- 小池朝雄さんの声が、やたらハスキー。
- 「人気ランキング」上位の作品。
- 2021 NHK あなたが選ぶ!思い出のコロンボ[第7位]
- 2011 AXNミステリー 人気ランキング[第6位]
- ニコラス・フレイム「モーガン・プラス4」
- ダーク刑事部長「ジャガー・XJ6・シリーズI」
- サー・ロジャー・ハビシャム「ベントレーS2」
往年の人気舞台俳優、ニックとリリアン夫妻は業界に君臨するプロデューサーのサー・ロジャーを死なせてしまう。それをロンドン視察旅行中のコロンボが解決するというお話。
意外と人気が高い作品…
海外ロケということもあり「ハメを外した」作品と言えるかも知れません。が、何度も見返すと、作品の持った心地よい雰囲気を理解できるようになります。この「ロンドンの傘」は私の個人的な評価よりもはるかに人気の高い作品で、ぼろんこ独自調査の人気ランク8位に入っています。(2015年4月現在)→人気作品ランキング
犯人の俳優夫妻

大草原の小さな家

自白したのはニコラスではなく、リリアン。

コロンボ警部は、証拠をねつ造!

さて、この「証拠ねつ造」ですが、実は蝋人形館のジョーンズ(ロナルド・ロング)も一役買っている気がしますが、いかがでしょうか? ラスト直前のシーンでのジョーンズの仕草は、何か不自然でそわそわしています。サー・ロジャーの人形の腕に展示された傘は「綺麗に巻かれて」いませんしね。これはコロンボに頼まれて、そうしたのでは?
サー・ロジャー・ハビシャム:ジョン・ウィリアムズ

ウィルフリッド・ハイド=ホワイトが素敵

バーナード・フォックス

奥様は魔女の「ドクター・ボンベイ」

小池朝雄さんは、もの凄く声が枯れていた。
本題には関係ないことですが、今回の小池朝雄さんは、すごい声でした。お風邪を召されていたか、また 一説によると舞台のお仕事で喉を痛めたとか‥。ただし後半でコロンボ警部自身も「どうも今日は『のど』がね‥」と、せきばらいをしました。偶然?ピーター・フォークも喉の調子が悪かったのか。小池さんのかすれた声は、これに調子を合わせるための演技だという説もありますが、本当かな(笑)。
岸田今日子さんが素敵。
リリアン・スタンホープの吹き替えはムーミンなどでもお馴染みの女優:岸田今日子さん。岸田さん亡き今、このロンドンの傘を見るたびに、この素晴らしい声色と台詞まわしで、彼女を感じることができます。時にはオナー・ブラックマンが岸田さんに見えてくるのです。
空港でスリと間違われる。

劇団のミス・ダドリー

楽屋番のフェンウィック

ウォーカー・エドミストン

LAのジャズの店と、ロンドンの蝋人形館が同一!
10話「黒のエチュード」で容疑をかけられるポールが演奏するLAのジャズの店と、13話「ロンドンの傘」の蝋人形館は同じ場所です。大胆な演出ですよね!(ブログゲストさんの発見でした)
リリアンはボンドガール

監督:リチャード・クワイン
脚本:ジャクソン・ギリス
ニコラス・フレイム:リチャード・ベイスハート(声:高橋昌也)
リリアン・スタンホープ:オナー・ブラックマン(声:岸田今日子)
サー・ロジャー・ハビシャム:ジョン・ウィリアムズ(声:辻村真人)
執事タナー:ウィルフリッド・ハイド=ホワイト(声:松村彦次郎)
ウィリアム・ダーク犯罪捜査局刑事部長:バーナード・フォックス(声:西田昭市)
オキーフ刑事:ジョン・フレイザー(声:納谷六朗)
ジョー・フェンウィック:アーサー・マレット(声:矢田稔)
ジョーンズ:ロナルド・ロング(声:西尾徳)
ミス・ダドリー:シャロン・ヨハンセン
地元の巡査:ジョン・オーチャード
メイド:ヴェロニカ・アンダーソン
空港の女性:キャスリン・ジャンセン
葬儀参列者:レン・フェルバー
パーティ客:エセルレッド・レオポルド
加筆:2021年12月19日
こんにちわ。昨年NHK BS で全部見たのですが、今年も再び放送されていて、毎週見ております。
確かに最後の切れは今ひとつかもしれませんが、プロローグのイギリスらしいメロディはもとより、2人殺しはしたが最期まで仲間割れしなかった憎めない犯人コンビ、敬虔かつ巧妙な執事など、登場人物が魅力的ですね。
女人禁制のところ、昨年まさこさんに解説していただき、あの間のシラケた雰囲気も理解することができました。私の中ではかなり上位の作品です。
再放送はまだ全体の5分の1、まだまだこれから楽しみたいと思っています。
未だ世はコロナ禍。行きたい所に好きなようには行けず、早く旅に出たい。
「コロンボ」シリーズ、ヒットのご褒美としてロンドン観光SP篇ですわな。ドラマもシェークスピア悲劇というよりは人間喜劇でしたし。
当時としても、多分アメリカから観たステロタイプ、歪んだイメージのイギリス観で「わざとらしく」演出されたドラマだろうな(笑)と想像しています。いかにもな執事、メイド、田舎者巡査があの頃まだいたとは思えないし。それでも楽しく、ちゃんと「コロンボ」しているエピソードだと今回も改めて思いました。
「イギリスらしい」セリフの中で「アガサクリスティーの芝居を断った」とあり何のお芝居だったんだろう・・と気になりました。因みに1972年に初演されたのは「FIDDLERS
FIVE」というオリジナル劇をクリスティー自身が改作した「FIDDLERS THREE」という作品でした。
コロンボ、ロンドンまで来てあのような禁じ手を使うのは、ちょっと美しくないなあ。アメ公らしい強引なやり方は、やはり自国でのみにしていただきたい。
「勝負は勝てば良いというものではない」というのは、何もプロスポーツに限りません。
私が犯人夫婦だったら、絶対にあそこでは罪を認めません。
アメ公にあんな汚いやり方で詰まされるくらいだったら、こっちもとことん抵抗します。
私は関東出身ですが、プライドある京都人の犯人が、経済で物を言わす愛知県警の刑事にあんなことやられたら、カチンと来るかも(ちょっと違うか・・・笑)。
しかし、ロンドンロケは楽しかったです。
証拠の捏造だと知らなくても、「これは絶対誰かにはめられたんだわ!」とか、その場では言いそうですよね。特にアメリカの地方都市から旅行気分で来た刑事から指摘されたら、「何であなたがそれ言う?」って思うでしょうから、尚更絶対に認めたくないっていう心理になりそうですよね。「こんなに上手い芝居してやったのに!」とも再び・・・。
ところで、クラシック音楽ファンにとって「マクベス」というと、イタリアの大作曲家ヴェルディのオペラ「マクベス」ですよね。ヴェルディは当初、台本作家ピアーヴェ宛書簡で、「マクベスは人類の創造したもっとも偉大な悲劇だ。我々は仮にここから偉大なものを作り出せないとしても、並以上のものは作れると思う。詞句は短く、しかし気品を保ったものにしてくれ」と注意点を述べているそうです。
「ロンドンの傘」の出来は並以上だったでしょうか?
それにしても「アメ公」という言葉には気品が無いですなあ、照る民さん。
傘にネックレスの玉入れるとしたらカーテン開けた直後? でも展示の傘なら普通ちゃんと巻くのにコロンボが入れるつじつま合わせで巻いてなかった?
NHKで初放映した時から好きなエピソードで、三笠書房の書籍も買いました。殺人を犯した夫婦とコロンボの対決が少ないから物足らないという意見もありますが、むしろ夫婦がピンチを切り抜けるために手を打たざるを得なくなるところがスリリングでした。サー・ロジャーの傘を取り返せられるか、真相を知った執事にどう対処するか。第一の犯行は突発的なものでしたが、第二の犯行はかなり悪辣です。シェイクスピア、蠟人形館、忠節な執事、雨が多い土地柄ゆえの傘、とロンドンの風物をふんだんに取り入れた脚本にも感心しました。
タイトルの Dagger of the Mind
ダガー(短剣)は何?傘のことかな?と思ったけど
マクベスのお話で出てくるみたいですね
夫妻も台詞で言っていますた
舞台中継でマクベスが放送されることがあったら見てみようと思いましたです
夫妻が乗ってる車、カッコイイけど狭そうだったなあ~~
明後日は「ロンドンの傘」。ロンドンロケでサービス満載感があって楽しみです。
オイルショック直前のロンドン・イギリス。
経済的には老大国という時期ですが、ぐぐってみると1ポンド=600~700円。
まだまだ日本にとっては輝かしい・敷居の高い国でしたね。
戦後1ポンド4ドルがこの頃は2ドル近く。英国人の米国を見る目も複雑だったでしょう。
というわけで、米国の更にカジュアルな西海岸在住のコロンボへの、英国人の自慢ぶりが、ちょっと滑稽で印象的な回だったかと。楽しみです。
少し前から何度目かの全編鑑賞をBOXセットで進めていて、貴サイトを再びよく拝見しています。この「ロンドンの傘」はNHKで放送された時に観ましたが、当時中学生になったばかりだった私も、エンディングに「これはないだろう・・・」と脱力したのを今でも覚えています。
犯人を落とす”ひっかけ”に類似点がある「指輪の爪あと」は、私にとって(ぼろんこさんと同じく)「これぞ傑作!」と思うのに、なぜ「ロンドンの傘」は(私には)「佳作」というより「残念作品」なのか考えると、犯人たちとコロンボの対峙が少な目で、「息詰まる心理戦」の面で物足りないからだと思いました。
クライマックスも、傘からネックレスの玉がポロリ・・・では、突然ライトが点灯してなだれ込む「指輪の爪あと」(「パイルD-3の壁」や「偶像のレクイエム」などの原型?)に比べるとスリル感が欠けますね。また、同じ”ひっかけ”でも「指輪~」は微笑ましく見終われるのに、「ロンドン~」は犯人が正気を失い、後味も悪い。コロンボが歩き去るエンディングも映像自体は印象的ですが、人形館の場面では終わりずらいのでこの形にしたのかな、と勘ぐってしまいました。
海外ロケとあってロンドンの風景を全編ふんだんに出したのでしょうけど、コロンボの”おのぼりさん”描写が多すぎるようにも感じました。それもあってか、コロンボの捜査ぶりより、実生活でも芝居がかっている犯人の夫婦としたたかな執事の方に強い印象を受けました。かつての007映画の出演者たちの物故が続き、歳月の経過を感じます。
ちょっと辛口になりましたが、楽しく見れることは確かですし、英語と少し関わる生活をしていることもあり、「マクベス」を下敷きにしたストーリーも勉強になります。ロンドンロケの詳細や裏話も知りたいものですね(空港の荷物チェックはスタジオセットかな?)。
コロンボが乗る車が入れ替わるのにはお気づきでしょうか?
警視庁前や蝋人形館前のと、サー・ロジャー邸でのと、よく似ていますが別物になってる。タイヤの白い部分にご注目願います。
サー・ロジャー邸のロケ地は実はロンドンではなくロサンゼルスだ、というのはファンには有名らしい。他に登場する車もみんな右ハンドルですが、ハリウッドの劇用車レンタカー会社には右ハンドル車も存在するということでしょう。今回みたいなイギリス設定ぐらいでしか出番ないのに? おっそろしいほどの品揃えだ。
おそらく、脚本完成後にロサンゼルスで撮れる場面(特に室内の場面)を撮れるだけ撮って、どうしてもロンドンでしか撮れない屋外の場面だけ撮りに行ったんでしょうね。そのロンドンの場面も、なんか冗長で、緊張感がない。「間違いなくロンドンロケをしたんですよ」と言わんばかりの、有名観光地が目白押し過ぎて。
「冗長な場面が多い」という他にも、コロンボが犯人にしつこく食い下がるいつもの見せ場が乏しい、だから物足りないのだというご指摘には私も深く同感します。だから代わりに執事が大活躍したのでしょうか? 犯人に強烈な悪人感も誇り高さも感じられない(むしろ姑息。卑劣ではなく)ので、名犯人アンケートでは上位争いしなさそう。
私も、この回は残念作だと思います。だからこそ、ラストのコロンボの工作がすごく汚く思えてくるんですね。犯人が無理な工作をして自爆した、というラストだったら、もっと印象良かったと思います。本当にもったいない。
今ちょうどBSプレミアムで映画「マイ・フェア・レディ」を見ていたら
執事役のかたが出ておられますね
64年の映画かあ・・・・
ピカリング大佐ですね(^^)
これを参考にコロンボでのキャスティングをしたのかな?と、勝手な想像をしてしまいます。
大草原の小さな家のリクエスト再放送「暗い教室」を見ていたら、アップルウッド先生役で「リチャード・ベイスハート」が出演していました。意地悪な役だったけど、見つけられて嬉しかったです。
ぼろんこさん
大草原の小さな家のリクエスト再放送って、NHKBS4Kで放映している分(毎週水曜 午後8時 | 再放送 翌週月曜 午前11時)ですか?
11/16(月)放送予定「にせの神父さん」にジョニー・キャッシュ(白鳥の歌の)が出るそうです。私は4K持ってないので視聴できないのですが(笑)
「刑事コロンボ」とほぼ同時期に放送されていたので、アラフィフ以上には懐かしく思う方が多いでしょう。ストーリーも子供にも分かりやすかったので、私はコロンボよりも記憶に残っているエピソードが多いです。
そのうちじっくり見直してみたいですね。
ジョニー・キャッシュ情報ありがとうごいます!
毎回録画してみていますので、今回も見逃しません。
見たら、ご報告します〜
ありがとうございます!
ジョニーのにせ神父、タイトルだけ聞いても面白そうです。
イギリスロケということもあり別れのワインと並んで独特の雰囲気のある作品。エンディングは歩いて帰るコロンボと印象的な音楽が重なって名シーンです。
数10年前にアフリカ出張の折、ヒースロー空港から帰国しました。
わずかな時間に大好きな映画「哀愁(原題ウオータールーブリッジ)」の橋を訪れました。橋はとおに改修されてましたがテムズ川を
歩いて横断した思い出があります。この作品の冒頭に上空から見る
ウオータールーブリッジがかなり長く映ってます。興奮して写真を撮りまくるコロンボの姿に親近感を覚え、他の作品とはちょっと変わったところが大好きです。
【原題解釈】
Dagger of the Mind
直訳すると、「空想の(想像上の)短剣」。
マクベスに「A Dagger of the Mind」というマクベス自身の台詞として出てきます。
不勉強な私は「殺意」と解釈しました。
それにしても、Dagger of the Mindはスタートレックのエピソードのタイトルにまでなっていますので、欧米人にとってシェイクスピアは、台詞を覚えておくくらいの基本中の基本とも言える教養なのかもしれません。畏るべし。
・小池朝雄が声を枯らしている(風邪?)んだから、銀河万丈も真似しないといけない。
・蝋人形館の蝋人形、何回見ても似てない。関根勤なら「似てねえ~」って言いそう。
・旅番組っぽい。世界の田舎者と言われる、(主な視聴者である)アメリカ人もイギリス旅行気分で楽しかったのではないか。
・コロンボが読んでいる新聞の見出し「The Butler Did It」は決まり文句。人が死んでいるというのに、さすがはsense of humourの国であります。
・このオナーブラックマンの声に岸田今日子は合っているが、「007ゴールドフィンガー」なら合わなさそう。
いつも楽しい情報をありがとうございます。
見れば見るほど、見所満載です。
最後のシーンで、待たせてあった車(勝手に待っていたタクシー?)に乗らず、ロイヤルアルバートホールに向かって階段を駆け上がるコロンボ。蝋人形館は、Royal College of Musicという建物だったようです。
自己レスになりますが、これはダーク部長刑事を待っていた車ですね、おそらく。
NHK-BSで初の鑑賞です。
名優揃いの印象ですが、吹き替えも良かったですね~。
モーガンの立て付けの悪そうなドアはご愛嬌。
オナー・ブラックマンさんの可愛らしい姿はゴールドフィンガーのクール&ビューティーな印象とは真反対で新鮮な発見でした。
ロレックスは腕に付けていなかったようでしたが。
名古屋の「ひつまぶし」じゃありませんが1回目は吹替で、2回目は原語+字幕、3回目はぼろんこ様のブログを参考にして重要なシーンを繰り返し再生。
いつもこんな感じで楽しんでおりますが、好きなエピソードが一つ増えました。
ありがとうございます。
この作品に1票追加します。
コロンボ、イギリスに参上!
好きな作品のひとつです。
コロンボが話を聞くために、雨が降る中を歩いているシーンがありましたが、そういえば、雨が降っているシーン自体、珍しいように思いましたが?
ありがとうございます。
この作品に1票追加します。
犯人夫婦が捜査をかく乱するために「“サー”ヘンリー・アーヴィングのマクベスの本」をロジャーに貸していたと言っていますが、
ヘンリー・アーヴィング(1838~1905)は実在のイギリスの俳優です。
1895年にはナイト(“サー”)の称号を授けられていますが、俳優としては初だったそうです。
おじゃまします。
ボクはこの「ロンドンの傘」は好きなエピソードなので何回か観ていますが、今回ふと思ったことがありました。
ダークさんとコロンボ警部が「女人禁制」(!?)のクラブで鑑識医と会話するシーンは、ボクにはわりあい重大なシーンと思ったのですが、吹替えが小池朝雄さんでない。ということは、このシーンは当初カットされていたと考えられますが、なんでこの場面をカットしちゃったのでしょう??
「カットされたロンドンの傘」を観たくなりました〜
それはNHKが放送時間に納めなければならなかったので、泣く泣くこのs〜んを切ったのでしょう…
このシーン、絶対にあった方がよいと思います。だって、これでダークさんはコロンボの主張する他殺説に傾くわけだから。
英国らしい音楽にのせて、ロンドンの町並み、衛兵交代、テムズ川、タワーブリッジ、マダムタッソー等、ロンドンの観光名所満載の映像の中にコロンボがいるという違和感(笑)それだけで楽しめます。
リリアンを演じたオナー・ブラックマン、どこかで見たことが…マクロン仏大統領のブリジット夫人に似てませんか?
スタイル抜群で表情が豊か、特に目を大きく見開いた時が迫力満点でした!
目を大きく見開いた時というのは、ベッドで新聞の劇評を読み上げるシーンですね。たしかに印象的でした。
印象的というより、子供心に怖かったです(笑)
それと、ムーミンの声の人なの!って、二重にビックリした記憶があります。
ブリジット夫人、見ました。にてます。
ミスタービーンでも見ていたロンドンの風景よりも更に古い時代のロンドンの、しかも味のあるフィルム撮影の映像が印象に残りました。
コテコテの観光客みたいにはしゃぐコロンボ刑事のシーンがコミカルで楽しい回でした。
ラストシーンの高めカメラからのコロンボさん
なんとなく、哀愁があって素敵でした
オープンカーのリヤの荷台にトランクを括りつける。
英国ぽくってカッコイイ!
タナーさんの慇懃無礼で皮肉の効いた執事っぷりもいかにも英国的。最高!
タナーさんのお家も良いなあ。
あんなところに住みたいです。
前に見たときから違和感がありました。
スコットランドヤードでダーク刑事部長と
出逢って、ダーク刑事部長の車に乗って
サーロジャー宅へ向かうシーンです。
スコットランドヤードからのジャガーの
タイヤはホイール周りがクリーム色ぽっかったですが、
サーロジャー宅に入って来たジャガーのタイヤは真っ黒でした。
ラストの蝋人形館の前に停まっていた
ジャガーのタイヤのホイールはまた
クリーム色っぽかったです。
ロケ地によって車を替えていたのでしょうかね?
おじゃまします。
確かにタイヤとホイールカバーが違うように見えますね。
ナンバープレートや屋根のアンテナは同じなのに、、、
思わぬしくじりだったのかもしれませんね。
ナンバープレートまで確認しておりませんでした。
録画せずに見ていたので、そこまで確認しませんでした。
たんていさん、流石です。
コロンボに登場する車に関しては、Googleで「配役される車 車の博物誌」と検索すると最初に見つかるM-BASEという山田耕二さんの記事が参考になるかと思います。もちろん、今回のジャガーの件も書かれていて、しかもなかなかマニアックな視点なので面白いと思います。車好きの方はぜひ。
皆々様の博学こだわりには
驚嘆です
この作品が初めて放送された頃は家庭用ビデオデッキの黎明期で、もちろんわが家にそんなものはなくカセットテープに録音して何度も聴いていました。今でも何本か残っていますが、当時の吹替え陣の力量で脳内再生していた映像の方が記憶に残っています。
コロンボがロンドン市内を歩き回るシーンでは、手持ち撮影風に動きを追うドキュメンタリーのような手法が使われていますね。他の作品ではあまり例がなく、海外に行っていることを強調するためでしょうか。
懐かしのパンアメリカン航空も涙モノですが、天下のヒースロー空港の手荷物受取場があんな会議室みたいな狭スペースなのは?ですね(笑)。
<カセットテープに録音して何度も聴いていました
私もやってました!
しかもテレビの横にラジカセ置いてそのまんま撮り(笑)
<今でも何本か残っています
それは貴重!
<当時の吹替え陣の力量で脳内再生していた映像の方が記憶に残っています
御意!!!
去年の投票スペシャルで観たばかりですが、今回改めて気づいたのはさすがロンドンロケスペシャル?長尺だったんですね。クラブでの食事シーンで、先ず昔の(ホームズの時代?)のジェントルメンズ・クラブ(でいいのかな?)のステロタイプなイメージをコロンボに言わせて、ダーク刑事をムッとさせ(※でもまだ、あるみたい?)、次のダーク刑事とコロンボと検視医のブラックユーモアなやり取りが楽しい。コロンボが一生懸命、検視写真を、視線を逸らしたまま(笑)ダーク刑事と検視医の間を回す、それでも食欲無くしてチーズ一つ口に入れない(笑)。声優ですが、岸田今日子さんは無論ですが、ニコラス役の故・高橋昌也さんも生前、味のある役者さんでした。そこで思い出したのですが私、新劇のことは素人ですが、小池朝雄さんが亡くなられた時、どなたかが「『コロンボ』よりもシェークスピア俳優として」これからもっと活躍できる人だったと早逝を惜しむ記事がありました。
オナー・ブラックマンが亡くなりました。007の「ゴールドフィンガー」でも知られた女優さんですが。ご冥福をお祈りします。
ぼろんこ様
なんとまあ読み応えのある楽しいブログをありがとうございます!
現在外出制限令の出ている欧州の小国から、毎日日本の92歳になる母とフェイスタイムをしているのですが、今日コロンボの話題が出て「奥様は魔女」のドクターボンベイがコロンボに出ていたことがある、と言うので検索したところ、こちらのブログにたどり着きました。ああ、「ロンドンの傘」だったんですね。彼がイギリスの俳優だとは知りませんでした。ちなみに、彼の上に写真のあるウィルフレッド ハイド ホワイトは、1964年のオードリーヘップバーン主演のミュージカル「マイフェアレディ」のピカリング大佐でしたね。私もほとんどの作品をNHKの初回放送で見ているファンです。これからもちょくちょくよらせていただきます。
マイ・フェア・レディ 1964年版のオードリー・ヘップバーンに求愛する若者の役者さんが 後にシャーロックホームズを長く演じたジェレミーブレッドさんと思います。コロンボとははずれますが。
こんにちは。先日刑事コロンボの事で検索していてこちらのブログにたどり着き、1話から少しずつ拝読しています。
たまたまCSのチャンネルでこの13話を放送しているので、初めてコメントさせていただきました。
劇中でコロンボがダーク刑事部長とランチを取るシーンで、コロンボが店員の紳士に「こちらは女人禁制ですか?」と聞いて変な空気になるのですが、あれは何か意味があったと思われますか?
紳士が「なぜそう思われました?」と聞きますが、コロンボの答えがないままなので、少し気になりまして…。
オープンなアメリカに対し、やや閉鎖的なイングランドを揶揄したのでは?
クラブでの「女人禁制なんですか?」というやり取りをめぐりコロンボとダーク刑事部長と給仕の間に流れる不思議な空気。
今まで流して見ていたのですが、ポッキーさんのコメントを読んで興味が湧き、昨日少し調べてみました。と言ってもWikipedia頼みです(笑)
まずクラブの意味を知る必要があります。
Wikipediaによりますと
《イギリスにおけるクラブについて》
イギリスでは16世紀の「フライデー通り」が最初の近代的クラブとされているが、クラブという組織形態が普及したのは17世紀後半になってからである。当時、喫茶店と社交場の機能を兼ね持つコーヒー・ハウスがロンドンを中心に増加していたが、コーヒー・ハウスで交流していた客のうち、共通の趣味・話題を持つ者同士でコーヒー・ハウスの一室を借りて定期的に集会を開く人々が現れた。これがクラブの起こりである。コーヒー・ハウスがそうであったように、クラブもまた、上流・中産階級の男性を会員とし、女性会員は認めていなかった。
とあります。
そしてコロンボは「クラブって言うからスポーツクラブか何かだと思いましたよ。」と言っているところから、彼は全くイギリスのクラブの意味を理解していないと分かります。
それに対してダーク刑事部長は
「古風な店でしょ。父の時代から変わっていない。」
それに対してコロンボはこう質問します。
「するとやっぱり女人禁制ですか?」
このセリフ。英語字幕だと下記の通り全然違うことを言っています。
My father was an Elk once, till my mather stopped him.
「私の父親はエルクだったんですよ、私の母が辞めろというまで」
そこでエルクとはどのような団体のことなのかというと、
「アメリカの友愛秘密結社のひとつ。”赤鹿”の意味。正称はエルク慈善援助結社。1868年に劇団の俳優がニューヨーク市で創設。女人禁制であった。」
秘密結社というとフリーメイソンが有名ですがウィキペディアのフリーメイソンの中にもこのような記述があります。
フリーメイソン関連の作品
『刑事コロンボ』
1973年/シーズン 2 エピソード 5(14話)「偶像のレクイエム(Requiem for a Falling Star)」にシュラインのリングが登場。
(13話「Dagger of the Mind」ではコロンボが「私の父親はエルクだったんですよ、私の母が辞めろというまで」と言う。エルクはフリーメイソンとは別の友愛団体Benevolent and Protective Order of Elksのメンバー。)
このロンドンのクラブは上流階級の人々を相手にする極めて敷居の高いクラブであると見られます。
一方、何も知らないコロンボがアメリカの全く違う性質の団体のことを引き合いに出したので、刑事部長は当惑して返す言葉を失ってしまう。
そして、さらに給仕がコロンボに質問します。「どうして女人禁制だとお思いに?」
この給仕はエルクが女人禁制ということを知っていたと思われます。
しかしコロンボにしてみると、自分は女人禁制なんて一言も言って無いのに(英語版では)どうしてそんな質問されるのか分からないため、言葉に詰まってしまいます。
コロンボのクラブに対する理解不足により、全くちぐはぐなやり取りになってしまった、ということなのかなと個人的には理解しました。
その国の文化を知っていないと理解出来ない表現があるという例ですね。そのまま訳したのではおおかたの日本人には理解されないし、別の表現に置き換えると全く違う意味になってしまう。映像翻訳の限界かもしれません。
すみません、ちょっと補足です。
給仕が「どうして女人禁制だとお思いに?」のシーン
この質問、日本語の字幕を見ると、
「女人禁制ですから。」
となってました。
これだけの贅沢なご馳走があるから女性には内緒なんですよ、男性だけのお楽しみということを言いたかったのかもしれません。
あの気まずい雰囲気の訳がわかりました。コロンボの台詞が聞き取れず、いや聞き取れたとしても「エルク」でつまっていたと思います。ありがとうございます。個人的には背景音楽も素晴らしく、この回は気に入っております。
“エルク”はBlu-rayの英語字幕が無いと分かりませんでした。聞き取りは難しいです。
そのあとの検死医の話を聞きながらの食事シーンですが、もしかしたらヒッチコック監督に対するオマージュかなぁと思いました。彼はイギリス人で、グロテスクな食事シーンを扱った映画(フレンジー)がありましたから。
とにかくイギリス文化を楽しく紹介しているのがいいですね。
私もこのエピソードがとても好きになりました。
本当に背景音楽素晴らしいですね
皆様のコメント読んでからの
再放送がこれまた、面白いのです
タナーを殺しに行く時、車に自転車を積んでいくシーン。
ここだけ 声が違い 違和感がありました。岸田今日子さんではなかった。
もう、どれだけ観たでしょう。
おもちゃの兵隊♬はまだ影もなかっですね。
新シリーズになってからでしょうか。
初回放送時にカットされた部分は、声が違いますね。多くの初期作品で見られます。
ロンドン初めてなんでしょうね、いつも曇りか雨ですが、コロンボの浮き浮きさがなんとも楽しいです。お腹空いてるのに、解剖の報告をされて、何も食べれなくなるコロンボが、殺人課の割に意外と繊細は一面でした。ぼろんこさんおっしゃるように、結末のコロンボの仕掛け(手品?)は、賛否両論でしょうが、家内は”pretty ending”でいい、との感想でした。ダーク警部がコロンボにある程度自由に捜査を許可していて、好感が持てます。コロンボのカメラのフィルムがちゃんと入っていたことを祈ります。
pretty ending!ナイスです。
こちらを拝見してますとへぇーとかあぁそういうことか…とか色々発見があって面白いです
サーロジャーの傘が「レディアスターからもらったもの」だというセリフがありました。『おだまりローズ』に晩年のレディアスターが散歩の途中知り合いと立ち話をすると、あちこちに傘を置き忘れてしまうという逸話を思い出しました
爆笑しちゃったのは和服姿(なんとも中途半端な!)の日本女性らしき蝋人形。他の作品にも日本を意識した小道具がちょいちょい出てくるので、制作やスタッフは日本ロケも頭にあったのかも、なんて想像してみたりして…
部長にネタバレする時にコロンボが咳き込んで「どうもちょっと喉が」調子悪いと言ってたので、小池さんまさか…合わせた?
船越さんが仰ってた通り何回みても新たな発見がありますね
いろいろ、楽しめますね!
↓ 名前を名乗るの忘れてました(・・;)
オサピー
ぼろんこさんがこちらのコロンボファンが集って感想を述べあえるページを作って下さっててホント感謝してます。ありがとうございます♪( ´▽`)
コロンボ in London! いつものカラッとした雨なんか降らないロサンゼルスの風景と違ったしコロンボ刑事もウキウキしててこちらも楽しくなる回でした。いろんな気付きは皆さんが書き込んでおられるのでもう書きませんが、車のゴージャスさ(ルパン3世が乗ってそうなやつや全て車が必要以上に長〜い)、葉巻、コロンボの自由気ままな海外視察‥‥今なら燃費や性能ばかり重要視される車、公共の場は禁煙、公務員が目的があるようでないような海外視察したら雑誌にスッパ抜かれたら免職も免れない、と思いました。
なんでもかんでも効率化、コンプライアンス?ガバナンス?にがんじがらめの今とは大違い。。。なんだかうらめしい気持ちになりました。
BSスペシャル投票第7位。ロンドン観光編。これはもしかしたら批評的に言うところのメタ構造ドラマ(ナイナイ笑)。シェイクスピアという大仰な舞台の裏で繰り広げられる殺人というドロドロした悲劇、というにはあまりに人間くさく、いつもの「コロンボ」の知的な完全犯罪ドラマとは一風異なる犯人の愚行が積み重なる人間喜劇というところか。夫婦役の呼吸がぴたりと合い過ぎる程なのに、愚行=喜劇的展開をしているようにしか見えない、殺人劇と呼ぶには悲愴感のない楽しい作品です。しかし、人混みや綺麗な絨毯の上をコロンボが葉巻でスパスパとやってるのに皆平然、というところ隔世の感は変わらず。
子供の頃にテレビで見た記憶があり、その時は水野張郎が
「このラストは、もしかしたら無罪になるかもしれませんね」的なことを言っていて覚えています。
久しぶりに見たら、なんだか犯人夫婦が仲良くていいなあなんて思っちゃいました。
ここのカキコを見て、最後のシーンを見ていたらやっぱり岸田今日子さんの台詞を
一部別のかたがされていましたね
何か放送禁止用語だったのかな・・・
にしてもサー・ロジャー、簡単に死にすぎですよ
岸田今日子さんの台詞は、最初にNHKで放送された時、時間の関係でカットされ、その後足された際に、別の声優さんが声をあてたのだと思います。
歌声の消えた海、闘牛士の栄光よりかなり前に制作されたコロンボ最初の旅先活躍編。
全体にロンドンの雰囲気が好きな作品ですが、ラストでコロンボが市内の公園らしき施設の階段を登っていくシーンとその時の音楽が何故か子供の時からずっと頭に残っています。
この音楽、大人になって見直してみると、結構全編で使用されてたのですが、何となくロンドンのどんより感や伝統を表現していてこの作品の格を一段上げている気がします。
スコットランドヤードのダーク警部。後に同じくコロンボ旅先編の歌声の消えた海で、船員役で再登場したのが嬉しかった記憶がありますが、ラストシーンのセリフ「やったな〜」も忘れられません。
推理ファンや正義感の強い?方達からは賛否両論ありますが、エンターテイメントとして最高の終わり方と言うのが個人的意見です。
そうですね、ほんと。良い雰囲気の作品です。私は「執事:タナー」のセリフや所作も上品で好きだし、その逆…ちょっと下品な楽屋番のおじさんも楽しい。
この作品は何度見ても楽しさを感じます。特に面白いのは、犯人の俳優夫妻の演技が「臭い」ということです(笑)その演技の「臭さ」が怪しまれる原因にもなっていますね(笑)
連続投稿失礼します
あと空港で 鞄がなくなったと 花柄の鞄を手当たり次第に他人の女性(花柄なので女性物なので当然なのですが)のものを なかを覗いている姿が滑稽ですが コロンボらしくて楽しいです
でも あんなに派手な似た花柄の鞄 何個も都合よくあるものかな(笑)
あと他の方も 述べられてましたが リリアンの葬儀の時のオーバー過ぎる嘆きっぷり は可笑しいですね
カーテン越しにコロンボの方を覗いてる姿とか 色々と散りばめられてるので そういう場面も見てて楽しいです
色々書いてしまいました
ありがとうございました
犯人を逮捕するのに コロンボが傘に仕組んだのが合法か否か なんてことはどうでも良いのです(笑)
私にとっては 他のコロンボ作品でない時にお見かけした印象的で好きな俳優さんが出てる
そんな些細なことで好きな作品になったりしてます
そういう意味ではオナ―・ブラックマンさんがボンドガールでゴールドフィンガーに出てたあの女性だとは全く気が付かず でもコメントされてる方がいて そういわれてみると面影があるので また益々好きになりました
お初です
このような場所を作ってくださってありがとうございます
この作品は グレース・ケリー主演のダイヤルM にハバード警部役で出ていたジョンウィリアムズさんがサーロジャー役で出ているのでそれだけで好きな作品です
ロンドンから!ありがとうございます。
はじめまして。ロンドンから楽しく拝見しております。ここロンドンでもコロンボは人気があり、今でも2つのテレビ局(ITV3 , Channel 5 USA)で毎週放映されております。
わざわざロンドンまでロケ地を訪問する人はいないかと思いますが、最初にダーク部長と出会ったNew Scotland Yardですが、St James park駅の再開発に伴い、今はBIG BENのそば(Embankment)に移転しましたので、ご注意ください。くるくる回る三角柱の看板は健在です。
こんにちは、ブログ楽しませていただいてます。
南部煎餅さんのコメントで気になっていたことが解消されました。自転車でのやりとりをリリアンさんがしてる時、いきなり声優さんの声が変わりますよね。追加の場面だったのですね。
このお話は結構、好きです。犯人のすったもんだに敵ながらハラハラします(;^_^A
1972年は中1、この12年後に初渡英。いまから32年も前のこと。最後の画面のアルバートホールの前を自転車で走ってたことを思い出しました。1972年には白人しかいなかったのですね。
リリアン=ボンドガール!
調べてみましたら「007 ゴールドフィンガー」に出演しています。もう一度みてみたいです。
リリアンはどっかで見たと思ったら、ボンドガールだったんですな!
コロンボの時はもうかなりおばさんだったのと、僕も同じく岸田今日子さんの吹き替えがあまりにぴったりでイメージわかなかったのですね。
ゴールドフィンガーがこの10年前ですがもう既に30台後半だったのか。
みなさん、書き込みありがとうございます。いろいろ楽しい話題があがりました。
蝋人形が置いてあった場所
逃れることができないと悟ったリリアンのセリフ
ダーク部長=ドクターボンベイ
ダーク部長が歩幅を調整
解剖の写真で食べられなくなってしまう
などなど、今後親記事に加筆します。
ぼろんこさん、初めまして。楽しいブログですね。ちょうど今、スーパードラマTVでロンドンの傘をやっています。(好きな作品ですが、一番好きなのは、死者のメッセージです)私は小池朝雄さん以外の吹き替えは、長いこと嫌だったのですが、新シリーズの歳を取ったコロンボには、石田太郎さんが合ってるかもと、最近思うようになりました。ロンドンの傘で、ちょっと笑える所が、お腹が空いたコロンボがクラブで解剖の写真を見せられて、食べられなくなってしまうシーン。コロンボが可哀想なんですが、検死医が刑事はああいう写真を見慣れていると思い込んでいる所が、面白かったです。
チリ大好きおじさんさん
ダーク部長=ドクターボンベイで、間違いありません。
奥様は魔女も大好きで、見ていました。
初めまして、いつも楽しませていただいてます。
今BS-TBSの放送を楽しみに見返しています。
何度も見た作品ですが、今回面白いシーンを発見しました。
コロンボが最初に蝋人形館に関係者を呼んで証拠調べをする夜、玄関からダーク部長がカツカツカツと入ってきたとき、途中で一回歩幅を調整するようにステップします。
なんかイギリス紳士の真面目さが垣間見えて面白いですね。
BS・TBSはうれしいことにもう一回放送してくれていますね。
最後、逃れることができないと悟ったリリアンのセリフ、一部岸田今日子さんから別の声優さん(本編カットされたシーンの追加版と同じ人?)に変わる部分があります。おそらくニックの心神喪失や耗弱を訴える部分に現在では差し障りのある表現があったのでしょう。
どうも、コロンボはでっち上げ証拠による自白偏重主義だな。
犯人側が、コロンボの催眠術的詐術から解放されて正気を取り戻せば、
裁判では逆転勝ちできるケースが多い。
見方を変え魂の観点では、犯人の魂はきれいでコロンボは汚れている。
コロンボは、自白を得るためには手段を選ばない。
犯人側は、追い込まれたと錯覚し後ろめたさ(良心呵責)と相まって
自白してしまう。
蝋人形が置いてあった場所は、黒のエチュードでポールが副業で
練習していた場所と同じでしたね。
そこは、ロンドンなのか?、カリフォルニアなのか??。
リリアンとニコラスの夫妻はほとんど最後のほうになるまでコロンボを強敵と認識してないように見受けられます。というより、中盤では彼らはほとんど接触していません。そのため対決のテンションはきわめて緩く、ぼろんこさんと同じくぼくも本作はあまり好きになれません。対決でなく傘をめぐる動きを見せるのが趣向だと言われてもちょっと…。やはり刑事コロンボはそれなりに手ごわい犯人と丁々発止の対決をしてほしいです。
ドロを吐かすためには、何をやっても良いのか?。警察の横暴です。
まあそれまでの捜査段階で、犯人を精神的に追い込んでいたのだから、
コロンボ的には、最後のトドメということで、犯人の行動と言動とを
決定的証拠にしたかったのでしょう。いつもよくある自滅ですね。
最後に自白的な言動に出たのはいけませんね。
シラを切り通したら、裁判は微妙だったでしょう。
というか、逮捕も難しかったのでは?。
チリ大好きおじさん>楽しいお名前ですね!中国からですね、ありがとうございます。「チリに豆を入れるか」のシーンは私も大好きです。バートという例の店員が良いですね。ダーク部長=ドクターボンベイは、初耳でした。今後調べます。
みちゃん>コメントありがとうございます。「葬儀でのリリアンの嘆きっぷり」は、確かに凄いです。学芸会のような泣き演技で、ユーモアを感じます(笑)
子供の頃、TV放映で観たのですが、今回30年ぶりくらいに見直しました。ほとんど覚えていなかったのですが、ラストシーンに関しては、はっきりと覚えていて記憶通りでした。よほど印象深かったのですね。
そして、葬儀でのリリアンの嘆きっぷりは、大げさですね~。本当に女優!?
あれじゃコロンボじゃなくても、めちゃくちゃ怪しいと思うでしょう…。
ぼろんこさん、初めておしゃべりさせていただきます。
私は1年半前から中国広東省に駐在しています。中国でもインターネットを使ったテレビで日本の放送が見られるので、今BSTBSでやっている放送を毎日楽しく見ています。
初めて刑事コロンボを見たのは、NHK総合テレビで土曜の夜にやってた頃です。まだ高校生だったですかね。そのあと再放送やDVDを何度も見ていますが、このサイトには新鮮な発見がいっぱいあって、本当に楽しませていただいております。
初めてコロンボを見たとき、コロンボ警部の好物のチリってどんな食べ物なのか、さっぱりわからなかったのですが、昔近所にあった「ウェンディーズ」っていうハンバーガーショップでチリの正体を知りました。それ以来、私もチリが大好きになりました。さすがに広東省ではお目にかかれませんが・・・
悪の温室で、チリに豆を入れるか聞かれて、警部が「飽きるから今日は豆抜きにして」と言ったくだりは笑えます(^^)v
あと前から思っていたのですが、ロンドンの傘のダーク部長は、「奥様は魔女」に出ていたドクターボンベイっていうちょっと怪しいお医者さんですよね。
これからも、たまにおしゃべりさせて下さいね。
ziggyさん「咳払い」ですね、確かそのような記憶があります。詳細がわかりましたら、加筆しますね。
冒頭から、小池さんの声枯れが気になっていました。
最後の蝋人形館で、咳払いしながらポケットの真珠を出すシーンですが あの時コロンボは風邪を引いていたのでしょうか?雨に打たれるシーンもありましたよね。
日本語吹き替えしか見ていないのですが、吹き替え前のピーターフォークの声に前半と後半で変化はあったのでしょうか?
ちょっと気になったので、ご存知の方がいらっしゃったら教えていただけませんか。
万全なコンディションの小池朝雄さんの演技が聴きたかったというファンは多いのではないでしょうか?
あと、私はそんなにこの作品は好きじゃありません。
やじろべえさん、コメントありがとうございます。すっかり心が萎えている夫と、全然諦めていない妻。二人のキャラクターが面白いですね。1票追加しておきます。
お邪魔します
コロンボファンの一人です。
各回の紹介とコメンテーターとのやり取りを拝見して、楽しくなったので、コメントしたくなりました。
記事中に、意外と人気が高い作品・・・とでていますが、私個人の中でも上位です。
ストーリーエンデイング間際、コロンボに追いつめられ、夫婦二人は動揺しますが、それぞれの表情が対照的で印象的です。
フリーディアさん、コメントありがとうございます。とっても素敵なご感想。胸が熱くなりました。おっしゃる通りですね。コロンボ作品の中には「夫婦間の憎悪」や「不倫を含む三角関係」なども多いですね。
リリアンの声:岸田今日子さん、印象に残りますね~。
こんにちは。
この夫婦は犯罪者ではありますが、とっても仲が良くて、独身の私はこんな夫婦になりたいなと、ほほえましく
拝見しました。執事のターナーが脅迫に来たとき、夫婦がしっかり、手を握り合うシーン好きです。。
るてなんとさん>コメントありがとうございます。「Me」さんの一つ前のコメントは消しました。
リリアン→逮捕→出所→女優活動
彼女は芯が強いので、へこたれないと思います!
なんだか、とっても心が温かくなりました。ダーク部長が、そう教えてくれるんですね~。う~涙。
ぼろんこさん、すいません、一つだけ・・・。
リリアンは逮捕され、出所した後も女優活動を続けているようです。
これは、「だまされたコロンボ」のノベライズ版「消える女」で明かされます。
ノベライズ版はダーク部長が登場し、彼の会話から明らかになります。
興味があったら、ノベライズ版を見てみるといいと思います。
すいません、「Me」改め、「るてなんと」でした。
前の「Me」名義の記事は消してくださいますか?
ノベライズ、厳密に言えば、翻訳した大崎航治さんの創作です。
蛙三郎さん、お返事が大変おそくなってすみません。おっしゃる通り、良い雰囲気をもった作品ですよね。1票付け加えます!
とっしーーさん、小池さんは舞台の練習で声が枯れた…ような発言を目にした気がします。間違っていたらごめんなさい。
そうなんですよね、今回は計画殺人ではありませんでした。でも、二人の俳優生命は…断たれるでしょう。
今、見終わってぼろんこさんの記事を見たんですが、コロンボいつ珠を入れたんですかね!?(笑)
そして・・小池さんの声枯れは、コロンボの「やったな」の証拠のねつ造とリンクしてませんか?小池さんが、わざと声を枯らせたのですかね(驚)
ターナー、紳士かつ狼狽ぶりは圧巻でした!
しかし、犯人が誰だかわかってから、コロンボに言わなかったのと、夫妻を脅したのはマズかったですね・・殺されるのを考えなかったのかなと^^;
ダーク刑事とコロンボのやり取り、観光ではしゃぐ感じは、なかなか好きなシーンでした(笑)
最初の握手も、すごかったですね(笑)
しかし、最初に正直に自主していれば・・と思うんですがね~過失致死のような・・
まあ、じゃないと物語が始まりませんが^^;
舞台がロンドンということもあってか、音楽がとても凝っている。冒頭&ラスト~・・・。バロック風もしくはケルト風にも通じるような作りでハーモニーも面白い展開をする。冒頭では、まだあまり普及してなかったシンセサイザーの音色でメロを奏で、次いでトランペットに受け継ぐ。とっても印象深い旋律でドラマと共に心に残ります。もちろんストーリー&最後のトリックも面白い。私の中では第3位くらいにランクしている13話です。