刑事コロンボに登場する病院について調べていましたら、面白い発見をしました。3つのエピソードで同じ病院、もしくは似た病院をロケ地に使用しています。それは、15話「溶ける糸」と、16話「断たれた音」、そして26話「自縛の紐」の3作。
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断たれた音でトムリン・デューディックが入院する病院と、「自縛の紐」でスタッフォード夫人のルースが運び込まれた病院、その廊下がほぼ同じです。この病院は天井の照明が印象的ですね。「断たれた音」の方はその青色が際立っています。
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また15話「溶ける糸」の病院と16話「断たれた音」の病院のエレベーターは同じ機種です。大写しにはなりませんが26話「自縛の紐」も同機種。3院とも廊下の照明のデザインは酷似していますが、「溶ける糸」の方は色は青くありません。別の病院なのか?同じ病院の階違いなのか、わかりません。
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ちなみに外観は3院ともすべて異なります。15話「溶ける糸」は白い巨塔風の建物で、実際にはシェラトン・ユニバーサルホテル。病院ではありませんでした。16話「断たれた音」は円形の建物のバレー・サークル病院で現在のバレー・プレスビティリアン(16b)病院です。26話「自縛の紐」の病院は、メモリアル・ホスピタルです。
加筆:2023年12月6日
きっと誰でも入りたがるいい病院なんでしょうね。