刑事コロンボと奥様は魔女

「二代目ダーリン(ディック・サージェント)」

ディック・サージェントほぼ同時代のTVドラマ「奥様は魔女」の二代目のダーリンを演じた「ディック・サージェント」は、54話「華麗なる罠」で歯科医ウェズリー・コーマンのポーカー仲間としてご本人役として登場します。この「奥様は魔女」には他にも「刑事コロンボ」縁の俳優さんたちが出演していますので記事にしました。  “刑事コロンボと奥様は魔女” の続きを読む

刑事コロンボと警部マクロード

刑事コロンボ・ロス

はっきりした記憶は定かでないのですが、NHKの土曜の海外ドラマ枠で「刑事コロンボ」の代わりに始まったのが、この「警部マクロード」というテレビドラマ。私のコロンボ・ロスの悲しみを埋めてくれたのでした。ネットで調べたら1975〜77年あたりです。
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ヴィトー・スコッティ(Vito Scotti)

この俳優の発見がブログ執筆のきっかけに

刑事コロンボに多数出演のヴィトー・スコッティは、私のお気に入りの俳優さんの一人です。このヴィトー・スコッティという脇役俳優さんの魅力を発見できたら、刑事コロンボの世界への入口を見つけたことと同じ意味ではないかと思います。(1918年1月26日-1996年6月5日)
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ティモシー・ケリー(Timothy Carey)

いずれも、レストランのシェフや主人の役で登場。5話「ホリスター将軍のコレクション」では事件の解決のヒントになりました。38話「ルーサン警部の犯罪」では、強盗に入られた上お得意様を殺害されて大ショックでした。 
2話「死者の身代金」
5話「ホリスター将軍のコレクション」
38話「ルーサン警部の犯罪」トニーの店の主人

2話「死者の身代金」に初登場

2話「死者の身代金」に初登場する時のシェフはコロンボの大好物チリコンカンを得意料理とする「バート」でティモシー・ケリーが演じています。店名は「バーニーズ・ビーナリー」で、ビリヤード台の置いてある広いお店です。看板の形状では、ウエストハリウッドのお店と酷似していますが外観は異なり、同じ場所で改築したのか、別のお店かは不明。現在のお店にもビリヤード台が置いてあるようです。

関連記事:ティモシー・ケリーとサージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド

加筆:2024年10月3日

ディーン・ストックウェル(Dean Stockwell)

刑事コロンボ2作品に出演

12話「アリバイのダイヤル」の被害者:エリック・ワーグナー社長。あまり顔が大写しになることは少ないのですが、後述のロイド・ハリントンとは一味違う若き御曹司を演じています。
29話「歌声の消えた海」の無実の容疑者で、ピアノマンのロイド・ハリントン役は良かったです。捜査の過程でヘイドン・ダンジガーの写真を見せられ「この人が犯人ですか?」とコロンボ警部に尋ねる場面は印象に残っています。

映画「エアフォース・ワン」

ハリソンフォード主演の映画「エアフォース・ワン」にも出演しており、66話「殺意の斬れ味」で女性弁護士「トレーシー・ローズ」を演じた「ドナ・ブロック」と共演しているようです。詳しくは、後日加筆します。

加筆:2021年8月27日

ロバート カルプ

ロバート カルプ Robert Culp
[1930年8月16日 – 2010年3月24日]
4話「指輪の爪あと」探偵社社長:ブリマー
12話「アリバイのダイヤル」ゼネラル・マネージャー:ポール・ハンロン
21話「意識の下の映像」心理学者:バート・ケプル
56話「殺人講義」ジョーダン・ロウ(犯人の父親)

ロバート カルプ が毎回同じファッションをしている件

これはかなり味の良いトリビアです。ゲストコメンテーターさんが発見してくれました。ロバート カルプ が犯人役を演じた3作品ですが、何といずれも「同じ服を着ているのです」。私服とも考えられますが‥本人が希望したのか、スタイリストと相談して「いたずら心」で同じコーディネートをしたのか。濃いグリーンのジャケットは3回とも同じものです。

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ジョージ・クレーマー刑事

ブルース・カービー Bruce Kirby

コロンボ警部の良き相棒として、多数の作品に登場

刑事コロンボシリーズでは、4作品に登場。特定のレギュラー出演者を持たない本シリーズでは、準レギュラーと呼んでよいキャラクターです。コロンボ警部の補佐役として重要な役目などを任されますが、ウイルソン刑事のようには彼を尊敬しておらず、「変人」を見るような目つきの時もありますが、二人の性格の違いがかえってユーモラスに描かれています。

初登場時は「デーブ・クレーマー」

初登場となった「祝砲の挽歌」では、同僚の刑事(マイク・ラリー)から「デーブ」と呼ばれています。一般的には「ジョージ・クレーマー」が定着していて、「さらば提督」では刑事仲間から親しみを込めて「おい、ジョージ」と呼ばれていました。

新シリーズでも健在

新シリーズでは、ノンクレジット扱い(51話「だまされたコロンボ」)で再登場し、52話「完全犯罪の誤算」では、かつてのように愛すべき「クレーマー刑事」と再会できます。やはり、コロンボ警部の相棒はクレーマー刑事!ですね。

クレーマー刑事ではない!

クレーマー刑事になる前、18話「毒のある花」では、化粧品会社で働いている男:実験の残骸を燃やす役でも出演しています。また43話「秒読みの殺人」では、なぜかテレビを修理する電気屋さんの役(写真)で登場しています。

ブリンドル刑事って?

新シリーズの65話「奇妙な助っ人」では、役柄ではほぼクレーマー刑事なのに、なぜか「フィル・ブリンドル刑事」として出演しています。これは「グローバー刑事=バーノン刑事」よりも深い意図を感じます。

息子のブルーノも出演

28話「祝砲の挽歌」には息子のブルーノ・カービーもモーガン候補生の役で登場しています。カービー親子の競演というパワープレイが早くも実現しています。

*ブルース・カービーさんは、2021年1月24日に亡くなりました。95歳だったそうです。

追記:2021年1月31日