この俳優の発見がブログ執筆のきっかけに
刑事コロンボに多数出演のヴィトー・スコッティは、私のお気に入りの俳優さんの一人です。このヴィトー・スコッティという脇役俳優さんの魅力を発見できたら、刑事コロンボの世界への入口を見つけたことと同じ意味ではないかと思います。(1918年1月26日-1996年6月5日)
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筆者ぼろんこが刑事コロンボの素晴らしさを語る。コロンボ全話解説・出演者研究など。
刑事コロンボに多数出演のヴィトー・スコッティは、私のお気に入りの俳優さんの一人です。このヴィトー・スコッティという脇役俳優さんの魅力を発見できたら、刑事コロンボの世界への入口を見つけたことと同じ意味ではないかと思います。(1918年1月26日-1996年6月5日)
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イタリア製のスポーツカーです。刑事コロンボでも所有者のステータス・シンボルとして数々の作品に登場しています。
通称「フェラーリ・デイトナ」、フロリダのデイトナサーキットがその名の由来だと言われます。コロンボ作品中では8話「死の方程式」でロジャー・スタンフォードがシルバーのデイトナ(8)をカッコ良く乗ってました。7話「もう一つの鍵」では見栄っ張りのベス・チャドウィックが早速購入した青いデイトナ(7)も印象的です。
フェラーリ 330 スパイダー(屋根なしの2シ―タ―車)。LAは雨が降らない気候でして、人々は屋根なしのクルマ(オープンカー、コンバーチブル、カブリオレ、ロップヘッド、ロードスター 等々の呼び名)を好む傾向もあります。コロンボの登場人物も同様です。
17話「二つの顔」のデクスター・パリス。19話「別れのワイン」のリック・カーシーニの愛車。この2台はいずれも鮮やかなロッソ・コルサ(フェラーリのレッド)の素敵なスポーツカーです。研究によるとこの2台は同車ではないとのことですが17話・19話とほぼ連続して見ることができます。
*記事は書きかけ・研究中です。誤りや気付き等はコメント欄にお書きください。
投稿:2024年1月13日
スタッツ・ブラックホークはポンティアック・グランプリをイタリアの工房へ輸送し、職人の手作りで生産された超高級車です。エルビス・プレスリー、ポール・マッカートニー、フランク・シナトラ、サミー・デイヴィスJr、モハメド・アリ、ビリー・ジョエル、エルトン・ジョン、アル・パチーノ 等々数多くの有名人が所有したことでも知られています。
32話「忘れられたスター」のネッド・ダイヤモンドがスタッツ・ブラックホークに乗ってやってきます。ウィラー邸の窓越しに見えるアングルが最高ですね!なんとも気品のあるフロントフェイスです。
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42話「美食の報酬」のポール・ジェラードもこれに乗っています。夜のシーンで暗く数秒しか映りませんが、その勇姿はかなりカッコ良いです。その全貌はぜひネットで画像検索してみてください。
[Stutz Blackhawk]
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投稿:2024年1月13日
ロールス・ロイスとベントレーは設計を共有する姉妹車で、運転手に運転させるのがロールス・ロイス、自分で運転するのがベントレーというコンセプトの違いがあると言われます。しかしコロンボに登場するロールス・ロイスにはそのパターンは当てはまりません。
10話「黒のエチュード」のベネディクト家のロールス・ロイスは、1959年式シルバー・クラウドIIというモデルで丸目2灯のヘッドライトがエレガントな印象を出しています。
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先述のようにベントレーはオーナーが自分で運転するのがコンセプトとされるそうですが、ウィラー家では執事レイモンドが運転します。ご主人が高齢になったということもあるでしょう。
さて32話「忘れられたスター」執事レイモンドが運転するのは1955年式のベントレーSIだということです。暗くて見づらいのですが観音開きの4ドアで後部座席のドアを前から開けやすいタイプです。ボディがブルーとホワイトのツートンカラーに塗装されたり、後部にフェンダーカバーが付いていたりして特別仕様のようです。
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13話「ロンドンの傘」のサー・ロジャーのベントレーは1960年式のS2だということです。本場英国の大金持ちの老紳士に似合う車種ですね。
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68話「奪われた旋律」のフィンドレー・クロフォードが運転するベントレーはターボ・Rだということです。コロンボ警部の「のろのろ運転」にイラッと来ちゃった時の車ですね。
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投稿:2024年1月13日
メルセデス・ベンツはドイツを代表する高級車ブランドです。刑事コロンボでも多くの犯人たちが所有しています。
6話「二枚のドガの絵」のデイル・キングストンが乗るのはメルセデス・ベンツ・300B・アデナウアーです。1955年式だということで私がイメージする70年代風のメルセデス・ベンツとは異なる風貌です。
15話「溶ける糸」のバリー・メイフィールド医師もメルセデス・ベンツを所有しています。これも1968年式らしいのですが別モデルで4ドアの硬い屋根となっています。60年代後半のメルセデス・ベンツはこうした「縦並び」のヘッドライトです。
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40話「殺しの序曲」のオリバー・ブラントのメルセデス・ベンツは1974年式350SEで4ドアです。70年代のメルセデス・ベンツに乗った犯人は大金持ちという雰囲気ではありません。
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投稿:2024年4月9日
BMW(ビー・エム・ダブリュー)はドイツの高級車メーカーです。ドイツ車と言えばメルセデス・ベンツの方が格上の印象がありますが、クルマ・ファンのぼろんことしてはBMWの方が好きです。
50話「殺意のキャンバス」のマックス・バーシーニは1988年式のBMW325i・カブリオ(52a)に乗っていました。63話「4時02分の銃声」のビクトリア・チェイスは1992年式のBMW325iS・クーペに乗っていました。
また50話「殺意のキャンバス」のバーシーニ家ではBMW325i・カブリオの他に、1988年式BMW・735i(50b)や1985年式ボルボ・760(50c)も所有している(ルイーズまたはベネッサも含み)ようです。ボルボ・760は別れた妻のルイーズとバーシーニの兼用だったのかもしれません。
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投稿:2024年2月11日
ジャガーはイギリスの高級車メーカーで、刑事コロンボにも数々の名車が登場します。
日本ではジャガー・Eタイプとも呼ばれ、美しいカーブ・シルエットを持つスポーツカーです。かの有名なエンツォ・フェラーリも「世界一美しい車」と賛辞を贈りました。コロンボでは10話「黒のエチュード」のアレックス・ベネディクトの愛車(美しいシルバー)、続く11話「悪の温室」ではトニー・グッドウィンが所有し、狂言誘拐の小細工として崖から突き落とされるイエローの車体も印象的です。
45話「策謀の結末」のジョー・デブリンの愛車は、ジャガー・XK120・ロードスター(オープンカー)です。1952年式ということで1961に登場したEタイプ(上記)よりクラシック感が強いです。
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13話「ロンドンの傘」のダーク刑事部長のジャガーは1973年式のXJ6・シリーズIでした。こちらは4ドアサルーンの高級車で一般的にジャガーと聞くとこのモデルが頭に浮かびます。
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投稿:2024年1月13日
34話「仮面の男」でパトリック・マクグーハン演じるCIA幹部ネルソン・ブレナーがこの車を淡々と運転するシーンが登場し、息を呑むほどカッコ良いです。役柄上ベタベタのアメ車でも良かったという意見もありますが、私としてはシトロエンが大好きです。
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ネルソン・ブレナーのシトロエンSMは1972年製の(US仕様)で、ヘッドライトは丸目4灯。本国(フランス)仕様は角目6灯でしかも可動式だということで、さらにカッコ良いです。その全貌はぜひネットで画像検索してみてください。
[Citroen SM]
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投稿:2024年1月13日
リンカーンは自動車メーカーフォード・モーターの高級ブランドでです。大型ボディのアメ車でコロンボの歴代の犯人たちからも愛されました。
2話「死者の身代金」では夫婦揃ってリンカーン・コンチネンタルで、ここまでは仲が良かったのか?とも思わせます。妻のレスリー・ウィリアムズは1965年式74A(2a)、夫のポール・ウィリアムズは1971年式53A(2b)です。
妻のリンカーン(ホワイト)は観音開きの4ドアでしかもコンバーチブル。ケネディ大統領が暗殺された時のオープンカーによく似たモデルです。夫のリンカーン・コンチネンタルはリトラクタブル式のヘッドライト(2c)に進化したモデルです。
(2c)は夜間ポール・ウィリアムズのリンカーン・コンチネンタル53A(1971年式)を運転するレスリー、(6)は昼間に同モデルの車を運転する6話「二枚のドガの絵」のエドナ・マシューズで、ヘッドライトが格納された様子が良くわかります。ナンバーこそ違いますが同車かもな〜なんて夢も広がりますね。二人とも小柄なので車が一段と巨大に感じます。
リムジンとは後部座席の部分を延長した大型の乗用車を指します。お抱えの運転手を用い、広々の後部座席にお金持ちや要人が乗るというスタイルです。8話「死の方程式」のバックナー社長のリンカーン・コンチネンタル・エグゼクティブ・リムジン。この車体は爆破されるハメになります。
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時は過ぎ刑事コロンボ新シリーズに話題を移しましょう。47話「狂ったシナリオ」でスクリーン業界の大物モロスコや、65話「奇妙な助っ人」のマフィア、ビンチェンンゾ・フォテーリが乗るのはリンカーン・タウン・カー・ストレッチト・リムジン。もともと大型である車両を専門の業者がさらに長く伸ばしたリムジンです。
51話「だまされたコロンボ」ではバチェラーズ・ワールドのリムジン・カーそのものがストーリー展開において重要な役割を果たしていました。外観にピラー(窓の柱)を感じさせないすっきりしたデザインになっています。
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投稿:2024年1月13日
キャデラックはリンカーンに次いで刑事コロンボに多く登場するアメ車ブランドのひとつです。
35話「闘牛士の栄光」のルイス・モントーヤが所有するクラシックカー「キャデラック・シリーズ・355」は1930年代前半に作られました。ですので運転するのも楽ではないようです。セカンドカーとして運転しやすい「フォードLTD」も所有しています。
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4話「指輪の爪あと」のブリマーのキャデラック・フリートウッド・エルドラドは1971年式の2ドアクーペです。リアのフェンダーにカバーはありません。後にこの車の調子が悪くなったことで、ブリマーの犯行が明らかになるわけです。
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9話「パイルD-3の壁」のウィリアムソンも1971年式のキャデラック・フリートウッド・エルドラド。気性の荒いウィリアムソンはタイヤを鳴らしながらロス市内を爆走(9a)していました。何となく顔つき(9b)まで威圧的に見えてきますね。
キャデラック・フリートウッド75は当時市販されていた乗用車では最大級のサイズを誇る高級サルーンです。
19話「別れのワイン」でエイドリアンのワイン仲間のステイン氏のキャデラック・フリートウッド75。4ドアの大型サルーンで後部座席がかなりゆったり座れる設計になっている感じです。
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33話「ハッサン・サラーの反逆」のLA総領事館の公用車。45話「策謀の結末」のオコンネル社長のお車。どちらもキャデラック・フリートウッド75で、後部座席にVIPを乗せ専用の運転士がハンドルを握ります。
キャデラック・ドゥビル。かつてな「デビル」とも表記されていましたが、悪魔を連想させることから「ドゥビル」が呼称となりました。
18話「毒のある花」のビベカ・スコットは1970式のキャデラック・ドゥビル・コンバーチブル。この車を自分で運転しビューティ・マーク社に出社しているようです。一方22話「第三の終章」のライリー・グリーンリーフは1969式のキャデラック・ドゥビル・コンバーチブル。凶器の保管場所やグリーンリーフのアリバイ工作などに重要な役割を果たします。
46話「汚れた超能力」のCIAハロー氏を乗せるのはは1984年式のキャデラック・セダン・ストレッチド・リムジンです。
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投稿:2024年1月13日
シボレーはアメリカのデトロイトに本拠を構える世界最大の自動車メーカー、ゼネラル・モーターズの車種ブランドです。刑事コロンボでは裕福な犯人たちがこのシボレーを愛車にすることは少ないようですが、さまざまなシーンで登場するので、記事を書きました。
20話「野望の果て」のハリー・ストーンは1973年式のシボレー・インパラに乗っていました。しかしこの時運転していたのはのネルソン・ヘイワードです。本当のネルソン・ヘイワードの車は「クライスラー・ニュー・ヨーカー」です。
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31話「5時30分の目撃者」のアニタ・ボーデン博士はシボレー・モンテカルロ。華奢な女性にしてはゴツいアメ車にお乗りです。コロンボ警部のプジョー(31a奥)や、同僚のコリアー博士のメルセデス・ベンツ(31b手前)と比較すると、その車体サイズがわかります。
14話「偶像のレクイエム」のノーラ・チャンドラーは、犯行の時に自分のリンカーンは使いませんでした、最初の犯行時は1972年式のシボレー・シビル・マリブ(Chevrolet Chevelle Malibu)。2回目の犯行(殺人未遂)の時は丸目4灯の1972年式ダッジ・コロネット(Dodge Coronet)です。
56話「殺人講義」のラスク教授が乗っていたのは1979年式のシボレー・マリブ。ラストの再現シーンも同車です。
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44話「攻撃命令」のコーコラン調教師は1971年式のSUVシボレー・ブレイザー。車に犬を乗せたいのでこのタイプ(スポーツ用多目的車)になります。
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26話「自縛の紐」のバディ・キャッスルは1974年式のシボレー・コルベット・スティングレー。これ子供の頃にプラモデルを作ったことがあります。カッコいいです。また31話「5時30分の目撃者」のカール・ドナーの別荘には1959年式のシボレー・コルベットC1が停まってました。
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投稿:2024年1月13日
クライスラー・インペリアル(帝国・皇帝などの意)とは、クライスラーの独立した高級自動車ブランドだということです。刑事コロンボの主要人物の愛車としては第1話のみに登場しますので、特別感があります。直線的なボディラインが精悍さを際立たせています。1話「殺人処方箋」のラストシーン少し前で、レイ・フレミングはこの車でジョーン・ハドソン邸に駆けつけました。コンバーチブルの屋根を開け放して(1a)ぶっ飛ばしていまして、一刻を争う場面にしてはわざわざ屋根を開けてから走ったわけです笑。それにしてもダンディなレイ・フレミングによく似合う愛車ですね(1b)。
20話「「野望の果て」のネルソン・ヘイワードは1973年式のクライスラー・ニューヨーカーの4ドア・ハードトップ車に乗っていました。しかしこの時運転していたのは選挙参謀のハリー・ストーンです。本当のハリー・ストーンの車は 「シボレー・インパラ」です。
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49話「迷子の兵隊」のジェニー・パジェットは1897年式のクライスラー・レバロン・コンバーチブルに乗っていました。
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投稿:2024年1月13日
61話「「死者のギャンブル」のハロルド・マッケインが乗っていたのは1972年式ビュイック・スカイラーク・カスタム・コンバーチブルです。
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投稿:2024年1月13日
33話「ハッサン・サラーの反逆」のロッホマン・ハビブが総領事館をブッチギリ爆走した車は、1968年式のダッジ・ポラーラです。
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38話「ルーサン警部の犯罪」のウォード・ファウラーが犯行時に使用したのは1975年式のダッジ・ダート・カスタムです。私の考えではこの犯行用に準備したレンタカーです。
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投稿:2024年1月13日
1話「殺人処方箋」のジョーン・ハドソンは1967年式フォード・フェアレーン500に乗っていました。5話「ホリスター将軍のコレクションのダットン大佐は1971年式のフォード・LTDです。
28話「祝砲の挽歌」のウィリアム・ヘインズが乗っていたのが1974年式のフォード・サンダーバードです。
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35話「闘牛士の栄光」のルイス・モントーヤのセカンドカーは1972年式フォードLTD。劇中でハードトップと呼ばれていた車です。モントーヤはもう一台クラシックカー「キャデラック・シリーズ・355」も所有しています。
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54話「華麗なる罠」のアダム・エヴァンスが乗っていた赤いスポーツカーは1965年式のフォード・マスタング・コンバーチブルです。ケイ・フリーストンの車とは違いビンテージのオープンカーです。
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投稿:2024年1月13日