一人二役を演じるというアイデアは、想像しただけで非常に魅力的でユニークで、フォークの演技力とカリスマ性を考えると、彼が自分の対立する役柄である犯人を演じることは、視聴者に大きな驚きと楽しさと喜びを提供するとは思いませんか？
仁科さま。
コロンボvs. Pフォｰク犯人ですか!「うっわ~」と声が出ちゃちゃいました。
感動でちょい涙目です。
想像するとワクワクしますね~。
とりあえ
ず、犯人としてはダンディにきめたPF !
それなら職業はいかに？
コロンボのラストの台詞が「私にそっくりの人間にしかこの犯行はできなかったんです!」とか、ドッグが犯人に なついちゃうファニｰシｰンとか。
2人が出会ってからは、コロンボが聞き込みに回った先で「こないだの人だよね？」なんて犯人に間違われて情報を得る、とかは浮かびましたが､
本筋は思いつかないや。
仁科さまが
新コロンボの脚本作成に参加していれば 新しい風が吹いたことでしょう。
「鏡の中の罪」は
どのように展開させます？
>「鏡の中の罪」は
どのように展開させます？
う～ん、これは難題です！
では、取り急ぎ、未完成の企画書案を･･･（書きかけ）。
〖仮タイトル: 「鏡の中の罪」企画書案の冒頭と末尾部分〗
＜ストーリー概要＞
有名な演劇プロデューサーで俳優でもあるハロルド・フォード（ピーター・フォーク）は、自らの演劇学校設立に伴う財政的な困難に直面していた。彼は膨大な借金を抱え、将来の展望も見えない状態だった。そこでハロルドは、最後の「演技」として自らの死を偽装するために、自分に辛辣な批評家チャールズ・ブライアントを焼死させて自らの焼死体に見せかけ、演劇学校が受け取ることになる高額な生命保険金の半分を不正に手に入れることで、再び人生を立て直そうと企てる。･･････
＜ラストシーン＞
ハロルドは、遠方の町で変装し、海外で新しい人生を始めようとしていたが、そこにコロンボが現れる。コロンボはハロルドを冷静に追い詰める。ハロルドの仲間の新たな演劇学校校長が保険金を受け取っていたが、その使い道が不審だったために調査が進み、最終的にハロルドが生きていることが明らかになったのだ。
コロンボは彼にこう語りかける。 「演技の出来は完璧でしたよ、ハロルドさん。ただし、台本がちょっと間違っていましたね。現実の舞台では、私がどうしても捜査の幕を閉じさせないんですから。」
※余談
＞ドッグが犯人に なついちゃうファニｰシｰンとか。
私なら、ドッグはコロンボと犯人を嗅ぎ分けるシーンに使いたいですね(笑)。
大物俳優フォｰドですか!
「死んだふりor 死んだことにする」設定だと
コロンボとの最後の対峙まで
、別人として登場することになるのでしょうか。
PFの演技力や変装ぶりを楽しめますね。(コリン・ファレルのペンギンすごすぎます笑)。
コロンボが
「故」フォｰド邸を訪れると
おそらく居間の壁は 俳優フォｰドの写真だらけ。素のフォｰドがコロンボそっくり(事前に誰かが教えてくれるかもしれないけど)に 驚く。
キングリアやらクロｰディアス(でしたっけ？)姿のフォｰド、(というかピｰタｰ・フォｰク)の写真も コロンボには(観客にも)面白いでしょうね。
さすが仁科さま、
この設定いけますよｰ!
そして、おっしゃる通り、やはり
犬は視覚より 嗅覚か聴覚での認識が強いみたいですね。
そういえば、コロンボの日本語吹替の小池朝雄さんも、もともとは悪役で評判をとった俳優さんでしたよね。
わわ！これは胸熱案件ですね！最近、猿の惑星を午後ローで観たばかりなのでなんとなく記憶してて。あー、あの人が…と感動してます
日本版？ドラマ猿の軍団にも見たことのある俳優さんが猿になって出てきましたね。
キレンジャーの畠山麦さんはすぐにわかりました。
チャールトン・ヘストンにも、犯人役として是非出演して欲しかったですね…
ピーター・フォークとの対決、見たかったです。
通常、ヘストンは正義感の強いヒーローやリーダー、あるいは強烈な道徳観を持つキャラクターを演じることが多かったため、犯人役は彼にとっては例外的で、もし実現していたら面白かったかもしれませんね。
私が観た作品に、1973年の、SFサスペンスのディストピア映画『ソイレント・グリーン（Soylent Green）』がありました。ヘストンが演じた主人公ソーン警部補は「犯人」ではなく、いわばコロンボのような探偵役ですが、物語の最終的な暴露（ネタバレ回避のため詳細は省きます）は、彼自身も一部で加担していると見なすことができ、倫理的なジレンマに直面します。このように、彼の役柄でも、道徳的にグレーな領域に立つことがあるのだと、昔観た時に印象に残りました。
The Cooler King様
私の上のコメントに返信いただいていたと思います。
現在読めなくなっております。
お手数ですが、手短で結構ですので、先般返信の内容を再度教えてください。
またお返事いたします。
仁科さま。
そｰなんです。
コメントが復活するのか、ぼろんこ様にたずねてみようと思っていたところでした。
ソイレント・グリｰン(一昨年くらいに見て面白かったんで!)+ヘストン+ジｰン・ハックマンの犯人役を見たかった旨を書きました。
それで､ぼろんこ様、
前のコメントが復活の場合は
､『「大いなる西部」←」を足して …「殴りあっていたのか」』と訂正していただけるとありがたいです。
消えたままなら
駄文を もう少し整えて
またコメントし直します。
★復活できました。
ありがとうございます♪