- 犯人役ゲストスター「ロバート・カルプ」特集記事。
- 妻シャーリーは「クリンゴン人」だった?
- 「エアオールウェイの豪邸」同じ家の特集記事。
- ポール・ハンロン「リンカーン・コンチネンタル・エグゼクティブ・リムジン」
犯人ポール・ハンロンの殺害動機
俳優ロバート・カルプの魅力
ロバート・カルプが毎回同じファッションをしている件
詳しくは知りませんが、このロバート・カルプを起用するという前提で、話が展開してゆくと言っても過言ではありません。作品の良し悪しとしては、秀作の4話「指輪の爪あと」を上回るかどうか判断できませんが、今回のカルプは「指輪の爪あと」を凌ぐ迫真の演技です。
「目で語る」演技の応酬
そして最後に、ハンロンの犯行を暴いたコロンボとハンロンの目での語り合い。これらの演技を発見できなければ、この作品の良さは理解できない気がします。
数々の布石
置時計の音がアリバイ崩しの決定打となりますが、「時計が壊れていた」と開き直ることも十分できたでしょう。しかし、もう逃げられない…。と観念させるシチュエーション作り、これがコロンボ警部の真骨頂なのです。それには、数々の布石が存在します。よく見ると、画面背景に何度も登場する置時計。「カルキ臭のしない不自然さ」から始まり、「インターフェアー後の電話」「アイスクリーム売りの車」の発見など。
犯人の「気がかり」を「手がかり」に
一度見ただけでは気付きにくい、ピーターフォークのさりげない演技。
さらに、強烈な一打。これが最大の打撃です。ハンロンはどんな場面でも、フットボール中継のボリュームを消さないのに「カルキ臭のしない不自然さ」を見抜かれた時に、音を消した。それを初訪問で見破っているコロンボ警部。脱帽です。このシーンを見返すと一瞬コロンボの顔が変わって、「今は、これ以上お邪魔しません」と聴取を切り上げています。明らかにハンロンを犯人だと断定した瞬間だと思われます。
見事なエンディング描写
最後のシーンでは、このような今までに遭遇したことも無い程の頭脳と観察眼を持ったヨレヨレ刑事に、崖っぷちまで追い込まれ、その表情により「自分が犯人でございます」と言わされたハンロン=ロバート・カルプの演技が圧巻、というわけです。テープレコーダーが再生し終わり、空回りするエンディングは素晴らしかったですね。
ディーン・ストックウェル
ヴァル・アヴェリー
盗聴された場所について
勘違いしそうになりますが、スタジアム内の専用ボックス席は、盗聴されていません。ここは、ロケットの試合がある時だけ使われる部屋で、ハンロンのオフィスは別の場所です。
リゾコーチは
ヴァレリー・ハーパー
旅行会社のフレモント氏
クレメンス刑事はクリフ・カーネル
クリンゴン人マーラ
コロンボ警部持参の魔法瓶
→刑事コロンボと魔法瓶
エリック・ワグナー邸はケン・フランクリン邸と同じ
エリック・ワグナー邸は、この他にも「構想の死角」のケン・フランクリン邸としても登場します。長年スタール邸だと勘違いしていましたが、ベルエア地区にある別の家で、「権力の墓穴」のマーク・ハルプリン次長宅に近いです。
エアオールウェイの豪邸
ポール・ハンロンがアイスクリームの車で訪れるシーン(左)。グーグルアース(右)で見た、この道沿いに車を停めたのだと思われます。個人情報になりますので、現在の家の形は掲載していません。
オーシャン・サイド・イースト・カフェ
12
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探偵ダブスとコロンボ警部が会う店は、「オーシャン・サイド・イースト・カフェ」です。駐車場の階段を降りた所にお店があります。この階段は41話「死者のメッセージ」で犬の散歩中にアビゲイル・ミッチェルに出くわす、海岸沿いのデッキと同じ(あるいは近い)場所です。手すりの色が違いますが、5年経っているので、取り替えられたのかな。
監督:ジェレミー・ケイガン
脚本:ジョン・デュガン
ポール・ハンロン:ロバート・カルプ(声:梅野泰靖)
エリック・ワグナー:ディーン・ストックウェル(声:森功至)
シャーリー・ワグナー:スーザン・ホワード(声:武藤礼子)
ウォルター・キャネル弁護士:ディーン・ジャガー(声:真木恭介)
ラリー・リゾ コーチ:ジェームズ・グレゴリー(声:富田耕生)
イブ・バブコック:ヴァレリー・ハーパー(声:荒砂ゆき)
秘書:キャシー・ケリー・ウィジェット
探偵ラルフ・ダブス:ヴァル・アヴェリー(声:塩見竜介)
クレメンス刑事:クリフ・カーネル
旅行会社のフレモント:リチャード・スタル(声:谷口節)
フットボール実況(声:塩見竜介)
副検視官:ドン・キーファー
加筆:2023年1月14日
私の過去のコメント中で、現在最も重要だと感じているポイントを中心に、各回をリテイク・コメントしています。
実際のスタジアムを使用したロケーション撮影と、随所に挿入される凝った映像が相まって、この回の雰囲気がとても好きです。
本作でアメフトの試合が行われたロサンゼルス・メモリアル・コロシアムについて調べると、「1923年5月に開場し、1932年と1984年の夏季オリンピックでは開会式・閉会式および陸上競技の主会場となった。2028年の夏季オリンピックでも同様に使用され、パラリンピックでも使用予定である」(Wikipediaより)とのことです。また、大谷選手で一段と注目を浴びた大リーグのロサンゼルス・ドジャースも、ドジャー・スタジアムが完成するまで1958年から1961年の4年間、このコロシアムを暫定的な本拠地として使用していたそうです。その歴史は非常に偉大です。なお、「1994年1月17日に発生したノースリッジ地震で大きな被害を受け、修復に9300万ドルを要した」ともあり、ロサンゼルスも日本同様に地震への備えが必要な地域であることを改めて思い出させられます。
本作について、私は漠然と夏の話だと思い込んでいました。しかし、アメフトのシーズンは通常9月から始まります。したがって、物語の設定も9月頃だと推測できます。しかし、劇中の試合映像は1967年1月15日に開催された第1回「スーパーボウル」(NFL優勝チーム・グリーンベイ・パッカーズ対AFL優勝チーム・カンザスシティ・チーフス)の中継映像を使用しています。ロサンゼルスの1月から2月の平均最高気温は約19℃で、つまり、撮影は9月から10月頃と想像されるものの、試合映像だけは冬季のもので、異なる気候のシーンが使われていたわけです。
ロサンゼルス・メモリアル・コロシアムを舞台にした映画といえば、『パニック・イン・スタジアム』(1976年)が忘れられません。この映画は、「ある日曜日、ロサンゼルス・ラムズ対ボルチモア・コルツの試合中にライフルを持った狙撃手が潜入し、警察とSWATが阻止を試みるが試合終了間際に観客席に向けて銃を乱射する」というパニックアクション映画の傑作です。警部役のチャールトン・ヘストンやSWAT隊長役のジョン・カサヴェテスをはじめとする豪華キャストが登場し、特にカサヴェテスは『刑事コロンボ』第10話「黒のエチュード」での犯人役よりも、ずっとシブくてかっこいいと私は思います。
もう一つ、ロサンゼルス・メモリアル・コロシアムについて調べていて、『刑事コロンボ』との不思議な因縁に気付きました。次回第13話「ロンドンの傘」で犯人役の一人(夫のほう)、リチャード・ベイスハートは、1984年のロサンゼルスオリンピック閉会式(会場 ロサンゼルス・メモリアル・コロシアム)で司会を務め、1ヵ月後の9月17日、脳梗塞で70歳の生涯を閉じているのです。
偶然だろうと笑われればそれまでなのですが、私はそういうことが割と気になる性格です。
ハンロンは前半、コーチに「判断に迷う事があったらフィールドから電話しろ!俺が決めてやる!」と言ってたが、本当に電話されてたらアリバイが崩れてましたね笑
ロバート・カルプが、アイスクリーム売りに変装した時の足下は、アディダスのスタンスミスに見えます。確信はもてませんが、かなりスタンスミスの雰囲気に感じます。スタンスミスの最初の発売が1965年ですので、年次的にはあり得なくはないかと。
毎日コロンボ、楽しんでいます。
細かい話で恐縮ですが…秘書は二日でなく三日でクビになったと探偵がコロンボに話しています。
日本語音声のみの情報です。間違っていたらすみません。
ご参考までに、コロンボは英語では、
Why were you fired from that job after only three days?
(直訳:なんで、たった三日でその仕事を解雇されたんですか?)
と言っています(Blu-ray 英語字幕で確認済)。
NHKは4Kでコロンボの再放送を放映するのも結構ですが、そろそろ、英語字幕を出せる機能を追加したり、本編を完全ノーカット化して欲しいです。
国民は高い受信料を払わされ続け、直近のNHK中期経営計画で、「地上波では味わえない新たな価値を創造します」と主張しているのですから。
追記
探偵がコロンボに話している台詞です(Blu-ray 英語字幕確認済)。
I don’t know why.
Hanlon fired her after three days.
(直訳:
理由は知らない。
ハンロンは三日目に彼女を解雇した)
仁科雅之(YC-30)さん
コメント下さりありがとうございます。
NHKでの放送時に英語字幕を出せる機能を追加したり、本編を完全ノーカットで放送…ぼろんこさんのブログに集う皆様が希望するところですよね!
初めて投稿いたします。
コロンボはカーラジオのフットボール中継を聞き逃すまいと中々愛車から離れず、検視官は「家に客を待たせてる」とのたまって露骨に帰りたがってる‥。しまいにはコロンボが「フットボール行ってくる!」とボケるなど、数あるコロンボ作品の中でも「アリバイのダイヤル」の臨場シーンの緊張感のなさはピカイチ⁈だと思います。
面白いのは車から降りて来ないコロンボを呼びに来た警官が「ホトケを移すのにOKが必要なんで‥」と言っているところ。まさか英語では「仏」とは言ってないと思いますが、我々日本人には「死体」よりは生々しさが和らぎますし、その方が緊張感のないこの後のシーンにもマッチしますね。さすが額田さんです!
めっとさむさん、楽しいコメントをありがとうございます。「ホトケ」という業界用語?、面白いですね。
前回コメント投稿時、本作でアメフトの試合の舞台になったロサンゼルス・メモリアル・コロシアムについて調べていて、刑事コロンボとの不思議な因縁に気付いて印象に残っているので改めて…。
次回13話「ロンドンの傘」で犯人役の一人(夫のほう)、リチャード・ベイスハートは、
1984年のロサンゼルスオリンピック閉会式(会場 ロサンゼルス・メモリアル・コロシアム)で司会を務め、1ヵ月後の9月17日、脳梗塞で70歳の生涯を閉じています。
偶然だろうと笑われればそれまでなのですが、私はそういうことが割と気になる性格です。
仁科雅之様
こんばんは!また移ってまいりました。
海面の温度が記録を更新したとありましたね。
最近どうも食べ物のことばかり気になってしまい、この回のようなアイスクリームの車来ないかなあなどと思う毎日です。このアイスクリーム売り(?)って当時のアメリカで良くあったのでしょうか。日本ではどうなのでしょう?
私の小さい頃は確か紙芝居の後にビー玉とかソーダを売るおじさんが良くいましたが近頃は見かけなくなってしまいました。
「アストリッドとラファエル」本当に面白いですよね!
こちらの方はやはり食い気より色気なのか現代風(?)の二人の恋愛の行方も気になるところでよね。
二人の恋愛の行方も気になるところでよね。
↓
二人の恋愛の行方も気になるところですよね。
でした。
失礼いたしました。
仁科雅之様
追伸
>渥美清が金田一耕助を演じた映画『八つ墓村』(1977 松竹)も未鑑賞でしたら、この『犬神家の一族』 (1976 角川春樹事務所/東宝)と観比べると、きっと興味深い発見がいろいろ有りますよ。
ご紹介ありがとうございます!
最近運動ばかりしていて観たいものたくさんありご紹介いただいた本も読みたいのですがなかなか…夏の終わりには取り掛かりたいなと思っております!
コロンボが息切れしながら走る姿が最近気になりだして運動をがんばっていますが冷房25度でも暖房付けたっけと思ってしまいます。
涼しいころが懐かしいです。
アイスクリームについて70年代ラバー様から説得力あるご教示をいただきましたので、この時間は予定を変更しまして(笑)、別な角度からコメントいたします。
本作について、Blu-rayの解説冊子等を改めて読み返し、急にハッと気付いたことがあります。私は、漠然と夏の話だと思い込んでおりましたが、よく考えるとアメフトのシーズン始まりは通常9月からなので、ならば暑い時期なので9月ごろの話なのかと思いきや、本作に登場する「ロサンゼルス・ロケット」と「パイオニア」は、いずれも架空のチームなのですが。画面に映る試合は、第1回「スーパーボウル」にあたる1967年1月15日の試合__NFL(ナショナル・フットボール・リーグ)の優勝チーム(グリーンベイ・パッカーズ 本拠地:ウィスコンシン州グリーンベイ)と、当時存在したもうひとつのアメリカンフットボールリーグ<AFL>の優勝チーム(カンザスシティ・チーフス 本拠地:ミズーリ州カンザスシティ)による対抗戦の中継映像だそうで、調べると、ロサンゼルスの1月~2月の平均最高気温は、19℃弱くらいなので、異常気象の冬でない限り、普通、試合観戦にアイスクリームは必要無さそうです。
つまり、おそらく9月ごろ設定の話でピーター・フォークをはじめとした俳優の撮影も9月~10月が中心だと想像しますが(アメリカ初オンエアは1972年11月5日)、実際の試合の映像だけは、試合は熱くても気温は涼しい真冬の映像を転用したということです。
そういえば、70~80年代アメリカでは、野球(大リーグ MLB)とアメフト(NFL)との掛け持ちで、まさに二刀流プロ選手が何人か活躍して話題になった記憶がありますが、近年はそういうのは無くなったのでしょうかね。
YUKIゆき(アイス) 様
>「アストリッドとラファエル」本当に面白いですよね!
本当に面白いです! 紛れもない傑作だと思います。
このドラマについては、様々な観点から書きたいことが多過ぎまして、もう少し頭を整理してから、ぼちぼちと返信させてください。
ひとつだけ。主役のアストリッドを演じるサラ・モーテンセンは、4歳のときに事故で負傷したことが原因により、左目の視力がほぼ無いそうで、3歳のとき右眼に網膜芽腫が発見され眼球の摘出手術を行い、以来、生涯右の眼孔に義眼をはめて生活していたピーター・フォークとの、不思議な因縁を感じております。
仁科雅之様
>主役のアストリッドを演じるサラ・モーテンセンは、4歳のときに事故で負傷したことが原因により、左目の視力がほぼ無いそうで、3歳のとき右眼に網膜芽腫が発見され眼球の摘出手術を行い、以来、生涯右の眼孔に義眼をはめて生活していたピーター・フォークとの、不思議な因縁を感じております。
あーっ!ほんとだ!と思いました。さすが仁科様ですね…
アストリッドが銃の音などに口を開けて耳をふさぐシーンは、コロンボも古畑も似たようなシーンがあったような…
もしコロンボがボロボロ葉巻の灰を落とすのをアストリッドが見たら、「あなたは灰を落としています。床がぐちゃぐちゃです。」とか言いながらラファエルと3人で仲良くなりそな気がします。
YUKIゆき(アイス) 様
ピーター・フォーク、サラ・モーテンセン、両者とも、身体的特徴を、演技プランによく生かしていますよね。
>アストリッドが銃の音などに口を開けて耳をふさぐシーンは、コロンボも古畑も似たようなシーンがあったような…
その他、コロンボには、
① 縦社会(警察)の組織に馴染まない
② 捜査への嗅覚を除き、空気を読むのが苦手
③ (高所恐怖症等)特定恐怖症がある
④ クラシック音楽好き
など、アストリッドの性格と似た点があると感じておりまして、コロンボの性格のある一面を美しく強調したのがアストリッドだという解釈も成り立つかも知れないです。
>もしコロンボがボロボロ葉巻の灰を落とすのをアストリッドが見たら、「あなたは灰を落としています。床がぐちゃぐちゃです。」とか言いながらラファエルと3人で仲良くなりそな気がします。
そんな夢の競演シーン、一度でいいから見たいです!(笑)
仁科雅之様
>① 縦社会(警察)の組織に馴染まない
② 捜査への嗅覚を除き、空気を読むのが苦手
③ (高所恐怖症等)特定恐怖症がある
④ クラシック音楽好き
なるほど!
これって私も俺もあるある!という人も多いでしょうし、
人の痛みに寄り添えるキャラクターなのでコロンボは不滅(?)なのでしょうし「アストリッド~」もこれから人気が出そうですよね。
一つちょっとうらやましく思ったことがあります。
女性二人の服装についてです。(男性・LGBTQの方にも言えるのでしょうけど)
『まじめな職業』なのに胸の谷間が見える服や革ジャン、逆に詰まった襟のブラウスにリュックなど、日本ではNGなのではないでしょうか。
最もわたしはよく記事などにある、根拠なく「欧米では~だから日本も~すべき」というのには賛成しないのですが
こういうことに関してはヨーロッパの方が楽な気がします。
追伸質問があります。アストリッドが大切にしているらしい和のテイストの箱は、お父さんの形見なのでしょうか?
先ほど服装の事を書きました。
余談です。最近何か逆セクハラというかそれってわざと煽って『被害者』になってない?と感じる
ような事案もあります。こういう感想も実名をうっかり出したりするとものすごい反撃が来るわけです。
これって男性は特にすごく言いづらいのでしょうし、思っても言えないことが多くなり違う意味で生きづらい世の中になりましたよね。
コロンボならこれは加害者認定しないのではないかなあと書いたつもりが抜けていてコロンボとまったく無関係な話題になってしまいました。
どちらにしてももし不適切でしたらお手数をおかけしますが削除をお願いいたします。
「経済格差による無意識な差別」とは、まさに『刑事コロンボ』シリーズに一貫した「裏テーマ」でしたね!
YUKIゆき(アイス)様
>人の痛みに寄り添えるキャラクターなのでコロンボは不滅(?)なのでしょうし「アストリッド~」もこれから人気が出そうですよね。
「人の痛みに寄り添える」って極めて大事な要素ですが、押しつけがましくなってもいけませんし、キャラクターの魅力で説得力を持って描ききるのは意外と難しそうです。この両作品は、その意味で個人的感想は総合的にみて高得点です。
「アストリッド~」は「バディもの」としても秀逸ですよね(相棒のラファエルの描き方についても興味深いですし、今後の展開がますます気になっています)。「バディもの」といえば、コロンボでは64話「死を呼ぶジグソー」があり、生粋のコロンボ・ファン?にはあまり人気が無いのですが、私は好きです。「アストリッド~」の観点で「死を呼ぶジグソー」をご覧になられたら、テーマの共通点と相違点を含め、面白いと思います。
>こういうことに関してはヨーロッパの方が楽な気がします。
同感です。日本は「こうであらねばならない」という同調圧力が強めな国なのでしょうね。
>アストリッドが大切にしているらしい和のテイストの箱は、お父さんの形見なのでしょうか?
寄木細工の箱はお父さんの形見なのでしょうね。「寄木細工」という日本の木工技術そのものがパズルみたいなものなので、バッハ「フーガの技法」のエピソードと相まって象徴的ですよね。
ところで、行き過ぎた言葉狩りに、神経質になる必要は無いのでは?
差別用語を批判する人が、別な場面でもっと酷い差別をしているのは、日常よく目にする光景です。
なお、私見では、LGBTQ以上に、生きる上で最も深刻な社会問題は、経済格差による無意識な差別であると常日頃感じています。勿論、他人事ではありません。
セクハラの話題について追加コメントしておきますと、いかなる理由があろうと、被害者が苦痛を訴える限り、「故意にセクハラをしたほうが悪い」としか言いようがなく、世相がどうであれ、社会道徳の根幹までは否定したくないです。
「社会的制約があるからこそ、自由の喜びがある」が自論です。
仁科雅之様
>行き過ぎた言葉狩りに、神経質になる必要は無いのでは?
ありがとうございます。
愚痴になりますが、こちらのブログではいちいち私の書くことに目くじらを立てる方などいませんがほかのところでは私が女性で相手より若いとかわかろうものなら脅しのようなことを言う人もいるんですよね。ちょっと神経質になっていました。女でへらへらした感じだからどうせ声も出せないだろうと思ってなにさ、と悔しいときもあります。(十分出していますが…)
>なお、私見では、LGBTQ以上に、生きる上で最も深刻な社会問題は、経済格差による無意識な差別であると常日頃感じています。勿論、他人事ではありません。
そうなんですよね。わたしはつい煽るようなニュースに目が行ってしまい気が付いたら政治などがとんでもない方向に進んでた、と気づき反省することが良くあります。
この点について実は今まで本音を書いてなかったので、これを機に思い切って書きます。
私はこの間『もう終わりだ(猫スタンプ)の国』とLINEプロフィールに書いてしまいました。
コロンボが放送されていた時代の方がよかったというのは真実ですしわたしも本当は大賛成したいです。
ただ、私は70・80年代は子供でしたし、正直当時一部の大人から言われたことがまるで間違っていたじゃん心底びっくりだよという思いも強いのです。
仁科様の世代の方々は当時一生懸命働いてらしたわけなのであの時代は良かったとおっしゃるのに説得力がありますが、私は、私がそれ言って良いのか?と思い、また、もしかしたら奇跡が起きて良くなるかもしれないじゃんという最後のあがきみたいなものを勝手にしているんです。(笑)
私は今『現役』世代なわけなので、将来若者に、アンタラ現役世代だった時に悲観して昔良かったとだけ言って何もしなかったわけ?
と思われるだろうなと。
実際何を言おうと個人にできることはあまりないので仕方ないのでしょうけど…それにしてもコロンボは「バブル」時代?に放送された番組のキャラクターとしてはのんびりしていませんか?
仁科雅之様
「死を呼ぶジグソー」、未見なのでぜひ観たいです。
ところで今週チリコンカンを作ってみる予定です。
>「社会的制約があるからこそ、自由の喜びがある」が自論です。
良い言葉ですね。何かラヴェルの『優雅で感傷的なワルツ』につながるような…
ところでLGBTQの問題より格差の方が深刻というのはごもっともで、私は『昨日何食べた』にはまっているのですが、これも食べ物がたくさん出てくるので、おいしいご飯が食べられて健康なら後は何とかなるさというように感じる楽しい話ですが最近は食べ物さえ我慢しているという話さえ多くなりましたね…
YUKIゆき(アイス)様
「人気投票に加票。」(2015年10月23日 ぼろんこ様記事)の頁に返信コメントいたしました。
飛び入り失礼します。アメリカのアイスクリームトラックについては、昔から今もどこででも見ます。季節にも影響されないので投資としてトラックを購入、レンタルする人も多いようです。映画、ドラマにもよく登場しますが、こどもが誘拐されるとか犯罪に使われる話が多いですね。つい先週ニューヨーク市議が化石燃料使用のアイスクリームトラックは禁止して今後3年内にエコフレンドリーな燃料に切り替える計画を提案し、トラックオーナーの猛反発を受けています。70年代は気候も含め古き良き時代となっていますね。
70年代ラバー様
先程、下段にコメントすべきところ、誤って上段にコメントしてしまい、失礼いたしました。
ところで、アメリカのアイスクリームトラックは季節にも影響されないとのことですが、1月のロサンゼルスでは、プールで泳ぎたくなったり、日中のスポーツ観戦等で、アイスクリームがよく売れるほどの陽気になることが実際あるものなのでしょうか?
ロス在住経験が無いため、例によって教えてくだされば幸いです。
仁科様
自身が経験したことお伝えできる場があるのは本当にうれしいことです。
最近はLAからのニュースを見ていると本当に気候が変わってしまったと
感じます。ここはコロンボ関連なので、20世紀までの話として聞いていただければと思います。
ロスアンゼルスと言っても大きいので地域差はありますし、季節感もあまりないのですが、1月を冬とすると平均最高気温は18℃~20℃でした。だいたい晴れてるので海、プールで泳ぐ人もいましたよ。もちろんアイスクリームは冬でも食べるものです。どのスポーツ観戦場所でも売られていました。以前他のエピソードでコメントしましたが、暖炉はあっても暖房器具として使うことはたまにしかなかったです。住んでいた所でストーブ、ヒーターも持っていませんでした。床暖房を逆さにしたような天井がうっすら温かくなる装置はありましたが、これもほとんど使用しませんでした。ついでに夏の話ですが、近所を見てもエアコンの室外機がある家はほとんど見ませんでした。エアコンも本当に必要なかったのです。昼間30℃以上になっても湿度は低いし、夕方になると海からの風で涼しくなっていました。10月ごろSanta Ana Winds(サンタアナ風)が内陸から吹いてくるのですが、これがかなり乾燥していて数日間気温を上げます。しかし日常生活が辛いほどではなかったです。この風のせいで山火事が起こることは今も度々あります。当時ニュースで気温が3桁(100°F=37.7℃)になると大騒ぎだったのがなつかしいです。今日本も命が危険な暑さと毎日聞き、40℃に達するのかと思うと恐ろしいです。皆さまもくれぐれもご自愛ください。
70年代ラバー様
詳しくご教示いただき、誠にありがとうございます。
今回も大変に学ばせていただきました。
特に、ロサンゼルスでは1月でもプールに入りたくなる日があるとは、恥ずかしながら知りませんでした。
となると、ハリウッド界隈でロケされたTVドラマや映画から撮影時の季節を読み取ることは元々困難でしたが、これは、昨今の温暖化した気候では尚更なのでしょうね(今日ではCGで後加工もされますし)。
各クールごとに、空気や人々の服装や木々の葉の色の変化などに季節感がもろに滲み出る日本のTVドラマとは、良くも悪くも大きく異なると再認識いたしました。
70年代ラバー様
教えて下さりありがとうございます。
また貴重な情報もありがとうございます。
トラックオーナーが猛反発している理由はより燃料代がかかるからなのでしょうか。
考えてみたら、アイスクリームトラックでの販売は日本の昔のビー玉売りのおじさんなどのように商売あがったりになって廃業したとか言うのとは違いますものね。(たぶん。)
でも、日本では確かに男はつらいよの寅さんのようなおじさんはいなくなってしまいましたね。(いるのかな。)
わたしはなんだかんだ言って今の時代の方が好きなのですが、やはり70年代良かったねと言いたくなるなつかしさを感じます。
ありがとうございました。
各種報道によりますと、カリフォルニア州に26年ぶりに熱帯低気圧が上陸して各地で大雨が降っているそうですね。ハリケーンから熱帯低気圧に変わった「ヒラリー」が、8月20日、メキシコからカリフォルニア州の南部に進み、道路の冠水や土砂崩れなど、被害が拡大、年間の平均降水量が50ミリしかないデスバレーでも大雨となり、洪水が起きているとのこと。また広い範囲で1日の降水量が、約1年分に及ぶと予想されていて、米連邦緊急事態管理庁が警戒を呼び掛けているのだそうです。
ハワイ山火事の件もそうですが、世界中、気候変動の影響で大変ですねえ。
70年代ラバー様の想い出の歌が再度聞こえてきました・・・。
It Never Rains In Southern California(Albert Hammond) より
♪ 南カリフォルニアはめったに雨が降らない
昔からそういう話はよく聞いたぜ
そりゃ カリフォルニアじゃ雨は降らないんだろうよ
だけど 彼女さあ 大事な忠告 省いてるんだろ?
降ったら土砂降り・・・おい、聞いてるのかい! 降ったら土砂降りってんだろ! ♪
(仁科 意訳)
原題のダブルミーニング(素人翻訳家の見方)
原題は「最も大事な試合」の日に犯人が起こした事件です。Gameは試合という意味ですが、「獲物」という意味もあります。GMの犯人にとって自分を嫌ってる遊び人のオーナーは殺すしかない「最も重要な獲物」だったのです。Gameが試合と獲物のふたつの意味がかかっていると思います。ギャビン・ライアル作の冒険小説「もっとも危険なゲーム」は「(殺人)ゲーム」と「(狙われている)獲物」の二つの意味があります。しかし他の方が指摘しているように冒険小説へのオマージュではないと思います。二枚のドガの絵のFramingと同じダブルネーミングですね。
HiroBRZさま
なるほど!アメフトのgameと、犯人ポールからみた被害者エリックは獲物でgame….。今回題名に着目していなかったのですが、HiroBRZさんのコメントのおかげで気が付いたことがあったので私ももう一点。
この回はなんとなくコロンボがずっと『おかしい、おかしい』と、落とし切れていない、何が足りないのか?と・・・いつも通りの追求は変わらないのですが、わざわざ言葉にして「もう少しだけど、足りないことが」と言わせてるところもあり。(自分のコメントの繰り返しになってしまいますが)いつもに比べてみて丹念に推理をしているように感じ…ということで、この題名に戻るのですが、『犯行の真実』という獲物を追い詰めて攻めていくコロンボにとってのgame(勝負、駆け引き、獲物)、という意味も加えてトリプルミーニングもありかな?と思いました。
コロンボの獲物はいつも殺人犯です。彼は時々正義感や怒りをむき出しにして犯人を糾弾・追及します。コロンボは勝負・駆け引きでなく殺人犯を獲物としてとことん追い詰めますね(多少の例外はあり)。そうですね。コロンボシリーズの犯人は色々なトリックを使って被害者を殺害する。それに対してコロンボも色々な心理的なトリックや時には証拠捏造して犯人を追い詰めていく。狩ったものが狩られるというのが常にある構造ですね。
確かに!ぼろんこさんおっしゃるように「動機不十分」というか私にとっては「不鮮明」でも、どなたかが言われていたように、先を見越してジュニアを殺してもっと自分の権力を盤石なものにしたかった、ということはあるかもしれないなと思いました。
この回で一番心に残ったのは、リゾという人物の温かさ。親となさぬ仲の放蕩息子のいろいろな行いに対して愛のある言葉。ウオーターベッドでダラダラ過ごす放蕩ぶり、どうやら妻がいるのにみだらな女遊びをしている様子を散々見せられた後でもその死を知ったリゾの落胆ぶりを目にして、エリックにも気にかけてくれる人がいて、色々悩み多い生涯だったんだなと胸がつまる思いがしました。
この回はコロンボの推理の過程が丹念に描かれていたように感じられました。
「あともう少しだけど途中からが詰められない」と言うようなことをぼやくシーンが印象的です。いつも思いますが、裁判ではもしかしたらとぼけるような言い逃れを試みる場合もあるかもしれないけれど、今回の「時計の時報がはいっていませんよね?この部屋でかけたのだったらはいっているはずなのに?」という部分で落とす!私が犯人だったら白目向いてぶっ倒れてしまうくらいお見事な、犯人の観念するに足る「落としどころ」がコロンボならではの名人芸だなぁとうなってしまいます。
あのころのテレビドラマの制作関係者は、後世の人から、こんなにも重箱の隅を楊枝でほじくるように、高画質で何回も何回も検証されるなんて、思ってもみなかったでしょうね。テレビ放送は基本的に視聴者と一期一会、再放送を観られたらラッキーみたいな感覚で、日本でもビデオ収録のドラマは、あの当時、ほとんど放送局で上書きして消しちゃってたくらいなもので、ここまで文化的価値を持つなんて想像していた人は少ないでしょう。おそらく細部の矛盾には目をつぶり、初見のフィーリングと勢いを大切に制作していたと思います。
同じように自分の青春時代の過ちを、死んでから神様に、映像で根掘り葉掘り検証されたらいやだなあ(笑)。
だけど、今回は好きな回でした!!
音頭丸殿様の若き日の浮気のアリバイ工作も、後々きっと検証されて崩されることでしょう!!
その時には潔く罪を認めなさい!!
盗聴テープによる工作はもはや通用しませんから・・・って今思ったんですが、「刑事コロンボ」旧シリーズで、アリバイ崩しのエピソードって、意外に少なくありませんか?
他の回で、アリバイ崩しから逮捕するって話、ありましたっけ?
青春時代の回顧で思い出すのは予備校の有名教師が、「夜な夜な見る妄想を白日の下に晒されたら恥ずかしくて君たち生きていけないだろう」と宣ったことです。
青春時代のあれこれを巻き戻しのテープで見たなら「もうやめてくれ」と叫ぶこと必定です。
ところがコロンボは50年経った今でも視聴者を魅了しています。「古くさい」「荒唐無稽だ」などと見捨てられることなどない。コロンボ制作陣もこれだけ異国で話が盛り上がっていることを知れば・・・・・制作者冥利につきるでしょう。
夏でもコートを着ているコロンボ。コートと車に犬にかみさんは必須アイテム。最後に犯人があっさり落ちるカタルシス。 変化球無しがコロンボのいいところ。これからも名作が目白押しで楽しみです。(一度50年前に見ているはずだがほとんど忘れている)
1.私立探偵が盗聴器を外しに来るシーンでコロンボ以下警察が待ち構えています。どうしてあの日に外しに来ると分かったのでしょうか? 何人もで張っている根拠は何か?
2.それとよく分からないのは父親の弁護士が私立探偵を雇って盗聴させたこと。二人の間に不穏な物を感じたのでしょうか?
3.電話盗聴を犯人が知っていてそれをアリバイ作りに利用したようですが、いつ犯人は電話が盗聴されていると知ったのか? その方法は?
4.盗聴器を仕掛けた女性(売春婦?)は犯人の事務所に秘書として雇われていてそこからさらに息子(殺された人)の秘書になって盗聴器を仕掛けたようだがこのあたりの事情は?
5.アイスクリーム屋の衣装はどうやって調達したのか? 誰かから借りたのか自作したのか? アイスクリーム屋を疑ったのなら当然このあたりの周辺捜査もするべき。
6.電話の通話記録は公衆電話からでは残らないのか? 公衆電話にも電話番号があって当然どこからの通話か分かりそうだが? 当時のアメリカでは日本とは違うのか?
7.そもそも殺人の動機は何? どうして殺す必要があったのか? 息子はお飾りで経営はかなり自由に任されていたようだし事業拡大は息子の反対があっても可能だったのでは?
8.プールで泳いでいなければ飛び込みで頭を打って気絶後に溺死というストーリーはそもそも成立しない。ちょうどプールに入っていなければ(リビング、トイレ、ベッド)氷で殺し凶器を溶解させるトリックも成り立たない。「プールで頭をはっきりさせろ」と電話で指示してもその通りに被害者が動くとは限らない。
などなど疑問はありますが相変わらずコロンボは面白い。ただ「指輪の爪痕」の犯人が再び登場で、いつもイライラして表情は険しく怒鳴り散らすのは前回と全く同じで二人がダブってしまい配役としてはどうだったのか? 尤も当時は1年経ってから放映されたようで視聴者は余りそんなことは思い出さなかったのでしょう。連続してみる故のいらぬ気づきどころですね。
自己レスです。もう一度見直してみて1については理由が分かりました。
ラジオの雑音から電話盗聴の確信を持ったコロンボは、「明日、鑑識が来る」とハンロンに告げることで誰かが今夜外しに来るとふんだのですね(コロンボはハンロンが盗聴器をつけたと考えていた)。 それ故夜に待ち構えていた。
私があのシーンを唐突と感じたのはコロンボが「この電話は盗聴されている」と気づいたことを分からなかったからです。あのシーンでは盗聴器取り付けの下手人であるハンガリー女性からハンロンに電話もあり、弁護士も初登場で色々な要素が伏線になっていたと見直してやっと分かりました。いやいや複雑でもう頭がついていけません。
1.明日一番に、鑑識が来るので、ウォルターはその前夜に撤去させた。
2. 弁護士のウォルターはエリックが堕落した原因が、ハンロンの仕業(会社を乗っ取る目的)であると睨んでいた。
3.4.ウォルターが盗聴目的で探偵ダブスを雇い、ダブスがバブコップを秘書としてエリック邸に侵入させた。バブコップはそのことを反論に密告し、情報料を請求した。
5.衣装どころか、アイスクリーム売の車を入手の方がもっと困難。冷凍車であれば、魚屋でも良かったかもしれませんが、アイスクリーム屋の方が絵になりますね。今回の主題が「ダイヤル(電話)」なので、大目にみましょう。
6.通話記録については、毎回議論の的になりますが、これも大目にみましょう。
7.エリックはハンロンを疎ましく思っていて、クビになる危険を感じていた。深読みかもしれませんが、ハンロンは妻シャーリーに好意を持っていたかも。
8.エリックは日常的に深夜まで酒を飲み、朝起きたら酔い覚ましにプールでひと泳ぎする習慣があった。
これらは、ぼろんこの推測を含みます。
アイスクリーム屋さんの販売車については、ハンロンがスタジアムでの営業権の認可に権限を持っていた、という解釈はどうでしょう。「来シーズンだけどさー、ちょっとお宅厳しいんだよ。」とか言って、販売員の制服とか指定の駐車場に止まっている販売車を借り出す裏取引をしていたとか・・・
ぼろんこさん、丁寧な返信有り難うございます。面白い物語を作るには現実を超えた脚本も脚色も必要なんでしょうね。一度見ただけではよく分からないので何度も見直すのもコロンボの魅力の一つです。
ところで「黒のエチュード」の最後ですが、日本語吹き替えでは「チャオ」になっていますが、英語では「Frank, gentle..」と聞こえるようです。
おそらく最後は「gentleman」と言おうとしているのでは?と思いましたがいかがでしょうか?
つまらないコメントですみません。
事件の翌日のワーグナー邸で新しい秘書さんが何度もかかって来る電話の応対に大わらわになっているシーン、コロンボがラジオの雑音から電話の盗聴に気づくシーンですが、ラジオから流れてくる音楽、モーツァルトのアイナクライネナハトムジークですがもしかして黒のエチュードのアレックス指揮のハリウッドボウルコンサートの放送ではないでしょうね、ははは。
それからアーティジェサップ役の俳優さん、今回は私立探偵役でしたがアーティの時と違って結構きれいな発音でした。役柄に変えてしゃべり方も変えるんですね。原語字幕で見ているといろいろな発見があります。
素晴らしい発見ですね。あの曲は間違えなく、アレックス指揮・南カリフォルニア交響楽団のハリウッドボウル音楽堂のコンサート録音でしょう。
「黒のエチュード」ではTVでしたが、FMでも放送されたとは知りませんでした。
第二シーズンは、第一シーズンのヒットを受けてより豪華なスターを犯人役に集めて華やかな話題を提供した、と思いました。
私も、細部はともかくとして全体の雰囲気に魅力を感じ、何回でも観たくなる大好きな回です。
ただし、肝心な決め手については、以前「当日は時計が故障していたと言えば終わりそうですが」とコメントされていた方がいらっしゃいましたが、やはり私も同感です。
69話(最終話)「虚飾のオープニング・ナイト」では、犯人が「ポケベルが鳴らなかったのは電池が切れていたから」と言い逃れして、コロンボを一応納得させて帰したぐらいです。
今回決め手となった時計がクォーツ式であれば、
「当日その時間は電池が切れていた」とでも言えばいいでしょうし、
仮にゼンマイ式であったとしても、
「巻くのを忘れていたので当日その時間には時計が止まっていた」
と説明しておけば済みそうです。
「刑事コロンボ」の犯人たちは、私と違って総じて往生際が良いですね(笑)。
殺人という犯罪に、美学も何もあったもんじゃないと考えてはしまいますが・・・。
初回放送のこのエピソードから見始め『こんなに面白いドラマだったのか。そりゃ流行るはずだ』と思ったので、とても思い入れのあるエピソードです。この回でいつも不思議に思うのはアイスクリーム売りの小道具をどうやって手に入れたのかってことと、あとスタジアムに停めてある車がキー挿しっぱなしなのか直ぐに運転できることで、普通そこから足がつきそうな感じがします。あとLAレイカーズのバリバリのメンバーが一瞬出てるのですが、ルロイ・エリス、ハッピー・ヘアストンとかジム・マッキミランとか、英語音声では見たことがないのですが多分元々の発音に近いんじゃないかなと思います。
疑問点のご指摘については、まったく私も同感でした。
どうも、刑事コロンボに限らず、あの頃のテレビドラマは、ストーリー的には「神は細部に宿る」(God is in the details.)の真逆を確信犯的に実行していたようでもあり、しかし、だからこそ、現在では失われた斬新な発想や活力が生まれていたような気がします。
>ルロイ・エリス、ハッピー・ヘアストンとかジム・マッキミランとか
ドラマで使用されていた実際の試合の映像が、現実にはどの試合だったのかも気になりますね。
入るべき時報が聞こえるかどうかで場所の偽装がバレる、というのは日本では69年にTVシリーズが放送された
「プリズナーNo.6」
の傑作回でも使われていますね。
なんとこれを名前にしている方が書き込んでおられますが、このことについての言及は無いようです。
月氏様
刑事コロンボのストーリーでパトリック マクグーハン
が出演している回が大好きで、恐れながら名前に付けさせて
もらいました。
YouTubeに英語ですがプリズナーNo.6がアップされていますね。
プリズナーNo.6様、
マクグーハン良いですね、いかにもアイルランド系で。今検索したら2009年に亡くなっていたと知りました。
僕は10年以上前に吹き替え版のDVDBOXを中古屋で発見して買いました。(^^:
月氏様
私もプリズナーNo6.のDVDボックス買いました。
当時、NHKで放送したんですね。
ちょっと、難解なドラマですが、村の雰囲気
とかすごくすきです。
夏のロケ、随所に挿入される凝った映像も相まって、全体の雰囲気が大好きな回です。
また、この回も皆さんのコメントで何回も盛り上がると予想できますので、少しストーリー本題とは違う側面からコメントします。
この回でアメフトの試合の舞台になった、芝の管理が行き届いたロサンゼルス・メモリアル・コロシアムについてですが、「1923年5月に開場したロサンゼルス・メモリアル・コロシアムは、1932年と1984年の夏のオリンピックで開会式・閉会式会場および陸上競技の主会場となった。 2028年の夏のオリンピックも同じ様に使われる予定で、パラリンピックでも使われる予定である」(Wikipediaより)とのことで、大リーグのロサンゼルス・ドジャースも、ドジャー・スタジアム完成まで、1958年から1961年の4年間、ここを暫定的な本拠地野球場としていたそうですし、その歴史が凄いです。日本の新国立競技場なんかまったく作る必要は無かったのではないかとの感を、益々強く抱いてしまいます。なお、「1994年1月17日に起きたノースリッジ地震で大きな被害を受けて修復に9300万ドルを必要とした」そうですので(同Wikipedia記事より)、ロサンゼルスも日本同様、地震に警戒すべき地域だということを思い出します。
その、ロサンゼルス・メモリアル・コロシアムを舞台にした映画といえば、何と言っても「パニック・イン・スタジアム」(1976)が忘れられません(DVDやBDになっています)。「ある日曜日、アメフトのプロ・チーム、ロサンゼルス・ラムズ対ボルチモア・コルツの試合のため満員のロサンゼルス・メモリアル・コロシアムに、ライフルを持った謎の狙撃手が潜入した。それを知ったロサンゼルス市警察とSWATが阻止に動くが、試合終了の間際に犯人は観客席に向かって銃を乱射する・・・」という、21世紀テロの時代を予言したともいえるパニック系アクション映画の傑作なのですが、ロス市警の警部にチャールトン・ヘストン、SWATの隊長にジョン・カサヴェテスといった豪華キャストで、その名俳優ジョン・カサヴェテスのことを語るなら、この映画は絶対に外せません。刑事コロンボ10話「黒のエチュード」での犯人兼オーケストラ指揮者役とは比べものにならないくらいカッコよくシブいからです。
YC-30さん、ロサンゼルス・メモリアル・コロシアム情報ありがとうございます。黄色い客席で考え込むコロンボの後に、同じポーズの旅行会社のポスターに場面転換するのも、面白いです。
ありがとうございます。
もう少しだけ、コメント投降後に知った、ロサンゼルス・メモリアル・コロシアムと刑事コロンボとの因縁話(と言うほどかどうか分かりませんが)を書いておきますね。
次回13話「ロンドンの傘」で犯人役の一人(夫のほう)、リチャード・ベイスハートの経歴を、またまたついでにWikipediaで調べておりましたところ、少々驚きました。
「1984年のロサンゼルスオリンピック閉会式(会場 ロサンゼルス・メモリアル・コロシアム)で司会を務め、1ヵ月後の9月17日、脳梗塞で死去。70歳だった」
こんにちは、
アメリカのドラマシリーズでコンバットも好きなのですが
一番好きなストーリーにディーン ストックウェルが
ゲストスターとして31話 「生きて帰れない」に
出演していますね。
あと、ロバート カルプも27話「敵前逃亡」にゲストスターで
出演しています。
どちらも当時スターだったんですね。
追伸
コンバットではその他、以下の俳優さんが出演されていました。
「もう敵ではない」 レナード ニモイ
「老兵は死なない」 エディ アルバート (ゲスト スター)
「お人好しはロバ」 ロディ マクドウェル (ゲスト スター)
ディーン・ストックウェル氏の訃報が届いてます。
先月7日、享年85だそうです。
ヴォロージャ・ウリヤノフ様
ほんとうですか!
残念です。「生きて帰れない」ではすごくカッコイイ
役で、ファンになったのですが。
もう一度、今日はもう一度、コロンボとコンバットを
観直します。
ディーン・ストックウェルは、デヴィッド・リンチ作品の、まつ毛ビシバシ不気味おじ様として印象的です。ロバート・カルプはレッドフォードに似てますね。
今作は唐突に終わるのがカッコいいですね!
初めて投稿します。最近こちらの素晴らしいサイトを発見しエピソード見るたび拝見させていただいてます。中学生の時初めてNHKで見て以来のコロンボファンです。アメリカに住んでいた約20年間放送のあるたび録画して旧・新シリーズ楽しんでいました。引っ越しでビデオは全部処分してしまい、最近DVDで旧シリーズ全話を入手しほとんど毎日見ています。英語で聞くコロンボもなかなかいいのですが、小池さんの吹替えと言うより演技が日本人向けでぴったりですね。さてこのエピソードの58:40ごろ私立探偵とコロンボが話している時沖合上空にUFOらしき物が写ります。アメリカのコロンボサイトでも取り上げられてます。色々発見があり何回見てもあきないです。
ご指摘のUFO確認できました!
最初、飛行機かとも思いましたが、途中で消えるのが不思議で気味が悪いですね。
確かに、少なくとも「未確認飛行物体」ではあります。
>上空にUFOらしき物が写ります。
どう見てもUFOですね。
スーザン・ホワードやジェームズ・グレゴリーといった、宇宙大作戦(スタートレック)に縁のある俳優さんが本作で出演するので、きっと宇宙人が喜んだのでしょう。
ウィリアム・シャトナー やレナード・ニモイ登場の回は、さすがに宇宙人も警戒して、あえて避けたんだと思います。
本作の1シーンに映り込んだ「謎の物体」。一体それが何であるのか、50年以上経過した現在も当局から具体的な説明はいまだなく、謎が謎を呼んでいる。某米軍トップは「あらゆる可能性を排除していない」と語っているが、ただし、別の米軍関係者は、問題の物体が地球外のものであることを示唆する証拠は何ら見つかっていないとも述べている。
そもそも話の前提から成立してないと思う。
犯人が実際にやったようにラジオで試合を聞いてたのかもしれないし、
犯人がスタジアムにいたというアリバイは成立しない。
アリバイが成立してないのだからコロンボがアリバイを崩す必要もない。
こんにちは。
今日、コロンボ×ハンロンの掛け合いが見たくなりました(何度見ても凄い)。
そして気付きました。ハンロンがエリック邸へ向かう途中、公衆電話の傍にDing-A-Lingバンを停めたシーン… 虹が!!!!! あるいはカメラへの映り込みとか反射とか?…それにしても素敵です。何度も何度も見ているのに、まだ発見があるなんて。コロンボ道は奥が深いですね!
エリックワグナー邸は、スタール邸ではありませんでした!
現在は建て替えられていますが、家につながる道の形状も確認しました、ベルエア地区で間違いありません。指摘してくださったブログゲストのみなさん、大変感謝いたします!
こんにちは。
サッカーはJリーグ観戦したり、ラグビーも大学ラグビーなら見にいったことがありますが、アメフトは試合をきちんと見たことが一度もないのでルールがわからない。試合時間もわからない。
★なので試合が始まってハーフタイムまでどのくらいの猶予があるのだろう……★
という疑問。
調べてみると15分quarter×4=60分が試合時間……つまり、ハーフタイムまでは30分
●コロシアム出て 車までの時間と、犯行現場でのやり取り、それに電話ボックスからの電話時間なんか差し引いたら、行き帰り片道10分走れないじゃない……厳しい(驚)
●●●と思ったら アメフトの試合時間は試合終了まで2時間半~3時間くらいになることがあるそうで、1時間が3時間近くまで膨らむなんて???
野球とかバスケとおんなじで試合が止まっていろいろ指示したり、準備したりなんかで時間が沢山使うスポーツなんですね。
●途中 アイスクリーム販売カーとかでラジオで中継を聴いていたのも 試合時間がどのくらいになるのか 把握しにくいことも理由だったんでしょうね(サッカーなら聴かなくても45分+数分と計算出来る)
アメフトが身近なアメリカ人ならこんなこと思ったりすることないんだろうな
前半を「ぜんぱん」と呼んでいるのに、興味を持ちました。
「ぜんはん」が喘い会ではないかと?
調べたら結局どっちも正解のようでした。
売り子に変装する午後2時と、コロンボに事故じゃなく事件(殺人)の可能性アリと言われたときに、
すでにボリュームを下げていたラジオのスイッチを切る午後4時半の計2回、時計のチャイムは鳴ってたんですね。
犯人逮捕の「決め手」が何かを知ったうえで見直して、初めて気がつきました。
きちんと伏線(ヒント)を配していたのはお見事です。
「決め手」が決まった際、コロンボが珍しくガッツポーズをしていますが、これも伏線があります。
事件を知らせるために観戦BOXを訪れた際、ひいきのアメフトチームに好プレイが出たと
ラジオの実況が伝えたのを聞いたコロンボは「いいぞ~」とガッツポーズをしています。
コロンボの他の作品では全くと言っていいほど見かけることがないガッツポーズ演出は、「決め手が綺麗に発動してくれたこと」と「(応援しているチームに)好プレイが出た時」が
相通ずるものがあるから、このような演出にしたのではないかと推測しています。
なるほどなお気づき!
スカッとしますね。
リアルタイムで見て以来やっと2度目に見ることができました。なかなかこの回は再放送してくれないしレンタルでも欠品だったりして。フットボール場の部屋から抜け出して殺人をすることとロバートカルプがひげを生やしていたことくらいしか覚えていなかったのでとても興味深く見ました。録画してみると何度も気になる箇所を見直せるのでよいです。ぼろんこさんが指摘されているように動機が明確でないことや単なるアリバイ崩しだけで他の説明が少ないことが気になりました。やはり動機はワグナー未亡人との再婚、財産とチームのオーナー狙いでしょうね。よく気を付けていないとわからないで終わってしまうかもしれませんが、ごく細かいところまで配慮して作られている回だと思います。バブコックさんのこととかラジオのスイッチを切ることとか時計のチャイムが2時にちゃんとなっていることとか。コロンボの最終場面での目つきが本当に印象的でした。普通は犯人を決め付けた後は視線を逸らしたりうつむいていたりするのに何度も見つめていましたね。私としては権力の墓穴のアーティ役の役者があんまり優秀でない私立探偵役で出ていてきちんとネクタイしているのが楽しかった。
お気づきだと思いますが、このブログのヘッダーの目です。
エリックの奥様シャーリーは、コロンボシリーズに時折登場する「イラっとするキャラ」
の一人です。ハンロンの人間性を分かって行動する弁護士さんの気持ちがわからず、
その行動をとにかく否定しハンロンに丸め込まれる姿が哀れでもありますね。
エリック本人もあのような人物ですので、
奥さんは、何もかも嫌になっちゃう気分でしたね。
本作と「構想の死角」に出てくる住宅は、スタール邸ではないように思います。
「殺人処方箋」は間違いなくスタール邸です。非常に有名な住宅建築の聖地ですが、本作に出てくる白タイルの壁とか、両開きの玄関は使われていなかったはずです。
以前にも別作品のスタール邸絡みで投稿した記憶があります。些末なこととはいえ、ぼろんこブログさんは大きな影響力を持っているので、正確を期したほうが良いかと。。
失礼しました。
スタール邸の件、再検証いたします。
こういうサイトがあります。
https://columbophile.com/2019/06/02/the-ultimate-columbo-locations-map/
これ気になったので私も調べてみました。
●結論からいうと 多分スタール邸ではないと思います●
★Googleマップ★で
◯ロサンゼルス
◯ケーススタディハウス22
で検索すると
Starl house(spell合ってたかな?)で出て来ます。
●Googleマップを航空写真に切り替えるとスタール邸の全容が上から見れます。スタール邸のプールサイドから360°ぐるっとパノラマで風景が見れる画像もあるので プールサイドやスタール邸の建物もプールサイド側のところは全部見れます。
★★★Googleマップ恐るべし…旅行に行ったような気分にちょっとなれます。
●Stahl house でした
spell間違えてました。
ちなみに じゃあどこなの?とGoogleマップを航空写真にしてストリートビューも使って ロサンゼルス一帯を歩き回ったり…
二時間近く スタール邸を拠点にGoogleマップ上を歩き回ったのですが 簡単には見つかりません。
見つかりませんでした。
●●●Googleマップ上を散策して思ったのは………スタール邸周辺も含めて、プールが矢鱈に多い!!(゜ロ゜ノ)ノ
個人宅のお庭にプールは必ずあるの???
プールが多過ぎて目星がつけられないってこと。家でプールが当たり前なんだろう
◯◯◯…スマホで航空写真とストリートビューで写真画面をながめていたら 二時間みると気持ち悪くなりました(笑)…ストリートビューで風景が動いていくのが乗り物酔いみたいになったんでしょうね( ;∀;)
今度からは一時間が限度で調べてみよう(ノ´∀`*)
心夏さん
ロスのバーチャル散策、お疲れ様です。私も少し前に調べてみたのですが、海外サイトの情報などを参考にして、おおよその見当はつきました。
Googleで「944 airole way 1970」という風に画像検索してみると、2~3枚目にそれっぽい写真が出てきます。これはコロンボと同時代に放送されていた『ロックフォードの事件メモ』という米国ドラマの1シーンです。ただ、その場所をストリートビューで確認しても外観が違う建物しか見当たらないので、おそらく建てかえられたのではないかと推測します(なにしろコロンボに登場したのは50年近く前ですからね)。なお当時の建物の名称は今のところ不明です。
なお、スタール邸は現在も同じデザインですね。こんな家に住めたらリッチな気分を味わえますよね。いわゆるアメリカンドリームの象徴というやつでしょうか。
以上、あくまで独自見解です。
すなさん、大感激です。ありがとうございます。
●944 airole way 1970●でGoogle検索してみました。
→画像が出てくるので、全てを表示
→画面上部の rockford filesと表示されてるところをtap
→建物の画面出てくるのでスクロールしていくと
→この作品でみた建物の写っている画像があるのでそれをtap
→その建物についての詳しい紹介ページ(写真や記事、訪問者のコメントなど)
●もやもやしてましたが 納得出来ました。後で Googleマップで確認してみます
まずはお礼まで
ありがとうございました
訂正
rockford filesと出てくる~はなしで、画像で作品でみた建物画像が出てきたら それを表示してあげると 紹介するページにいけるようです
上記のコメントで覗いてみた紹介ページに建物の写真があったんですが、現在どうなっているのかということでみていくと現存していないようです
以下はそのページに2015年に訪問者が残したコメントをコピーさせてもらったのでそれをそのまま載せますね
●●●
Paris Or Bustパーティーが開かれた大きな家は、ビバリーヒルズの944 Airole Wayにありました。信じられないほどの家であるにもかかわらず、それは残念なことに進歩の名の下に2014年に取り壊されました。
この同じ家は、ロックフォードファイルのパイロット「バックラッシュオブザハンター」でも使用されました。それは大きなプールのある家で、金持ちの女性が住んでいたロサンゼルスの素晴らしい景色でした。それは別のロックフォードファイルのエピソードにありましたが、私は現時点でそれを思い出しません。また、少なくとも2つの「コロンボ」エピソードで目立つように表示され、1つは「最も重要なゲーム」と題されていました。
すなさん
Googleでみてみたら 昨日何度も地図上で 現在のその建物のあった場所の上 何度もみてました(笑)通りすぎてました。あっ戸々だったんだと。
●この作品のプールからの眺望シーンをみて 眼下にロスを眺められる場所はと 地図とテレビ画面見ながら二時間調べ回ったので あそこの場所は何度もGoogleマップで通ってます
真偽は置いておいても あの場所なら場所的には正しいと個人的には思います。
●スタール邸にほぼ真西に5,6キロほど行った辺りでしょうか
●●●後で 事件mapの欄に 今回のことで読んだ記事を載せておきますね
すなさん アドバイスありがとうございました
心夏さん、お役に立てて嬉しいです。
私は根性なしで途中で投げ出してしまいました。やっぱりあの場所で正解のようですね。かなり納得しました。もう50年近く前でおそらく建てかえしてるだろうと予想はしていましたが、その時期まで探し当てるとは恐れ入りました。
ところで、”心夏”さんて、やっぱり”ここなつ”って読むんでしょうか?ずっと気になっていたり。
すなさんお早うございます。
ここのロケ地(多分)だったとこはけっこう高台で広く見張らしもよかったようで、高額の建物が建てられるとかでその当時現地では話題にもなったと推察します。
動画サイトに その建物物件の広告やら 造成して建ててる時の通りを行き交うダンプカー?なんかを撮った個人動画なんか 見ることが出来ます。
心夏…読み方は自由に(笑)
①ここなつ
②ここなっつ
③こなつ
どれでもいいと思います。
ワタシのなかでは ●なんですけど、 他の読み方もアリだと思いますので拘りません
固定電話、公衆電話を題材にした推理ドラマなんて「前時代の遺物」の様に思われますが、今観ても違和感どころか、ドキドキワクワクしてしまいますね。
このあたりが、名作ドラマたる所以でしょうか?
とりがみの兄貴さん(  ̄ー ̄)ノ
一時期 ヒッチコックにハマって映画館で名作特集やってると観に行ったりしてたんですが、グレース・ケリーがヒロインの『ダイヤルMを廻せ』好きな映画でした。
一つ前のコロンボ作品『悪の温室』の犯人役を演じたレイ・ミランドが、その『ダイヤルM~』にやっぱり犯人役で出てまして(笑)外出先のコンサートホールのバー?にある電話ボックスから 自宅に電話をかけるシーンで、ハリボテの大きな電話機のダイヤルMを示す穴にハリボテの大きなレイ・ミランドの人差し指がかかってダイヤルを廻すシーンは観た時は映画の一番の特徴の場面だと思いましたが、今みたら滑稽でとってもヘンテコなシーンなんでしょうね。
今は電話ボックスなんて大きな駅に行かないと 見つけること難しいですね
ヒッチの演出、良いですよね!
特に私は、ヒッチのカメオ出演が大好きです。
そこら辺、コロンボにも受け継がれてる気が...
それにしても、昔の映画の電話シーンって素敵です。
ドロンの傑作「太陽がいっぱい」でも、ホテルのロビーに電話ボックスが連なって、ホテルマンの差配で指定のボツクスに入る。
空港の電話ボックスで、カルプさんがこそこそと嬢に指示するシーンなんか、オマージュかよ!と笑っちゃいました(笑)
今回のエピソード、確かに電話が主人公とも言えるほど登場しましたね。赤い内線電話や盗聴ネタも出てきて楽しかったです。これが携帯電話の時代だったとしたら、ストーリーがどう変わっていたか興味が沸きます。
電話ネタと言えば、古畑任三郎の「矛盾だらけの死体」(小堺一機が犯人の回)では、家庭用の固定電話(コードレス)、公衆電話、そして初期の携帯電話が登場します。これらがうまく組み合わされて、ストーリーを構成するあたり、さすが三谷幸喜って感じでしたね。
ところで、このエピソードで、プールサイドに黒電話があったのですが、あそこまで線を引いていたのでしょうか。なんか、とてつもなく長いコードが必要な気がしますが。
そうなんですよ。
仮に現代でコロンボが作られたとしたら、皆さんスマホで連絡取り合う訳ですよね。(コロンボはガラケーかもしれませんが)
LINEのロゴで犯人が限定されるとしたら....雰囲気、台無し(笑)
古畑の「殺しのファックス」のファックス、コロンボの「だまされたコロンボ」のポケベル。「時代」を超えられないから、こういう小道具は使わない方がいいのかも。
4話「指輪の爪あと」でも、プールサイドに固定電話が有りましたね!
何で、ロバート・カルプが犯人の回でまた?
不思議です。
初投稿で失礼いたします。
7話から見始めました。
緻密な演出、演技の素晴らしさもさることながら
子供の頃分からなかった
当時のファッションや高級車
富裕層邸の調度品(テニスコート、プール)自宅でエステ等
見ていてワクワクします。
若い頃のアメリカ旅行の際に、
旅客機の窓からLAの住宅街を見下ろした
ことがあります。
道があり、その両脇に大きな家が立ち並び、
家の奥にはみなプールが青白く輝いている。
アメリカってすごいな〜。
LAからサンフランシスコに、国内線で移動したので、
サンフランシスコの上空か、どっちかです。
お初です。
アカプルコからの特別機についてコメントさせて下さい。
着陸シーンで胴体から降りてくる4本のダブルタイヤ主脚。
ボーイングB-52戦略爆撃機のモノです。
アリモノの記録フィルムを利用したと思われますが、同じボーイング製の旅客機である707や727でなく、現実にはありえない軍用機の映像をあえて使って、特別機であることを強調したかったんでしょうかね。
それにしてもハンロン氏はSAC(戦略空軍)にまでコネがあるとは凄い。
下に見える大平原やら蛇行河川やらが大都会っぽくなく、どう見てもロサンゼルスの近くに見えないので、たぶん制作陣はそこまで考えてないと思います。
劇映画ではよくあることです。列車や自動車や飛行機の外観と室内が食い違ったり、向きが違ったり(東京から新潟へ向かうというシーンで、利根川橋梁を渡る東北新幹線の上り列車が映るような感じ)するのは。
アカプルコとロサンゼルスは、定期便がいくつも飛んでいるはずで、全便満席でもない限り金さえ出せば次の便に乗れるはず。「チャーター機」という発想は、ハンロンはすごいやり手の実業家だ、という印象付けが目的でしょう。「空軍とコネがある」という設定なら、制服の空軍将校ぐらい端役でも出すはずですよ。
面白い話題、ありがとうございます。
バブコックさんとのやりとりで、
急に会話を切り上げて帰る際に
『ロゴージンさん』と指摘するシーンが
イマイチ理解できませんでした。
どなたか解説してもらえませんか?
あと盗聴器に気づいてステレオかラジオのボリュームのつまみをさわるシーンは
すごいですね
バブコックが、エリック邸に電話をかけてきてハンロンを呼び出したロゴージンと同一人物だったことを確かめたシーンです。バブコック=ロゴージン=探偵の指図でエリック邸に盗聴器を仕掛けた人物です。ハンロンはロゴージンにカネを渡してエリック邸に盗聴器が仕掛けられていることを聞き出したんですね。それを自分のアリバイ立証に使おうと思った。やり手です、たしかに。
今更ながらとカルプはシリーズ男第一号ですね。確かにハンロンはプールサイドの話題が出たとたんに実況放送を切った。コロンボと盗聴をしていた探偵とその協力者(女詐欺師か?)の掛け合いが楽しい。これもいつも私が書きこむ感想ですが、今観ると犯人が作り込んだトリックは古臭くなりますが「コロンボ」はこういうお笑いシーンが色あせない、みんないい役者だからでしょうね。以前からコメント欄で指摘されている「ハンロンの事務所の盗聴テープを聴けばアリバイが崩れたのではないか」ですが、あくまで盗聴は「ハンロンの事務所」であってスタジアムのハンロンの「専用ボックス」は盗聴対象ではなかったのではないでしょうか。
おっとこれは恥ずかしい。上記の件はとっくに下で指摘されていましたね。失礼しました。できれば上記のくだりは削除してください。
いや、私も勘違いしていました。ありがとうございます。盗聴されていたのはエリック邸とハンロンのオフィス(ドラマには登場しない)なのですね。たびたび登場する、スタジアムにあるハンロンの専用ボックスは盗聴対象ではではなかった。
「探偵」と言えば、「コロンボ」ではコロンボこそミステリの探偵らしくて刑事らしくないんですよね。きっとリアルなアメリカの探偵らしくもないでしょうが(笑)。
「刑事にしておくには惜しい」
と探偵ブリマー氏も言ってますね。
英語版のラストシーン、テープが空回りするときの音楽が、空回りするテープのこすれる音とぴったり同期しているのがオシャレですね。
結末が裁判で勝てる証拠になってるかどうかは、コロンボ作品においては重要ではないと家内から指摘されました。時代も違うし、そもそもコロンボの魅力はコロンボと犯人との知恵比べであって、最後犯人は参りましたと言うのだからそれでいいと。
その通りだと思います〜
コロンボの観察力と勘の鋭さが際立つ作品で、観ている方も気を休めることができません。登場時、コロンボはカーラジオのフットボールの中継が気になって日曜日の出動に乗り気でないようでしたので、かえってその後の鋭さが際立ちます。ハンロンがラジオを切るシーンを見逃さないのもそうですが、私立探偵が侵入するのを待ち構えていたり、ハンロンが空港に向かったに違いないと確信して急行し探し出すあたりです。視聴者はハンロンが犯行の前にボックスを出る直前に2時の時計のチャイムが鳴ることを見逃せません。ラストシーンは印象的ですが、犯行の証拠にはなっていません。
ハンロンが専用ボックス以外の場所からエリックに電話したのに、専用ボックスから電話したと嘘をついた。なぜ嘘をつかねばならなかったのかを追及していくのでしょう。そもそも、当日は時計が故障していたと言えば終わりそうですが、証明するのは難しいか。
最後に時計が鳴るはず‥を現場で実証しているのがいいですね。
そして、テープがくるくるっと。
始めまして。
放映された1972年当時はクォーツ時計が広がる前で、劇中の置時計はまず間違いなく機械式だと思われます。そのような時計が壊れれば、専門の修理店に出すはずなので即日に直る訳も、まして素人が直せる訳もなく、壊れていたというのは無理すじかなと思います。
色々な要素を詰め込んでごちゃごちゃし過ぎ感がやや残念ですけど、
「コロンボが何故犯人だと確信したのか」という部分はシリーズ屈指の出来でしょう。
消えてなくなる凶器のトリックや秀逸なラスト等良い部分はとことん良い作品です。
案外60分ぐらいでやった方が引き締まって傑作扱いになったのかもしれない。
録画して繰り返し見ると「コロンボが何故犯人だと確信したのか」が冴えてます。
昨日盗聴録音のことで書き込みさせて頂きました。あの後何度か関連する部分を何度か繰り返し再生してみました。完全に私の勘違いでした。犯人が電話をかけていた場所はoffice ではなく private box room という別の場所何ですよね。private box でのシーンをofficeと勘違いしてただけのことでした。お騒がせしてすみませんでした。
いえいえ〜書き込みありがとうございました。
コロンボの大ファンの1人です。楽しく読ませて頂いてます。ところでこの作品で鍵となる盗聴ですが、確かEricの電話回線と犯人のオフィスの電話回線の両方とも盗聴されてたのですよね?コロンボがそう説明するシーンがあります。ここで一つ疑問が浮かびます。「なぜ犯人のオフィスの盗聴されてた録音の方を調べなかったのか?」もし調べたら犯人がその決め手となる時間にはスタジアムから電話をかけていないことはすぐにわかるはずですよね?Ericとの最初の会話(ベッドで寝てるEricを起こしてプールで泳ぐように催促) と2度目の会話(Ericの家の近くの公衆電話からかけた) ともに犯人のオフィスから電話してる設定でしたよね?なのでオフィスの盗聴録音にはこの2度目の会話は残っていないはずですよね。ここがとても気になります。それとも私のこの理解がどこか事実を読み間違えてるだけなのでしょうか? 私の中ではこの件は「別れのワイン」の弟の殺害方法と同じくらい「凄く気になる」ポイントです。ただ最期の犯人が観念するシーンは確かに良く描かれている素晴らしい傑作であることには違いないと思います。
宿題とさせていただきます(笑)いつか必ずお答えします。
そうですね、盗聴されていたのは「ハンロンのオフィス」であって、
スタジアムの専用ボックではありません。
本記事に、その旨追記いたします。
ディーン・ストックウェル…
全く気づきませんでした。
さすがです、ぼろんこさん。。
すいません、後で見返したら親友だったのはヘッドコーチ本人でした
訂正します
ハンロンは私利私欲というよりチーム愛からエリックを殺したのではないでしょうか。
確かフットボールのヘッドコーチがハンロンと先代のオーナーは親友だったと
話していましたよね。
父の作り上げたチームに愛着を持たない息子に対して業を煮やしたのが殺害の動機ではないかと
思うのですが。
殺害動機が全くわかりませんでした。
オーナーのエリックは、見ているとハンロンの言いなりになっていて、
ハンロンに野望があるとしても、その障害にはなってない。
ハンロンにとっては、エリックよりもむしろ弁護士の方が邪魔に見える。
弁護士はハンロンの横暴に業を煮やし、あろうことか盗聴器を仕掛けて、
その尻尾をつかもうと画策する。
ハンロンは気付いて、それを逆手に取ったアリバイを確保したと同時に、
目の上のコブであった弁護士の追い落としにも成功する。
つまりエリック殺害は手段であって、より大きな目的は弁護士解任に
あったのだろう。
エリックの未亡人と再婚して、乗っ取ろうと計画している気もします。
ハンロンの目的は自社のスポーツ事業拡大とそれによる報酬の増大。株式も相当数持っていただろうから株価の値上がりも期待していた。エリックと弁護士はその事業方針に反対だったのではないか。それで対立していた。フットボールチームのコーチによればハンロンによる経営は成功しているようなので、反対する理由がもっと描かれているとよかったかもしれない。エリック夫人の存在意義が不明。ハンロンを頼りにしてはいても、恋中には見えない。それにしても、ジェネラルマネージャーが「総監督」とかに訳されていなくてよかった。
殺害動機としては、ハンロンがエリックから
最近特に煙たがられていて、
近い将来、外されるという危機感が
あったように思います。
×口を水に→○水を口に 誤字がありました
失礼しました
ぼろんこさんのおっしゃるとおり、ピーター・フォーク氏とロバート・カルプ氏の演技合戦が最高です。
決め手自体は今日となってはシンプルなものですが、時計のベルが鳴った瞬間から、コロンボのしてやったりの表情、ハンロンの動揺、汗を拭き口を水に含む仕草、それらが無言で行われる演出にしびれます。
このラストが観たくて最初から観直してしまう、実に味のあるエピソードだと思います。
プールの水を口にする前に、ハンロンが靴跡を消すために撒いた水道水の水たまりをコロンボが舐める場面がなかったのは残念。
なめてます。
証拠を何度も何度も、徹夜してでも確かめ尽くす。
このケースも多いですね。
コロンボの執念が感じられます。
コロンボは決して天才ではなく努力の人です。
罪を憎み人を憎まず。人を愛する。その達人です。
5年越しのレス‥失礼いたします。
同感です。
darzilinさん>そうですね。この作品はいろいろ考えるとクオリティが低く感じます。でも、コロンボとハンロンの対決は見応えがありました。
タップおばさん>確かに…アリバイを崩しただけですね。でも、ずっと嘘をついていた…ということで。
こんにちは。
最近になって懐かしい本シリーズを?十年振りに見直し始めた者です。
まず今回の原題ですが、有名な冒険小説「The Most Dangerous Game」のオマージュでしょうか。
犯行の道程がアリバイ作りはもちろん、変装、変わった凶器と楽しませてくれますね。アイスクリーム屋とはかなり珍しい。
コロンボも水質の違い指摘でのっけから冴えてますが、決定打の発見はちょっと方向違いの努力の末の偶然から・・・やはり刑事は足で稼ぐものだと(笑)
盗聴の逆利用もいいアイデアなのですが、詰め込み過ぎのようでもあり、本作をわかりにくくしているかもしれませんね。
盗聴の逆利用>なるほど。
アリバイを崩しただけで終わり?
というのが率直な感想。
私がちゃんと見ていないだけでしょうか?
確かにそうなのですが、今回はあのエンディングが素晴らしいので、私は容認します。
とっしーーさん、こんばんは!
ぼろんこ的解釈ですが、「ゲストスターとスペシャルゲストスターの違い」について。「ゲストスター」は主に犯人、「スペシャルゲストスター」は日本流で「特別出演」みたいに、本来の俳優としての格には達しないが、出演してくれた‥ようなニュアンスかな。
「権力の墓穴」の前科者=ヴァル・アヴェリーですね、大好きです。
「テープが空回りする」エンディングは、何度見ても「上手いな~これ」って感動しますね!!
二度目ですm(__)m
最初にお聞きしたいのですが、コロンボのゲストスターとスペシャルゲストスターの違いは、何でしょうか?
いつも気になっています^^;
そして、作品ですが・・いや~~僕の好きな作品のTOP3に入る「指輪の爪あと」と同じ役者さんで
やはり素晴らしい俳優さんですね~!(^^)!
オーナーのエリックが、「歌声の消えた海」の志村けんみたいなピアニストの人で、探偵のラルフはやはりどっかで見たな~と思ってましたが、
これもTOP3に入る作品「権力の墓穴」の前科者でしたか♪♪
好きな作品には、好きな俳優さんがけっこう出演していてなんか嬉しいです(´ー`*)
コロンボの演技・・意味が分かると、鳥肌が立ってしまいますね(笑)
こんだけキレッキレなコロンボも、珍しい(笑)
最初から犯人の目星をつける、しかも些細な事で。
着眼点、状況証拠、犯人に自白させる状況作り
コロンボ、ピーターフォークは天才ですm(__)m
さらに、華麗なエンディング!!
何ですか、あのカッコ良すぎる終わり方は(驚)
テープが空回りする所は、こんなに綺麗に映るものなのでしょうか、美しすぎるエンディング最高です(´ー`*)
しかし、奥さん美人!!笑
とっしーーさん、「ブログ刑事ぼろんこ」のヘッダーのイラストは、この「アリバイのダイヤル」の一場面です~。目による名演技ですね!1票加えておきます。
いや~ロバートカルプ、良い演技でしたよね!!
仰る通り、秀作の指輪の爪あとに近いニュアンスのストーリーだったと思います^^
確かに最後のシーンで、時計が壊れていたと言い訳が出来そうでしたが、それ以前の不自然な布石、コロンボトーク、観察眼ナドナド、あれは落とされますわ~~^^;(笑)
そういう表情・演技をしたカルプは名優ですね♪
僕的には、クイーンのボーカルや元NBAコーチのフィルジャクソンに似ていたので、懐かしさを覚えました^^おそらく、ヒッピー?の影響なのかな?(ヒゲが特に)
スタール邸、確かに前に見たような・・と思ってたら1話の殺人処方箋に出ていましたか!!驚
いや~~壮大なスケール、特に後半コロンボが
スタジアムの色々なイスに座って、悩むシーンが印象的でしたね(´ー`*)
そして、さすがぼろんこさん!と思ったのが「目」のやり取りでした♪
僕もコロンボが序盤でカルプが犯人だと目星をつけた目、後半に時計の音がしないのを確認した左目・・ク~~~カッコイイ!!
いくつか気になったのは、仰る通り「動機」と
23分にコロンボがプールから去る前に、警官に話した言葉・・なんて言ったんですかね??
動機は恐らく、真面目で綺麗な奥さんと再婚&権力を得る事でしょうね、人間て恐ろしい・・ ((((;゚;Д;゚;))))
話の展開も他の作品より、軽快でしたし、何度も見たい作品でもあります^^
この作品、私の大好きな作品の一つです。私の中のコロンボ勝手トップ5には入ってます。特に、バブコック嬢(脇役)を演じた(大ブレイク直前の)Valerie Harperが印象的で、何度も見てしまいす。
私がアメリカに住んでいたときには、Valerie Harperはすでに超ビッグスターになったあとでしたが(歳がばれる・・?)、今見返すとまだ売れっ子になる前の演技。。。新鮮な感じがします。この後すぐにスターダムにのし上がったなんて信じられないですが、まさにアメリカンドリームとはこのことかという感じがします。
ロン傘の岸田今日子さん最高っ さん、コメントありがとうございます。楽しいお名前ですね!
確かにそうですね!リスクの多いトリックですが、大胆さも、作品の魅力のひとつかも知れません。「ラストの鮮やかさ」はおっしゃる通り、ベストです!
穴は色々あっても、やっぱり希有なコロンボシリーズ。しかし、どうしても納得いかない穴もある。その代表が本作の次のカ所。他の方も指摘されていらっしゃるかも知れませんが、盗聴テープがうまく録音されているか否か、衆人環視のもとで再生されるまで、犯人自身にも分からない、という点。あまりにも危険、あまりにも雑。屋外から電話していて、もし、い~しや~きいも~、とでも入っていたら、一発で終わり。綿密な犯人像と矛盾しすぎ。でも、ラストの鮮やかさは、一級品ですね。
屋根の上の牛さま、コメントありがとうございます~。私もこの作品は大好きです~。リゾコーチも、探偵のダブスも良いですね~。人気投票に1票追加しておきます~。
こんにちは、私がコロンボに惹かれた「アリバイのダイヤル」AXNミステリーで先日放映したので、
しっかり見ましたよ。以前ビデオで録画してもう何度も見て、ある程度台詞も覚えてますが、やっぱ何度見ても面白い。ロバートカルプがアイスクリーム売りに化ける際、鏡の前で作り笑いをしてみるシーンが笑えます。隙なく振舞っている様子が逆に滑稽に見えたりする、やっぱ名優ですよね。あと前半にしか出てきませんが、リゾコーチもいい。ハンロンとやり合ったり、コロンボと会話するシーンが楽しい。では又。