- 犯人役ゲストスター「パトリック・マクグーハン」特集記事。
- 「アンジェロドライブの豪邸」同じ家の特集記事。
- 「クレーマー刑事」の登場作品。
- 脇役俳優「ヴィトー・スコッティ」の出演作品。
- ネルソン・ブレナー「シトロエンSM」
パトリック・マクグーハン
壮大なスケールの作品が続く
壮大なスケールで描かれた二作品、33話「ハッサン・サラーの反逆」と35話「闘牛士の栄光」に挟まれたこのお話も、犯人がCIAの情報部員であるという意味で、凄く大げさな背景でした。
「もう一つの鍵」のレスリー・ニールセン
裸の銃を持つ男
ヴァル・アヴェリー
シンドバッドの踊り子
ヴィトー・スコッティ
アンダーソン検死官
追いはぎ天国で、初動捜査にあたる検死官の一人:アンダーソンは、バーク刑事Bの「ジェローム・グアルディノ」と良く似ていますが、おそらく別人で「カーメン・アルジェンツィアノ」という俳優さんです。
CIAのコリガン部長
「奥様は魔女」のラリー
エキストラ俳優ゲーリー・ライト
バーバラ・ローデス
クリフ・カーネル
遊園地での二人の行動は不可解
クレーマー刑事
広告会社の人の証言で身元がバレる
CIAの情報部員が超大金持ち
戦歴も誉れ高く、経営コンサルタントとしても有名。それにしても、半端でなく家が豪華!もの凄いプールで十人近いゲストが泳いでいるし。こりゃ、悪いことして蓄財してますって、自分で言っているようなもので、「二重スパイで荒稼ぎ」って、CIAは見抜けなかったんでしょうかね?
変装した老人の顔がエリック・プリンスに似てるか?
ブレナーの秘書
ブレナー邸で人生を語る二人。
後半のシーンで、ブレナーはコロンボを自宅に誘います。署に戻る必要があると一旦は断わりますが、日を改めて邸に出向くことになります。ここでブレナーはお酒を振る舞いますが「百薬の長としては、何が望みか?」とコロンボに尋ねます。シンドバッドのオーナーが「毒は何にします?」と言い回したのと対照的で面白いです。
中国の麻雀セットを見せてもらったコロンボから「ギャンブルがお好きなんですね?」と尋ねられ「それ以外、何がある?」と答えるブレナー。コロンボ作品の中には、ギャンブル好きの登場人物が多く出てきます。
ブレナーは数々の成功を収め名誉も富も手に入れたのに、退屈な人生だと評しシラけた口調です。コロンボ警部がブレナーの部屋で珍しいものを見てハシャイでいるので、何とも不思議な会話になっています。
超重要な豪邸なのです!
アンジェロドライブの豪邸
ブレナー邸の使用人たち。
遊園地は前半でジェロニモとブレナーが待ちあわせをする場所で、交通公園は後半にCIAに尾行される舞台になります。以外にもこの2箇所は同じロサンゼルス動物園の敷地内にあります。
シンドバッドはどこにあるか?
「シンドバッド(追いはぎ天国)」は西海岸の「サンタモニカ埠頭」という設定ですが、実際には南の外れ「ロングビーチ」がロケ現場だということです。
タクシーの運転手
ホットドッグ屋のオヤジ
ラストシーンのジョークについて
ラストシーンのジョークの意味が不明であるというコメントを頂くことがあります。これはぼろんこの私的解釈ですが、ポーカーは「ポーカーフェイスなブレナー」を比喩しています。マージャンは中国発祥のゲーム。「ポーカー(ブレナー)がマージャン(中国)と賭けをして、はじめはポーカーが優勢、ところが後半…逆転。」これはブレナーの完全犯罪は、中国のオリンピック不参加報道によって阻まれた…という感じでしょうか。
コメンテーターさんの調べで原文は
Columbo “Would you like to hear something funny?”
Brenner “I’d love to.”
Columbo “Today, Chinese…they changed their minds.”
Brenner “Did they, again?”
Columbo “They’re back in the games…”
Brenner “in the games….Mah-Jong.”
だそうです。
監督:パトリック・マクグーハン
脚本:ウィリアム・ドリスキル
ネルソン・ブレナー:パトリック・マクグーハン(声:佐野浅夫)
ジェロニモ:レスリー・ニールセン(声:家弓家正)
クレーマー刑事:ブルース・カービー(声:杉田俊也)
コリガン部長:デヴィット・ホワイト(声:早野寿郎)
サルヴァトーレ・デフォンテ:ヴィトー・スコッティ(声:相模太郎)
ローレンス・メルビル:オティス・ヤング
シンドバッドのバーテン:ヴァル・アヴェリー(声:金井大)
アンダーソン検視官:カーメン・アルジェンツィアノ
射的屋:ウイリアム・マイムズ
写真屋ドン:クリフ・カーネル
ジョイス:バーバラ・ローデス
遊園地の女の子:アリシア・チャンバース
ホテルのボーイ:ケリー・フリン
ホットドッグ屋:ベン・フロマー
タクシーの運転手:マイク・ラリー
広告会社の若手重役:エドワード・バック
ブレナーの秘書:アンジェラ・メイ
ブレナーの使用人:ビクター・トヨダ
加筆:2024年11月5日
どなたか教えてくれると嬉しいです。犯人が黒人が乗っている車を爆破し殺しはせず怪我をさせましたが、なぜあのようなことしたのでしょうか。モンタージュ写真ができ、それが手がかりになって墓穴を掘ってしまいました。
黒人メルビルを殺してしまうと、ますますブレナーが怪しくなってしまうからではないでしょうか。
ジェロニモが最後に会ったオペレーターがブレナーであり、そのジェロニモが死の直前会っていた人物メルビルも殺された、となると。
しかし、メルビルが「スタインメッツに殺されかけた」と証言するなら逃げ切れる、と考えたのでしょう。
それだけ変装に自信があったということですが、しかしコロンボに見抜かれた。
ブレナーは仕事はできる人間だが、細かいミスはしばしば犯す、そして悪事に手を染めやすい弱さを持っている、そのような人物に描かれているようですね。
ありがとうございました。
私は違った印象を受けました。
ブレナーは裏でも表でも仕事に成功し、金も地位も名誉も持っています。でも、それは嘘ばかり吐いて得た虚栄。コロンボシリーズでは虚栄でも地位に執着する犯人が多数登場しますが、ブレナーは地位どころか自分の人生にさえ飽き飽きしているようです。最後に観念するのも、コロンボに尻尾を掴まれて万事休したというより、もっと前から捕まえてもらいたかった、やっとその時が来たのでホッとしたように見えます。だから言い逃れの余地がありそうなのに、それを試みないのです。
ギャンブルが好きということは、我が身を危険に晒すのが快感だ、ということです。メルビルに故意に手加減して事件を起こしたのは、内心はもう捕まりたい、でも自首はしたくない、これでバレるかバレないか自分の運を試したい、というギャンブル根性ではないでしょうか。遊園地で異様に目立つ行動をしたのも、これで説明できます。
金も地位も名誉も得ながら、それに執着するどころか、飽き飽きして内心全部ご破算にしたがっていた犯人。だからトリックがそんなに綿密じゃなく、コロンボのどんな言動に対しても驚いたりうろたえたり取り乱したりしないんですね。
コロンボシリーズの歴代犯人でも珍しいタイプの名犯人だと思います。
メンフィス様、ぼろんこ様、
このシーンを観て気が付いたのですが、
コロンボとクレーマー刑事が話しながらこちらに歩いてくる時に、
少し遅れて同じドアから水色の帽子にサングラスをかけ黄色いパンツをはいた女性が出てきます。
この女性は、ビルに沿って歩いてきて左に消えたのち、コロンボとクレーマーが車に到着したところでその後ろを今度は左から右に横切ります。
カメラが変わってクレーマーとコロンボを歩道側から道路方向に何回か写したシーンののち、元のアングルから手前のコロンボごしにクレーマー刑事を映したシーンで、先ほどの女性が再度最初の方向からこちらに向って歩いてきます。
さらに、その次の歩道側からコロンボを映したシーンでコロンボの顔の左側に、道路の向かいの歩道をその女性が歩くのが見えます。
水色の帽子に黄色いパンツがとても目立ちますのですぐにわかります。
目立つ服装をしているのになぜ何回も登場させたのでしょうか。
この女性エキストラに何か特別なものを感じます。
この回はコロンボがCIAにつけられる回ですが、いくら何でも手回しがよすぎるようです。
テレビ映画の予算の少なさと撮影期間の短さを感じる、ということで。
みやこさん!シーンを見返して確認しました。
ホントですね、
水色の帽子+サングラス+黄色いパンツ。
これは、面白い発見です!
黄色いパンタロン女性が3回登場しますね。後ろのガラス張りのビルの中で一般人かな?見物してますね。
それから関係ないのですが、この場面に道路に大きなバスが止まっているのですがその形が「チムドンドン」の沖縄シーンに登場するバスの形にとても良く似ているなアと思いました。窓の形やジュラルミン製みたいなところ。
ラストシーンのジョークについて
テッドさん(2015年11月14日 1:33 PM)は、本来の英語スクリプトを読まれた上で、「訳しにくいので日本語台本は創作されたんですね。訳した方の苦労がしのばれます。」と書かれています。
創作された日本語でもよく分からなかったのですが、ぼろんこさんの解説で府に落ちました。ありがとうございました。
コロンボが突き付けた決め手に対してブレナーが「ああ、それはCIAの情報網で公式発表の前に中国の政府筋から情報を入手していたのだよ」と、嘘でも強弁していたらどうなったんでしょう。
確かにCIAは中国不参加の情報を事前に把握していたかどうかは、地方警察には明かさないでしょうが。
ブレナーはCIAには、
・スタインメッツの正体
・殺人を犯したこと
・二重スパイをしていたこと
この三つは秘密にしておかなくてはなりません。しかし、今回スタインメッツの正体はおおよそコロンボが突き止めてしまいました。となると、殺人に関してもとても怪しくなる、CIAとしても内部調査をせざるを得ない。
その過程でかなりの確率で二重スパイである事もバレてしまうだろう。
コロンボに時計のことで追いつめられたところで「戦意喪失」は妥当なところかと思います。
・今回は犯行動機が今一つわかりにくかったです。二重スパイがばれそうになったからってこと?
・最初から中国というのが一つのキーワードだったんですね。ブレナー邸にも中国の絵画(玄関ホールの壁)・調度品があるし、使用人もおそらく中国人。
・コロンボはガソリンスタンドで「前が見えりゃいいよ」と言っていますが、ちょうど目の前にある位置で止まっているワイパーは邪魔じゃないんでしょうか。
・コロンボがコリガン部長と会うとき、ホットドッグを取り上げられますが、そのまま返してもらえなかったみたいです。
・撮影現場が、過去の作品に出てきたの場所と雰囲気が似ています(うろ覚えなので違っていると思いますが)。
ブレナー邸=「もう一つの鍵」のベス邸
スタインメッツとメルビルが会う場所=「白鳥の歌」のパラシュート隠し場所
最後のコロンボ警部の追いつめ方、決定的な切り札を持っているのにまずは似顔絵やブラインドでジャブを繰り出す…本当に人が悪いですねえ~(笑) ブレナーが仕込んだ時計の音など歯牙にもかけず、思ってもみなかった角度からドンッとストレートを食らわすなんてお見事です。
数々の名声にも「つまらん人生さ」と冷めていたブレナー、転落する事さえそれほど恐れていなかったのかもしれませんね。
あっさり負けを認めた所に彼の美学を感じました。
元警官に話を聞いてる時に
「女房が夜勤を嫌がる、辞めたら今度は」
の後に何を言ってるのか聞き取れないんですが
何と言っているか分かりませんか?
辞めたら今度は夜っぴて(一晩中)帰れねえ始末さ、だと思います。
ありがとうございます
すっきりしました
「夜っぴて帰れねえ始末さ」
と言っていますね。夜っぴて、一晩中。
半世紀も前のドラマなので、「~でさあ」とか、「紙入れ」とか、今ではあまり使わない言葉や言い回しもしばしば出て来ますね。
ありがとうございます
昔のドラマのそういう要素も楽しいですよね
マクグーハン(汗かきがち)かっこええ~~~!!
ところで、被害者がバーでタバコが自販機から出てこないとこ、
あれはわざとっつーか、なんかの合図だったのかな!?
それとも意味なしで、お金もらっちゃっただけ・・・?
1箱で1ドルしない時代だったなんて、良いですよねえ
あれはメルヴィルに待ち合わせの相手はオレだよ、と知らせる合図です。
CIAでよく使っていた手段なんでしょうね。ブレナーが遊園地でガチャガチャの手さ、とジェロニモに説明していました。
レスリー•ニールセンを「フライング•コップ(裸の銃を持つ男)」で知った者としては、シリアスな演技をする彼がおかしくてニヤニヤしながら観ました。
冒頭、ホテルの部屋でガンホルダーを外す場面が、「裸の銃」映画版part1でパロディ化されているように思います。流れる音楽までコロンボのBGMに似せていることに、今回の放送後に気づきました。( 映画ではホルダーの後ろがブラジャーになってて、器用にホックを外すのです)
ニールセンがすぐ殺されてしまって残念。もっと見たかった!
コロンボさん、ベリーダンスの踊り子さんに心を鷲掴みされましたね。
店内の壁に腕とオデコくっつけて(あのシャイな瞳が、、、)ってしみじみ感じ入ってる様子が可笑しい。
口止め料を請求したジェロニモは、取引の場所にブレナーが現れた時点で「こいつ、俺を消す気か?」となぜ警戒しなかったのでしょう。迂闊でしたね。その疑問は残りますが、この作品は他とはちょっと異質で味わい深いと思いました。
いつも楽しく拝見いたしております。昨日BSの放送時は吹替の日本語で、本日は原語で聴きました。終わりの方、コロンボがスコッティさんに講演原稿をもらいに来た場面のはじめと終わりはイタリア語で会話をしていましたね。スコッティさんの陽気な話し方がとても印象的でした。最終、マクグーハンがコロンボと会う場面の挨拶もイタリア語でした。原語で聴きますといろいろな発見がありますね。
毎週本編観た後に、このブログの解説で、より楽しませていただいてます。
昔、何度かみたくらいでしたが、今毎週観てみて、素晴らしさを実感しています。
私は、原題と日本訳タイトルを比較するのが好きで、タイトルが出た後、
すぐに意味を調べてから見るようにしています。
コロンボがブレナー邸に行った時、葉巻、ワインを勧められたけど、葉巻は火をつけて吸ったふりだけして、ワインは飲んでいない。毒物が入ってると思ったんでしょうか?そのときのブレナーの目線も意味深だったな。
観たこと無かったです。だからぼろんこさんのブログが頼りです。見所が分かりませんでしたが、爽やかな作品だった事がわかりスッキリ眠れそうで良かったです!
名脇役のクルマ達、
ブレナーのクルマは、シトロエンのFFスポーツカー、SM。
エンジンはマセラティで、速いけれど油圧サスなどがデリケートで、気難しいクルマでした。
そんなクルマをさらりと乗りこなせる粋なスパイ、とゆう設定ですね。
薄いグリーンが、お洒落へのこだわりを感じさせます。
夜の殺人現場に集結したパトカー達が、実は見もので、砂浜とゆう事もあり、4駆のピックアップトラックや、マイヤーズマンクスのデューンバギーや、VWビートルの改造車まで勢揃いしてました。
ブレナーが変装して、メッセンジャーの青年に怪我を負わせる場面では、オールディーズなクルマで揃えたり、車両設定のこだわりが凄いですね。
Gintherさん、楽しいコメントありがとうございます。もう一つの同じコメントは、非掲載にしました。
名脇役のクルマ達、
ブレナーのクルマは、シトロエンのFFスポーツカー、SM。
エンジンはマセラティで、速いけれど油圧サスなどがデリケートで、気難しいクルマでした。
そんなクルマをさらりと乗りこなせる粋なスパイ、とゆう設定ですね。
薄いグリーンが、お洒落へのこだわりを感じさせます。
夜の殺人現場に集結したパトカー達が、実は見もので、砂浜とゆう事もあり、4駆のピックアップトラックや、マイヤーズマンクスのデューンバギーや、VWビートルの改造車まで勢揃いしてました。
ブレナーが変装して、メッセンジャーの青年に怪我を負わせる場面では、オールディーズなクルマで揃えたり、車両設定のこだわりが凄いですね。
今回も良かったですね!レスリー・ニールセンもさることながら、奥さまは魔女のオープニングが自然に頭に思い浮かびました〜。「まぁ〜、じゃん。」 小話のもやもやもココでのコメントを見てスッキリしました。ありがとうございます〜!
自説(笑)第五シーズンは「自供せざるを得ない状況」を設定、その第三弾?今回も殺人罪で逮捕された方がまし、というのは、ブレナーは証拠不十分で逮捕されなくても二重スパイであることが政府にバレるわけですから、どんな風に社会的に抹殺されるか?想像しただけでも恐ろしい、刑務所内の方が合法的に身の安全だけは守られる?と考えたのではないでしょうか。
さて、ぼろんこさんが解説しているように、ブレナーはスパイの癖に派手にやり過ぎで変!しかし演じたマッグーハンはここでは監督までやっている訳ですからその演出意図は何だったのか?(笑)
ラリー部長(笑)
これは「奥様は魔女」ファン(特に日本向け)へのサービスとしか思えませんね。
写真屋の女性がサマンサだったら!
ぬいぐるみをあげるの女の子が、タバサだったら!
コロンボを拘束するのが、ダーリンだったら!
シンドバッドの踊り子さん、コロンボさんメロメロでしたね?「目がいいねぇ」って(笑)
今日はいきなりNaked Gun裸の銃を持つ男の登場!
先週と違ってアメリカンな雰囲気楽しみます。
グラマーなバーバラ・ローデスに目を奪われます。シリアスなストーリーの中に遊園地での遊びのシーンを入れるなど脚本の工夫が感じられます。マクグーハンの「麻雀」のアクセントが通常と違うのは何か意図があったのでしょうか…
ピーター・フォークとパトリック・マクグーハンは親交があったのでマクグーハンの作りたいものを作らせてもらったようですね。コロンボとしては異色ですがプリズナーNO.6のマクグーハンらしい個性的な作品で光っています。
始まって37分45秒当たりで持っているメモ帳が次のシーン(カット)でA4の紙に変わってます。コロンボがブレナーを訪ねて来たシーンです。その他色々粗探ししてます。
そうですか!
東京広尾のフレンチフライポテト専門店「AND THE FRIET」のGRANDPAのイラストが、「仮面の男」でパトリック・マグーハンが変装したスタインメッツとよく似ています(と言うことは「復讐を抱いて眠れ」のエリック・プリンスにも似ているということです)。
お店のURLのリンクを書くとブロックされるとのことですので、「AND THE FRIET」で検索して、オンラインストア→OKAMOCHIという商品の外箱を見てみて下さい。3210円という価格はポテトとして高いのですが、この箱欲しさに買いました。一見の価値があるはずです。
そっくりでした(笑)
ぼろんこ様、「AND THE FRIET」の“スタインメッツ”画をご覧になって下さり有り難うございます。お店の方(アルバイトの店員?)に聞いてみても話が通じず、家族以外でGRANDPA=スタインメッツをわかってくれる人がいませんでした。ぼろんこ様の『そっくりでした(笑)』のひと言は嬉しい限りです。
そっくりですね!
というか、美味しそうで欲しいw
でも結構高い?中身が多いのですかね?
ジミー頁様、”スタインメッツ“を見て下さり有り難うございます。
肝心のポテトですが、美味しいのは確かです。ただ、60g入りの小袋が5つで
3210円は厳しいものです。箱はしっかりしているので、小物入れとして使っています。
小袋は6つでした。箱のサイズは、21.5cm×28.4cm×8cmとかなり大きめです。
広尾にある、フレンチフライポテト専門店「AND THE FRIET」のGRANDPAのイラストが、パトリック・マグーハンが「仮面の男」で変装したスタインメッツ(=「復讐を抱いて眠れ」のエリック・プリンス)によく似ているのです。
こちら( https://ec.andthefriet.com/items/23119255 )をご覧下さい。ポテト6袋(60g×6)入りで3210円は高かったものの、この箱欲しさに買ってしまいました。
登場までの時間が長かったのもありますが、タバコの煙を上手く演出に使った印象に残るコロンボの登場シーンでした。 最後に犯人が動揺していないのは、既にCIAからの情報で自身の逮捕令状が出ていることを知っていたため、逮捕の根拠をコロンボから聞き出すことをゲームのように楽しんでいたからではないでしょうか。 遊園地の射的の景品がパンダであったり、アリバイ工作のための早朝出勤時のカーラジオからのオリンピック辞退のニュースなど、中国に関するヒントがあったにもかかわらず、時計の鐘の件に気を取られ、全く気づきませんでした。 さすがコロンボ。
「既にCIAからの情報で自身の逮捕令状」は、鋭いご意見ですね。そうも思えます!
ガソリンスタンドでコロンボさんに「お隣の車の方(ブレナー)からです」
と紙幣を渡しにくる店員さんですが、「意識の下の映像」で、犯人をゆすって
殺されちゃう映写技師さん(チャック・マッキャン)にすごく似てるんですが・・空似かなぁ
チャック・マッキャンより、太っていますね(笑)
別人だと思います。
ぼろんこさん、ご返信ありがとうございます!
これは、犯人の落ち込みみたいな感じがないのでなにか、消化不良な感じ。
結局、捕まえられたのかどうかもわからない。CIAの案件だから、そこまでね。って感じで。。謎ときみたいなのは面白いのだけど。。
ブレナーはどこか‥、人生に冷めている感じがしますね、
いやー、この作品にはコロンボシリーズの名わき役が勢ぞろいですね。
ヴァル・アヴェリー、ヴィトー・スコッティ、ブルース・カーヴィー !!
そうなんですよ。私も現在、ころんぼの脇役俳優をさらに詳しく研究中です。
ブレナー秘書の吹き替えがプリズナー№6の村内放送の女性吹き替えと似てます。
パトリック・マッグーハンが二度目の犯人役で、監督を務めた作品。 知的で冷静、冷酷、大金持ちでユーモアを併せ持つCIAのダブルスパイ、ブレナーは実にはまり役でした。正確なところの動機や凶器をどうしたかなど、細かいことがよくわからないのですが、そんなことは些細なことと思わせる演出です。ブレナーがコロンボ夫人の好きな音楽を知っていることにコロンボが驚くシーンなど、なによりコロンボとブレナーとの会話が楽しい。二人の名優が楽しんで演じている雰囲気が伝わります。ただし、最後のトリックは決して決定的な証拠ではないし、スタインベックへの変装の解き明かしは、あまり感心しませんでした。録音テープが決め手になったのは、「アリバイのダイヤル」を思い起こさせました。
レスが遅くなりすみません。
なるほどね〜と、読み返しています。
比較的淡々とした進行で、好きな作品です。
ドラマの導入部で登場したホテルのボーイさんの名前をどなたか御存知ありませんか?マジシャンのアラン・アッカーマンさんにとても似てるのですけど。
Kelly Flynn(ケリー・フリン)という俳優さんです。
こにゃにゃちわ
この作品は、コロンボとCIAという巨大組織との対決、にしてはあっさり決着がつく点で少し消化不良でした。
また、殺害の動機が全くコロンボには分かっていないまま終わるのも、肩透かし感があります。
でもそんな事気にせず展開や雰囲気を楽しめるのはやはりパトマグ監督の手腕でしょう。
私はコロンボ作品には嫌いなものは無いと断言します。
さて余談ですが、劇中音楽がかかる場面がありますが、蝶々夫人の前にかかるロックの曲、聴いたことがある…と少し考えたあと、エルトン・ジョンのフィラデルフィアフリーダムかなと思いました。
歌は入っていないのでジャズバンドのカバーと思いますが、調べたらコロンボの放映が1975年秋、エルトンの曲が同年春だったので間違い無いと思います。
エルトン・ジョンですか?面白い発見。
私もどこかで聞いたことあるなと一時停止して口ずさみ、あ、フィラデルフィア・フリーダム! エルトン・ジョン! なっつかし~っ!と思いました
メンフィスさんはじめまして。「ガラスに映る野次馬らしき人々等」をもう一度見てみます。そんなことも楽しいですね。
ぼろんこさん、皆さんこんにちは。
初めて書き込みさせて頂きます。
私も久しぶりにこの作品を観ました。
昔観た一度目ではあまり理解出来ず、月日を経て
再び真剣に観てみましたが、皆さんの仰る通り
じわじわと味が出てきました。
ピーターの演技と言いますか、本当に表情豊かで
シンドバッドで踊り子さんに見とれるシーン、
その後の3人での会話の間、(ここは吹替えの方が楽しい)
広告会社から出てきた所のシーンでの
撮影を笑顔で見守るビル内の一般人や、ガラスに映る
野次馬らしき人々等、細かい所が何度も見たくなる
不思議な作品となりました。
コロンボ登場シーンの中でも、この夜の砂浜を葉巻の煙を
纏いつつ歩いて来る姿はベスト5に入りそうです。
長々と失礼いたしました。
個人的に一番好きな登場シーンと作品は
やはり『殺人処方箋』です♪
広告会社から出てきたシーン、窓ガラスやビルの内部に、撮影現場を見ている人たちが映っていますね!
仮面の男、結構好きな作品です。
でも、意外に厳しい(ラストが弱い)評価をする人がいるのですね。そういう人たちはデフォンテ氏の講演を聞いてブレナーのミスを見抜けたのかな、と思います。
わたしは見抜けなかった、アリバイ崩しの一点に限っても見事な伏線、ゆえにこの作品は好きです。
コメントを楽しく拝読しました。二人の過去は組織からみたら、死に値するような裏切り行為で、脅迫〜殺害という道筋をたどったのでしょう。
初めまして。
今日、このエピソードを見直して(三度目です)、やっと良さが沁みてきました。
初見では「?」 まずストーリーが入ってきませんでした。ジェロニモが殺される理由がのみこめなかったんですね。えっ何で?と思っている内に、取り残されてしまってました。
このサイトで復習して再チャレンジしましたが、「だからどーした」という感じでした。
もしかして同じように感じられている方は、あきらめず年月をおいて(やや中年になってから)改めて取り組んで頂きたいと思います。
基本的にはおじさんしか描写されていないエピソードですよね。でもそこが一番の味わいかなあ、と。
オペレーターだったり、農園主だったり、酒場店主だったり、刑事だったり、売店主だったりのそれぞれの現場で人生を刻んできたリアルがにじんでいる感じ。
いつもはきらびやかにドラマを彩る女性陣が今回は控えめなのも意図的なのでしょうか。(ベリーダンサーがやたらと長い尺で写っているのもうなずけるかも。コロンボさんも随分お気に入りでしたね)
と、思ってみるとマッグーハンのエピソードってだいたい男の話かも?という訳で、又、見直しのエンドレスループにかえっていくのでした。
二度目のコメント失礼します。
大倉崇裕さんのお気に入りと以前書きましたが、僕個人としては本作はまあまあクラスの出来だと認識していました。特に、最初観た時は淡々とした演出のクライマックスが物足りなく感じていたのです。しかし、今日もう一度観てみたら不思議な味のある快作と考えを改めました。
とにかくコロンボvsCIAオペレーターという題材が他にはない輝きを放っています。まず遊園地で撮られた写真から被害者とのつながりを突き止める、という異質な展開がいいですし、射撃ゲームでパーフェクトや、女の子にパンダをプレゼントなどユニークな場面が溢れており、時々見返したくなるような作品です。
犯人がコロンボに葉巻をすすめて語り合うくだりは『祝砲の挽歌』の再来のようであり、ブレナーがどこか自分とは相容れないはずのコロンボにシンパシーを感じているようなところも似ているように思います。アリバイトリック自体は大したことありませんが、国際ニュースを決め手に使うのはこの作品にこれ以上なくマッチしたものとも言え、いくつもの点で一回目よりずっと面白く観られました。何度かの鑑賞に堪えうるあたり、さすが旧刑事コロンボと実感しました。
失礼、勘違いでした。
旧ソ連のアフガン侵攻も1978年で、中国がオリンピックをボイコットしたのは台湾参加が理由でした。
これ、1975年の作品ですよ。「オリンピック」とは、モントリオール大会のことだ。
ちなみに上記の「アフガン侵攻」とは、旧ソ連によるものです。
この作品は、当時の冷戦構造や中国との当時の経済関係~中国はオリンピックから手を離せても、我々の大豆からは手を離せないでしょう、という演説~を想起させる場面を、非常に自然にストーリーに入れ込んでいること、
またそれが、話の筋にうまく絡んでいる…、そこが魅力的なんですね。ブレナーが朝鮮戦争の英雄であることも、アメリカの過去の栄光、今はなき栄光を象徴しており、核戦争一歩手前という国家の存亡がかかったキューバ危機では、「副産物」~葉巻に象徴される不正な蓄財~を行い(葉巻をコロンボに自慢気に差し出す場面で見るものに不正蓄財を悟らせる演出の妙!)、そして冷戦構造が固定化しアメリカの栄光も地に落ちた今(作品当時)は、不正蓄財した金でパーティとギャンブルに明け暮れる~ギャンブル以外人生に何がある、とうそぶくブレナー。
地方警察の一警部によって犯罪を暴かれ逮捕されることをブレナーがすんなり受け入れたのは、コロンボがブレナーの「生き方」を理解し一部ながら共感さえしたからだと、私は理解しています。
有名な推理作家がこの作品の奥深さを感じ評価されている、と幾つか前の書込みで紹介されていましたが、私流の解釈なので間違っているかもしれませんが、犯罪の動機をそういった社会的背景と犯人の生き様にうまくリンクさせたこと、そしてコロンボが事件を解決していくキーにしていったところに、この作品の奥深さがあるのだと思います。
私はコロンボファンが皆そんな感じでこの作品を見ているものだと勝手に思っていましたが、「面白さがわからない」という意見に接して、改めてなぜ私が面白い、傑作だと感じるのか、考えるよい機会をいただきました。
ありがとうございます。
ぼろんこ様、投票ありがとうございます。
この作品は、西側諸国がモスクワ五輪をボイコットした後、次のロス五輪を東側諸国がボイコット表明した頃の作品なんですね。確か、モスクワボイコットの理由はアフガン侵攻だったかと…。
犯人のブレナーが活躍した朝鮮戦争の頃がアメリカの絶頂期で、その後のキューバ危機あたりでは、CIAとして、時には二重スパイとして暗躍したのでしょう。
その後70年代に入るとベトナム戦争の泥沼化と敗戦によるアメリカの権威失墜、それとともにCIAのあり方も問われ始めた頃でしょう。
そんな時に地方警察の一警部に殺人と二重スパイを暴かれるとは!
何ともはやです。私には、一見さえない感じのコロンボが天下のCIAを出し抜くのは、もの凄く爽快ですが…。
ありがとうございます!この作品に2票追加します。
>ところで声優が(コロンボとブレナー)が3回ほど入れ替わっていたようですが、後年編集し直しでもやった影響でしょうか?
当初のNHKのテレビ版では、ところどころシーンがカットされていて、のちにCSで完全版が放映されるにあたり、カットされた欠落箇所の吹き替えをしたのですが、小池朝雄氏などすでにお亡くなりになっている方もいて、別の声優が声をあてています。
この頃BSで見た後、このブログを見るのが日課になっています。
今回のエピソードは、やや複雑なので一度見たのでは理解できなかったので録画で改めて見ました。
このエピソードも傑作の部類に入ると思います。
ブレナーはコロンボに捜査から手を引かせようと圧力をかけたり攪乱しようとするが、次第に人間コロンボに惹きつけられて、敬意を表するように見えました。
容疑を以外とあっさりと認め、小話を興じる姿は凶悪犯とは言え清々しく感じられました。
ところで声優が(コロンボとブレナー)が3回ほど入れ替わっていたようですが、後年編集し直しでもやった影響でしょうか?
みぽたんさん
わたしもそこが気になって何度か録画を戻して見てしまいました。途中で二人の吹き替えが不自然に変わってます。
Vさん教えていただいてありがとうございます。
初投稿です。いつも楽しく読んでます。この作品のポイントは、コロンボが当初から被害者が銃を携帯する特殊な職業だと見抜き、犯人と動機の当りをつけた上でいつもの心理戦で追詰め、スタインメッツに化けさせて正体を暴いたところ。初見は中学生でよく分らなかったけど、40年ぶりに見て改めて傑作だと思います。
講演の原稿書いてて「中国がオリンピックに参加しない」ということを事前に知っていて、
それでアリバイ崩れるということですが、
ブレナーが「私は中国が参加しないと確信して
その原稿を書いた。」と強弁できる気もしますが。
犯行を認めた経緯が意味不明で、全然おもしろくない。
朝早出して録音をした事実が、なせ直接的に前日犯行の証拠になるのか
全然分からない。全くつながらない2つの事実でしかない。
なぜウソをついたか?。そんなもの、どうとでも言い逃れできる。
朝鮮戦争で勇名を馳せ、CIAにおいては二重スパイという危険を冒して
大金を得、それを隠すためにジェロニモ殺害まで犯したのに、
なぜ、あっさりと犯行を認めるのか??。
まったく理解できません。
全体通して緊張感が全くない。
ほんとうに面白くないし、あり得ないストーリーだ。
トレモニさん>名わき役=ヴィトー・スコッティですね(笑)
テッドさん>小話の直訳!ありがとうございます。興味深いので、後日本文に加筆させてください。
すぴっつさん>おぉベストだと!‥敬意を表し1票加えます。
コロンボファンで有名な福家警部補シリーズの作者、大倉崇裕さんが「仮面の男」をベストとして挙げていました。正直ミステリー的に優秀な作品ではないが、独特な演出、吹き替えの妙などで人を中毒にさせる、恐るべき魔力を秘めた作品、とのことでした。この大倉さんのコメントを読んで、刑事コロンボはミステリー云々ではなくてひとつのドラマとして楽しむべきなのだとわかりました。
最後の小話の件ですがあるサイトに載っていたスクリプトを読みました。
直訳するとこんな感じです。
コロンボ:面白い話しましょうか?
ブレナー:是非
コロンボ:今日中国は気を変えましたよ
ブレナー:またかい?
コロンボ:ゲームに戻るそうです(オリンピックの事をオリンピックゲームズと言うので)
ブレナー:ゲームにね ああ麻雀(というゲーム)にね
コロンボ:そう麻雀に
コロンボがオチを先に言われてしまったところが面白いのではないかと思えるのですが、 もしかしたら違う解釈なのかもしれません。訳しにくいので日本語台本は創作されたんですね。訳した方の苦労がしのばれます。
ずいぶん、平然と淡々と無表情で罪を認めたもんだよね。
コレって、往生際が良すぎないだろうか??。そこに違和感があります。
人生の成功者が一瞬に奈落の底へ落とされるんですよ。
精神的にも強そうな犯人なので、もう少し抵抗を示しても良いのでは?。
中国のオリンピック不参加の一点で、状況が一転してしうのもへん。
多少の間違いやウソなら、日常あり得ますね。
名わき役の演技は、相変わらず笑えますね。
レスリー・ニールセンは、コメディ俳優の印象が強いらしいようですね。
デヴィッド・ホワイトの吹き替え「早野寿朗」さんについては、今回のBS-TBSの放送で確認します。
CIA部長役のデヴィッド・ホワイトは映画「アパートの鍵貸します」を観てるときに「あっ!」っていう感じで気がつきました。
NHK版の吹き替えは、「奥様は魔女」のラリーと同じ、早野寿朗さんだったと記憶しております。
「アリバイのダイヤル」同様、アリバイを崩しただけで終わりというのは納得しがたい。
ただし、スパイ(彼ら曰くオペレーター)という要素をバリバリに使ったユニークなシナリオは良かったです。
パトリック・マクグーハンが何か不気味でありながらカッコイイ。
あとレスリー・ニールセンもカッコよかった。
家弓家正さんのシッブい吹き替えも相まってクールでした。
ニールセンが志村けんとコントで共演していた動画を見たんですが、全然イメージが違う。
ニールセンの代表作「裸の銃を持つ男」シリーズも見てみたいです。
ぼろんこ様こんにちは、なんとなくわかったような気がします。ありがとうございました。 なか
なかさんコメントありがとうございます。よく考えると…あまり意味の分からない小話かも知れません。(笑)
ポーカー(ブレナー=ポーカーフェイス?)とマージャン(中国)が賭けをして、はじめはポーカーが優勢、ところが後半…逆転。
ブレナーの完全犯罪は、中国によって阻まれた…というかんじでしょうか。
ぼろんこ様はじめまして
まずぼろんこで調べてからコロンボを見ています。
質問ですが、最後の小話の意味がわかりません。どうかよろしくお願いします。 なか
名前なんて符牒です さん、プリズナーずきさん
コメントありがとうございます。、
確かに…プリズナーNo.6繋がりですね!私は見ておりませんが「一部に熱狂的なファンをもちカルト的な人気を保っている」そうですね!
哀愁のヒアル論さん、コメントありがとうございます。「首をすくめるような(デ・ニーロみたいな?)演技」ですか!鋭いご指摘です。私は気づきませんでした~次回見る時に注目します。
フライデーさん、古畑作品もお好きなのですね!『バカボンの
パパのお面』は見たことがある(気がします)。もう一回見たいな~。
CIAの話と有って、なにか話が重々しく
見ていて少し肩のこる(笑)エピソードですね。
この回のアリバイ崩しは『朝に流れた中国
オリンピック不参加のラジオニュース』でしたが、
これは古畑任三郎では、桃井かおりの『バカボンの
パパのお面』の元ネタでしょうねぇ
BSでの再放送を見ていました。
昔見ていた頃には見えていなかった(自分に関心がなかったために目に入らなかった)ものがいっぱい見えて面白いですね。
さて、コロンボがブレナーの若きころの写真を彼の部屋で見るシーン、航空機の前での写真を見つけるところで、細かい台詞は忘れましたが、「スポーツカーにも乗ってらっしゃって」あたりで、画面の右上に飾ってある写真は
「スーパー7」です。
プリズナーへのオマージュかと思われます。
プリズナーの放映自画像かどうかまではわかりませんが、車は
スーパー7シリーズ2、No6の自宅らしき建物の前で撮影されています。
ぼろんこ様、はじめまして。
AXNミステリーでの「刑事コロンボ」放送を見てこちらにたどり着きました
「プリズナーNo.6」であれほど「番号なんかで呼ぶな!」と言っていた男に「名前なんて只の符牒です」なんて言わせるなんて監督、やるなぁと思っていたらまさかのご本人とは(笑)
はじめまして。
図書館でVHS(吹き替え)借りて観ました。
ぼろんこさんの解説、なるほどと思いました。
ワインや高級葉巻の件、CIAとの遣り取りなど、冗長な部分が多かったかなと思いました。
あんなに金持ちなんだから、もっと嫌味なキャラにすれば良かったと思うんですが割といい人(?)で感情移入が出来ませんでした(この犯人役の方、C・イーストウッドの『アルカトラズからの脱出』の刑務所長役は素晴らしかったんですが)。
コロンボが犯人の家を去るとき、首をすくめるような(デ・ニーロみたいな?)演技をしてましたがP・フォークは他の作品でもこういう仕種はしていましたかね?
すじこさま、コメントを頂きありがとうございます。
「ブレナーに会いに行く場面」の怪ですね~。
コロンボ警部とクレーマー刑事は、ヘンダーソンの成りすましを暴き、パイクのロングビーチ遊園地を手がかりに、写真に写っているサングラスの男を見つけた。そこからブレナーの身元がなぜ分かったか?
遊園地から広告会社にとんぼ返りし、社員に写真を見せたのでしょう。コロンボは「広告会社の人が、サングラスの男はブレナーだと教えてくれた」と説明しています。ブレナーは広告会社と面識があったのです。
次に録音の時間が違っていた件です。
コロンボは最後の切り札として「中国のオリンピックボイコットのニュース」を持ち出しました。ここで注目したいのが「でっかいウソをついてますね!」と、ブレナーに迫ったことです。なぜウソをついたのか?これをCIAに追求されれば、不利な状況証拠が次々に露呈するでしょう。一番ヤバいことが「スタインメッツ(仮面の男)」のでっち上げです。
ということで、ブレナーは観念したものと思われます。
私も小学生から見ています。刑事コロンボというドラマは、トリックの無矛盾性(整合性)よりも、むしろ「人物描写やセリフ、話の運びを楽しむ」というご意見にも、同感ですね~。
ぼろんこさま、初めまして。
小学生の頃にワクワクしながらコロンボの放送を見ていた世代の者です。年末年始に撮りだめしたものを少しづつ見ておりまして、気付いたことをネットで調べていたのですが、同じヵ所を指摘する人が見当たりませんでしたので、突然ですみませんがこちらに書かせていただきます。
遊園地で写真を見つけるくだりまではよいのですが、そこからいきなりコロンボがネルソン・ブレナーに会いに行く場面につながります。そこに無理があると感じました。写真があったとしても、それですぐその人の氏名や会社の所在地がわかるというのは飛躍のし過ぎだと思います。まずその写真に写った人物の身元を探す手順になるはずです。その説明が見当たりませんでした。謎です。
もう一つ。最後のコロンボの謎解きも、ただ録音の時間が違っていたことがはっきりしたというだけであり、殺人に関与していたことは何も証明していません。会社で仕事はしていなかったもしれないけど、家で音楽を聴いていたのかもしれません。あれで観念する人はいるかなぁと思いました。
でも昔の記憶のせいか、気に入っている場面がたくさんあり不思議です。コロンボの面白さは論理的な推理を楽しんでいるようで、人物描写やセリフ、話の運びを楽しんでる部分が相当大きいのかもしれませんね。