- 「シェラ・デニス(シーラ・ダニーズ)」の出演作品。
- ヒュー・クライトン「メルセデス・ベンツ・500SL」 「レクサス・LS・400」
- マーシー・エドワーズ 「ロールス・ロイス・シルバー・スパー」
もしも「共犯」が前提なら、評価は全然変わってくる
「お面をかぶってスピード違反をしてくれ」と犯人ヒュー・クライトンは、共犯者でもない秘書のトリッシュにお願いしたとのこと。誰かスタッフの一人でも「このお話には無理がある…」と進言できなかったのでしょうか?
それなら最初から「一緒に愛人を殺してくれ」と秘書に依頼すべきだった?‥そうであればグっと真に迫れた気がします。「お面をかぶってスピード違反」は、計算された立派なアリバイトリックです。ただし、毎回共犯者がいるような設定に甘んじては、コロンボ作品としての品格も薄れるでしょうが。
これは知っておきたい!
ゲストスターは女優シェラ・デニス
※ゲストスターとスペシャル・ゲストスターのクレジットは自然でした。(加筆訂正:2022年11月1日)
ダフィ警部(ジョン・フィネガン)が大出世…?
ハバック巡査
検死医のジョージ
何と本物のリトル・リチャードが登場
リトル・リチャードが劇中で登場します、私の大好きなビートルズのポール・マッカートニーが、リトル・リチャードのカバーをレパートリーにしています。
コロンボとロック・スター殺人事件…
タイトルに使われている曲(題名:クローザー)ですが、なんと歌っているのは「シェラ・デニス」。劇中では歌手マーシー・エドワーズの作品だということです。受賞歴を重ねたスターシンガーにしては、歌唱力がちょっと…。という声もききましたが…やはり(笑)
エンディングにもこの歌が!
2012年にAXNミステリーで見たのですが、エンディングではコロンボ警部が車を運転しながらタイトル曲を一緒に歌っています。それが、恐ろしく下手なんです。ピーター・フォークの肉声(あるいは吹き替え?)だと思われます。ピーター・フォークは他の作品でも歌を歌っていますが、こんなに下手だっけ?調べることにしましょう!(加筆:2012年3月)
監督:アラン・J・レヴィ
脚本:ウィリアム・リード・ウッドフィールド
トリッシュ・フェアバンクス:シェラ・デニス(シーラ・ダニーズ)(声:塩田朋子)
ヒュー・クライトン:ダブニー・コールマン(声:小林清志)
マーシー・エドワーズ:シェリル・パリス(声:弘中くみ子)
コルベット本部長:ジョン・フィネガン
ハバック巡査:ソンドラ・クリー
鑑識のジョージ:スティーヴン・ギルボーン
加筆:2023年12月17日