- 作品そのものも面白いが、出演者情報がすごい。
- 映画「イヴの総て」を観て。
- ノーラ・チャンドラー「リンカーン・コンチネンタル74A」 「シボレー・シビル・マリブ」 「ダッジ・コロネット」
- ジェリー・パークス「ジャガーXK-E」
- ジーン・デービス「トライアンフ・スピットファイア」
往年の大女優であるノーラ・チャンドラーが長年パートナーとして秘書を務めたジーン・デービスを車ごと爆破して殺害。
シリーズきっての大スター役

フランク・ロイド・ライトの孫娘
また、調べているうちにわかったのですが、アン・バクスターの祖父(母の父)は、有名な建築家「フランク・ロイド・ライト」だということで、びっくり仰天ですね。
メル・ファーラーは凄いのだ

過去の共演者の名前に驚くなかれ


本当は誰を殺したかったのか、分からない…
14話という初期作品なのですが、倒叙法(最初から犯人が分かっている)を原則としながらも「本当は誰を殺したかったのか、分からない…」という興味深いストリー展開となっています。おそらくこの作品を見た人の多くは、ゴシップ記事作家の「ジェリー・パークス」を殺そうとして誤って秘書を殺してしまった…と思ったでしょう。でも、もしそうであれば生き残ったパークスが「ノーラが自分を殺そうとしていた」と告発すれば、一気に容疑が固まるわけです。この二人の「くされ縁的な不利害関係」が前提として、物語は考えられていて、非常に「深い」ものを感じました。
大女優が演じ続けていたもの
その背景には「ノーラが12年前に当時の夫を殺してしまった」ことも隠れているので、話がさらに複雑になり、ちょっとボケちゃってるのかも。ただ単に「往年の大女優が誇りを守るために殺人を犯した」だけでも、充分ストーリー展開できる気がしました。12年前にすでに殺人を犯していて、その後何喰わぬ顔でスターを演じていた…大女優?というオチでしょうか。
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2020年に、久々に再見して‥

今夜パークスは書店でのサイン会があり、その後ふたりは一緒に過ごすつもりだった。ジーンは約束ようにパーティの準備ができないことを、書店のパークスに伝えに行く。その隙にノーラはジーンの車のタイヤをパンクさせる。(午後8時少し前か:もうけっこう暗い!)

パークスの証言では本屋でジーンに会った点、まだお使いを何も済ませていなかった様子。このシーンがもっと明るかったら、良かったかもね!同じ夜の出来事とは思えない。

考えられるシナリオ‥
パークスとジーンの二人とも死んでもらわないと、リスキーな証人が残ってしまいます。先にジーンを殺す。パークスはずる賢いからノーラを犯人としてしまうより、もっと本格的に恐喝してくると踏んだ。(本当にはジーンを愛していないから)そして時期をずらして、パークスを殺す。
車が全部違う‥
ジーンの殺害に使った車が濃いグリーンメタリック(に見える)、ノーラの車が褐色のメタリック、パークスを跳ねた車がブルーメタリック(に見える)。
結局、考え出したら夜も眠れなくなりそうです(笑)
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愛車プジョーの汚れ方が尋常でない
セレブな犯人たちは、こぞってこの車を「ボロ車」と見下しますが、大女優:ノーラ・チャンドラーがこの「愛車プジョー・403コンバーチブル」に同乗したのは奇跡かもしれません。しかもこの時のボディの汚れ具合は尋常ではありません。どう見ても演出上、わざと汚しています(笑)
ジェフリー刑事

ファロン所長

イーディス・ヘッドさん

映画「イヴの総て」

Tクラブ会員とは?
Tクラブとはフリーメーソンの外郭団体「シュライン」を意味するそうです。
第2~第3シーズンの不思議なピアノ曲
YouTube「不思議なピアノ曲」刑事コロンボの第2~第3シーズン「黒のエチュード」「偶像のレクイエム」「絶たれた音」「毒のある花」などで多用された「不思議な雰囲気を持ったピアノ曲」を再現しています。音楽もお好きな方は、こちらもご覧ください。(*ご注意:YouTubeへのリンクは音が出ます!)
監督:リチャード・クワイン
脚本:ジャクソン・ギリス
ノーラ・チャンドラー:アン・バクスター(声:藤波京子)
ジェリー・パークス:メル・ファーラー(声:小山田宗徳)
ジーン・デービス:ピパ・スコット(声:牧野和子)
フランク・シモンズ:ケビン・マッカーシー(声:家弓家正)
ファロン所長:フランク・コンバース(声:西山連)
イーディス・ヘッド:イーディス・ヘッド
ジェフリー刑事:ウイリアム・ブライアント(声:寺島幹夫)
聴取される女性:ダイアン・ ターレイ・トラヴィス
撮影所の警備員:マイク・ラリー
撮影所の門番:ジャック・グリフィン
見物人:ミッキー・ゴールデン
見物人:レン・フェルバー
見物人:トニー・レーガン
加筆:2024年12月19日
ぼろんこさん こんばんは😃
ノーラチャンドラーが演じている映画🎞️をコロンボは観ます 流れている曲は アリバイのダイヤルで使われている曲です コロンボの曲が使われていたとはビックリしました
イーディス・ヘッドのいた赤い扉の建物ですが、ジェシカおばさんの事件簿「映画セットは死のにおい」の衣装部と同じ建物でした。こちらは青い扉でした。
同時代の作品を横断して観ると発見がありますね。
*お化粧の話なのでご興味がない方はとばして下さい。
前から思っていたのですが、このアン・バクスターのヘアメイクはわざとなのでしょうか?
つまり、当時の50代としても、とても老けて見えると思います。(アン・バクスターには余計なお世話ですし、もちろん現代では人のルックスをあれこれ言うことは失礼なのは承知であえて書いています)
役柄上こういうスタイルにしたのかもしれませんが、この薄い色の髪の毛に濃い色の眉、それだけで老けて見えますし、目が大きいのにこんなに濃いアイメイクETCと、どうしてもそんなことが目についてしまいます。
でももしこれがわざと挑んだスタイルであるにしても、ないにしても、拍手を送りたいです。
「恋に落ちたコロンボ」のフェイ・ダナウェイ(メイク大好きの私はあのメイクは何時間もかけたに違いないとみていましたがそのようなこともこちらのブログで書かれてましたね)のように若々しく美しいスタイルはもちろん素敵ですが、あえてきれいでも若々しくもない容姿で演じきったアン・バクスターの根性はすごいです。
開始15分に気が付きました。
コロンボが初めてノーラ・チャンドラーのバンガローに行き、家の電話を借りるシーンですが、頭上から黒い風防のついたマイクが降りてしまい慌てた様子で戻しています。
これでも取り直しはしなかったようですね。既出でしたらごめんなさい。
小ネタとして。
私が好きなのは、コロンボが初めてノーラの「別荘」に車を停め、有名な映画スターと会えることに純粋に感動している様子を見せる場面です。車を降りた後、ズボンとコートの埃を払って身なりを整え、玄関先で素晴らしいパントマイムを披露してくれます。カメラに背を向けてドアベルを鳴らすと、ネクタイを正し、ファスナーを確認し、髪をなでつけるような仕草をします。そして、ほとんどカメラの方を向いて、爪をチェックするのです。この数秒がフォークのアドリブなのか台本にあったのかは分かりませんが、いずれにせよフォークは見事に演じていました。
ブルーレイで鑑賞しました。何度目かになりますが、私は本作が大好きで、過小評価されているように感じており、個人的には第2シーズンで一、二を争う出来だと思っています。
製作の舞台裏を綴った本”Shooting Columbo”によると、ジャクソン・ギリスの脚本は、アン・バクスターと出演作の「イブの総て」を念頭に置いた”当て書き”であり、彼女が演じたイブの20年後という想定でノーラ・チャンドラーを設定し、その名前も、この映画でベティ・デイヴィスが演じた役であるマーゴ・チャニングから取ったということです。
本作の仮タイトル “Murder by Starlight” が最終的に “Requiem for a Falling Star” になった背景はわかりませんが、starlight から star の連想・つながりで falling star になったという可能性は大いにあるのではと思います。日本語では「星」と人気者や大物を表す「スター」は別の言葉ですが、英語では意味は違えど同じ単語の star ですし。
もちろん「コロンボ」はSFではないので「流れ星」でないのは確かですが、原題から、まばゆい輝きを放った後に燃え尽きて消える存在のはかなさ、をいった意味を取って内容に重ね合わせたくなるのは、私がウェットな日本人だからかもしれませんね。余談ですがこの原題を知った時、私はレイ・ブラッドベリの名作短編「万華鏡」と、それをオマージュしたといわれる石ノ森章太郎の「サイボーグ009」の一シーンを連想しました。
どの作品であれ、タイトルに初めて接した人は内容を知らずに受け取ることになります。”Any Old Port in a Storm”(「別れのワイン」の原題)は、今でこそ port を「(ポート)ワイン」にかけたものだと知っていますが、50年前に初めて目にした人は、「窮余の策」というイディオムを連想するとともに、港に関係するストーリーだろうか、などといろいろ想像を巡らせた人もいたのではないでしょうか。タイトルはまず「何の話だろう」と人目を引くことを狙い、実際に見て「なるほど」と思わせるよう知恵を絞って考え出されることが多いだろうと想像します。
ついでですが、宝島社のコロンボのムックには多くのエピソードの仮タイトルが拾われていますし、さらに上記 “Shooting Columbo” にある巻末の作品リストには、それを上回る数の仮タイトルが記載されています。それを眺めていると、仮タイトルの方が良いように感じるものもあります。また「野望の果て」は “Candidate for a Crime” だったのが a だけを省いて正式タイトルになったのは、冠詞が苦手な日本人の私にはその違いが体感できなかったり、「殺しの序曲」の “The Bye-Bye Sky High I.Q. Murder Case” という長い題は、もともとは “Bye Bye, Sky-High I.Q.” という短いものだったりと、いろいろ発見があっておもしろいものがあります。
ぼろんこさん
いつも拝読しています。
そしてこのページでYou Tubeのチャンネルをお教え下さいまして有難うございます。
全て拝聴しました。
中でも大好きなアビゲイルの音楽も嬉しく拝聴しました。
ひとつ、リクエストさせて頂きたいと思います。
お忙しいでしょうからまたお時間のお許しになるときに宜しければお願い申し上げます。
このページの回、『偶像のレクイエム』でノーラがガソリンを撒くシーンの音楽。あれは犯人が追い詰められながら時間に追われ、犯行を実行するだろう心理がとても良く現れていてとても好きなのです。
KeyがGmでDから始まる半音で下がってまた音楽のように上がっていくそのフレーズ。
本当によく出来ていてこちらも一緒に焦りながら吸い込まれる…そんなフレーズです。
『悪の温室』でも使われていたと思いますが
よりピッタリなのはノーラのシーンのように思います。
また宜しくお願い申し上げます。
遅ればせながら私も「イヴの総て」アマゾンで観ました。
びっくりしたのはアン・バクスターの可愛いこと。コロンボに出たときは何歳だか知りませんが、時の流れは美人にとって残酷。どうしてコロンボがあんなに大女優に会えたと興奮しているのか今ひとつ分かりませんでしたが、あの映画を観たら分かりました。
パークスの家で壁に掛かったマリリン・モンローの写真を見つけてコロンボが訪ねる場面があります。あれは一緒に「イヴの総て」に出ていたマリリンに対するオマージュかもしれませんね。 アメリカ人にとってこの回は様々なことを喚起させたでしょう。
T.Kさん>
そうそうマリリン・モンローね。脇役ですが、彼女も輝いていますよね。
Amazon Prime 今まであまり観たことなかったのですが(子供が設定してくれた)マリリン・モンローで検索すると昔の映画が沢山登録されていました。
年末年始に少しずつ観ていこうと思います。「ナイアガラ」と「荒馬と女」は大昔に観たはずです。セクシーだけではなく演技もしっかりしていると驚いた記憶があります。
私もこの回はもっと再評価されてしかるべき傑作だと、昔から思っております。
ここでの秘書ジーンは、ギミックの手段として視聴者への目くらませのために登場させているだけなのであって、あのくらいの描き方でいいんじゃないでしょうか?(誤解を恐れず言えば、同じギリス脚本なら、新シリーズ61話「死者のギャンブル」で、犯人の計算外に車のエンジンをかけ爆死した庭師くらいの存在だと思えばいい)
ジーンのことを描き過ぎると、かえってストーリーの焦点がぼやけるのではないでしょうか?
ロンリーさん>この作品に1票追加します。
私の考えでは「秘書ジーン」は「爆死した庭師」より
重要な役柄だとは思いますが(笑)
今回と32話「忘れられたスター」は、似た要素があって、両方好きな回ですが、今回のほうが、残酷な殺害方法や、謎の多さ、ギミックの多様さから、より表には見えない深く不気味な闇を感じました。
トルソーのような未完成さを残しているところは、逆に私には、最初のテレビシリーズ『新世紀エヴァンゲリオン』で謎解きをするような魅力に映りました。
今回の放映は、あらためて尺がもう一寸欲しかったエピソードでした。豪華スター競演の妙、倒叙形式でやったことは視聴者に分かっても登場人物の真意が分からない、その状態でのコロンボとのタイトなやり取りを演じ切る演技。文字通り虚飾の仮面を被った芸能界の人々。その中でカギを握るジーンの描き込みが足りないのが惜しまれます。
「イヴの総て」Amazon primeで視聴しました。
秀逸な舞台劇のようで、最後まで引き込まれるように見てしまいました。ベティ・デイビスの存在感が圧倒的で、中年女優のやさぐれぶりを、時に哀しく時に可愛く演じていて素晴らしかったです。
一方、アン・バクスターはデイビスと比べると個人的にはやや印象薄めでした。Wikipediaによると、1970年代に「イヴ〜」はブロードウェイミュージカルとなり、なんとアン・バクスターがベティ・デイビスの役を演じたそうで、これほど観客が喜ぶ配役は無いですよね。わたしは「偶像〜」の彼女の方が貫禄があり表情豊かに演じていて好きです。もっと長生きして、いろんな作品に出て欲しかった。
「永遠のものなんて存在しないわ。1度燃え上がっても、すぐに火は消えていくのよ。」
スター、もしくは人生なんて儚いものという真実を、見事に表しているセリフだと思いました。
アン・バクスターがたまに山村紅葉に見えたりした(汗)
小柄に見えたり、コロンボより大きいように見えたり不思議な女優さんですね
見覚えのある電動カーが登場してたから、他でもどこで見られるか探して見ようと思いました
意識の下の映像に確か出てたから放送で同じか見てみるです
最後、ノーラがコロンボに過去の夫殺しまで、あっさり白状したのは、陰謀渦巻く伏魔殿のハリウッド映画業界で、過去の十字架を背負いながら女優として闘い生き長らえていくことに疲れ果てちゃったじゃないでしょうか。
映画「イヴの総て」から連続して鑑賞すると、アン・バクスターの女優人生の悲哀そのもののように感じられますね。彼女は、今の自分の心境をそのまま自然に反映させればいいので、この役は楽に演技できたのでは?
そのアン・バクスターも62歳の若さで亡くなるのですが、刑事コロンボの犯人役の俳優さんは、何となくですが早死する人が多いような気がします。ハリウッド・スターとは、やはり過酷な仕事なのでしょうかね。
祖父で建築家のフランク・ロイド・ライトは、91歳まで長生きしたというのに……。
自分とはまったく違う性格の役を公私共に演じなければならないので、本当の自分がよく分からなくなって精神的に不安定になり、酒や異性や薬に走る芸能人が多いっていうことですかね。しかし、今回パークス役のメル・ファーラーなんか5回も結婚して90歳まで長生きしているのですから、ある意味では羨ましい?生涯です。
これまた1回見ただけではストーリーが追えません。殺そうとしたのは秘書でその動機は「夫殺し」を彼女が知っていたからだ・・・・・ということのようです。
てっきり詐欺?横領?の事実をつかまれた作家を殺そうとしたと思ったのですが。でも後に作家も自動車事故で殺そうとするのでやはりこの事実もばらされたくなかったのか?
さて、夫殺しの動機は「浮気」で口論となり発作的にビール瓶で殴ってしまったことのようです。その遺体を庭の噴水の下に埋めてあるので土地売却に応じない。結局この人は3人を殺そうとしたんですね。いやはや何とも怖ろしい女優さんです。
話が入り組んでいるので2度3度と見直さなければいけません。1度見ただけではよく分からないのがコロンボですが、指輪を見せられた女優が慌てて家に戻るのは何をしようとしたのでしょうか?(墓を掘り起こされ遺体から指輪が外されたと思った?)
何とかクラブの話や車のパンク、ガソリン撒いてタイミング良く車が入ってくるところなど今回も???満載です。
同感です。本日、繰り返し2回見て、やっと理解しました。これ、あまり評価高くないけど、傑作じゃないですか。1回見ただけでは分からない伏線(噴水、指輪、男装 etc)が見事に回収されてます。最後の約5分間のコロンボとのやり取りは見事。また、アンバクスターという女優さん、演技うまい!可愛い!(笑)
勧められるままに”見”ました、「イヴの総て」(のwiki記事!)を。
今までこのエピソードはさほど好きではなかったのですが、非常に奥深く楽しめました。
まずアン・バクスターの人生そのもののような設定に驚きましたし、
そんな脚本を受けた彼女にも感じるものがありました。
何度目かの全エピソード鑑賞をBOXセットで進めていて、久しぶりの投稿になります。ぼろんこさんが「異色作」としているこのエピソードですが、私にとっては優に「名作」で、「傑作」に近い扱いです。
NHKでの初期の放送リストを見たら、この作品は「溶ける糸」の次に放送されていますね。「溶ける糸」は、私は当時すでに「スタートレック(宇宙大作戦)」の放送を観てレナード・ニモイを知っていたこともあって非常に楽しみましたが、見終わった際の印象は、この「偶像のレクイエム」の方が強かったということを覚えています。
どうしてそう思ったのかは記憶にありませんが、たぶん「一見、間違った相手を殺害した」と誤解させる”ひねり”や、最後に犯行の動機が明かされる鮮やかさにあったのでしょうし、さらに、犯人を演じたアン・バクスターに何らかの凄さを感じていたようにも思います。
当時は、「かつて銀幕で活躍した大女優で、今はテレビで生き延びている」という犯人の設定が、演じている彼女自身と重なっていることはまったく知らなかったのですが、そのプロ精神が子供だった私にも伝わっていたかもしれない、なんて書くと、ちょっと後付けが過ぎるかもしれませんが。
そう思いながら、ぼろんこさんのこの作品の記述を拝見したのですが、冒頭に彼女の写真は掲載されているものの、アン・バクスターの名前と代表作「イブの総て」への言及がないことに気づき、ちょっと残念に思いました。ぜひお願いします。アカデミー賞の授賞やノミネートを受けている女優ですし、「イブの総て」は名作との評価が高く、これまた凄い内容の映画ですし。
偶像のレクイエムに1票加えます。
はじめまして。父が揃えたコロンボコレクションをいつも見ています。
こちらに出ている若い所長さん役の俳優さんと、44話攻撃命令に出ている犬たちを見張る制服警官が同じ人かなーと思って見ていました。
撮影所の所長ファロンは俳優「フランク・コンバース」、一方の犬たちを見張る制服警官は、「エド・ベグレイ・Jr」で、別人です。雰囲気が似てますよね。
『偶像のレクイエム』(Requiem for a Falling Star)の邦訳は特に違和感は感じませんでした。コロンボにとってノーラは偶像なわけですし。
『落ちた偶像(1948)』The Fallen Idol というミステリー映画があるのでそこから連想したんではないでしょうかね?
つい先日この話を見ました。以下は完全な私の妄想ですが、秘書を殺した動機として、「恐喝に来たパークス」よりも、「長年信頼して目をかけてきた秘書ジーンが、しょうもないパークスなんかに引っかかる女だったことが可愛さあまって憎さ百倍で許せなかった」というのも加えるとさらに面白いかもなと思いました。
すみません。私もあなたは投稿できません。がついていたのですが…
投稿の名前にアルファベットを使ったのがいけなかったのでしょうか?平仮名にかえてみましたが…
単に私の不注意でした!
日本語が含まれない投稿はできません。
という表記に変えています。
◆噴水に水が出ていないことをコロンボが指摘するシーンがあるとなおよかった。
◆最後のシーンで、コロンボの登場が早過ぎ。ノーラが噴水を掘り返し始めたところでコロンボがライトをパッと点けて登場(「パイルD3の壁」の如く)がベスト。
◆「Tクラブ」というのは意味不明。原語通り「シュライン(シュライナー)」と表現して欲しかった。フリーメイソン系だから忖度して名称を変えたのか。だとしたら、気を遣い過ぎ。
◆昔の女優さんは意外に頭がデカイ。
そうなんですね〜
頷けるご意見です。
【原題解釈】
Requiem for a Falling Star
直訳すると、「流れ星への死者ミサ曲」。
Falling Starは「流れ星」のことですが、落ち目のスタア役者と引っ掛けているのですね。
ここでは、Forgotten Ladyではありません。
邦題の「偶像」は「idol」の訳語ですから、大女優をアイドルと呼ぶには違和感があるかも。
衣装デザイナーの役が、イーディス ヘッドさんで過去に8回 アカデミー賞衣装デザイン賞を受賞しているみたいです。
シーンで映っていたアカデミー賞のトロフィーは、本物かもしれません。
メガネの女性ね。そうです!
久しぶりに「偶像のレクイエム」を見ました。
これまで、ジーンを殺した動機が分からないなぁと思っていました
ところ、今回の放送で
「夫を瓶で殴って殺して庭に埋めた。ジーンはそれを知っていた」
と最後に告白しますね。
ジーンとパークが結婚すれば、絶対にパークが真実を知ることに
なると思ったのでしょう。
今回は、全作品をゆっくりと観られるので、なるほどポイントが
多いですね。
そうですね。しかも、
現時点ではそれを「パークスには喋っていない」
と信じたのでしょう。
お邪魔します。
秘書の殺害は人違いなのかと思わせながら、実は違っていたのですね。
本作はパイルD-3の壁と指輪の爪あとをミックスしたような、実に凝った展開でした。
主人公と相手役は有名どころでゲストが懐かしい顔のケヴィン・マッカーシー(トワイライトゾーン他)。ハリウッドの内幕物という味わいもあって、楽しめる作品でした。
ところで、
主人公とゴシップ記者が待ち合わせをするガーデンレストランみたいな場所はどこなのでしょう?
現在は存在しないお店かもしれませんが、途中にあるサインには”CATCH YOUR OWN DINNER”となっているので、釣り上げた魚をそのまま料理してくれるお店のようですが、お洒落な感じがします。
最後に、これまでご迷惑になるような投稿はしていないと思うのですが、あなたは投稿できませんというメッセージが表示されます。
念のため今後は投稿を控えるようにいたします。
「あなたは投稿できません」というのは、私の設定ミスでした。
たいへん申し訳ありません。
現在は「日本語が含まれない投稿はできません。」
と表示されます。
管理人様
ご連絡いただいていたのをうっかり見落とししておりました、すみません。
何らかの判定があったかと気になっておりました。
また是非ネットへ参加させていただきます。
ご心配をおかけしました。
どうぞ、これまで通りご参加ください!
ノーラの秘書として長年秘密を守り、パークスには貯金していたお金を貢いで、最後にはノーラに爆死させられるジーンさん、本当に可哀想でした。
過去にノーラに殺された夫は女性問題という理由でしたけど…余談ですが、
メルファーラーはエリザベステーラーの夫だった人でしたよね。それが一番印象的かも
ジーンはノーラに対して怒りを露わにしていました。
心の底では、よく思っていなかったのだと思います。
はじめは、ゆすられたから、パーク(有名なメルファーラー)を殺すつもりで、ジーンを爆死させてしまったと思ってました。それが過去の夫殺しが本当の動機だったなんて…コロンボの複雑過ぎる筋や伏線は何回も観ないとわからなかったです。大女優は幸福なのか、かえって不幸につながってしまうのか…余韻のある作品でもっと丁寧に長い時間で放送して欲しいです
そうですね〜。
アイデアは面白いが、それが伝わっていない…感があります。
ジーンが知っていたというのは殺したときその場にいたということでは? 年齢ははっきりわかりませんが年端もいかない少女だったのでは?それから二人はずっと一緒に時を過ごしてきて最後の破局が訪れた。名作と思います。
なるほど〜
もともとは女優志願だったとかね。
「ジーンの車をパンクさせたら、ジーンが一人でパークスの車でパークスの家に戻ってくる」ということを何故ノーラは想定し、犯行に及んだのか。
そこの、ストーリー設定が曖昧で納得がいかない。
誰か謎解き解説出来ますか。
そうなんですねー、夜遅くに二人一緒に帰ってくる狙いもありそう?
僭越ながら、解説もどきを試みてみます。
ノーラは最初の方のシーンで、ジーンとパークスの会話を盗み聞きしますね。それによると、今夜パークスが本屋でサイン会をしている間に、先にジーンは誕生日パーティーの支度をして待つ手筈らしい。それなら…とノーラは考えたと思います。
用事をたっぷり言いつければ、ジーンはまず報告(相談)しに本屋に立ち寄るだろう。そのタイミングでパンクさせれば、その後の行動には代わりの車を使わざるを得ない。それにはパークスの車を使う可能性が高い。そしてジーンはそのまま1人でパークス邸に行ってパーティーの準備をして、後で本屋に迎えに行くのではないか。その方が効率的だからー。
そこで、その可能性に賭けたのだと思いますが、もしこの「想定」が間違っていれば、直前に殺害を中止すればいいとも考えたでしょう。コロンボの推理にもあるように、「(犯人は)あれだけ近くにいたんだからパークスさんの車に乗ってたのがジーンさんだっていうのは見てて分かったはずじゃないでしょうかね」なので、ノーラは運転手がジーンであることを確認してから火を点けたはずです。
以上、ご疑問への回答になっていますでしょうか? 倒叙物の小説ならその辺の犯人の心理描写もこまやかに描かれるのでしょうが、ドラマだとどうしても十全に伝わらないもどかしさもありますね。
なるほどね〜。
でも、みなさんとこのような疑問について
語り合えることが楽しいです。
補足
あるいはこの「もどかしさ」は、犯人の意図を伏せておくことでサプライズをねらった、本作ならでは(!)の構造上の「弱点」かもしれません。それよりも、切れ味のようなものを優先した、ということでしょうね。
やはり、一話目から週一で放映CMなしというのが一番ペースとしていいですね。但し何度も言いますがコロナウイルス禍による自粛・巣ごもり生活効果か、コメントの盛り上がること、一週間でもチャックしきれない(苦笑)。
さて本作も再放映の機会が少なくて割を食ってる一つかもしれません。原題と違って落ち目なのは女優個人じゃなくて当時の米テレビ局や映画製作現場だったのかもしれません。
最初から最後までコロンボにも視聴者にも真意を読ませないノーラの喜怒哀楽。名優同士のタイトな掛け合いに気が抜けませんでした。対して秘書のジーンの存在感が、伏線としては足りなかったか?。
ジーンの存在感ですね。そうそう。
パークスがジーンの死をぜんぜん悲しんでいないし(笑)
従来のコロンボ作品を期待していると明らかに違和感があります。普通の視聴者にとって12年前の秘密を解き明かすことはちょっと無理で、最後のコロンボの罠と推理を待つよりありません。夫の指輪のことは、初めてコロンボがノーラの家に行った時にコロンボが写真を見てやけに詳しく解説していて、そこが伏線になっているのは、コロンボでは細かい描写を見逃せない一例です。ただ泉が流れていないことを不自然とは思いませんでした。違和感とは別に、コロンボの車がスタントカーに間違われたり、ノーラに会う前に爪をきれいにしたり、ノーラにネクタイを締めてもらったり、面白いシーンは満載です。ボストン在住の私としては、ノーラがレストランでボストンのロブスターを絶賛していたのは、楽しい1こまでした。
コメントを再読いたしました。なるほど、頷けるポイント満載、ありがとうございます。
どうしてノーラは、秘書のジーンがパークスと婚約したことを聞いた時に、初めにあんなに驚いていたか。
それはノーラが自分の夫を殺害して、自宅の庭に埋めているのをジーンが知っていたからなのですね。セレブの暴露記事を書いているパークスと結婚してしまったら、バレるのは時間の問題で、彼女を殺すしかなかった。
序盤では、自分の負債を、会社に肩代わりさせていたことが明るみに出るのを恐れているという展開だったのが、実はもっと暗い過去をノーラは持っていたのですね。
結局ノーラは、自分の夫、自分の秘書を殺害して、パークスも殺害しようとした。コロンボの他の犯人と比べても、かなり罪深いです。それでもあまり極悪人に見えないのは、全盛期を過ぎた大女優の悲哀ゆえでしょうか。例えば、ヴィヴィアン・リーあたりが演じていたら、もっと鬼気迫る感じになっていたかも…(彼女は1967年に亡くなっているので、それは不可能なのですが)
婚約に驚いた>それもありますが、パークスはクズのような男だと知っていたから‥もあるでしょうね。
コメントありがとうございます。この作品に1票追加いたします。
「白鳥の歌」のトミーの言葉。
トミー:コロンボくん、君は実に抜群の想像力の持ち主だな、はっはっは。
これは、この「偶像のレクイエム」でこそ表現され評価されるべき言葉だ。
特に、ノーラのバンガローでTVを観たことで、ノーラが夫を装った偽装工作を
したことに勘づくということは、なんというか、普通はあり得ない。
コロンボが見る世間や人物、もっと言えば自然や世界は、普通の凡人とは違って
見えているのではなかろうか。
コロンボの頭の中では、まず容疑者の見当を付けるだろう。それを主軸に、
色々な矛盾とその解決、状況証拠、仮説、動機、チャンス、方法、容疑者の過去、
人生や価値観、クセ、対人関係、・・・・色々なものがいっぱい詰まっている。
バンガローでTVを観たことで、それらの点が、一気に線となり面となった。
その面となった仮説の証明で最後を飾った。
過去の殺人が今回の殺人動機へと繋がっているものとして「黄金のバックル」
がありました。
以前見たときは気がつきませんでしたが、あの衣装さんはアン・バクスターが出演した「イヴの総て」でアカデミー衣裳デザイン賞を受賞したイーディス・ヘッドご本人なんですね。友情出演といったところでしょうか。
アン・バクスターは「イヴの総て」で、のし上がっていく大女優の付き人役をやっていました。今回は大女優が付き人を・・・キャスティング時には意識してたんでしょうね。今度イヴの総ても観てみようと思います。
このエピソード、かなり思い出深いです。あくまで個人的にですが、似たテーマの名作「忘れられたスター」に匹敵します。
憧れの女優に逢って感激するコロンボ(おそらくこの反応は素だと思われます)の様子も楽しいですし、物語が進むにつれて少しずつ見えてくるノーラの悲哀、そして切なすぎるクライマックスは心に沁みます。コロンボが彼女に優しく接する姿を観て、彼のことがさらに好きになりました。
犯人の強気から観念した時の表情の変化がすばらしい。
あまり同情されるべき犯行動機ではでないですね。
第一の犯行が第二の犯行動機になっている。
これは、仮面の男、黄金のバックルなどでもありました。
たいがいは「第一の犯行は証明できませんが・・・」ときますが、
そこまで掘り下げていかないと、第二の犯行の本質を
掴めないのですね。
プジョーの汚れはわざとらしいですね、笑えます(笑)
ぼろんこさん、こんばんは。
おっしゃる通り「偶像のレクイエム」は倒叙法でありながら、ノーラが本当は誰を殺したかったのかが途中までわからないという、ちょっと凝ったストーリーになっていますよね。私も最初は、てっきりパークス氏を殺したかったのに、誤ってジーンを殺してしまったものと思っていました。
それにしても、「忘れられたスター」のときもそうでしたが、コロンボ警部が有名女優に会ったときの喜びようは、半端じゃないですね。
それと今回のプジョーですが、ずっと洗車していないというよりかは、いたずら書きされたの?って感じです。いくらなんでもちょっと演出のし過ぎ!?
AKIさん>なぜ、一緒にふたりとも殺さなかったか?には、ドキリとしました。それにしても、昔に犯した罪に苛まれる日々…怖いです。
タップおばさん>「私は嫌い!!」からの演技が特に秀逸ですね。劇中の女優役ということで、ひとしおです。
いつも楽しく拝見させていただいております。
久しぶりに見て思ったのですが、ノーラ・チャンドラーは夫を殺したことを、秘書のジーンに知られていたのではないでしょうか。もしかしたら、それをネタにゆすられていたのかもしれません。そして、ジーンがジェリー・パークスと結婚すると、そのことがノーラを通して知られてしまう(彼のゆすりのネタにされてしまう)ことをおそれて、ジーンを殺したのではないでしょうか。最初のシーンで彼がイタリアでの映画でのことを話してきたので、このままではジーンを通して私もゆすられるかもしれないので、ジェリー・パークスが夫殺しを(いつか)伝えられる前にジーンを殺してしまおうと考えたのではないでしょうか。それでも私の中には、なぜ、一緒にふたりとも殺さなかったという疑問は残りますが・・・。
始めまして
2台の車でデートしていて、1台パンクしたら、とりあえず車を預けておいて、もう一台に同乗して帰ってきませんかね?!
つまり、ノーラは最初から2人とも爆殺するつもりだったが、パークスは運良く生き延びたんじゃないですかね
おおた牛一さんは、信長公の家臣では?
終盤の噴水のくだり、
動揺を隠しきれなくなってからのノーラの眼力が印象的でした。
「私は嫌い!!」
からの演技が特に秀逸だと思います。
とっしーーさん、コメントありがとうございます。
「指輪の件」は…
ジェリー・パークスが持っていた指輪は、「もしかしたら…噴水の下に埋葬した亡き夫の遺体を発見されたか…」と、ノーラに不安をもたせるため、コロンボが用意した小道具です。要するに罠(わな)ですね。
こんばんわ^^
壁打ちのおじさんの1票、光栄ですm(__)m
今回のノーラ、名前が似ているからかor髪型のせいかローラに似ていますね(雰囲気だけですが)笑
確かに今回は、目的が不明瞭な気がします。謎なんですが深い・・
⑫年前に夫を殺したっていうのは、コロンボにはなかなか無い今風な事件ですよね!
家を売らない理由、水の出ない噴水・・
秘密を知られたジーンを口封じにしようとする
これらの状況証拠が事件解決に至ったかもですが、
はたしてパークはどこまで事実を知っていたのか?指輪の件は、ちょっと分からなかったのですが、どういう経緯でしょうか??
それにしても、コロンボのノーラへの熱烈なアプローチ、よっぽどファンで好きだっただけに、
今回の事件は、残念でしょうね^^;
関係ないですが、コロンボの身長は170センチくらいでしょうか?ちょうどノーラと同じくらいでしたし、パークもマネージャらしき人もけっこうデカかったですし^^
後、日本人は膝上が長い人いますけど、外国人は膝下が長いですよね(´ー`*)
美容界では、膝下&膝上の割合が「5:3」が黄金比率とか・・僕は後5センチくらい脚が伸びないと
4:3にならないってのに・・笑