- 犯人役ゲストスター「パトリック・マクグーハン」特集記事。
- 「アンジェロドライブの豪邸」同じ家の特集記事。
- 「クレーマー刑事」の登場作品。
- 脇役俳優「ヴィトー・スコッティ」の出演作品。
- ネルソン・ブレナー「シトロエンSM」
パトリック・マクグーハン
壮大なスケールの作品が続く
壮大なスケールで描かれた二作品、33話「ハッサン・サラーの反逆」と35話「闘牛士の栄光」に挟まれたこのお話も、犯人がCIAの情報部員であるという意味で、凄く大げさな背景でした。
「もう一つの鍵」のレスリー・ニールセン
裸の銃を持つ男
ヴァル・アヴェリー
ヴィトー・スコッティ
アンダーソン検死官
追いはぎ天国で、初動捜査にあたる検死官の一人:アンダーソンは、バーク刑事Bの「ジェローム・グアルディノ」と良く似ていますが、おそらく別人で「カーメン・アルジェンツィアノ」という俳優さんです。
CIAのコリガン部長
「奥様は魔女」のラリー
エキストラ俳優ゲーリー・ライト
バーバラ・ローデス
クリフ・カーネル
遊園地での二人の行動は不可解
クレーマー刑事
広告会社の人の証言で身元がバレる
CIAの情報部員が超大金持ち
戦歴も誉れ高く、経営コンサルタントとしても有名。それにしても、半端でなく家が豪華!もの凄いプールで十人近いゲストが泳いでいるし。こりゃ、悪いことして蓄財してますって、自分で言っているようなもので、「二重スパイで荒稼ぎ」って、CIAは見抜けなかったんでしょうかね?
変装した老人の顔がエリック・プリンスに似てるか?
ブレナーの秘書
ブレナー邸で人生を語る二人。
後半のシーンで、ブレナーはコロンボを自宅に誘います。署に戻る必要があると一旦は断わりますが、日を改めて邸に出向くことになります。ここでブレナーはお酒を振る舞いますが「百薬の長としては、何が望みか?」とコロンボに尋ねます。シンドバッドのオーナーが「毒は何にします?」と言い回したのと対照的で面白いです。
中国の麻雀セットを見せてもらったコロンボから「ギャンブルがお好きなんですね?」と尋ねられ「それ以外、何がある?」と答えるブレナー。コロンボ作品の中には、ギャンブル好きの登場人物が多く出てきます。
ブレナーは数々の成功を収め名誉も富も手に入れたのに、退屈な人生だと評しシラけた口調です。コロンボ警部がブレナーの部屋で珍しいものを見てハシャイでいるので、何とも不思議な会話になっています。
超重要な豪邸なのです!
アンジェロドライブの豪邸
遊園地は前半でジェロニモとブレナーが待ちあわせをする場所で、交通公園は後半にCIAに尾行される舞台になります。以外にもこの2箇所は同じロサンゼルス動物園の敷地内にあります。
シンドバッドはどこにあるか?
「シンドバッド(追いはぎ天国)」は西海岸の「サンタモニカ埠頭」という設定ですが、実際には南の外れ「ロングビーチ」がロケ現場だということです。
タクシーの運転手
ホットドッグ屋のオヤジ
ラストシーンのジョークについて
ラストシーンのジョークの意味が不明であるというコメントを頂くことがあります。これはぼろんこの私的解釈ですが、ポーカーは「ポーカーフェイスなブレナー」を比喩しています。マージャンは中国発祥のゲーム。「ポーカー(ブレナー)がマージャン(中国)と賭けをして、はじめはポーカーが優勢、ところが後半…逆転。」これはブレナーの完全犯罪は、中国のオリンピック不参加報道によって阻まれた…という感じでしょうか。
コメンテーターさんの調べで原文は
Columbo “Would you like to hear something funny?”
Brenner “I’d love to.”
Columbo “Today, Chinese…they changed their minds.”
Brenner “Did they, again?”
Columbo “They’re back in the games…”
Brenner “in the games….Mah-Jong.”
だそうです。
監督:パトリック・マクグーハン
脚本:ウィリアム・ドリスキル
ネルソン・ブレナー:パトリック・マクグーハン(声:佐野浅夫)
ジェロニモ:レスリー・ニールセン(声:家弓家正)
クレーマー刑事:ブルース・カービー(声:杉田俊也)
コリガン部長:デヴィット・ホワイト(声:早野寿郎)
サルヴァトーレ・デフォンテ:ヴィトー・スコッティ(声:相模太郎)
ローレンス・メルビル:オティス・ヤング
シンドバッドのバーテン:ヴァル・アヴェリー(声:金井大)
アンダーソン検視官:カーメン・アルジェンツィアノ
射的屋:ウイリアム・マイムズ
写真屋ドン:クリフ・カーネル
ジョイス:バーバラ・ローデス
遊園地の女の子:アリシア・チャンバース
ホテルのボーイ:ケリー・フリン
ホットドッグ屋:ベン・フロマー
タクシーの運転手:マイク・ラリー
広告会社の若手重役:エドワード・バック
ブレナーの秘書:アンジェラ・メイ
ブレナーの使用人:ビクター・トヨダ
加筆:2023年12月17日
コロンボシリーズの中で最も好きな作品です。帰宅して部長のヘリコプターを見つける際の、サングラスの外し方が実にカッコいい!! 自宅パーティで冷やしていないオレンジジュースを飲んでいましたが、「復讐を抱いて眠れ」の表彰式後のパーティででも氷抜きのオレンジジュースを頼んでいました。マクグーハン自身の好みかしら? 細かいことですが・・・
ところで、本作最後のジョークですが、ChatGPTに尋ねたところ、次のような回答がありました。「言葉の多義性と文化的な背景」ということですが、非常に難しいですし、翻訳者泣かせのシーンなのでしょう。
****以下、ChatGPTの回答****
この場面のジョークは、コロンボ特有のシニカルなユーモアと、状況に応じた巧妙な皮肉を含んでいます。ここでの会話の面白さは、言葉の多義性と文化的な背景に基づいています。
コロンボが言っている「Chinese…they changed their minds」(中国人たちが気が変わった)という部分は、何らかの重大な決定を翻すようなイメージを持たせますが、すぐにその内容が「They’re back in the games…」と続くことで、観客は一瞬、オリンピックや国際的な競技についての話かと思います。
しかし、ブレナーが「in the games….Mah-Jong」と答えることで、この「games」が実は「マージャン」のことだと分かり、深刻に見えた話が一気に軽いトーンに変わります。このギャップが笑いを誘うのです。
また、このやり取りには、ブレナーが最初からコロンボの話を冗談として受け取っていることが示されています。ブレナーの「Did they, again?」という返しからも、彼がコロンボの皮肉なユーモアを理解していることが分かります。そして、マージャンという具体的なゲームに話を持っていくことで、シリアスな話題が日常的でありふれたものに変わるというユーモアが生まれるのです。
要するに、このジョークの面白さは、「深刻な話に見せかけて実は軽い話だった」という意外性と、ブレナーがその軽さを受け止めたことで起きるコミカルな瞬間にあります。
匿名様、コメントありがとうございます。
ChatGPTですか!楽しく拝読いたしました。
この作品に1票追加しておきますね!
メルビル役のオーティス・ヤング、見覚えあるなあと思ったら
「さらば冬のかもめ」(1973ハル・アシュビー監督)で
ジャック・ニコルソンの相棒ミュールを好演されてました。
海軍下士官2人が 40ドル盗んで8年の実刑くらった少年兵(ランディ・クエイド)を護送して行くロードムービーです。
情に厚いが 突っ走りがちのニコルソン(ベストアクトの1本!)を諌める現実的な男がミュールです。
真冬のロケだったらしく 濃紺のピーコートの襟を立ててるのがカッコ良かった。
コミカルなタッチですがすごくせつない70年代の名作だと思いました。
ヤングはコロンボ出演の後、 牧師さんになったそうです。
ジェロニモは、なんでA.J.ヘンダーソン氏に化けたんでしょうね。公園での会話では、ジェロニモはA.J.ヘンダーソンの生活パターンを知っていたようですが。あと、コロンボが公園で写真を見つけた後、なんでまた、もう別人と分かっている広告会社に戻ったか妙に感じましたが、やっぱりなんか関係あるんだろうと思ったんでしょうね。
コロンボが本物のヘンダーソン氏と会おうとしてないのも不思議だったのですが見返して納得しました。広告会社の人が、「この人がヘンダーソン氏です」と社内報らしきものを見せているときのタイトルが「A.J.Henderson To Inspect New Middle East Branchy」。実際の出張時期には触れられていませんが、世界中の支社を飛び回っているらしいし、簡単に会えるんなら会ってるでしょうね。
ところで、ぼろんこ様
>>ブレナーは広告会社と面識があったのです。
とのことですが、「面識があった」だと、ブレナーもお互いに見知っていたように聞こえますが、もし顔見知りの人の証言なら、コロンボは「広告会社の〇〇さんがあなたのことを知ってましてね」と語るはず。英語では「Someone at the firm where Mr.Henderson worked identified you. They said you were a very famous consultant.」なので、一方的に知られていたようです。
DE GAULLE大統領はケネディさんに「フルシチョフには気をつけろ」って言ったそうです。
私もコロンボを観ています。
犯人はシトロエンですか(^_^)(^_^)
シトロエンは歴代フランス大統領が乗っていた車だそうです。
CHARLES DE GAULL大統領は超が付く人種差別主義者&シトロエンのオーナー&ケネディ大統領と親しかったそうです。
HOMME BLANCHEだってさ。。。。。。
コロンボさんはプジョーでしょう
原題 Identity Crisis は自己認識の危機、アイディンティティ・クライシスとして定着していますね。犯人が二重スパイだからこの言葉を使ったのでしょう。犯人が自己認識の期に陥っているようには見えません。(はげているのにカツラをかぶっている点?)
フランス車2台
犯人の乗る最新式のピカピカのシトロエンの最高機種とコロンボのボロボロの自称クラシックカーが良い対比になっています。コロンボシリーズの犯人の車といえば、ロールスロイス、ベンツ、フェラーリなどが登場していますがシトロエンは初めてだと思います。プジョーの給油口が左テールランプにあるとは知りませんでした。
ミステイクではありませんが、僕としては新発見なので書かせていただきました。
コロンボが射的屋を立ち去るところで、妹?を連れて画面左に消える金髪の少年。
コロンボは右手に歩いて行き、次のシーンでスナップ写真屋に近づく。
この時、手前からなんと先ほどの金髪の少年が現れてコロンボとすれ違う。
緑の葉っぱ柄のシャツが印象に残りました!
リテイク・コメントします。
コメント欄で、多くの皆さんが話題にされていた、日本語吹き替えのラストシーンのジョーク内容変更(中国がオリンピックに参加するか否かの話を、ポーカーと麻雀の勝負の話に変更)についてですが、ここで話題のオリンピックとは、1976年7月17日~8月1日までの16日間、カナダ・ケベック州のモントリオールで開催された、モントリオール五輪のことですね。本作のアメリカでの初オンエアは、1975年11月2日でオリンピック前、一方、日本での初オンエアはオリンピック終了後の1977年9月24日で、日本での初放映時にはジョークの時事ネタが古くなったのと、まだ日中国交正常化したばかりで、当時の中国を刺激しないようにNHKで配慮したのが、変更理由なのだと想像します(現実には、中国は、中華民国政府の統治する台湾からの選手出場を理由に、モントリオール五輪をメルボルン五輪以来6回目の大会ボイコットした)。
コロンボのカミさんが好きなクラシックが、(長崎を舞台に没落藩士令嬢の蝶々さんとアメリカ海軍士官ピンカートンとの恋愛の悲劇を描いた)プッチーニ作曲「蝶々夫人」だというコロンボとブレナーの会話があり、背景にも高価なオーディオでアリア『ある晴れた日に』が流されていましたが、NHKではいつもカットされているエンディングのフルクレジットでも、「蝶々夫人」の中で最も有名な、そのアリア『ある晴れた日に』のメロディーで盛り上げて終わっていて、この点、中国が裏テーマの本作なので、制作陣は日本と中国を明らかに混同しており、個人的には後味が悪かったです。これは、中国人の方も、日本と混同されたくないはずであり、中国の影響力が増し中国市場を意識して制作しなければならなくなった近年のハリウッド映画では、かえって、絶対にこうした間違いは許されなくなっています。
ストーリー自体はスケールが大きくよく考えられているとは思いますが、前述のような、国際問題が重要なテーマなのに考証がいい加減だったり、CIAの身分証にリアリティーが無かったりする「美が細部に宿らない」部分で個人的には興ざめしてしまい、惜しいです。
最後に、旧シリーズでマクグーハンの吹き替えを担当された(「祝砲の挽歌」 – ライル・C・ラムフォード大佐、「本作「」- ネルソン・ブレナー)佐野 浅夫さん(1925年8月13日 – 2022年6月28日)が先日96歳でお亡くなりになられましたね。昔から、様々な映画やテレビドラマで味わい深い名演技を楽しませてもらっていましたので、とても寂しい気持ちになったニュースでした。
ブレナー邸ではタイの王女様の写真があったり、朝鮮戦争に従軍していたり、従僕がアジア系だったり、制作陣は中国に限らず、もっと広くアジア関連を集めていたのではないでしょうか(「蝶々夫人」はコロンボ夫人の好みなのでブレナーの趣向とは関係ありませんが)。
中国のオリンピック不参加はキーではありますが、裏テーマというほどではないように感じますし、「中国関連の音楽を入れようとして蝶々夫人を入れてしまった」とは断言できないと思います。
つね様
>「中国関連の音楽を入れようとして蝶々夫人を入れてしまった」とは断言できないと思います。
ご指摘いただき、ありがとうございます。
仮に日本人が中国人に間違われたとしても、それは欧米では日常茶飯事であって、一々カリカリするほうが大人気無いですよね。
本作が個人的に好きかどうかは別として、鑑賞には、もっと俯瞰的視点が必要だったかも知れません。
返信ありがとうございます。
まあ洋画見てると「日本らしくない日本」なんてよくあることですね。
ところで、「蝶々夫人」というのは、普段、コロンボ警部の(嘘か真か不明の)言葉からしか出てこないコロンボ夫人の貴重な真実。ブレナーさん、もっといろいろ披露してくれればよかったのに(笑)。
CIAのオペレーターが自分の不祥事(二重スパイで儲けた)をバラされそうになり同僚?を殺す話です。途中でCIAのお偉方が登場し「これ以上やるな」と圧力をかける。ここはハッサンの国務省役人と同じ展開。それにもかかわらず追求するコロンボのプロ意識が凄い。
諜報機関の人間が殺人事件の容疑者になったときは実際の所、どう扱うんでしょうね?
CIA長官と警察庁長官?とで話をつけるとか? 神奈川の共産党関係者盗聴事件では当時の検事総長が警察トップと話をつけて「もう盗聴するな」と厳命したらしい。このあと神奈川県公安トップが自殺しています。
この種の話になると陰謀論や揣摩憶測が乱れ飛び関係者の死後でなければ真相が明らかにならないことが多い。ソ連崩壊後流出した文書で共産党の野坂参三が除名されたり、ノモンハン事件で実は日本軍も善戦していたことが判明したりと歴史の闇は深い。
コロンボの頑張りに眉をひそめる関係者も沢山いることでしょう。
黄色いパンタロン女性が3回登場しますね。後ろのガラス張りのビルの中で一般人かな?見物してますね。
それから関係ないのですが、この場面に道路に大きなバスが止まっているのですがその形が「チムドンドン」の沖縄シーンに登場するバスの形にとても良く似ているなアと思いました。窓の形やジュラルミン製みたいなところ。
ロングビーチ遊園地でジョイスが二人のスナップ写真を撮りますが、これがポラロイドカメラでネガが残るタイプですね。「逆転の構図」でガレスコとダシュラーが使ったカメラはこんなカメラではないでしょうか。ロールフィルムネガのタイプもあります。それにしてもジョイスとコロンボの写真探しの場面、いつも見ても良い絵柄です(ニヤニヤ)。
いつも原語版で見ています。時々、英語ではない言語のセリフがあります。今回だとコロンボがイタリア語を交えながらでブドウ王と話しているようですが、オリジナルだと英語の字幕が出るのでしょうか。ご存じの方、教えてください。調子に乗ってもう一つ教えて欲しいのですが、犯人がアジア系の使用人と話している時の言語は何でしょうか。日本語ではもちろんないし中国語でもないような気がします。
イタリア語の部分は英語字幕だと英語に訳されています。字幕オフにするとイタリア語表記なしで訳も出ないので、イタリア語わかる方でないと意味はわからないでしょうね。犯人と使用人の会話は日本語・英語字幕でも訳されていないし実在の言語でしょうか?音的にはベトナム、タイ語を真似てるような感じですが。
ありがとうございます。コロンボが犯人宅を訪れた時に犯人と使用人の会話は日本語字幕があるようですね。「今度こんなことがあったらやめてもらうからな」みたいな内容だったと思います。
今回、皆さん、そんなに面白いですか?
私には全然波長が合わない話でした。
コロンボ全話では「忘れられたスター」あたりが山頂で、もうこのころは急激に標高が下がってきていませんか?
「男はつらいよ」の後期に通ずる馴れ合いと弛緩に最後までかったるくて仕方がありませんでした。
CIA情報部員なら、中国の公式発表を待たずに、信頼できる筋や独自の裏ルートで、中国がオリンピック不参加との情報を事前に掴んでいても、何ら不思議ではないです。
コロンボが「北京放送までも確認しました」と鬼の首を取ったように誇らしげに言うのも、私に言わせれば噴飯ものです。
演説の原稿のネタとして使う以上、聴衆が理解できないと意味がないので、職務柄知り得た未公表の情報ではなく、ニュースとして一般に報道されたことを確認した情報を使ったと考える方が自然かと思われます。
そうでないとすれば、CIAエージェントが自ら秘密情報を知り得る立場であることをバラすような真似をしたことになるため、より不自然かと思われます。
「祝砲の挽歌」のストイックなラムフォード大佐と対照的な、やることが一々派手な快楽主義者で腕利き(しかも二重)スパイおまけに変装の名人。二重であることを除けば私達はそういう情報部員を一人知っています。英国MI6の007ことジェームズ・ボンド(笑)。
今回観て思ったのは、ボンドと宿敵スペクターの首魁が同一人物だった、みたいな話、つまり「マクグーハン監督」の演出狙いはずばりそれだったのではないか。そうでもなきゃ既に何度か指摘されているように、あんなに派手なスパイがいるはずない(笑)し、国家への背信が露見したからこそ殺人の立証が不十分でも刑務所に保護(笑)してもらわないと国に抹殺される=自供の必然性。
時計の時刻チャイムというセコいアリバイトリックから足が付いたのはご愛敬ですが、やり過ぎたのは既にいくつかのコメントで指摘されているように、ブレナーは人生を賭けたは危険なゲームに中毒してしまっていたから収まらなかったのでしょうね。
ラスト・シーン ロンリー版 関西バージョン
コロンボ:「ブレナーはん、オモロイ話があるんですわ」
ブレナー:「ほう?どんなんや?」
コロンボ:「きょう、また中国人が気ぃ変えたそうで、ゲームに参加するんやて」
ブレナー:「どうせ麻雀のやろ?」
コロンボ:「あかん、ボケがバレてしもた!」
ブレナー:「悪いな!最後にポーカーフェイスのワシが勝たしてもろたわ!」
いつもお世話になってます!CIAが出て来たりすると、恥ずかしながら、理解がができなくなります、特に殺人の動機が…でも、ブレナーとコロンボのねっとりした視線のやり取りや、次々に登場する常連俳優、そしてなんと言っても、家弓さんの声の魅力!何度も見返してしまいます。
ぼろんこさんのブログずっと楽しみにしてます!
最近こちらのコメント欄であまり信用されていないらしい(笑)日本語ノベライズ版(二見書房サラ・ブックス 三谷茉沙夫さん訳)がどうなっていたかを念のため確認してみました。
コロンボ:「ブレナーさん、笑い話があるんですよ」
コロンボはブレナーの背中に話しかけた。
ブレナー:「ほう?ぜひ聞きたいね」
コロンボ:「きょう、中国人が気を変えたそうで、ゲームに参加するそうです」
ブレナー:「ゲームに?マージャンのだろ?」
コロンボ:「わかっちゃいましたか」
オリジナルに無いポーカーの話を持ち出さなくても、結構良い出来じゃないでしょうか?
因みに古書店で入手した「刑事コロンボ完全捜査記録」(宝島社2006年8月10日発行)によりますと、
『ラストの会話は、シナリオ初稿では「笑える話がありましてね、中国がやっぱりゲーム(オリンピック)に戻るそうです」というコロンボの台詞で終わっていた。』
そうです。
gamesをゲームとして全体を直訳して(日本語で聴いて)笑い話になるなら、額田やえ子さんが最初からやってるはず。
敢えて「ポーカーとマージャンの賭け……」とした理由は……
ぼろんこさんの説で「ロン」でしょう(笑)
ベートーヴェンの交響曲のスコア改変と同種の「解釈」ですねえ。
部分的にオリジナルに無い箇所にさりげなくトランペットやホルンを増強するなどして、よりベートーヴェンの意図を明確にしようとする作業に似ていますけれど、それは賛否両論の議論を生む場合もありますなあ。
ベートーヴェンの楽譜の場合は作曲から300年前後経過しても「これが絶対正解」という結論が出ていませんよね。「刑事コロンボ」もベートーヴェンに似ているかもしれませんね。繊細なくせに雑で荒っぽいところなども・・・(笑)。
ブレナー:「麻雀の勝負ではポーカーフェイスが必須なため、ポーカーが再逆転。」
コロンボ:「なるほどねぇ」
私見では、額田やえ子さんの吹き替え翻訳版の功績は偉大過ぎるほど偉大だったものの、既に歴史遺産となってしまった感があります。
より若い世代に「刑事コロンボ」の魅力を拡めるには、新世代の声優で、今の言葉で、より正確な新吹き替え版を作る企画があっていいのでは?
中には放送時間カット分の辻褄を合わせるためにあえて意訳(違訳)している場合もあったでしょうに、カット分を補ったり差別用語を差し替えたりするため異なる声優で継ぎ接ぎだらけにしている現放送版吹き替えより、英語版で日本語字幕読みながら、ソフトを持っている人は、時々疑問なところを英語字幕にし確認するなどして楽しむほうが今は余程健全でしょう。
日本人は「エコノミック・アニマル」と呼ばれていた時代なので、きっと売れっ子額田さんも超多忙で必死になり、締切までに数をこなすには、粗雑な訳になっていかざるを得なかったんでしょう。たかが一過性テレビ番組での自分の吹き替え翻訳が50年近く経過してもチェックされ続けるなんて考えても見なかったでしょうよ。
だってNHK大河ドラマでさえ、一定期間が過ぎたら消去すのが当然だった時代ですよ。
誤訳や拙い訳があっても、とっくに時効ですよ。
演出家がより良い効果を思いついて改変したり、声優がその場の乗りやアドリブで台詞を変更したり、単なる誤記や読み間違いがスルーされたままといったケースもありそうですなあ。
英語台本が原典版楽譜なら、翻訳台本は編曲譜(原曲がオーケストラ曲だったらブラバン用編曲)みたいなもので、さらに演奏家の解釈によっても変化していくほうが、むしろ自然でしょうし、結果的に予想以上に上手くいく場合も裏目に出る場合もあるでしょう。
「Muggers’ Haven」を「追いはぎ天国」とするのは誤訳です。「heaven」と「haven」とではスペルも発音も違います。翻訳者は「Tax Haven」という言葉を知らなかったのでしょうか?
ところで、コリガン氏が「部長」と訳されたのも誤訳なんでしょうか? 英語で組織トップを意味する単語はchiefとかcaptainとかcommanderとか多々ありますが、directorというのはCIAやFBIだと「長官」のことですから。
CIA長官だと大統領が政治任用して上院の承認が要るはずだから、コロンボが名前を知っていてもおかしくありません。が、頻繁に聞く名前でもないだろうから、コロンボが知らなくてもそう不自然にならない。
翻訳者は英語の台本現物から訳しているはずだから、havenとheavenを間違えたとは思えません。日本語で発音した時の語呂の良さを優先して、わざとやったんじゃありませんかね。
昨日放送された刑事コロンボ「仮面の男」のラスト。コロンボ警部が笑い話をしますが、日本語訳がオリジナルと全く違っていて理解不能です。
〈コロンボ〉 ある日ポーカーとマージャンが賭けをした。
〈ブレナー〉 どうなった?
〈コロンボ〉 前半はポーカーが優勢。
〈ブレナー〉 ところが後半・・・
〈ブレナー〉 逆転。
〈コロンボ〉 フフフフ。そのとおり。
〈Columb〉 Today, the Chinese, they changed their minds.
〈Brenner〉 Did they, again?
〈Columb〉 They’re back in the Games.
〈Brenner〉 In the Games …
〈Brenner〉 Mah Jongg.
〈Columb〉 Mah Jongg.
ドラマの中では「中国のオリンピック不参加」がアリバイ崩しの重要な鍵となります。またブレナー氏がギャンブル好きで麻雀を嗜むことも紹介されていて、下記のように訳せばオリジナルを反映できると思います。
〈コロンボ〉 今日、中国人は考えを変えました。
〈ブレナー〉 またですか?
〈コロンボ〉 彼らはゲームに参加します。
〈ブレナー〉 ゲームに・・・
〈ブレナー〉 麻雀でしょ。
〈コロンボ〉 麻雀です。
ラストの部分、ブルーレイの日本語字幕を確認しますと、
〈コロンボ〉 笑い話を
〈ブレナー〉 聴きたいな
〈コロンボ〉 中国人が心変わりを
〈ブレナー〉 またか
〈コロンボ〉 参加表明を_
〈ブレナー〉 どうかね_麻雀でも_
〈コロンボ〉 なるほど
皆さん、苦労の跡が窺えますね。
個人的にはMUSASHI-SAKAIさん訳のほうに軍配を上げたいです。
CIAの部長さんが出て来たのは、これ以上捜査するんじゃないと圧力をかける為だったのでは? だとするとそれを無視して逮捕に追い込んだコロンボっていったい・・・?
エンディングの「笑い話」、あの訳では全然笑えませんよね(笑)
「笑い話」と直訳したのが失敗でしたね。
このシーンの最後のコロンボ、 ジョークのオチを言い当てたブレナーに(なんでも知ってる人だなぁ)と感心しながら「……その通り」と言って締めています。
例えば、こんな感じでしょうか………
「ジョーク聴きたい?」
「いいね」
「中国人が一番好きなお菓子知ってる?」
「なんだろうなぁ」
「パイなんだけどね」
「パイ?………マージャンパイ」
「そう……マージャンパイ」
ん〜、難しいですね(笑)
ブレナーの私邸でコロンボが彼の朝鮮戦争従軍時(空軍)の写真パネルを見、ブレナーのカツラ疑惑を指摘するシーン、(ウィッグ使用が)バレないかとしどろもどろのブレナーが「その飛行機は…T…33…シルバースターだ」と答えます。原語でもそう言っています。が、T33は愛称ShootingStarです。そして”T”rainerという分類でも分かるように練習機で、後席に教官前席に学生が乗り訓練に使われる機体です。となると武勲をあげたブレナーが練習機というのは不自然。一人乗り戦闘機のP-80(T-33の原型となった)かと一瞬思いましたが、風防の開き方が跳ね上げ型なので後方スライド式のP-80ではない。すると…大型レーダーを装備しパイロットとレーダー手の二人乗りであるF-94なのではないかと想像します。(この機の愛称は”Starfire”でやはり違う。)SilverStarは勲章としてポピュラーな名称ですからこれをアメリカ空軍が機体の愛称として使うことは考えづらいですし、これはスタッフが別の名称と混同したのだろうと考えています。
自らツッコミ入れます。
エンディング近く、コロンボが入手したその写真を修整しシュタインメッツ=ブレナーであることを示す「修正画」のアップ、機体側面に空気取入口のあたりにハッキリとT-33Aとペイントしてあるのが判りました。まあ、ヨシとします(笑)
いや~マクグーハンさん、プリズナー№6を思い出します。
夜遅くて皆寝てから一人で毎回みてました。いい役者です。
ニールセンさんも良い。 しかし、欧米のジョークって好きです。 皆さんのご協力でよく理解出来ました、ありがとうございました。 刑事コロンボ、本当に最高に面白いですね。
ネルソン・ブレナーの乗っていたクルマはシトロエン・SM。
コロンボのプジョーと同じフランス車。
イタリアのスポーツカーの名門・マセラティ製のエンジンを載せた、
シトロエンとしては珍しいスポーティカーです。
通好みのブレナーに似合っていました。
「刑事コロンボ」でお馴染みの俳優さんが、多く出演していて、画面を観ているだけでも楽しめた回でしたが、お話自体は退屈でした。90分くらいで纏めて欲しかったです。
いろんな意味で中国が通奏低音になっている回だと思うんですが、コロンボのカミさんが好きなクラシックがプッチーニ作曲「蝶々夫人」で、NHKではいつもカットされている本編終了後に更にエンディングクレジットが流れる部分でも、またまた『ある晴れた日に』のメロディーで盛り上げていましたが、どう考えても制作陣は日本と中国を混同しています。「アメリカ人あるある」ですが、米国人からすれば、サウジアラビア人もイラン人も同じに見えるように、日本人、中国人、韓国人なども同じにしか見ていない人が大半だという証拠で、ここは日本人としては厳重に抗議したいとこころです。
中国が裏テーマで、プッチーニの曲を使うなら、せめて作曲者の絶筆で未完の大傑作「トゥーランドット」にしてくれなきゃって・・・、ねえ聞いてる?
私のコメントが退屈だからって『誰も寝てはならぬ』。
>日本人、中国人、韓国人なども同じにしか見ていない人が大半
「平たい顔族」は皆同じに見えるんでしょう。
「平たい顔族」にプッチーニ「誰も寝てはならぬ」??
おー! 映画「テルマエ・ロマエ」!!!
そうか!! 犯人:ネルソン・ブレナーは「平たい顔族」に変装するべきだったんだ!!
あのー、音楽の話に戻したいんですけど(苦笑)。
犯人ネルソン・ブレナーがコロンボに自慢した4チャンネル・ステレオ立体音響オーディオが、元祖サラウンドで懐かしかったですね。
ラストのジョーク、他の方々が書かれている通りまさに翻訳者泣かせですね。日本語では競技とゲームは区別されますし(対戦競技で「ゲームセット」とは言いますが)、いっぽう英語だとポーカーもスポーツに数えられたりするのでややこしいです。
以下、私の解釈ですが、どうでしょうか。
コロンボ「実は笑っちゃう後日談があるんですが、お聞きンなります?」
ブレナー「聞きたいね」
コロンボ「中国がね、今日になってまた考えを変えたんだそうで」
ブレナー「変えたのか、また」
コロンボ「ええ、結局ゲームに出場するらしいです」
ブレナー「ゲームね・・・(中国のゲームと言ったら麻雀、麻雀ならこれで)ロンだな」
コロンボ「(おっしゃる通り、あたしが)ロンです」
欧米式麻雀では上がる時に「ロン」じゃなく「マージャン」という掛け声をかけます。これがもし将棋やチェスの話だったら
ブレナー「これで詰みか」
コロンボ「ええ、詰みました」
となって、もっと解りやすいんですが・・・。
なるほどね〜。楽しく拝読いたしました。
ホットドッグ屋のオヤジ役のベン・フロマーですが、「権力の墓穴」の他、「アリバイのダイヤル」の中盤でもカメラマン役で出ていますね。バスケットボール選手の会見?場面で、ポール・ハンロンに声をかける台詞もあります。
そうです、そうです!
こんにちわ
最初にNHKで放送されたのを家族で観ていて、最後の麻雀のジョークがみな意味が分からず一体どういう意味なんだと不思議がったものです。当時はネットなどは勿論なく意味を確かめる術が全くなかったのでそのままになってしまいました。
それから長い年月を経て今回久しぶりに観て、ネットなどで情報を集めてようやく意味がわかり納得しました。細かいことが気になる性格の人間には便利な時代になったものです。
原文は以下の通りのようです。
Columbo “Would you like to hear something funny?”
Brenner “I’d love to.”
Columbo “Today, Chinese…they changed their minds.”
Brenner “Did they, again?”
Columbo “They’re back in the games…”
Brenner “in the games….Mah-Jong.”
犯人の嘘を暴くきっかけが中国のオリンピック不参加のニュース。
つまり意訳すれば、
「先日中国は(オリンピック)ゲームへの不参加を表明しましたが、今日彼らはそれを取り消したそうです。彼らはやっぱりゲームに参加するそうなんです。ただゲームと言っても麻雀だそうです」あたりでしょうか。ポーカーフェースを装っていた犯人がゲームで墓穴を掘ったということが言いたいのでしょう。
英語で”Games”というとオリンピックの意味があるというのがミソなんですね。なかなか日本語にはうまく訳しにくい翻訳者泣かせのセリフでしたね。
おぼろげな記憶ですが、、
中国の文革末期のころ、だいぶタガが緩んでいて、
禁止されていた麻雀を市民が街中でやってても警官は見て見ぬふり、
という記事を新聞で見た記憶があります。
で、「back in the game」ですが、web上の辞書で見ると、
Once again active or able to succeed in something.
とか
Resuming something after an absence
という意味もあるようです。
back in the games…?、オリンピックはボイコットのはずだが、、、
あー、禁止されていた麻雀が復活している件ね。
みたいなネタだったかも。
なるほどね〜。本文に加筆いたします。
蛇足ですが、お決まりの時計によるアリバイには目も(耳も)くれず、
ブラインドを閉める音に気付くコロンボ。さすがですね~。
時計による細工は、犯人ですよという証明なっちゃうのですね。
コメント有りましたが、名脇役大集合でした。
ヴィトー・スコッティ、ブルース・カーヴィー、ヴァル・アヴェリー、に加えて
マイク・ラリーも大写しでした。さらにメインキャストがマクグーハンとレスリー・ニールセンだもの。マニアにはお腹いっぱいです。
レスリー・ニールセンはこういう役も似合ってるなあと思いました。
犯行をあっさり認める理由は原題「Identity Crisis」にある、
というのがマクグーハン演出なのでしょうね。
それと、変装だけでは邦題「仮面の男」は弱いな~とも思いましたが、
スパイとして色々な「仮面」をもっているという意味か。
ぼろんこさん、
ロケmap掲載ありがとうございます。昔現地をバスや地下鉄で周った事があるので、位置関係がよく分かりました
大好きなマクグーハン🌀主演🌀演出で、ダンディな彼を堪能できました。 コロンボが「メルビル容疑は穴だらけで検事局は受付けないだろう」と、ぼやくシーンで、ブレナーがマッチ箱を指でたたきなかがら、コロンボを見つめる表情には、うっとりしました。コロンボが(何か仕掛けませんかと)誘い、それに気づいて「乗ってやるか」と答えてるようにも見えます。
中国のOlympic boycottという背景と自己identityの変遷(Korea war 英雄、経営コンサルタント、CIAオペレータ)の筋立てから、マクグーハンは「政治の裏で翻弄され、自己喪失した人間がいる事」を表現したかったのでは? と感じました。 彼は「人生は、つまらない」と語ります。 聡明ゆえに何でもできてしまう。けれど所詮は国に操られるだけ。自己喪失。 自暴自棄から二重スパイやギャンブルに刺激を求め、虚しさを忍んでいた。 執拗なコロンボの捜査にdon’t harras me と言ってたけれど、実は自分をドキドキさせてくれてありがとうだったのでは?
スタインメッツの変装は、”identity crisis “自己喪失の象徴と取れました。
当時のロスオリンピックボイコットは冷戦の産物?ソビエトはロシアに戻りアメリカは黒船で祖国へ帰る、日本は江戸時代にもどるのが大きな歴史の流れかもしれませんね、何かそんなことを感じた話しプリズナーナンバー6を思い出しました。
パトリック・マクグーハンの存在で味わいが深まった好エピソードでした。
東西冷戦の狭間における二重スパイの存在は格好の素材だと思います。
さすがのコロンボ氏もブレナー氏の前では小物感が漂う印象になってしまいました。
素敵なコメント、ありがとうございます。みなさん、素晴らしいですね〜。
BSで『アルカトラズからの脱出』という
中学生時代に見た映画がやっていました。
主演はクリントイーストウッドなのですが、
アルカトラズ刑務所の所長を
パトリックマクーハンが演じてました。
なんか嬉しかったです。
洋画や外国ドラマから脇役の人を発見するとなんか新しい楽しみができますね。
そうですよ!マクーハンです。
なるほど、そんな感じですね。
「祝砲の挽歌」と「仮面の男」の犯人像が、冷酷で、自分が疑われると短気になるところなど重なりますね。自宅でコロンボを見送る際に、似顔絵を筒にしてポンポン膝に叩いている姿が素なのか演技なのか、とても印象的でした。
また、ぼろんこさんのロケ地マップを拝見して、こんなに密集していたのには驚きました。よくお調べになりましたね。ロスで「刑事コロンボ・ロケ地ツアー」がありましたら、是非とも参加したいわ~。
ロスの刑事コロンボ・ロケ地ツアー>それは素敵です!
こんにちは〜、今回はCIAとからんだりしてここのところスケールが大きいですね。
ストーリーと関係ありませんが、ブログ写真を見ながらマクグーハン演じるブレナーが、ルパン三世の適役に見えました。
眼が特徴的ですよ!三白眼でちょっと片目を吊り上げてます。
明晰な頭脳を表す広い額と乾いた感情を持って、まさしく人生をゲームと例えているのではないかと連想しました。
これって妄想かな?