「実験刑事トトリ」を見て

2012年11月3日〜12月1日の土曜日の夜、NHK総合「土曜ドラマスペシャル」枠で放送された「実験刑事トトリ」を見ました。刑事コロンボのファンの方で、このドラマを見られた方も多いと思いますので、日記を立てることにしました。
今後、思いついたことはこちらに加筆します。またNHKでの再放送も考えられるので、直接ネタバレになるような記載は避けるように注意いたします。
▼頂いたコメントは、他の記事への投稿でしたが、ぼろんこがこちらの日記に転記いたしました。

“「実験刑事トトリ」を見て” への2件の返信

  1. 白樺さま、コメントを頂きありがとうございます。「実験刑事トトリ」は録画して全話見ました。白樺さまのご感想同様、僕も「こりゃ相当コロンボを研究してんな~」と、感心しました。
    ただし、他局のミステリードラマ「○○殺人事件」「検察官○田○男」などを一切見ないため、最近はこのような優れた作品もあるのか?ないのか?分からない始末で…。時間がある時に日記で書こうかと思っておりました。
    「実験刑事トトリ」は、「コロンボ作品の駄作」と比較すると、むしろ勝(まさ)っているとも思えました。パクリと言えば、それでお終いですよね~。「古畑任三郎」も「実験刑事トトリ」も、素直に楽しんで見ればいいのかな~と思います。
    おそらくNHKで初回5話分の再放送も見られる気がしますし、評判が良ければ実際にシリーズ化も実現するかもしれませんね~。僕の願望としては実験をとって「刑事トトリ」で、元研究者や相棒のキャラクターに依存せず、続けてもらいたい~、なんてね。
    楽しみです。

  2. ぼろんこ様のようなコロンボファンの方と語りたくて仕方ないことがあったのですが、
    どこに書けば解らず、最新の記事の方にメッセージ残させて頂きます……。
    NHKで倒叙もののドラマをやってたのはご存じでしたか!?
    『実験刑事トトリ』というタイトルで、全五回放送。主演は三上博史さんでした。
    これが、コロンボへのオマージュに溢れたなかなか上質な作品でして。
    例えば第一話は「放送局を舞台に、生放送中のわずかな時間を利用して犯行&
    アリバイ工作を行う」という、『秒読みの殺人』(というか、それを本歌取りした
    古畑任三郎の桃井かおりさんの回に近いかな)に似せたプロットだったり、
    第三話は「有力者の娘と結婚する天才音楽家が、邪魔になった恋人を殺す」という、
    「それどこの『黒のエチュード』?」というお話だったり。
    中でも第四話が一番エモーショナルかつ凝った作品で、説明するとものすごーく
    長くなってしまうので割愛しますが、『構想の死角』『第三の終章』そして
    『カリブ海殺人事件』のプロットや演出、絵作りを上手く引用していて、
    非常に完成度の高い倒叙ミステリでした。
    ……ま、「パクリ」と言ってしまえばそれまでかも知れませんが、安易に知名度がある
    タレントさんや売れた原作本を持ってきてチャチャッと作ったようなドラマや映画が
    横行する中で、過去の優れた作品を参考にしながらオリジナルなエンターテイメントを
    作ろうっていう姿勢は、観る側としては嬉しいですよね(謎の上から目線)。

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